白板症ってどんな病気?症状や原因、治療法を知ろう!癌になる恐れも?

口の中が白っぽく見えることってありませんか?たとえば口内炎ができていたら、そのように見えることがあるかも知れません。口内炎はまったく珍しいものではありませんから、大して気にもせず放置してしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、口内炎にも似た疾患に「白板症」というものがあります。やはり口の中が白っぽく変色するのですが、この白板症は放っておくとがん化することもある、恐ろしい疾患です。

では、放置してがん化させないために、口内炎と見分けるために、一体どうしたらよいのでしょうか?詳しい病状や治療法などについてご紹介します。

白板症とは

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白板症というのは、その名前からも想像できるように、板状や斑状の病変のことを言います。粘膜表面が盛り上がって白っぽくなり、こすっても取れないのが特徴です。また、発症率としては女性よりも男性の方が高く、その割合は女性の2倍に上ると言われています。

年齢とすると50~70代に多く見られ、部位としては頬粘膜や歯肉、舌表面などに多く見られ、口腔粘膜に発生するのが特徴です。白板症は放っておいても治らず、がん化することが心配される疾患なので、気づいたら早めに医療機関を受診しましょう。

また、自覚症状が出にくいのも特徴です。

白板症の原因は?

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白板症の原因は明らかになっていませんが、誘因として考えられているものはいくつかあります。

白板症の誘因

  • タバコ
  • 刺激性食物
  • 入れ歯や金属の詰め物

これは、局所に継続的に化学的・物理的な刺激が加えられることが誘因と考えられているためです。このほかにも、

  • カンジダ感染
  • 噛み傷
  • エストロゲン・ビタミンA、Bの欠乏
  • 高コレステリン血症

なども考えられており、中でもカンジダ感染は注目を集めています。

カンジダ感染とは

カンジダ感染はカンジダ菌によって引き起こされる感染症で、表在性と深在性カンジダ症に分類されています。表在性はその名の通り、皮膚や粘膜など、体の表面を侵すもの、深在性は気管支や肺、尿路など、深いところにある臓器を侵すものです。

カンジダ感染症が白板症の誘因として考えられている理由は、カンジダ症の1つに口腔内白板症があるためです。口腔内にできる白板症のうち、実に6.8%~54.2%はカンジダ感染症だといわれているのです。

白板症の症状

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白板症になると、その名の通り、粘膜が白っぽく変化してきます。指でこすっても取れないのが特徴なので、このような症状があったら白板症を疑いましょう。

では、詳しい症状についてご紹介します。

粘膜が白っぽくなる

白板症という名前の通り、白板症の特徴として、淡い白色や褐色を帯びた白斑が現れます。この範囲は非常に狭い場合から、広範囲に及ぶ場合もあります。白斑と正常範囲との境についても、あいまいで分かりにくいものから、境界が盛り上がるなどして明確に分かる場合まで様々で、一概には言えません。

また、表面が平らなもの・凹凸のあるもの・しわのできているもの・一部が赤くなっているものなど、見た目にも違いがあり、白板症とは言っても、必ずしも白色とは限らないようです。特に、白っぽいだけなら痛みは出ませんが、紅斑が出ている場合には痛みが出る場合もあります。

口内炎との違いは?

白板症は、粘膜の一部が白く変色するだけで自覚症状が出ないことがほとんどのため、口内炎と勘違いされることが多く、放置されてしまいがちですが、口内炎とは明確に違います。見分ける方法としては、口内炎は1~2週間で治りますが、白板症の場合は徐々にその範囲が広がっていく点です。

  • 粘膜の一部が白くなってこすっても取れない
  • 徐々に範囲が広がる
  • 1~2週間経っても治らない

などの症状がある場合には、白板症を疑いましょう。また、白板症には自覚症状のないものがほとんどですが、口の中の粘膜に痛みがあったり、ヒリヒリするなどの違和感を覚える場合には注意が必要です。

がんになるリスクが高い

特に、白板症と紅板症(こうばんしょう)は前がん病変と言われ、がんになるリスクが正常な部分よりも高いと言われています。

白板症患者の5~20%、紅板症患者の50%もの人が将来的に口腔がんになることも言われ、注意喚起がされています。なお、一口に口腔がんと言っても、がんができる部位によって、舌癌・口底がん・歯肉がんなどに分類されます。口腔がんは体にできるがんの1~3%を占めており、近年増加傾向にあります。

白板症と似ている症状として、舌癌の初期には、歯とこすれ合う部分が白く変色することがあるようです。痛みもしこりもないため分かりにくいので、気になる症状がある場合には、早めに医療機関を受診することをオススメします。

紅板症とは

白板症との違いは?

白板症と名前が似ていますが、紅板症はその性質がまったく違います。白板症の場合、粘膜が厚くなることにより、他の個所よりも白っぽく見えますが、紅板症はその名の通り、赤みを帯びて見えます。

これは、粘膜が他よりも薄くなるためで、病変はビロード状になるため、一目でそれと分かります。表面はつるっとしていて、場合によっては高く盛り上がったり、潰瘍ができていることもあるようですね。他の場所よりも粘膜が薄くなっているため、刺激痛が現れます。自覚症状の少ない白板症とは、この点でも大きく異なります。

白板症よりもがん化しやすい

また、すでにお話しした通り、紅板症はがん化する確率が高く、検査をした時点ですでに上皮内がんを患っていることもあるようです。

紅板症の場合、がん化する確率が高いため、病変を切除することによって治療を行います。しかし、再発率が高いため、外科手術によって取り除いても油断せず、経過観察が必要となります。刺激痛もありますし、白板症と同様に口内炎と勘違いされやすいために放置されがちですが、早めにきちんと対処することが大切なのですね。

紅板症であると判断するためには、口内炎やカンジダ症による赤色病変、外傷性紅斑、血管腫など、他の疾患との区別が重要で、がん化させる前に対処することが最重要となります。

白板症の種類

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白板症は口の中にできることが多いですが、時に声帯にできることもあります。

白板症の大半を占める「口腔白板症」と合わせて、その特徴をご紹介します。

声帯白板症

声帯白板症は、その名の通り声帯にできた白板症です。

白板症は舌や口の下、頬粘膜などにできやすいですが、声帯にできることもあります。声帯白板症の場合は、病変を確かめるために間接喉頭鏡や喉頭ファイバースコープを使用します。特徴としては、細胞異型(細胞の形が通常と異なる)でないものから、中度〜高度の細胞異型が見られるものまで、様々な状態のものがあるという点です。

声帯にできるため、声がかれる「嗄声(させい)」が見られます。また、声帯白板症の場合にもがん化していないかどうかの診断が非常に重要で、初めはがん化していなくても、後ほどがんになる可能性も十分にあるようです。そのため、診断結果とその後の治療がとても重要になるのです。

口腔白板症

白板症の大半を占める、口の中にできる白板症です。口には日頃から様々なものが入りますから、酒やタバコ、合わない入れ歯による刺激などによって引き起こされることになります。特にできやすいのは歯とこすれ合う舌や、口の下側、頬などがあります。

また、口腔白板症はがん化しやすいことでも知られ、実に4.4~17.5%ががん化すると言われています。中でも舌の側面・下の裏側・舌と下の前歯の間はがん化率が高いですから、ここにできた白板症には注意が必要です。

上記のような部位に白板症ができていて、病変がいぼのようになっていたり、潰瘍、ただれが見受けられる場合には、「口腔扁平上皮がん」を強く疑いましょう。

口腔扁平上皮がんとは

口腔扁平上皮がんは、白板症が起こる領域とよく似た領域で起こるがんで、喫煙やアルコールによって引き起こされるリスクの高いがんです。口腔扁平上皮がんになると潰瘍やただれが起こり、うずくような痛みが出ることもあるようです。

リンパ節に転移してしまうと5年後の生存率が20%という、怖いがんです。白板症の検査で口腔扁平上皮がんだと判明した場合、速やかに治療に入ることが重要です。

白板症ががん化する確率は?

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すでにお話しした通り、白板症は男性の方がなりやすく、その割合は女性の2倍にも及びます。

しかし内訳を見ると、かかりやすいのは男性で、悪性化しやすいのは女性の、主に60代となっています。ですから、一概に男性がなりやすく、女性は安心と言うことはできません。年齢的にも、20~80代までの広範囲に及びますから、どの年齢でもなり得る疾患というわけですね。思い込みで安心せず、誰もが注意を払わなければならない疾患だと意識しておきましょう。

また、白板症で気を付けなければならないのは、白板症にかかっている時点で、すでに前がん状態、または上皮内がんにかかっている確率が非常に高いということです。口の中が白っぽく、こすっても取れない、2週間以上経っても治らないなどの症状が見受けらる場合には、早急に医師の判断を仰ぎましょう。

また、白板症のがん化リスクは、長期になるほど高まりますから、早期発見・早期治療が重要になってきます。

もしも舌癌になったら

診断の結果、白板症ではなく舌癌だった場合、どのように対処すればよいのでしょうか?舌癌の治療は、舌癌手術によって行われます。

舌癌手術の方法については舌を全摘出するものから部分的に済ませるものまで、方法は様々です。以下で詳しくご紹介しましょう。

舌部分切除術(ぜつぶぶんせつじょじゅつ)

その名の通り、がんができている部分のみを切り取る手術方法です。適用されるのは、がんが小さく、比較的浅いところにできているものです。この方法なら、日帰り手術が可能ですし、入院するとしても数日程度と、患者への負担が少ないのが特徴です。

局所麻酔で手術を行うのが基本ですが、がんが舌の奥にできていたり、手術中に咽頭反射(えづき)が出てしまう場合には、全身麻酔で行うこともあります。述語には少し舌が変形しますが、飲み込む時や話すときの違和感や味覚障害などが残ることはほとんどないと言われています。

舌半切除術(ぜつはんせつじょじゅつ)

舌部分切除術に比べると、摘出する範囲がより広くなる手術です。がんができている側の下だけを切除するため、このような名称がついています。部分切除で済まない理由としては、がんがすでに下の半分程度まで進行しているため、部分切除では十分に取り除くことができないからです。

舌が半分なくなってしまうので、なくなった部分を補うために、太ももの皮膚やお腹の皮膚なで再建手術を行います。こうすることで、舌としての機能が果たせるようになり、日常生活を送る上では困らない程度まで回復します。食べ物を飲み下したり味わったりするのにも支障がないレベルです。

注意点としては、術後1週間は食べたり飲んだりできませんので、流動食を流し込んだり、点滴で栄養補給をする点です。

舌亜全摘出術(ぜつあぜんてきしゅつじゅつ)

亜全摘出というだけあって、舌を全摘出するところまでは行いませんが、半分以上は切除することになります。がんが舌の中央付近まで進行しているため、大部分の下を摘出することになります。

舌を切り取る範囲が広いため、やはり術後1週間程度は飲食禁止です。しばらくは点滴や流動食で過ごし、普通の人と同じように、口から食事できるようになるまでには、1~2か月かかります。また、舌の大部分を失うため、再建手術をしても、食べ物をスムーズにのどへ送る動作がうまくできず、少々不自由さを感じることになります。

ただし、不自由さの度合いはどのくらい舌を切り取ったか、舌が残っている範囲によって変わってきますので、一概には言えません。

舌全摘出術(ぜつぜんてきしゅつじゅつ)

こちらはその名の通り、舌をすべて摘出する手術方法です。舌を残しておくとがんが再発する可能性が高い場合は、この方法を用います。ただし、舌の再建はできるので、嚥下訓練を行うことで、口からの食事も摂れるようになります。

しかし、飲食ができるようになるまでには、1~2か月ほどかかり、縫合部が落ち着くまでは飲食現金です。味覚はありますが、舌の機能が大きく損なわれるため、手術前に比べると不自由さを感じることになります。

頸部郭清術(けいぶかくせいじゅつ)

この方法は、がんが頸部リンパ節をに転移している場合に行います。舌の摘出と合わせ、リンパ節とその周囲の組織を摘出します。

さらに、周辺組織にまでがんが進行している場合には、口底、下顎骨、舌根、扁桃窩、切除する場合があります。

白板症の診断

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では、白板症かどうかというのは、一体どのように診断するのでしょうか?

口内炎にも似ていますし、他のがんと混同する可能性もありますから、専門家の目で、きちんと判断をしてもらうことが大切です。

組織検査

白板症かどうかの診断には、病変部分を切り取って検査する、「顕微鏡組織検査」が必要です。

組織検査では粘膜の表層部分にあたる粘膜上皮の構造を調べることで、正常であるか異常(異形成所見)があるかを判断します。組織検査で異形成が見られるものほど、がん化する確率が高いといわれています。

また、白板症の誘因として、入れ歯や喫煙などによる刺激が考えられることから、病変を取り除いた上で3か月ほどの経過観察も行われます。

病変の形態は様々

先ほどご紹介した口腔白板症の場合、病変組織は様々な形を形成しており、
  • 角化が進んでいるか
  • 有棘層(皮膚の最も外側の部分)が肥厚しているか
  • 上皮下への炎症性浸潤はあるか

などを参考に判断されます。特に口腔白板症で懸念されるがん化については、上皮が異常な形になっていないかどうかで判断するため、検査は非常に大切です。上皮に異常が見られない場合にはがん化していませんが、もしも異常が見られたら、がん化していることは確定です。

他のがんとの区別

こうした検査により、初期がんの発見の他、乳頭腫や扁平苔癬との区別が可能になるというわけです。特に扁平苔癬は白板症とよく似ているため、検査で見分けることが非常に重要になってきます。

さらに、患っている白板症がどれだけがんになりやすいか、潜在的な可能性も診断することができるので、とても有効なのです。

扁平苔癬とは

扁平苔癬は、かゆみを伴う皮膚の疾患で、赤や紫色をした発疹が現れます。この発疹は隆起していて、初期には離れていますが、徐々に発疹同士が融合し、皮膚に鱗状のかさつきが現れるのが特徴です。

化学物質や薬に反応して引き起こされることがあり、1年以上続く場合もある他、再発もするようです。

白板症の治療法は?

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では、白板症の治療にはどのようなものがあるのでしょうか?

その程度や範囲によっても治療法が分かってきますので、以下でご紹介いたします。

刺激物を避ける

白板症の誘因として重要視されているものに喫煙があります。

タバコの煙や合わない入れ歯などによって継続的に刺激を受けることは、白板症を悪化させるリスクが高まり、危険な行為です。まずは刺激を与えているものがないかを探り、そうしたものをできるだけ避けることが治療の第一歩です。

薬物療法

薬物療法の中で最も有効だとされているのがビタミンAです。方法としては、チガソンを1日につき40~50mg、2~3回に分けて服用し、これを2~4週間続けて経過を観察します。ただし、ビタミンA投与で効果が見られない場合には、手術による切除が必要となります。

これ以外にも、薬物療法は白板症の大きさや発生している場所、または全身症状が出ている場合には、外科手術が受けられないため、抗がん剤を使って治療します。抗がん剤による治療としては、5-Fluomuracilを使った5-FU軟膏を局所に投与する方法が効果的だと言われています。

手術による切除

機能障害が出ることも

白板症を治療する最も確実な方法は、外科手術によって病変を取り除くことです。

しかし、手術にはリスクもあり、白板症が広範囲に及んでいる場合、切除することによって機能障害が出ることがあります。

長期間の経過観察が必要になることも

また、白板症は慢性化することが多く、その中で徐々に大きくなるもの・小さくなるもの・大きさの変わらないものがあるため、経過観察の期間が長期化することもよくあります。

長い経過観察の中で、15年ほど経ってから悪性化することもあるようですから、油断は禁物です。人によっては白板症ができていても、生涯がんにならない場合もありますので、あらゆるリスクや可能性を考慮した上で、手術するか否かを判断することが大切です。

即手術の可能性もあり

これ以外に、病変の状態によってはすぐさま切除が必要になるものもあります。検査によって上皮異形成と診断された場合や、ビタミンAを投与しても効果が現れない場合、病変となる粘膜を切除することが必要となります。

検査段階で病変のがん化が認められ、上皮内がんと診断された場合には、口腔扁平上皮がんの治療をしていきます。

何科を受診すればいいの?

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では、もしも白板症になってしまったら、何科を受診すればよいのでしょうか?がんであった場合のことも含め、それぞれのケースでご紹介します。

白板症は何科を受診する?

白板症は一見すると口内炎のようにも見えるため、知識がないと判断の難しい疾患です。しかし、口の中の異常ですから、まずは歯科医・口腔外科を受診しましょう。場合によっては、皮膚科や内科でも診てくれます。

診療時には、がんである可能性もあるため、粘膜の状態を調べ、粘膜に腫瘍や腫れ、色味に変化がないかを見ていきます。粘膜に腫れがある場合は、粘膜の深部にその原因がある場合と、粘膜自体が腫れている場合とで診断が変わってくるため、注意が必要です。粘膜下が腫れると、水膨れのようなものができる場合もあります。

白板症にならないためには

では、白板症にならないためにはどうしたらよいのでしょうか?残念ながら、白板症の原因は解明されていないため、これといった予防法がありません。しかし、喫煙や入れ歯などによる口腔内への刺激が誘因になっているので、そうしたものを極力取り除くことが大切です。

また、何か刺激なるようなものがないか、日頃から意識を向けておくことも予防に繋がりますね。白板症自体はそれほどがん化しやすいものではありませんが、上皮異形成が起きている場合にはがんになるリスクが高まりますから、早めに医師の診断を仰ぎ、悪性化させないことが重要です。

喫煙のリスク

喫煙は白板症の中でも非常にリスクの高い誘因です。と言うのも、喫煙者の23%にも上る人に白板症が見られるためです。非喫煙者ではこの割合が6%程度ですから、大きな差があることは明白です。さらに、同じ喫煙者でも、喫煙年数や喫煙量によって違いが見られ、多くのタバコを吸っている人ほどハイリスクになります。タバコを吸うと煙が頬粘膜や唇に触れ、タバコの成分が唾液に混ざって口の中に溜まりやすくなります。そのため、喫煙者は頬粘膜や唇の角、口の下側に白板症ができやすいのです。

直接的な原因ではないとしても、喫煙はよい結果を招きませんから、できることなら禁煙を心がけた方が、白板症の予防にはよいですね。

まとめ

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いかがだったでしょうか?白板症が口の中にできると、初めのうちは口内炎のように見えてしまうため放置してしまうこともありそうですが、実は怖い疾患だと言うことを分かっていただけたかと思います。症状がでないとなかなか病院には足が向かないものですし、白板症だと分かるまでに時間がかかってしまうこともあるでしょう。しかし、白板症は治療できます。少しでも違和感を覚えたら、早めに専門家に診てもらうことで悪性かを防ぎましょう。

特に口腔白板症はがんになりやすく、口腔がんのリスクが高いというのは怖いですよね。長く付き合っていくものでもありますから、途中で油断せず、きちんと経過を見ながら上手に付き合っていきましょう。タバコやお酒、その他にも、口というのは日頃から刺激を受けやすい場所です。何か変化がないか、おかしくないか、日常的にチェックする習慣をつけておくことも、予防のためには大切ですよね。自分の体に関心を持ち、上手に向き合っていきましょう。

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