人はあらゆる場面で人に嫉妬します。それは彼氏にだったり、彼女にだったり、友達や会社の上司や部下、他人に嫉妬したりもします。
嫉妬をすることで、自分が小さな人間に思えてしまったり、嫉妬の思考が邪魔して会話を楽しめなくなってしまったりしますよね。幸せな人を見て陰口を叩いたりして、周囲からの印象も悪くなってしまうかもしれません。
嫉妬をする人は、他人は他人、自分は自分と思っていても、なかなかそう心から思うことが出来ず、心の何処かで他人を羨ましく思ったり、なんで自分は…と考えてしまうのが癖になってしまっています。
嫉妬をなくし、誰の幸せも自分の幸せのように感じられる人間になりたいですよね?そうなれるよう、今日は嫉妬を無くす方法を紹介していきます。
彼女の行動に嫉妬しない方法
彼女が他の男友達と話しているのが、浮気しているのではないか、ラインしているのが気に入らない。同窓会や結婚式などのイベントに彼女が行くのが不安で行ってほしくない。自分が居ない空間で彼女が楽しそうにしているのが気に入らない。
など彼女を好き過ぎるあまり、彼女の行動を監視するようになり、居ても立ってもいられない男性は居ます。しかし、女々しい男性が一番嫌われます。束縛が強い男性も、女性に振られる理由に挙がってくる項目です。
では、どんな思考、マインドを手に入れられれば彼女に嫉妬せずにいられるのでしょうか?
いくつか紹介していきます。
自信を持つ
自分自身が彼女に選ばれた、彼女の彼氏であるということに自信を持つことです。
自信が持てれば、彼女が他の男に取られるなどと不安になることはありません。
自信がない人は自分が周囲より劣っていると感じがちで、彼女がすぐ他の男に興味を持ってしまうのではないか?と不安になってしまいます。
そのような男は彼女の目には女々しく映ってしまいます。
自信があり、余裕がある男性の方が彼女も男性を追うようになり、より魅力的に映ります。自分が彼女を目でいつも追うのではなく、彼女に自分を追わせるようにしましょう。
彼女に依存しない
彼女を好きになりすぎて、依存する関係になってしまうと、どんどん彼女のことを気にしてしまい、嫉妬に繋がってしいます。
彼女に依存しがちな男性の特徴として、友達が少なかったり、性格がネガティブだったり、優しく尽くすタイプだったり、心配性や寂しがりやといった特徴が挙げられます。
いつも彼女のことを考えてしまう。彼女がこの世のすべて。と考えてしまっている人は、少し興味を彼女以外に向けて、趣味や友人関係に振り分けましょう。
このような依存は、付き合いたての男女間によく見られ、肉体関係が始まったばかりの男性が女性を独り占めしたい、愛されたいと思う事が原因となって引き起こされます。
彼女だからと言って、自分のものになるのだとは思わず、程よく距離を取って付き合う関係を目指しましょう。
理想の関係に執着しない
自分の理想のカップルになりたい願望の強い男性は、彼女に必要以上に連絡をとったり、彼女の行動を監視したりします。気にしすぎるあまりに、嫉妬してしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。
自分がこれだけ好きなんだから、相手も自分のことをもっと愛するべきだ、と知らず知らずの間にこころの中で彼女に強要する意識が強くなっていて、理想に反する行為をすると、激しく嫉妬します。
一度、自分の理想のカップル像を書き出し、冷静になりましょう。
このような状況は、得に理想の高い男性に多く見られ、彼女の中身ではなく、見た目に惹かれた方に陥りやすい症状です。
物事の本質には興味がなく、見た目重視で、なんでもよく見せたい見栄っ張りが多いです。
自分の理想はあくまで理想であり、二人の関係性は二人で作り上げていくもの。という意識を忘れず、自分本位ではなく、相手の意見も尊重するようにしましょう。
自立する
彼女に依存する状態から抜け出したら、次は自分が自尊心をみにつけ自立する工程に入ります。
自立とは、他人の助け無しで、または支配を受けず自分の身の力で物事を行うこと。です。
自立することで、自分という存在がより明確になり、自分の価値観を確立でき他人や恋人に嫉妬しづらくなります。
また、自立した男性と彼女に認識されることで、自分をしっかり持っている頼りがいのある男に見られ、彼女から見てより魅力的に映ります。逆に言えば自立していない男性は頼りなく、女々しく見え女性の恋愛対象から除外されてしまいます。
もし、精神的に親や、彼女から自立できてない人は、一旦その対象から離れてみて、自分をしっかり確立したほうが良いでしょう。
自分が自立することで、集まってくる人の質も変わってきます。
できれば、実家ぐらしの人は経済的にも親から自立して、自分のみの空間で生活していく力をつけることをおすすめします。自分の知らない苦しみや、大変さを肌で感じることで、より大人になり自立心が強く育っていきます。
本当に自立できている男性は女性から支持されるはずです。
彼氏への嫉妬心をなくす方法
彼氏を好き過ぎるあまり、彼氏に嫉妬してしまう。ヤキモチ焼きで彼氏とずっと一緒に居たい。と強く思うあまり、ついつい彼を束縛してしまう。あれこれ彼氏に聞いて彼氏が嫌気が指している。
別れたくないと思うあまり、いい女を演じて疲れる。なんて女性は居ます。
嫉妬の程度にもよりますが、嫉妬は相手にとってもあまり心地良いことではありませんし、なにより自分が悶々として苦しいですよね。
では、どのようにすれば、彼氏への嫉妬を抑えられるのでしょうか?
彼氏への嫉妬をなくす方法をいくつか紹介していきます。
無駄に我慢して悶々としない
嫉妬する気持ちを、ひとりで抱え込んでいると、どんどんコップの中に愛情が溜まっていっていつか溢れてしまいます。この溢れてしまった時に気持ちが爆発してしまい、彼氏に強く当たってしまったり、喧嘩になったり、自分を傷つけてしまったりします。自分一人で気持ちを溜め込んでいると「私は愛されない存在だ」「私は価値のない人間」とより嫉妬の心理の深みにハマっていく結果となります。
そうなる前に、自分の中で愛情をコントロールすることが大切です。
気持ちが溢れてしまう前に、言葉にして彼氏に気持ちを伝えてみましょう。気持ちが共有できたことによって、二人の間に新しい認識が生まれて彼氏も行動を変えてくれるかもしれません。
まず、爆発する前に伝える、ということが大切です。一旦彼氏にメンヘラ認定されると彼氏のアナタへの気持ちを一気に冷めさせてしまう事になりかねません。
ルールを作る
もし、彼氏の行動や今の状況に不安をいだいているようなら一度二人で話し合い、いくつかルールを決めてみましょう。
まず彼氏に、連絡がないと心配になることや、一人にされて寂しいことなどを素直に伝えてみましょう。このとき、一日一回は連絡を取る、電話をする、や一週間に一回はデートをするなど二人の無理にならない程度のルールを決めてみて、お互いに続けられる方法で気持ちを確かめ合うというのも一つの手です。
なにか、彼から愛されているという実感が持てることによって、自信が生まれ、自立できるきっかけになるかもしれません。
逆にルールを作ってしまわないと「わかってるか大丈夫だろう」「あまり連絡を取りすぎるとうざいかな」と彼氏彼女の関係性にすれ違いが生じている可能性も出てきます。
ルールをつくることで、お互いに安心でき特別な存在と認識出来ることで嫉妬心は和らぎ、彼氏の行動にも多少は寛大になれるでしょう。
しかし、この時厳しい条件を突きつけすぎて束縛しすぎないようにしましょう。
彼氏を好きになりすぎない
彼と離れている時も、ご飯を食べているときも、お風呂に入っているときも、仕事中も、学校でも、常に彼氏のことばかり考えているという恋愛中毒になっていませんか?
まだ嫉妬で済めばいいのですが、そのために束縛が激しくなったせいで彼氏と喧嘩になったり、追われる恋愛関係に飽きてしまって、彼氏のほうが自分が好きなのかどうかわからなくなってしまい、別れるなんてことになったという体験談も聞かれます。
しかも、彼氏のことが好き過ぎるあまり全て彼氏に予定をあわせて、外界との関係を遮断してしまうと、客観的な目線を失い、また新しい発見がなくなり関係はマンネリになってしまいます。
適度に一人の時間や、友達との時間を楽しむことによって相手も自分もリフレッシュされより二人の時間を楽しむことが出来ます。
あまり彼氏に好き好きアピールをしていると、男性は愛されているのが当たり前となり、あなたの事を特別視しなくなるかもしれません。彼氏にとって都合のいい女に成り下がらないように気をつけましょう。
自分を磨く
彼氏が他の女性と会話することに嫉妬する、女がいる飲み会や遊びの席に顔をだすことが気に入らない。と彼氏に嫉妬してしまう女性は、自分に自信がない証拠です。
一旦彼氏の事を考えるのをやめ、自分に目を向けましょう。
時間が経つと、お互いの見た目にや関係の新鮮さに惹かれ合っていた時期とは違い、恋愛の形が変わっていきます。付き合いたて1ヶ月〜1年と3年〜5年付き合っているカップルのお互いの印象は随分変わるでしょう。
時間がたっても、付き合いたてでも自分を磨き彼氏に愛想をつかされないようにしましょう。
自分を磨くことが出来れば、スキルも身につき、自分を好きになれて、新しい発見に意欲的になれます。自分に自信が持てると、彼氏への嫉妬心も収まってくるはずです。
彼氏への嫉妬は自分のスキルを上げるチャンスだと思ってポジティブ変換して頑張りましょう。
他人への嫉妬心をなくす
自分より優れた人に嫉妬する、素敵な結婚をした友達に嫉妬する、他人の幸せに嫉妬する、周りの喜びに嫉妬するこのような感情は普段生活している中で、誰もが抱いてしまう感情です。
決して心が狭い訳ではありません。そこのは自己劣等感や手に入れたいものが手に入っていないという欲求から生まれてきています。
この感情は自分を成長させるため、自分がより良い環境に身をおくために必要な感情であり、実は人生に必要なものなのです。
しかし、このような目線が強いあまりに自己嫌悪に陥ってしまったり、やる気をなくしてしまうのも事実。
ではこのような時、他人へのマイナスな嫉妬心をなくすにはどのような思考回路を手に入れればよいのでしょうか?
紹介していきます。
競争をやめる
他人より優っていたい、地位や名誉、お金、富、成功、評価を手に入れて他人たちより上位な存在になりたいという理由で努力を続けることで得られるものは多くありません。例え、そのようなものが手に入っても今度は、子供や特別な知識を持った人が羨ましく思い、その欲望は尽きることを知りません。
競争をやめるということは一つの気づきポイントです。
他人と比べるマインドをやめることで今まで行ってきた全ての行いの意味が変わり、自由になります。
競争がいつの間にか自分を苦しめていたのだと知ることが出来ます。
しかし、競争心を利用して自分を磨く、高める材料にすることはとても有効な手段です。疲れてしまわない程度に競争心を利用して、自分のプラスに変えていきましょう。
自分の価値を決める
対抗心、競争心をなくし、自由になった後は、自分の価値を決めましょう。
他人の意見に左右されない自分だけの価値を見出すことで、物事に向かう姿勢にハリを与えることが出来ます。
他人がどうこう言っているから、それを行うのではなく、自分の好き嫌いで物事を行い、自分の意見に自信を持ちます。
人それぞれに感性があり、欠点があり、ユーモアがあり、価値観が存在します。自分の価値観を決定するのは他人ではありません。何が幸せで何が良いものと判断するのかは自分が判断するのです。
自分の価値観をしっかり持つことによって他人の幸福や成果には嫉妬しなくなります。
例え他人に卑下されようが他人は他人と割り切る精神を手に入れることもできます。嫉妬したり他人を羨む人は、自分の意見を持っていないことが多く、世の多数派に流されて生きていることが多いです。
そのことを自覚し、嫉妬心に惑わされないようにしましょう。
趣味などに没頭する
他人のことばかりに気を取られていてもしょうがないので、そのエネルギーを別の場所にぶつけましょう。
趣味などがあれば何かひとつ作品を作ったり、一つの山を超えることで達成感が生まれ、嫉妬心から開放されることが出来ます。また、自分のスキルアップにも繋がり一石二鳥です。
なので、自分に没頭できる趣味を一つ持っておくことは非常に有効です。
嫉妬をするとその相手と同じものが欲しくなってしまう傾向にあります。なので、出来れば全く関係ない自分ののみの趣味のほうが好ましいです。
同じものを手に入れようとしてしまうと、より相手に固執し嫉妬心から抜け出せなくなってしまいます。
忙しくして忘れる
ずっと相手の羨ましい状況ばかりを考えてしまう、相手の手に入れた方法やその過程が気になるなど、相手に嫉妬してしまって仕方ないときはとにかく忙しくして忘れてしまいましょう。
嫉妬してしまっていろときは、そのことばかりを考えてしまい抜け出せない状況になってしまっています。自分と比べて自己嫌悪や劣等感をいだき、自己暗示がかかり気持ちは膨らんでいくばかりです。
一旦、その関連キーワードからは距離を置いて、考えないようにすることで頭の中は整理されて、嫉妬心は薄らいでいきます。
自分の頭の中でどんどん思考を加速させずに一旦休ませましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
・彼女に嫉妬しない方法
・彼氏への嫉妬心をなくす方法
・他人への嫉妬心をなくす方法
を紹介していきました。
嫉妬により自分の視野を狭めてしまったり、可能性を否定することは、つらいですよね。
人には得意不得意があります、自分には出来ないことと出来ることを知り、自分の魅力に気づき、それを他人にも理解してもらえるようにしましょう。
自分の価値や考えをしっかり持っていれば、相手に嫉妬をして苦しくなることはなくなります。
嫉妬心から開放され良好な人間関係を築いて行きましょう。
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