緑内障は治るのか?原因や症状、治療方法について!

花粉のせいで目が痒くなったり日頃の仕事疲れで目が乾燥したりと、私たちの生活に「眼」は深く関わっています。

いきなりなんですが、みなさんは「緑内障」って聞いたらどんなイメージを持つでしょうか?

ご存知の方も多いかもしれませんが、緑内障は下手すると失明に繋がる恐れのあるものすごく恐ろしい眼病の一つです。

しかも、患者の約8割が「緑内障」にかかっていることに気づかず日常生活を送ってしまっているそうです。

今回はそんな緑内障の予防法と治し方についてまとめていきます。

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緑内障とは?

茶色の目

では、緑内障とは一体どんな病気なんでしょうか?

さっそく見ていきましょう!

緑内障とは、視神経に異常が起こり、目で見た情報がうまく脳に伝わらず、画像を認識できずに視野や視力に障害が起こってしまう病気です。

ちなみに、日本国内で失明の原因第1位はこの「緑内障」だといわれています。患者数も多く、40歳以上の方は20人に1人が緑内障の患者だともいわれています。

症状に気づきにくい病気の一つであるため非常に危険で、今後も患者が増えていくであろう病気の一つです。

今は大丈夫!なんて言ってられないくらいいきなりやってくるものですので、みなさんも注意が必要なのです。

主な症状

一体、緑内障の症状はどんなものなのでしょうか?はじめに、緑内障には慢性緑内障急性緑内障の2つに分けることができます。

慢性緑内障は、かなり進行しないと自覚症状が出てこない非常に厄介なものです。一番に挙げられる症状としては、視野の一部が見えなくなる視野欠損というものがあります。

日常生活でわたしたちは、両目を使って「もの」を見ていますよね。人間の視覚は、片方の目の視野が一部狭くなっても、両目を使って「もの」を見ることによりカバーされています。

つまり、よほどのことでない限り「視野」の異常には気づかないのです。

また、急性緑内障は隅角がいきなり狭まり閉塞状態になってしまい、房水をうまく排出ぜきずに眼圧が上昇するものです。 急性緑内障発作という、いきなり眼の痛みえお感じたり、頭痛や吐き気などに襲われる症状があります。

慢性緑内障に比べて、症状がわかりやすく変化が出やすいのも急性緑内障の特徴です。

視野が狭くなる?

緑内障はには2種類あることは前項でお話した通りなのですが、どちらとも視野が狭くなることは共通しています。

  • 初期…異常には気づきにくい。緑内障であるという自覚がない
  • 中期…視野が徐々に狭くなるが、まだ異常だと認識しない患者が多い
  • 後期…自覚が出るほど視野が狭くなる。周りが暗く見えてしまう。この頃から異常を認識する患者が多い

これらの三段階を追って自覚症状につながります。

特に初期段階では、緑内障に気づく人は少ないので、事前に防ぐことがかなり大事だということがわかりますね。

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緑内障の原因

肝臓がんー2

では緑内障の原因は一体どんなものなのでしょうか?

眼圧が高い

緑内障の主な原因としては、眼圧が高くなってしまうことが挙げられます。

そもそも、視神経の異常にはこの「眼圧」と密接な関係にあります。眼球には、その中を流れる房水(ぼうすい)という液体が流れています。

房水は一定の圧力がかけられた状態で循環していて、眼球の形を保つ役割も持っています。この房水の圧力を、「眼圧」といいます。

眼圧は年齢、性別、近視や乱視の度合いなどの原因以外にも、季節や時間帯、運動時や体位などによって変動しますが、ある程度の値を維持するようにできています。つまり、ある日いきなり眼圧が高くなることは考えられないということです。

しかし、緑内障においては何かしらの原因により、房水が必要以上に循環してしまうことで眼圧が増してしまい、視神経を圧迫してしまうのです。このため、視神経が潰されたような状態になってしまうのです。これこそが眼圧が高くなり、緑内障を発症させてしまう原因なのです。

一時的に眼圧を高めてしまう習慣:アルコールの摂取

現時点で、「この行動が眼圧を高めてしまう」という明確なものはないのですが、一時的に眼圧を高めてしまうといわれている習慣を紹介します。

・アルコールの摂取

アルコールの摂取は一時的に眼圧を高めてしまうといわれています。ですが、房水が正常に機能さえしていれば、あくまでも眼圧が高まるのは一時的なものであるので安心してください。

ただ、眼病予防以外の目的も兼ねて、アルコールの摂取は適度なタイミングで行うべきであることは言うまでもありません。

特に中高年の方は、お酒やタバコをある程度控えるだけでも健康に良い影響があります。

生活習慣の改善も兼ねて、アルコールの摂取回数を少なくすることもオススメです。健康と緑内障の予防をダブルで手に入れちゃいましょう!

一時的に眼圧を高めてしまう習慣:短時間での水分の大量摂取

みなさんは大丈夫でしょうか?暑い季節や運動後なんかはつい、水分を大量に摂取しがちです。しかし、これも一時的に眼圧を高めてしまうといわれています。水分を大量に摂取すると、体内に残った消化されてない水分が他の栄養分の分解に力を出してしまうため、眼圧上昇予防以外にも、むくみ予防などに効くといわれています。

みなさんも、水を一気に摂るなどはある程度は控えるようにしましょう!

一時的に眼圧を高めてしまう習慣:ステロイドの副作用

これは非常に個人差が出やすいので、あくまでも参考程度におさえておいてほしいのですが、ステロイドの副作用で、眼圧が高まってしまう場合があるようです。

ステロイドを長期で服用する場合は、ステロイドの長期点眼が原因で発生する「ステロイド緑内障」というものもあります。

ですので、ステロイドを長期で服用している方は先生に一応確認しているといいかもしれません。

検査を受けよう!

こうやって聞くと、かなり恐ろしい病気であることがみなさんもお分かり頂けたと思います。

「さっそく検査を受けて、自分は大丈夫なのか確かめたい!」なんて人も多いかと思います。

緑内障の診断には、眼圧検査隅角検査、眼底検査視野検査などが必要です。緑内障は自分で症状に気づきにくいので、早くに気づくためには検査を受けることが大事です。予防も兼ねて、一度眼科を受診してみるのもいいかもしれませんね。

・眼圧検査:眼圧検査の方法は、機械を直接当てて測定する方法や、眼に圧縮した空気を送る測定器を使って検査する方法などがあります。

・隅角検査:検査をするためのコンタクトレンズを使用して、隅角を検査します。なぜ眼圧が高くなったのか、病気の型を調べるのに必要な検査。

・眼底検査:どのくらい視神経に障害が発生しているのかを調べる検査。

・視野検査:目の視野がどの程度なのかを調べる検査です。緑内障の症状の悪化具合をしらべる検査です。

下手すると大事に至る恐れのある眼病だけあって、検査項目も多いです。

ご自身で自覚がない方でも、検査を受ければある程度の進行具合や病気の有無もわかりますので、もし検査を受けたいという方がいらっしゃればすぐさまかかりつけの眼科へ検査に行きましょう。

主な質問項目

病院に行くと、以下のようなことを聞かれると思います。

  • 視界が見えにくいのはいつ頃からですか?
  • 眼の症状は痛み、見えにくさ以外にありますか?
  • 現在、あるいは、過去に眼の病気や怪我をした経験はありますか?
  • 家族の中で眼の病気の方はいますか?
  • 現在、使っている薬はありますか? など

もし、緑内障に心当たりのある方は、過去に他に眼病にかかったことはあるのか。検査結果を持っている方はそれも持参して診察に行くことを勧めます。

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緑内障の治療方法

眼

緑内障の治療は、病気の進行を遅らせることが目的となります。

残念ながら、現在の治療の範囲では、いったん損なわれた視神経は回復できないのでこれ以上悪化しないように進行を食い止めたり、遅らせたりするしかありません。

なので、視神経の障害がこれ以上悪化しないうちに病気に気づいて、治療をスタートさせることが重要になります。そうすることで、最悪の事態である失明を回避することができます。

緑内障の進行を遅らせるためには、眼圧を下げる治療が行われます。眼圧を下げることで効果を発揮することがわかっているのです。

薬物療法

多くの事例の場合、薬物治療から治療を開始します。緑内障の症状やタイプ、眼圧の高さによって適切な点眼薬を使用して眼圧を調整します。点眼薬には様々な種類があるので、いくつかの種類を組み合わせて治療することもあります。点眼薬の効果によっては内服薬などを併用する場合もあります。

レーザー治療

薬物療法を試しても効果が現れない場合や、症状が激しく悪化している場合はレーザー治療を行う場合があります。
レーザーを使用して虹彩に穴を開けることで房水の流れを変更したり、線維柱帯の排出口を大きくして房水の流れを促進して眼圧を下げます。痛みが少ないのが特徴で、外来での治療が可能です。

手術

上記の2つでも症状が改善しない場合に手術を行います。線維柱帯を切開することで、房水の流れを促進させ症状が悪化するのを防ぎます。房水の流れを改善させて眼圧を下げて進行を食い止めることが可能になります。
ただ、手術を行う場合は、よほど症状が進行していることを意味しているので、そうならないようになるべく早く受診することが、手術を回避する近道です。

これらの方法はあくまでも医者が決めることですので目安ではありますが、その状態や進行具合によっても変わることがあるので、その点は了承ください。

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まとめ

今回は緑内障の症状と治し方についてまとめました。

みなさんはいかがでしょうか?

先ほど挙げた緑内障の症状以外にも、眼が最近おかしいという自覚がある方は積極的に眼科を受診することをオススメします。

また、現時点で緑内障の治し方・明確な予防法はないといわれています。

しかし、日頃からストレスをためず、健康的な生活を送ることを意識することは眼病予防全般においても大切なことです。

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