胎児のしゃっくりの位置で分かることは?逆子の可能性について

お腹が大きくなってくると、赤ちゃんの成長を感じて幸せな気持ちになりますよね。赤ちゃんからのママへのサイン、胎動ってどんな感じ?と待ち遠しいものです。ここでは、赤ちゃんの胎動や、胎児のしゃっくりについてまとめてみました。

胎動とは?

お腹の中にいる赤ちゃんは成長とともに、筋肉や骨格がしっかりしてきます。動きもどんどん活発になってきます。赤ちゃんがお腹の中で活発に動きまわっているときに、手や足がママの子宮の壁に当たることがあります。それをママが感じるのが胎動です。

胎動はいつから感じる?

妊娠の経過や赤ちゃんの成長には個人差があるように、胎動を感じる時期にも個人差があります。

一般的には、安定期に入る5ヶ月頃から感じ始める事が多いようですが、最初に感じる時期は、はっきりとした「赤ちゃんの動き」として感じるほど大きいものではなく、ぐにゅぐにゅと腸が動いているくらいの感じなので、実際には胎動があっても、それが胎動だと気づいていないことも多くあります。

胎動の感じ方も、人によって様々な感じ方があります。

赤ちゃんの成長と共に胎動も変化する

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赤ちゃんが大きくなり、動きも更に活発になってくると、外見上でもお腹の形が変化するのがわかるほど、大きな胎動になります。

赤ちゃんが手や足をのばしてお腹の中から強く押してきて、赤ちゃんが押している手や足の部分がポコンと出っ張ったり、お腹がひっぱられて突っ張った感じになったりします。そこまで大きくなり、活動的に動く赤ちゃんの胎動は、ママにもしっかりと伝わるので、ママも「胎動」として実感することになります。

赤ちゃんの胎動を感じたときは、ママからも話しかけたりお腹を蹴っている足をお腹の上から触ったり、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しめるようになります。

胎動の種類

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ママが胎動を感じるときに、いろいろな胎動があると感じることもあるのではないでしょうか。赤ちゃんの胎動には、いろいろな種類があるのです。胎動の種類がわかると、お腹の赤ちゃんの様子がわかってきて赤ちゃんへの愛しい気持ちが倍増しますね。ここでは、胎動の種類についてまとめてみました。

赤ちゃんがびっくりしたとき

赤ちゃんの聴覚は胎児のころから発達していて、妊娠6か月ごろには大きな音に反応して心拍数が上がったりします。

そのため、赤ちゃんが大きな音に対してびっくりしたときに、ママが胎動として感じることがあります。

赤ちゃんのしゃっくり

痙攣のような胎動として、ママに伝わることが多くあります。ママが感じていないときも含めると、赤ちゃんは結構な頻度でしゃっくりをしていることになります。

規則的な振動と動きなので、初めて感じたママは、胎動だと思わずに不安になることも多いようです。この振動は、胎動としてママが認識していない場合や、全く感じない場合も多くあります。

赤ちゃんが回転しているとき

赤ちゃんは、お腹の羊水の中で生活をしていて、くるくると回転して動いています。その回転したときに、ママの子宮にあたって「ドン」とぶつかったような感じが胎動として伝わることがあります。

赤ちゃんが手足をのばしている

お腹の一部が、お腹の中から押されているような「グニュ」っと動く感じがすることがあります。

これは、赤ちゃんが手や足を伸ばしたり曲げたりしたときに子宮にあたり、ママに胎動として伝わるからです。赤ちゃんが大きくなればなるほど、伝わり方も強くなり、外見上からも赤ちゃんの足や手だと分かる時もあります。

赤ちゃんがキックをしたとき

赤ちゃんが成長すると動きも活発になってきて、お腹の中から「蹴った!」と感じるほどはっきり分かるようになります。ママがびっくりするほど力強く蹴るようになってきます。

赤ちゃんがおしっこをしたとき

「ブルブル」と震えるような振動として胎動を感じることがあります。これは、赤ちゃんが、お腹のなかでおしっこをしたときの胎動です。

胎児がしゃっくりをするのはいつから?

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お腹の中での赤ちゃんのしゃっくりは、たくさんの胎動の種類のなかでも不思議な伝わり方をする胎動の一つです。

赤ちゃんは、一般的には妊娠5ヶ月頃からしゃっくりをし始めるといわれています。その原因はまだはっきりとわかっていませんが、そんな不思議な胎動のしゃっくりの理由として考えられることを、まとめてみました。

◆赤ちゃんが出産後に肺で呼吸をするための練習として、横隔膜を痙攣させている

◆赤ちゃんは羊水を飲みながら生活しているので、羊水に混ざっていたゴミや異物を外へ出そうとしてしゃっくりをする

胎児のしゃっくりは異常ではないので、しゃっくりの対処法はありません。長くしゃっくりをしていると、苦しいのではないかと心配になるかもしれませんが、生理現象の一つなので、長くても短くても全く問題はありません。

しゃっくりの胎動はどんな感じ?

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通常の「赤ちゃんが動いている」と感じるような胎動とは違い、同じようなペースの同じリズムで、ピクピクとお腹の中で痙攣しているように伝わってきます。その感じ方も人それぞれ違いがありますが、通常の胎動の感じ方とは全く違う感じのものです。

胎児のしゃっくりは、長く続く子もいれば短い子もいて、一日に起きる回数が多い子もいれば少ない子もいて、ママが感じる症状も様々です。

このように、痙攣のような小さな感覚なので、ママが全く感じていなくても、胎児はしゃっくりをしていることがあります。このように胎児のしゃっくりは生理現象の一つであり、ママが感じる症状も様々なので、回数が多くても、ママが全く感じなくても心配はいりません。なかには、出産するまでしゃっくりの胎動を感じなかったママもいるようです。

しゃっくりの胎動を感じる場所は?

一般的に感じやすい場所はお腹のへその下あたりで、ピクピクと痙攣のようにしゃっくりの胎動を感じることが多いようです、赤ちゃんは、お腹の中で動きまわっているので、毎回同じ場所でしゃっくりをしているわけではなく、感じる場所も毎回違うこともあります。

しかし、へその上あたりでしゃっくりの胎動を感じることが多いときは、逆子である可能性もあります。逆子だった赤ちゃんも、出産が近くなってくると、自然に赤ちゃんの頭が下になっていることもあります。逆子については、逆子の直し方は?種類や原因を知って、正しい対処を!の記事を参考にして下さい。

へその上ばかりでしゃっくりの胎動を感じて不安なときは、超音波エコーによる検査をすれば赤ちゃんの状態がわかるので、産婦人科を受診して確認してみましょう。

胎動は赤ちゃんからのサイン

胎動は成長とともに大きく、力強くなって変化してきます。胎動は、赤ちゃんが妊娠後期になると赤ちゃんが大きくなることで、お腹の中で赤ちゃんの動けるスペースが狭くなるため、胎動も少なくなるといわれています。

しかし、激しく動き回ることはできなくなっても、赤ちゃんが手や足を伸ばしたり、赤ちゃんが動いていることは、胎動としてきちんとママに伝わります。

急に胎動を感じなくなってきたり、「いつもと何か違う」と感じたときは、毎日赤ちゃんと過ごしているママの「感」が、一番確かであることが多くあります。少しでもいつもと違うと感じたときは、念のために早めに受診をするようにしましょう。

まとめ

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今までは、外見上のお腹の変化を通して赤ちゃんの成長を感じていたのが、胎動を感じるようになると、まるで赤ちゃんがお腹の中から呼びかけているようで、妊娠の実感を更に感じて楽しみも増えてきますね。

しゃっくりの胎動は生理現象で、赤ちゃんが元気に成長している証だと受け止めて、気にし過ぎないことが大切です。胎動は、お腹の赤ちゃんからママへのサインです。赤ちゃんのサインにたくさん答えてあげて、この時期にしかないママと赤ちゃんとの貴重な思い出をつくりたいですね。

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