ご夫婦での夜の生活に切っても切り離せないのが「精液」ですよね。ただ、精液が少ないことにお悩みの男性の方も多いのではないでしょうか?
また、女性の中にもパートナーの精液が少なくて不満を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は精液が減ってしまう原因と、精液を増やすためのトレーニングや改善法をお伝えします!
精液が少ないとどうなるのか
そもそも、精液が少なくなってしまうとどうなるのでしょうか?そんなに影響ないでしょ?って思ってる方は要注意です。
精液が少なくなることはとても危険で重大なことなのです。
不妊の原因になってしまう
「夜の方は回数もそこそこなのに、なかなか子供を授かることができない」っていうご夫婦の方も多いかと思います。
大体の不妊のケースは男性もしくは女性のどちらかに何かしらの原因があったりするものですが、女性側に特に問題がないということであれば、男性側に原因があるといっても良さそうです。
その一つの原因が男性の精液が少ないことなのですが、そもそも男性の射精1回分の精液はスプーン1杯分程度であるといわれています。
しかし、アフリカや南米の地域で子どもが多く誕生している一方で、子どもの出生率が低い国も多いですよね。その要因は社会的な背景ももちろんありますが、一つは「精液の量」なのです。
男の価値を決める「テストステロン」が減る
みなさんはテストステロンって言葉を聞いた事がありますか?
精液が減る=テストステロンも同様に減る
このように考えてもらっても問題ないくらい、精液とテストステロンの関係は切っても切り離せないものです。
テストステロンとは、男性が多く持つ「男性ホルモン」のことで、このテストステロンの95%は股間部で作られているのです。
ちなみに、女性もこの男性ホルモンを持っているといわれていますが、出生時に男性ホルモンよりも女性ホルモンを多く持っていると女の子として生まれてくるのです。
少し脱線しましたが、このテストステロンは男性が社会で活躍し、男としての価値を上げていく中でも非常に重要なホルモンになります。
ですので、精液が少なくなってしまうとそれだけテストステロンも失ってしまうわけですから、注意が必要です。
では次に、その精液の量が減ってしまう原因をまとめていきたいと思います。
なぜ精液が減ってしまうのか?
さっそく本題ですが、精液はなぜ減ってしまうのでしょうか?
年齢のせい?
精液が少なくなるのは年齢のせいだ。そう思ってる方は多いのではないでしょうか?
確かに、年齢も少なからず影響しています。歳を重ねるほど、精子を作る力は弱まってしまうというデータもあります。しかし、それは決定的な要因ではなく、それ以上に日頃の生活習慣が精液の量に影響していると考えてもらって構いません。
ちなみに、筆者の知人の方にも、60歳を超えてもバリバリ、アッチも現役という方は数名います。
彼もテストステロンを多くする生活習慣を取り入れて継続しているとのことでした。年齢が若くないからといってガックリするのはまだ早いです。
テストステロン値が低い
精液が少ないことでお悩みの方は、このテストステロンが減っていることを疑ってみるといいと思います。
テストステロンは社会で活躍し、高い地位にいる人ほど多い男性ホルモンだといわれています。そしてこのテストステロンは、精子の形成にも影響を与えています。
テストステロンは増やすことができるホルモンなので、早速みなさんと一緒にテストステロンを増やす方法を見ていきたいと思います!
精液の素・テストステロンを増やす方法
では、精液を増やす素であるテストステロンを増やす方法についてまとめていきたいと思います!
タバコやお酒の飲み過ぎをやめる
みなさんはお酒やタバコは好きでしょうか?また、好きだという方は「飲みすぎ」や「吸いすぎ」に気をつけていますか?
過度の喫煙や飲酒は精液を減らすだけでなく、テストステロンの減少にもつながってしまいます。
テストステロンが減ってしまうと同時に、ジヒドロテストステロンという悪玉男性ホルモンのようなものが発生してしまいます。このジヒドロテストステロンは男性の肥満や、やる気の低下につながってしまうため、まさに精液の量を増やしていく上での「敵」であるといえます。
飲酒や喫煙は特に精液に影響を与えない。という意見も聞きますが、「ジヒドロテストステロンが増加してしまう習慣」という点で考えると喫煙や飲酒は控える方がいいと思います。
実際にアメリカの研究でも、過度の喫煙と飲酒がテストステロンの量を減らしてしまうことが明らかになっています。
さらには、夫婦で喫煙をしているところの赤ちゃんはテストステロンの基準値が下がった状態で生まれてくることも研究の成果でわかっているそうです。
ですので、みなさんもぜひ飲酒と喫煙には気をつけましょう!
亜鉛を摂取する
みなさんは「亜鉛」と聞くとどんなイメージを持つでしょうか?
亜鉛は、ビタミンを含んでいるだけではなくミネラルの形成といった性生活にも必要な栄養が含まれています。また、肝臓を強くする成分も含まれているので、お酒を飲んだときに発生してしまう5αリダクターゼというジヒドロテストステロンの形成に繋がる悪玉ホルモンの形成を阻止する働きも持っています。
しかし、亜鉛と聞いても、どうやって摂取すればいいのかわからない方も多いと思います。
亜鉛は、成人男性の場合1日12g体内で作り出すことができるといわれています。一回の射精で消費する亜鉛量は10gだと言われていますので、一回射精してしまうと亜鉛はかなり欠乏してしまいます。しかし、市販の「亜鉛サプリ」は亜鉛の含有量がもっと多いので、サプリで亜鉛補給をすることも一つの手だと思います。
ですので、もし亜鉛が足りてないと感じた方がいらっしゃれば、ぜひ亜鉛サプリなどを摂取してみてください!
運動不足を解消
みなさん、最近運動してますか?
運動不足は体内や臓器の働きを鈍らせるだけではなく、精液の質を悪くしてしまうことにも繋がります。
みなさんも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、運動や筋トレは筋肉を活性化し、男性ホルモンのテストステロンを生成することにも繋がります。
特にスクワットなどの下半身を鍛えるトレーニングは精液を増やすのに最適だといわれています。
脂肪の多くはジヒドロテストロンを増やしてしまう元凶なので、脂肪を落とす意味でも筋トレをするのがいいと思います。
ですので、精液が少ないことに悩んでいてしかも最近運動していないという方は定期的に運動する習慣をつけましょう!
自慰行為を抑える
オナニーをすることは決して悪いことではありません。
しかし、オナニーをしすぎてしまうことで精子の中に含まれている亜鉛やミネラルが失われてしまい、同時にジヒドロテストステロンを生成してしまうことにも繋がります。
ですので、自慰行為のやりすぎには気をつけたいところです。ただし、自慰行為を全くやらないことは精子の質を低下させてしまう恐れもあるので「やりすぎず、しなさすぎず」を意識してみてはいかがでしょうか!
夢中になれるものをみつける
あなたは夢中になれるものがありますか?
とある研究の報告では、趣味や熱中できるものがある男性はそうでない男性に比べてテストステロン値が高いという結果が出ているそうです。
熱中し、没頭することで一つのことに集中することで、ホルモンが活性化するためだと考えられています。
特に最近では、社会人や学生でも気軽に集まれるサークルがいろんなところで活動していますよね。
きっとこれも、気軽に趣味を楽しめる環境を求めている人が増えている証なのではないでしょうか。
精液が少ないことで悩んでいる方は、日常生活の中に「夢中になれるもの」に没頭する時間を取ってみるのもいいと思います!
スポーツチームを応援する
強いチームに所属しているスポーツ選手は、そうでない選手に比べてテストステロン値が高いそうです。
また、不思議なことに、強いスポーツチームを応援しているファンの方もそのチームが勝つとテストステロン値が上がることが明らかになっているのです。
みなさんは好きなスポーツチームはありますか?
上に書いた「夢中になれるもの」を見つけることにも繋がりますが、応援できるスポーツチームを見つけて、スポーツ観戦に行くことも精液を増やすことに繋がります。
プロ野球やJリーグは週末にも試合がありますよね。ぜひご夫婦でスポーツ観戦なんてのもいいのではないでしょうか!
タマネギを食べる
タマネギには、様々な効用があります。精子を作る上で、大事な成分の一つにアルギニンという成分があります。このアルギニンを多く含んでいる食べ物のひとつがタマネギです!
なかなか食べる機会がないタマネギですが、野菜炒めに入れて食べるなどの工夫をするといいかと思います。
ただ、そのときに気をつけたいのが過熱をしすぎることです。タマネギは熱に弱く、加熱しすぎるとアルギニンの成分量が少なくなってしまいます。
ですので、アルギニンをしっかり摂りたいと考えている人は、加熱のしすぎに気をつけましょう!
タンパク質を摂る
タンパク質を摂ることは、テストステロンを高めるだけでなく、精子を作る上での素になります。
良質なタンパク質を取るためには、卵や牛乳、ササミ肉などを摂取することがベストな方法です。
ただ、最近の食べ物には添加物を多く含んでいます。ですので、卵や牛乳を買うときは、成分表をしっかり見て、添加物が多く含まれていないか気にする必要があると思います。
特に男性のみなさんは料理をする機会が少ないと思いますが、奥様に任せっぱなしにしないようにしましょうね!
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか!
精液が少ないことで悩んでいる男性のみなさんは、ぜひ参考にしてほしいです。
そのためには、テストステロンを高めることを意識して日常生活を変化させていくことも大事です。
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