距離を置く期間はどのくらいがいい?別れるとの違いや、距離を置くときの注意点を紹介!

あなたが誰かと付き合っているとき、「距離を置きたいな」と感じたことはありませんか。もしくは「距離を置いて欲しい」と言われたことはありませんか。距離を置くということはそのカップルの関係が不安定な状態で、別れるかもしれないという意味になります。

そんなとき、「どれくらい冷却期間を設ければいいのか。」「距離を置いている間距離を置いても良いのか。」など気になる人も多いのではないでしょうか。

今回は「距離を置く」こと自体の意味やどういったときにしたほうがいいかなどをご説明していきます。

「距離を置く」とはどういうこと?別れることと何が違うの?

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「距離を置く」というのはその言葉通り、付き合っている相手から少し離れて関わりを持たないことです。別れたいと思っているときや、今後の人生やこのまま交際を続けていてもいいのかなどを考える期間として使われることが多いようです。

では距離を置くことと、別れることは何が違うのでしょうか。

①距離を置くだけであれば、関係性は変わらない

距離を置くことと別れることの決定的な違いは恋人であるか否かです。距離を置くことだけであれば、連絡したり会うという頻度が減ってしまうだけで、一応関係は恋人同士と言う事になります。

距離を置いてから1ヶ月、2ヶ月連絡していない、会っていないからといって、別れたわけでは無いのです。

距離を置いている間に他の異性のことが好きになってしまい、付き合うことになったら二股をかけることになってしまいます。気持ちが揺れているだけあっても浮気だと思う相手もいるでしょう。

距離を置いている状態は、まだ付き合っている状態と言えるため、新しい出会いを求めたり、他の人に恋をすると言う事は相手への裏切り行為と言えるでしょう。

②関係の改善を図りたいか、終わりにしてしまうか

距離を置いたカップルは距離を置くまでに原因や理由というものがあります。例えば、「喧嘩ばかりしているから」「恋愛感情が薄れてきたから」「お互い仕事が忙しくなかなか会う機会が無いから」など理由は人それぞれですが、ほとんどの場合今後このまま付き合いを続けても大丈夫なのかという疑問が根底に潜んでいるように思えます。

ただし、この場合距離を置くことで、問題を解決していきたいという気持ちがあります。離れることで、考える時間を持つことができ、どうやったら関係改善を図ることができるのか考えたり、離れてみてから相手への感謝や気持ちが再確認することができます。

存在が大きければ大きいほどそのような気持ちになることが多いでしょう。

逆に別れてしまうことは恋人同士でいることのメリットを感じなくなったり、相手への不満をどうしても解消することができず、関係性が無くなってしまうことをいいます。

これからも相手と一緒にいたいという気持ちが少しでもある場合は「距離を置く」という選択をする人が多い様に感じます。

③気持ちがすれ違っている

相手から愛情を感じない、自分は相手のことが好きなのに、相手からは愛されていると感じないと思ったときに「距離を置く」という選択をするという人がいるようです。

相手に自分の気持ちを分かって欲しいと期待して、別れるのは時期尚早だと思っている人は別れる決断をする前に距離を置くという方法を選択します。

大体の場合、相手に対して不満があっても、「好き」という感情が勝っていれば「距離を置く」という選択にはならないでしょう。

別れるということは、相手への気持ちをすべて消し去ってしまわなければいけないため、自分にとっても心理的につらくなってくるはずです。

別れるということはすでに自分の感情の中に「好き」という感情が残っていないことがほとんどなのです。

【冷却期間に相手にしてほしくない、すべきでないと考えていること】

この冷却期間に「恋人にしてほしくない(するべきでない)」こと男女別である程度違うようです。つまりこれをしたら冷却期間にならない、むしろ関係が悪化する可能性があるということです。

【男性】
第1位 家に遊びに来る(25.4%)
第2位 SNSで「いいね!」などを送る(22.7%)
同率2位 友達に自分の近況を聞かれる(22.7%)
第4位 「会いたい」と言う(21.5%)
第5位 メールで連絡(16.6%)
(※1)有効回答数188件。複数回答式、6位以下省略・その他除く
【女性】
第1位 家に遊びに来る(43.1%)
第2位 「会いたい」と言う(36.2%)
第3位 SNSで「いいね!」などを送る(31.4%)
第4位 電話で連絡(29.3%)
第5位 友達に自分の近況を聞かれる(27.7%)
(※2)有効回答数209件。複数回答式、6位以下省略・その他除く

出典:マイナビウーマン

冷却期間中は「家に遊びに来る」ということをすべきでないと考える男女が多いです。やはり家に踏みいれるということは関係が深いということの表れだといえるでしょう。

関係をもたないで考えるために距離を置いたのに関係を持とうとするな、自分のことはほっといてほしいということだと言う事が言えるでしょう。

どれくらい冷却期間をおいたほうがいいのか

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距離を置いたけど、いつまで続ければいいのか、復縁したいと思っているけどどれくらいすればいいのか悩む事でしょう。

これは男性と女性で冷却期間が異なります。また、付き合った期間が長くても変わってきます。

①男性から切り出した場合

男性が切り出した場合は3ヶ月から半年ぐらいが目安です。男性は過去にあった悪い感情を忘れやすいです。だからイライラしたり相手に対する悪い感情が比較的早く消えていきます。

また、今まで付き合って生きた女性との思い出も美化されやすく、嫌いになって別れたと言う事がほとんどないため、冷却期間を置くことで、好きだった気持ちは残しつつ、悪い感情や嫌なことを忘れることができます。

②女性から切り出した場合

女性から切り出した場合は半年から1年くらいが目安です。男性よりも女性のほうが、悪い感情を忘れることができないため、冷却期間も長くなります。

できれば、冷却期間中に男性が生まれ変わったぐらい別の人間になっていることが望ましいでしょう。女性から距離を置くことを切り出された場合は男性が変わる努力をしないと、この先復縁することは難しいと言えるでしょう。

③付き合った期間が長い場合

付き合った期間が長ければ長いほど、さらに長い冷却期間を置いたほうが良いです。目安としては2年以上の付き合いの場合は1年増えるごとに1ヶ月長くしましょう。

付き合った期間が長ければ長いほど、お互いに対する悪い印象はなかなか消えないものなので、なるべく時間を置いたほうが良いでしょう。それでも一緒にいたいと思ったときは復縁をするといいですし、冷却期間から再び一緒になることができればより深い絆で結ばれるでしょう。

どんな時に距離を置いたほうが良い?

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付き合っている間に「距離を置こうかな」と悩むこともあるでしょう。距離を置くと自然消滅してしまわないか、距離を置くことで恋愛感情がなくなってしまわないか不安に感じる人もいるでしょう。

しかし、関係性によっては距離を置いた方がいい場合もあるようです。ここでは距離を置いたほうが良い関係性をご紹介していきます。

①相手の嫌なところばかりに目がいくようになったとき

付き合ったばかりのころは、相手の良いところがどんどんとわかり、幸せの絶頂になっているでしょう。しかしそのラブラブな時期は長くは続きません。

一緒にいればいいほど、今度は相手の嫌な部分がどんどんと目立っていきます。その嫌な部分が目立って、好きなところがわからなくなったり、嫌な部分が許せなくなってしまったときはもう危険な状態となっていると言えます。そのまま一緒にい続けると喧嘩別れをしたり、良い別れ方をすることができないと言えます。

そんな時は距離を置いて相手と離れるのが一番です。相手の嫌なところを見ないようにすることで、イライラすることがなくなり、今後どうするか冷静に判断することができます。冷静になって考えることで、相手の好きなところや良いところを再認識して、復縁したいと感じることができるかもしれません。また、いきなり距離を置くのではなく嫌なところについて話すことで、相手はそのことについて反省して、改善しようと努力してくれると再構築することができそう。

思っていることは相手に伝えないとわかりません。ただイライラしてしまうだけでは相手を困惑するだけです。また、あなたがイライラしているように、相手もあなたの嫌なところに対してイライラしている可能性があるため、そういったことも聞いて、あれば改善していくことで、お互い成長することができるし、より絆も深くなるでしょう。

②ひどいことを言ってしまうことが増えた

付き合いたてのときは幸せいっぱいで、優しく相手に気を使っていたものですが、長く一緒にいるだけだんだん気を使うという気持ちも少なくなってきて、喧嘩したりしたときにひどいことを言ってしまったということもあるのではないでしょうか。しかもそれが多くなれば多くなるほど状況は悪化し、相手に言葉で傷つけてしまいかねません。そんなことになって関係が修復できなくなる前に一度距離を取りましょう。

自分自身を見つめなおして、相手に対してどんなにひどいことを言ったか振り返り、反省することができます。もし、相手から一方的に暴言を受けている状態であれば、相手にそのことが原因で距離を置きたいということを伝え、相手に考える時間を与えましょう。

反省をして暴言をはくことを止めるようお互いに努力をすることで、お互い相手に対して優しく接することができるようになれるでしょう。

③DVを受けるようになってきたとき

先ほどいった暴言もひどいことですが、それよりも最悪な状態で今すぐにでも離れたほうが良いのがDV、つまり暴力を受けるようになったときです。

暴力は本当に危険です。怪我をしたり、最悪命にかかわるようなひどい状況になりかねません。しかも一緒にいることで「相手に嫌われればもっと暴力を振るわれるから、言う通りにしないと」とどんどん洗脳されていきます。暴力を受けることで心も体も傷ついていきます。このまま最悪な事態にならないようにするためにもすぐにでも距離を取りましょう。

ただ、暴力はかなり深刻な問題で、トラウマとして残ってしまいますし、暴力を一度でも振るったことがある人は繰り返す可能性が高いです。一度離れて復縁したけど、また暴力をふるわれるようになったという人も少なくありません。そのため、限界を感じた場合はすぐにお別れをするという選択をするのも正しいと言えるでしょう。

④嘘をつくようになってきたとき

相手が嘘をつくようになってきた、また、自分が相手に嘘をつくことが多くなってきたという場合、距離を置いたほうが良いと言えます。

嘘をつかれるととても傷つきますし、相手のことを信頼できなくなってしまいます。もし、誕生日などでサプライズをしたくて、嘘をつくというのなら後でわかることですし問題ないのですが、別の異性と会ったのに嘘をついて隠しているなどは問題です。

さらに嘘をつくのが多い人は、相手が嘘であると気づいていること自体に気づかず、嘘をつき続けてしまうことが多いため、嘘をつかれたほうは余計に傷ついてしまいます。嘘をついたことを反省する時間を与えるために距離を置くことをお勧めします。

ただし、距離を置くときにはしっかりと「自分はあなたの嘘に気づいています。」ということを相手に伝えてから距離を置きましょう。嘘をついている人は相手が気づいていることに気づいていないので、なんで距離を置かれたのかがわからない可能性があります。

⑤感謝や謝罪することがなくなってきたとき

付き合い始めの頃はなにかしてもらったときは「ありがとう」、迷惑をかけたり悲しい思いをさせたら「ごめんなさい」と謝っていたかもしれませんが、長く付き合い続ければ、何かしてもらう事や許してもらうこと自体が当たり前となってしまい、感謝や謝罪の言葉が少なくなっていきます。

信頼しているから言わないと思っているかもしれませんが、「親しき仲にも礼儀あり」というようにどんなに信頼できる仲であっても感謝や謝罪の気持ちを言葉で表すことは基本中の基本です。感謝や謝罪をしなくなると、気遣いをすることも少なくなってしまうため、こういった場合も距離を置いたほうが良いと言えます。

そうすることで、相手の存在の大きさや気持ちを改めて確認することができますし、初心に帰ることができるでしょう。

距離を置く際の注意点

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距離を置くかやめておくかはなかなか悩ましい問題です。決断をすることができずに不満を持ったまま付き合って毛kkyく解決することができずに別れてしまうパターンもあります。

ここでは距離を置く際の注意点をご紹介します。

①相手と別れることが本当に良いことなのか考える

距離を置くかどうか迷ったらまずは相手と別れることが本当にいいことであるのか考えましょう。つまり、相手と別れることにメリットがあるのか考えるのです。

相手と離れることがメリットになるのか、それともデメリットになるのか考えることで、相手の存在価値を認識することができます。

そうすれば、本当に距離を置くべき相手なのかがわかるはずです。その場の感情で突発的に決めてしまうのではなく、今後のことも考えて決めることが大切なのです。

②お互い愛情がなくなってしまったかを考える

距離を置く前に本当に愛情がなくなってしまったのか考えましょう。やはりあなたも相手も他人のため、お互いに不満が生まれることもあるでしょう。

そうなると距離を置きたいと思いがちになりますが、その不満ばかり考えて、自分や相手の気持ちが隠れてしまっています。自分や相手の気持ちが本当はどうなのか、「好き」という気持ちが枯渇していないか考えることで、距離を置くか、そのまま一緒にいるか考えるきっかけになるのではないでしょうか。

距離を置いてあとで後悔することが無いように、本当に距離を置くべきか、好きという気持ちがもうないのかを考えましょう。

③別れることで周囲の人に迷惑をかけないか

共通の友人が多かったり、家族ぐるみで付き合いをしているなど、付き合い方にさまざまな人がかかわっている場合、距離を置いたり別れることで、周囲の人に迷惑がかかってしまいます。

二人が別れてしまった場合、周囲の人達との交流がなくなってしまうことも多いです。最悪の場合、険悪な状態になりかねません。そのため、もし距離を置くか迷ったときは周囲の人達のことも考えるといいでしょう。もちろん2人の気持ちが一番大切なので、自分の気持ちを押し殺してまで周囲に合わせる必要はありません。

もし距離を置いたり、別れることになった場合は円滑に別れられるようにベストな方法を考えると良いでしょう。ベストな方法は別れたときにどちらが原因なのかという問題にならないような別れ方です。どちらかに原因があるとなってしまうと、周囲の人達がどちらの味方になることで、分裂してしまいかねないためです。

まとめ

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距離を置きたいと言う事は、2人の今後についての大事な分岐点と言えます。距離を置くことで上手くいくこともありますし、結果的に別れてしまうことになるかもしれません。

そのため、もし距離を置きたいと思ったらよく考えてから距離を置くようにしましょう。ただし、暴言やDVがひどい場合は早く離れたほうがいいでしょう。

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