朝起きて顔がパンパンにむくんでいて、鏡を見てガッカリする・・・そんな朝がたまにはありますよね。
特に、目のまわりがむくんでいるときは化粧ノリも悪く、一日冴えない気持ちになりますよね。午後になると足がむくみ、朝になると顔がむくむ。
誰でも一度は経験がありますよね。顔のむくみは足のむくみと違って隠すことができません。今回は顔のむくみについて記事を書いています。むくみを知って改善していきましょう!
朝のむくみについて
まずは、むくみについて書いていきたいと思います。
むくみとは身体の中の水分量が多くなってしまったり、リンパの流れが悪くなり、水分が特定の場所に溜まってしまう状態をいいます。朝起きて顔がむくんでいる原因も、体内の水分量が原因です。
では、なぜ朝起きると顔がむくんでしまうのでしょうか?
動いている日中は、特定のところに水分が集中してしまうことはありません。日中は重力で水分が下へ下がって足がむくんでしまいうため、夕方になると足がパンパンになってしまいます。
しかし寝ているときは姿勢が水平になるため、日中は足に集中していた水分が顔の方へ移動します。その結果、朝起きると顔に水分が集中してパンパンにむくんでしまいます。特に、目のまわりは皮膚が薄いのでむくみやすくなります。
夕方になると足がむくみ、朝になると顔がむくむ。と、いう方は体内の水分量が顔と足を移動しているだけかもしれません。
むくんでしまう原因とは?
次にむくみの原因を4つご紹介します。
①塩分の取りすぎ
塩分は身体に必要なものですが、取りすぎると様々な影響があります。その一つがむくみです。
塩分を摂りすぎると、体内で塩分濃度が高まります。高まった塩分濃度を薄めるために、身体は水分を欲するようになります。余分な水分は血管からにじみ出てしまい、身体の水分量が多くなりむくみの原因につながります。
水分を我慢すると、別な方法で水分を取り込もうとします。その結果、血液やリンパ液の循環が悪くなってしまいます。
②アルコールの飲みすぎ
アルコールには利尿作用があります。トイレが近くなり、体内の水分が尿として排出されます。血管内の水分量が減少すると、身体は脱水を感じて喉が渇きます。水をたくさん飲めば、水分を過剰にとってしまう事になります。
トイレに行き、喉が渇いて再びアルコールを飲むと利尿作用でまたトイレに行く・・・という悪循環が生まれます。利尿作用で水分が排出されても、また水分をとってしまうのでむくみやすくなります。
③運動不足と冷えによる血行不良
運動不足の方にむくみが多くなってしまうのには理由があります。それは、リンパの流れが悪くなってしまうからです。
リンパ液は自分で流れることが出来ません。筋肉の力を借りてリンパ液は動いています。運動不足であまり筋肉を使わない方は筋力が低下し、血液を循環させる力も弱くなってしまいます。そのため、体内へ酸素や必要な栄養素な行き届かないために、老廃物を排出させる力も弱まってしまいます。
むくみというのは、体内のリンパ液や血液の循環が悪い状態です。身体が冷えていると、血行が悪くなり循環が悪くなります。そのため、冷えはむくみにつながってしまいます。
④生理によるむくみ
むくみの理由の最後は、女性特有な理由です。生理前や生理中にむくむのは女性ホルモンの分泌が原因です。特に、生理の10日ほど前になると黄体ホルモンというホルモンの分泌が活発になり、水分の排出が行われにくくなります。
生理中は体温が下がりやすくなり、血行や新陳代謝が悪くなるので水分が体外に排出されにくくなります。そのため、生理前と生理中はむくみやすくなってしまいます。
むくみを改善する方法
では、むくみの原因が分かったら次は朝のむくみを改善する方法をご紹介します。
①塩分の摂取を抑える
体内の塩分濃度が高まり、水分を欲するのを避けるために塩分を控えるようにします。
そのかわり、カリウムが含まれている食品を摂取するようにします。カリウムは、体内の塩分を尿と一緒に体外へ排出させる働きがあります。更に、美肌や化粧ノリを良くする効果もありますので是非カリウムを取る事をオススメします。
カリウムが多く含まれている食品
- バナナ
- りんご
- トマト
- キウイ
などが挙げられます。これらをバランス良く摂取しましょう。
②冷温パックを行う
顔の血行を活発にすることで、顔に溜まった血液を循環させることができます。特に、目のまわりが腫れているときに効果的です。
用意するもの
・タオル2枚(フェイスタオルでもハンドタオルでもどちらでも大丈夫です)
一枚のタオルを水に浸して軽く絞っておきます。冬場は水道水で大丈夫ですが、夏場はすぐにぬるくなってしまうため氷水で冷やすのがオススメです。
もう一枚は熱めのお湯で軽く絞るか、水で軽く絞ったタオルを電子レンジで約一分間温めます。
電子レンジで温める場合は、あまり熱くなりすぎないように気をつけましょう。冷たいタオルと暖かいタオルを準備したら顔に交互に乗せます。血流の流れが改善され、むくみの解消につながります。洗顔とスキンケアの間に行うと効果的です。
③3分で出来るむくみの解消運動を行う
朝のむくみは時間との戦いでもありますよね。忙しい朝にでも出来る簡単なむくみ解消法をご紹介します。
1、首のまわりの循環を良くする
むくみは顔の血液の循環だけではありません。首のまわりから循環を良くして行きます。まずは軽くストレッチを行います。
・首をまわす
首を大きくゆっくりとまわします。左右交互に行います。
・首を伸ばす
首を大きくまわしたら、次は左右に倒して首を伸ばします。10秒づつ左右2セット行いましょう。
2、顔と首のセルフマッサージを行う
セルフマッサージを行う前に、乳液やクリームで滑りを良くしておきましょう。
・顔全体のマッサージ
顔を手のひらで包むようにして、下から上へ、内側から外側へ手のひらを滑らせるようにします。あごの先からこめかみに向かい行います。強く押し過ぎないように、ゆっくりと指のお腹でなぞるように行います。
・小鼻からこめかみへ
小鼻の脇に指を当てて、ゆっくりとこめかみに向かって指を滑らせます。小鼻からこめかみへの一方通行になるように行い、こめかみから小鼻へは戻らないようにします。
・まぶたから耳へ
目を閉じてまぶたの上から耳に向かって柔らかく指のお腹を当てます。指先でまぶたの窪みをなぞり、指の腹で耳へと流します。
・おでこから首へ
最後はおでこの中心に指先を当てて、生え際に沿って手を動かしこめかみへと指を滑らせます。そのままこめかみから首筋に向かってマッサージします。
むくみを予防するには?
では、むくみを発生させないようにするにはどうすれば良いのかを紹介します。
・体を締め付ける衣服は避ける
身体を締め付けるパンプスやガードルをなるべく着用しないようにしましょう。
身体を締め付けすぎてしまうと、血液やリンパ液の循環が悪くなります。仕事のときにパンプスを履かなければいけない方は、時間があるときにパンプスを脱ぎ足を楽にして、血液の循環を良くしていくことをオススメします。
・簡単なストレッチや運動を行う
むくみは運動不足にも原因があります。
血液の循環をよくするために、時間が空いたときに簡単なストレッチを行います。
座りっぱなしの仕事の場合は座ったまま、足を伸ばしつま足を遠くに伸ばします。パンプスを脱ぎ、指をグーパーグーパー繰り返します。椅子に背中を預けて思い切り背伸びをするのも効果的ですね。
また、時間がある方は食後にウォーキングやランニングを行うことで、体の代謝を活発にすることができます。質の良い睡眠を得やすくなるメリットもあるので取り入れてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は顔のむくみについて記事を書いています。3分で出来る簡単なケアでむくみを根本的に改善して、すっきりとしたフェイスラインを手に入れましょう!
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