腕毛の処理の方法とは?剃る時の注意点と減らす方法を紹介!

最近では老若男女問わずムダ毛を気にしている人は多いのではないでしょうか。夏場など薄着になり肌を露出する機会が増えると、特に人目を気にしてしまいます。そんなムダ毛の中でも比較的面積が広く、露出する機会も多い腕の毛。

今回はそんな腕毛についての役立ち情報をまとめてみました。今まで知らなかった意外な新発見があるかもしれませんよ。

ムダ毛の原因

まずはムダ毛が生える主な原因をご紹介します。

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遺伝によるもの

もし両親もムダ毛が多いのならば、遺伝による影響が大きいです。また両親はそうでなくても祖父母から隔世遺伝という形で受け継ぐ事もあります。

動物としての仕組み

ペットを飼っている人や動物に詳しい人は良くご存知かと思いますが、寒くなると冬毛に変わり毛が濃くなります。人間もれっきとした動物ですので秋頃からムダ毛が活発になってきます。この自然の摂理に逆らうのは難しそうですね。

ホルモンバランスの崩れ

ストレス社会と言われる現代では、多くの人が身体に様々な影響を受けています。その症状の一つにホルモンバランスの崩れが挙げられています。ホルモンの中でもテストステロンという男性ホルモンがムダ毛を濃くする原因の一つとされています。このテストステロンはストレスを受けると分泌される性質を持ち、分泌量が多いと女性でもヒゲが生えたりする身体への影響が大きいホルモンと言えるのです。

また他にホルモンバランスを崩す要因として代表的なものが、

  • 過度なダイエットによる栄養不足
  • 寝不足など不規則な生活を送っている
  • 喫煙
  • 妊娠

などが挙げられます。

食べ物による影響

以外かもしれませんが普段口にする食材にもムダ毛に繋がるものが含まれています。

  • 赤身のお肉(牛、豚):ムダ毛の原因となる男性ホルモンを増やす効果があります。
  • ブロッコリー、カリフラワー:健康に良いとされる食材ですが、ムダ毛の原因となる男性ホルモンを抑制する女性ホルモンの分泌量を抑制します。

他にもテストステロンの分泌を促進させる身近な食べ物は多くあります。

例として…キャベツ、長ネギ、ニンニク、ニラ、牡蠣などが挙げられます。また、動物性たんぱく質を多く含む食材は男性ホルモンを増加させます。

外部からの物理的刺激

一日だけでは殆どダメージを感じないかもしれませんが、日常生活や仕事などで毎日のように同じ部位に刺激が加わると身体の防衛反応によりムダ毛が濃くなってしまいます。

強い日差し、カミソリやシェービングなどの自己処理、強い力で身体を洗う、仕事の中で特定の部位が何度も擦れてしまうなど、意識していなくても日々ダメージを与えられています。

腕毛の処理方法について

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原因がわかってもスグにはムダ毛が少なくなる訳ではありませんね。日頃からこまめに手入れしてキレイな肌を手に入れるのが一番手っ取り早い方法です。特に腕は露出も多く人目に付きやすい場所なので念を入れて処理を行う必要がありますね。

ですが間違った方法で処理を行うと身体へのダメージにも繋がりかねませんし、処理後の仕上がりもにも影響してきます。ここではオススメの腕毛処理方法をご紹介します。

電気シェーバー

メリット

カミソリよりも肌へのダメージが少ないのが特徴です。安いものでは2000円以内でも購入できます。見た目もオシャレで小型のものも多くでており、外出中などの緊急時にも力を発揮します。

デメリット

小さいながらも肌へのダメージはゼロではありません。処理後のアフターケアが必要となります。保湿クリームなどで敏感になっている肌の保護をしっかり行いましょう。ただしいくらケアをしているからといって、電気シェーバーを毎日使い続けるとダメージが蓄積されてしまいます。数日間に一度、できれば2週間に1~2回の使用頻度に留め肌を休ませてあげましょう。

またカミソリほど深剃りするのは難しいようです。

除毛クリーム

メリット

薬でムダ毛を溶かして処理を行う方法です。クリームを塗りリムーバーで除去した後洗い流すだけの比較的お手軽な処理法と言えます。特に広範囲を処理したい場合にオススメです。刃を使わないので長い毛や剛毛が絡まったりするイライラもありません。腕用など部位ごとに様々な種類がでているのも特徴です。

また、カミソリよりも更に深く処理でき、処理頻度を少なくする事ができます。毛を切断するのではない為、処理後の断面が丸くなり触った時のチクチク感を感じにくくなっているのも嬉しいポイントですね。

男女兼用や香りつき、中には美容成分が含まれているものもあり、自分の肌にあったクリームを試してみると良いでしょう。

価格は3000円前後が多いようです。

デメリット

毛を溶かしている除毛クリームですが、毛そのものが無くなるわけではなく永続性はありません。定期的な処理は必要になりますので注意が必要です。薬剤がアルカリ性の為、肌が弱い人や乾燥肌の人はトラブルの原因になる可能性があります。使用頻度を少なくするか、どうしても合わない人は別の方法を考える必要があるでしょう。

多くの商品が顔やデリケートゾーンには使用できないとされています。

専門機関での脱毛

家庭ではできない、専門家による特殊な機器を使ったムダ毛の処理法をご紹介します。レーザーにより毛根の細胞を破壊しますので長期間の効果が期待できます。

医療機関

脱毛には専用の機械を使用します。医療機関で扱われるものは機器の出力が高く、脱毛効果は高いと言えます。およそ5~6回程度で脱毛が完了する人が多いようです。

一方でレーザーの出力が高く効果も大きい分、肌への負担が大きく痛みも強くなります。また、部位や面積にもよりますが数十万円の費用が掛かってしまう事もありますのでお手軽とは呼べません。

腕毛など体毛が濃い場合、病院での検査を受け「多毛症」と診断される場合があります。この場合の治療には保険が適用されます。悩んでいる人はまず病院で相談してみましょう。

サロン

価格競争が激しく、医療機関にくらべ圧倒的な低価格を実現している為、腕など面積の大きい部位の脱毛にはピッタリです。全国に多くの店舗が存在し、様々なキャンペーンを行っていたりと、その通いやすさが大きな特徴です。医療機関で使用される機器よりも出力が低く、痛みが少ないのも嬉しいポイントですね。

脱毛完了までに10~18回程度必要とされており、ある程度時間が掛かってしまいます。手早く短期間でというわけにはいきません。産毛のように細い毛の場合には脱毛するのが難しいので注意しましょう。

医療機関とサロン、自分の状況や環境にあった方法や店舗を選びましょう。また、法律上「永久脱毛」は医療機関でしか行えません。

脱色する

少数派の方法ですが腕毛を脱色する方法もあります。テレビや街の中でムダ毛を処理していないの外国人を見たことは無いでしょうか。そして不思議と不快感やマイナスのイメージが沸きにくく、白い肌の上に色の薄いサラサラの腕毛はセクシーとさえ思えてきます。日本人の肌色に黒い毛はどうしても目立つ為、脱色し目立たなくしてしまおうという事です。

メリット

カミソリやシェービングと違い毛を剃ったり抜いたりする訳ではないので、肌に直接ダメージを与えません。毛を無くすわけではないので、ツルツルではなく目立ちにくくしたいという人にはオススメです。

また、脱色すれば色が戻る事はないので効果が比較的長続きします。

デメリット

ムダ毛がなくなる訳ではないので手触りは処理前と変わりません。場合によっては光の当たり具合でキラキラと輝き余計に目立つ事もあります。また薬品の中に含まれる成分が肌に刺激になる場合もありますのでパッチテストをしてから使用しましょう。

女性ホルモンを増やす

ムダ毛の原因である男性ホルモンを抑制する働きがある女性ホルモンを活性化させ、積極的に取り入れることで腕毛の減少に繋がります。

食事から取り入れる

・大豆製品

大豆に含まれる大豆イソフラボンが、女性ホルモンと似た働きをするというのは有名なお話ですね。豆乳、豆腐、みそ、醤油など様々な大豆製品があります。最近ではサプリメントも数多く販売されており日頃から口にしておきたい栄養の一つです。

・ナッツ類

ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEはホルモンの分泌を活性化させる他、女性ホルモンを分泌する卵巣の機能を活性化させる効果もあります。手軽に口にできるのも嬉しいですね。

まとめ

腕毛について情報を簡潔にまとめました。腕毛の要因や処理効果には個人差や環境によって変わります。身体の状態や環境に合ったものを選びましょう。

【原因】

  • 腕毛は両親や祖父母からの遺伝による影響が大きい
  • ストレスや生活習慣の乱れからくるホルモンバランスの崩れが腕毛の原因になる
  • 身近な食材の中にも腕毛の原因となる男性ホルモンの分泌を促進させるものが含まれる
  • 外部から長期的な刺激を受け、身体の防衛反応が働き腕毛が生える事もある

【処理方法】

○家庭でできるもの

・電気シェーバーや除毛クリームを使用する

・脱色する

○専門機関

・大きく分けてサロン、医療機関の二つがあります。処理できる内容や価格設定が異なるので注意が必要です

【最後に】

とあるアンケートでは女性で半数以上、男性で2割近い人がムダ毛を気にしています。他人や異性のムダ毛に対しても「処理して欲しい」や「不潔に見える」といったマイナスのイメージを持つ人も確かにいますし、エチケットや身だしなみの一つとして処理して当然のように扱われる場面もありますね。

ですがあまりに過剰に気にしすぎるのはどうなのでしょうか。自分の意見をしっかり持ち、なんなら個性としてアピールするくらいの気持ちでいた方が清々しくて素敵に見えるかもしれません。

  
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