逆子の直し方は?種類や原因を知って、正しい対処を!

妊娠初期から数ヶ月、お腹も大きくなってきて、あとは出産に向けて準備をしようと思っていたら、検診で逆子ですね。といわれたら…。

逆子=難産(帝王切開)という言葉が浮かんで不安になったりしたりしますね。どうして逆子になるのでしょう?逆子とわかったらどうしたらいい?そんな逆子の直し方・過ごし方などを紹介しましょう。

逆子について

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逆子になる原因や種類についてお伝えしましょう。

そもそも逆子ってどういうこと?

出産するとき、赤ちゃんは頭から出てきます。ということはママのお腹の中で、頭は子宮口の方を向いているということになります。

逆子はその逆で頭が上になっている状態になります。逆子で多いのはおしりを下にした状態です。

逆子になる原因は?どうして危険なの?

現段階でははっきりとした原因はわかっていません。ママの骨盤が狭いとか、前置胎盤、子宮筋腫があるというのが原因で赤ちゃんの頭が下にならないことがあります。又は、羊水が多く赤ちゃんの身体が動きやすくて、頭を下にしたままでいられない。(赤ちゃんが不安定な状態ってことですね)等々、説がありますが、そういう説には当てはまらないケースもたくさんあります。

逆子の時の出産は、頭が下を向いている体勢と比べると頭が出にくいという理由と、頭が上にあるということは下のほうに隙間があり、へその緒が先に出てくる可能性があるという理由方危険とされています。へその緒が先に出てしまうと骨盤等に圧迫されて、赤ちゃんに酸素を送るという役割が果たせなくなり、赤ちゃんが低酸素状態になってしまい危険なのです。

逆子の種類と出産方法について

「逆子」といってもいろんな体勢があります。主な状態なものを紹介しましょう。

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・単殿位(たんでんい)

お尻が下になっていて両足が上向きに伸びている体勢です。このような時、出産の時はお尻から出てくるので、自然分娩は大丈夫です。

・複殿位(ふくでんい)

お尻が下になっている体勢で膝が曲がっています。

このような時、出産の時に両足の膝が曲がっていて、お尻よりも足が上にあるような体勢なら自然分娩も大丈夫です。でも、単臀位に比べると少しリスクが高いと言われています。

・不全複臀位(ふぜんふくでんい)

片方の膝が曲がっている体勢で片足を上にあげています。このような時、出産の時に両方の足の膝が曲がっていて、お尻よりも足が上にある場合は自然分娩も大丈夫です。

・膝位(しつい)

膝が曲がっている状態で、膝が一番下になっている体勢です。このような時、帝王切開での出産になります。

・足位(そくい)

足を伸ばしている状態で、お腹の中で立っているような体勢です。このような時、帝王切開での出産になります。両足ならば全足位(ぜんそくい)で、片足なら不全足位(ふぜんそくい)です。

逆子になりやすい時期は?

妊娠4~5か月ごろまでは赤ちゃんはママのお腹のなかでクルクルと動き回っている状態です。しかし妊娠8か月以降は赤ちゃんの頭が大きく、重たくなってきます。子宮は逆三角形をしているのですが、その下の部分に頭が収まるようになります。そうすると、出産の際、頭から先に出てくるようになるのです。

始めは逆子の状態でも8ヶ月以降からは、ほとんどの逆子が直る時期です。逆子と言われるのは8か月以降から出産間際までということになります。

逆子かどうかは分かる?

赤ちゃんの位置の感覚で、ママが逆子を自覚することが多いですが、個人差もあり自覚症状がない場合もあります。

体験したママの例でいえば、逆子の感覚は膀胱や肛門のあたりで感じるそうです。そして、トイレの回数が特に増えると言われています。逆子の時は子宮口あたりを、そして逆子が治ると、胸のすぐ下あたりを赤ちゃんが足で蹴っているように感じます。足の位置でそのように感じるのですね。

正確な判断はお医者さまに伺うようにしましょう。

逆子の直し方って?

逆子の状態のままで出産されるママは5%未満といわれています。お医者さまに指示を仰ぎながら行う体操や、お灸などがあります。出産間際まであきらめないで過ごしましょう。

しかし個人の判断で勝手に行わないようにしましょうね。

逆子体操ってどうするの?

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体操もいろいろとありますのでご紹介しましょう。

・側臥位(そくがい) 

赤ちゃんが回転してくれるように横になる事で赤ちゃんの向きが変わる事があります。夜寝る時などに行いましょう。どういう向きで横になればいいかは、お医者さまに相談しましょう。

・胸膝位(きょうしつい) 

うつぶせで四つん這いで腹部をゆるめ、両膝をついて頭と肩を下げ、おしりをできるだけ高く上げます。15~20分そのままでその後、側臥位になります。赤ちゃんを骨盤からずらすのが目的で、赤ちゃんを回転させやすくします。寝る前に1日1回行います。

・仰臥位(ぎょうがい)

ブリッジ法ともいいます。あおむけに寝た体勢で、腰の下に毛布などをあてて少し高くし、10分ほどその体勢でいます。朝と夜の1日2回行います。最初の慣れないうちは2~3分から始めるようにしましょう。

胸膝位や仰臥位は赤ちゃんを回転しやすくするための体操です。腹帯などははずし、リラックスした状態で行いましょう。気分が悪くなったり、お腹が張るようなことがある場合はすぐやめましょう。行ってはいけない人もいる為、必ずお医者さまの指導に従ってください。 体操を行ったあとは、シムスの姿勢で寝る事で赤ちゃんが回転しやすくなります。

シムスの姿勢とは?

リラックスできる姿勢は個人によって違いますが、片膝を軽く曲げて横向きで寝た体勢がシムスの姿勢です。お腹が張るなど、気分が悪いと思った時はこの姿勢でいるといいでしょう。ただし、無理をせずに自分が楽だと思う体勢でいましょう。

体操以外の方法は?

逆子をなおす方法は体操以外にもありますのでご紹介しましょう。

・お灸方法

逆子をお灸でなおす方法で、28週〜30週の間にお灸をするとかなりの確率で逆子が改善されると言われています。30週目以降は少しずつ確率は低くなっていくので、時期を確認することが大切です。

お灸はアメリカの医学論文で効果があると実証されています。足やお腹がポカポカして、赤ちゃんがよく動くようになります。

お灸をする位置は、小指にある至陰(しいん)や足首にある三陰交(さんいんこう)です。熱くすればいいというわけではないので、妊婦さんは弱い加減で試してみましょう。くれぐれもやけどには気をつけましょう。

小指の至陰(しいん)は、足の小指の外側(爪の横あたり)です。足首の三陰交(さんいんこう)は、内側の足首でくるぶしの周辺から指を4本分上の箇所です。

・外回転術 

外回転術は一般的に、ママに前もって子宮を柔らかくする薬を注射して、超音波で赤ちゃんの胎盤の位置や、心拍を確認しながらママの身体の外から手で胎児を回して行っていく方法です。成功率は約50%なのですが、リスクもありママも赤ちゃんにも苦痛があります。施術できる医師も限られることや、リスクを避ける為に行う病院は多くはありません。 

・体を温める

ママの身体が冷えると赤ちゃんの動きも鈍くなります。特にお腹から足先までを温めるようにしましょう。半身浴をして体の温度をじっくり上げたり、散歩を行ったりすることで体を温めることができます。また、あまり冷たい食事を行うと体温も低下するので温かい食べ物を積極的に摂りましょう。

再度、逆子にならないようにするには?

逆子が直ったのに、また!…という事もあります。そうならないように体を温める方法が有効です。気軽にできる足湯や半身浴などで、身体が冷えないよう気をつけながら温かい飲み物や食事をとり、ゆっくりとした散歩など軽い運動を行いましょう。

逆子の時の注意点は?

逆子の時は破水に注意しましょう!逆子で無い場合は破水しても赤ちゃんの頭が栓の役割で、羊水が漏れるのが少なくてすみますが、逆子の場合は羊水が多く出てしまいます。

そうなると赤ちゃんよりへその緒が先に出てしまうという、「臍帯脱出」の危険を伴います。破水したと思ったら、動かずにすぐに病院に連絡し、指示を仰ぎましょう。

まとめ

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逆子でもお産までに直る人が多いので、諦めないで頑張りましょう!妊娠中期には逆子でも、妊娠37~39週くらいには5%以下までに下がります。ですので、出産までに治ることが多いのです。あまり不安になりすぎず、最後まであきらめないでいましょう。お医者さまとよく相談し、指示に従って様子を見ましょうね。

  
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