膝の外側の痛みについて!原因や症状、診断方法と治療方法を紹介!

膝の外側の痛みに悩まされていませんか?走っている時や、階段の上り下りをしている最中に痛みを感じた時は注意が必要です!

膝の外側の痛みを感じる際の原因はいくつか存在し、それを知らずに放っておくと取り返しの付かない事態に成り兼ねません。症状の悪化を招かない為にも、正確な知識を身につけて、早期発見・治療を行いましょう。

今回は、膝の外側の痛みに関連する二つの病気と、その診断・治療法についてご紹介します。

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膝の外側の痛みの原因

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膝の外側に痛みを感じる人の多くは、膝の外側の出っ張った部分を押すと痛みを感じる場合が多いです。私生活においては、歩き始めの屈伸時や、高低差のある場所を歩行した際に痛みを感じます。

基本的な原因は、重心が外側の一部に集中することで負担がかかり、炎症を起こす為です。日々の運動量が多い方や、生まれつき脚の重心のバランスが悪い人に起こりやすい症状です。

痛みの原因となる脚の形

脚の形がX脚の人は、左右の重心がアンバランスとなる為、痛みの原因を産みやすいです。膝の中心より外側で起こる痛みは、X脚の不安定な重心に衝撃が加わって発生します。

腓骨小頭部と呼ばれる膝の外側の下の骨の出っ張り部分に感じる痛みは、浮き指による膝のねじれが負荷をかけることによって発生します。どちらも、浮き指などからの脚のねじれが繰り返されることが痛みの原因となっています。

痛みの原因となる運動

マラソン・ランニングなどの長時間の歩行を有する運動は、脚に負担がかかりやすいために痛みの原因となる場合があります。

また、卓球・テニス・野球などは横方向への体のひねりが多いスポーツを続けている人は、痛みを感じることがあります。特に、X脚の方は左右の重心がアンバランスなために、過剰な膝のねじれが影響で痛みを抱えやすいです。

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膝の外側の痛みによる代表的な病気

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膝の外側の痛みを、総称して膝外側部痛と呼びます。膝外側部痛を伴う疾患は基本的に2種類存在し、それぞれ原因が異なります。

腸脛靱帯炎

膝関節の外側の部位に痛みを感じる場合は腸脛靱帯炎の可能性があります。腸脛靱帯炎はランナーズニー(ランナー膝)とも呼ばれ、その名の通り、ランナーがかかることの多い疾患です。激しい連続的な運動により、関節が摩擦を起こし、炎症による痛みを伴います。

初期の段階においては、膝の外側に軋むような違和感や痛みを感じます。運動している最中に痛みを感じることは少なく、運動後に痛みが現れます。症状が進行するに連れて、痛みは大きくなり、慢性的な痛みへの進化していきます。重度になると、歩行が困難となるケースもあるそうです。

腓骨小頭部の痛み

腓骨小頭部とは、膝の外側の下の出っ張っている骨の部分のことです。この部分が痛む場合の症状には病名がありません。これは、X脚による膝関節のねじれが原因で発症するものがほとんどです。

X脚の方が、テニス・野球などのねじれを繰り返す運動・スポーツをした場合、発症のリスクは高まります。浮き指の方や外反母趾の方は、X脚になりやすい為、特に注意が必要です。
(※浮き指、外反母趾については後ほどご紹介します)

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膝の痛みの3つの診断方法

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膝の痛みに関する基本的な診断方法は問診・視診・触診の三つです。この診断方法によって、膝の痛みを原因を追究し、処方などを行います。

痛みを感じる部位や、いつから痛みを感じるようになった等の情報を、あらかじめ自分の中でまとめておくことも必要です。

問診による診断

医師が患者に対して、様々な質問をすることによって、その原因を予測する診断方法です。医師と症状について直接的な相談が出来るために、信頼関係を築くことが出来ます。

問診には時間がかかる場合が多く、診断を受ける側も事前準備が必要です。痛みを感じた時期や部位など、あらかじめまとめておくと出来るだけスムーズな診断を受けることができます。

視診による診断

患者が痛みを感じている箇所、その周辺を、目で見て診断する方法です。O脚やX脚など、脚の変形がないかどうか等を確認します。皮膚が腫れていないか、膝付近の皮膚に赤みがないか、筋肉が細くなったりしていないか等を総合的に判断し、診断を行います。

視診による診断の場合、その特性上、痛みを感じる場所は患者による申告が基本となります。痛みを感じる部位や、少しでも違和感を感じる部位がある場合は、もれなく医師に伝えることが大切です。

触診による診断

膝の痛みに際しては、触診による診断が行われる場合がほとんどです。触診は、実際に患部を触って、患者の反応を見て診断する方法です。膝の各部位を指で押した場合に痛みがないかどうか、熱や腫れを伴ってないかなどを総合的に見て診断を行います。

特に、膝の痛みに関しては、硬い骨や骨腫瘍しか写らない為に、X線で確認出来ない場合がほとんどです。X線で確認できなかった場合に、触診を行う場合があります。

より詳しい検査を必要とする場合

問診、視診、触診等の基本的な診断方法で、原因の特定が難しい場合、より詳しい検査が必要です。その場合は、関節液検査などによる診断が行われます。

関節液検査は、関節内に少量存在する関節液と呼ばれる液体によって診断する方法です。膝に炎症・内出血等が起こっている場合は、関節液の色や成分に異常が見られる為、その原因や病名を特定する参考材料となります。変形性膝関節症や関節リウマチ、痛風などの検査に多く用いられる方法でもあります。

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膝の外側の痛みの治療方法

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治療に関しては、症状の原因を知ることから始めなければいけません。根本的な痛みの原因を探り、正しい治療方法を行なわない限り、症状が再発する危険性もあります。治療方法ではありませんが、自分の足のサイズに合った適切な靴選びや、運動後の患部のアイシングなども大切です。

膝の外側が痛みは、腸脛靱帯炎による痛みと、腓骨小頭部の痛みに分けられますので、それぞれの治療方法についてご紹介致します。

腸脛靱帯炎の治療方法

腸脛靱帯炎は、ランナーズニーという別称の通り、ランナーの悩みの種でもあります。治療に際しては、炎症が起きているその原因の根本的な解決を行わなければなりません。

ランニング量を減らしたり、アイシングを行ったりすることは対処法に過ぎず、根本的な解決には繋がりません。治療は、足の変形をインソールなどで矯正したり、テーピングを行い、骨の形を矯正することから始まります。

自然治癒力の働く環境を作り、根本から改善しなければならないのです。腸脛靱帯炎は症状の特性上、再発するケースが多い病気でもあります。また、医師による見解の違いから、治療方法も様々ですので、医師との充分な相談の上、治療を行うことが大切です。

腓骨小頭部の痛みの治療方法

腓骨小頭部(膝の外側の下の出っ張っている骨の部分)の痛みには病名がありません。その為、医師によって治療方法が異なる場合があります。

基本的に、X脚の発症しやすい症状の為、それを矯正する治療が行われます。厚紙を膝の外側にあて、テーピングでの固定を行い、身体の土台とも言える足裏のバランスを整え、膝への負担軽減を行います。

通常、最長でも2週間ほどで痛みが引く場合が多いようです。しかし、サイズが合っていない靴をはいたりすると、靴の中で足が滑り、膝のねじれを作る原因となるので注意が必要です。

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膝の外側が痛みの原因を作る他の症状

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X脚の方は、特に膝の外側に痛みを抱えやすいとされています。体重が膝の外側にかかり、、膝に「ねじれ」が生じるためです。そんなX脚になりやすい、2つの症状についてご紹介致します。

膝の外側が痛みを作る浮き指

浮き指とは、重心がかかとにかかり、足の指が地面から浮いている状態のことをいいます。足が地面に付けられない為、重心が不安定となり、膝がねじれてX脚を誘発します。痛みを伴う症状ではないので、自覚が無い場合がほとんどです。

浮き指の原因は、サイズが適切でない靴をはいた場合や、運動不足などの生活習慣によるものが多いです。サイズの合わない靴は、指の形を変形させたり、靴の中で遊びを作ってしまうために、重心が不安定となり、その結果、浮き指となってしまうのです。運動不足は、足指の筋力の低下を招き、浮き指の原因を作ります。

また、男性よりも女性に多く、3人に1人の女性が浮き指とまで言われています。つまり、3人に1人がX脚になっている危険性があるということです。女性の方は、特に注意が必要です。

膝の外側の痛みを作る外反母趾

外反母趾(がいはんぼし)とは、足の親指が小指の方向に曲がっていく症状のことを指します。近年、外反母趾の患者は激増していて、女性の3人に1人は外反母趾とされていて、その原因の多くはハイヒールによるものです。ハイヒールをはくと、足指を動かして歩行することが出来ず、重心が不安定な為に外反母趾となります。

サイズの合ってない靴や、ハイヒールをはくことが主な原因とされていますが、普段の歩き方に誘因することもあります。体の重心が後ろに片寄っていて、足指に体重がかかっていない歩き方は外反母趾を招きます。女性だけでなく、男性も発症する危険性のある症状ですので、注意が必要です。

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まとめ

膝の外側の痛みは腸脛靱帯炎(ランナーズニー)の可能性があります。その原因を把握し、正しい治療を行わないと再発するリスクの高い病気です。

膝の外側の痛みは、X脚を誘因とする場合も多く、膝のねじれにより膝に負荷がかかります。特に、女性の方はX脚を誘発させる、浮き指・外反母趾になっている場合が多い為に注意が必要です。

腸脛靱帯炎、腓骨小頭部の痛み、どちらの症状も放っておくと症状を悪化させる可能性があります。しかし、その反面、正しい知識を身につけ、治療を行えば確実に治る病気とも言えます。取り返しの付かない事態になる前に、出来るだけ早く診察を受けることが重要です。

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