とげが抜けない時の対処方法って?上手く抜く方法と注意点を知っておこう!

とげが刺さった時貴方は如何されますか?昔は「とげが刺さったのを、抜かないでそのままにしていると、心臓に刺さって死ぬ」等と脅かされたりしましたが、これは戒めの様です。

昔はとげが刺さって、化膿したり破傷風等になって、亡くなられた人もいたので、その戒めの為にその様な事が言われてきました。

とげが刺さって抜けない時、小さなとげでも神経に触り痛いですね。とげが刺さって抜けない時に、家庭でできる応急処置を、今日はご紹介しましょう。これらをやってもダメな場合は、外科に行って最終的には、取ってもらって処置する方が良いでしょう!

とげ抜けない

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とげが刺さっても雑菌が、入らなけらば心配はないのですが、とげの様な小さな穴からも雑菌は入りやすくなります。その為にとげを抜くときも、刺さっている時も雑菌が入らない様に、注意しなければなりません。

刺さったとげはそこから、動く事はないそうです。とげにもよりますが動かない事で、とげにより炎症を起こし、異物肉芽腫と言う腫瘍が出る事もあります。

とげが刺さっても人間には治癒力があるので、自然にとげが抜けてきます。しかしそのとげにばい菌がついていたら、感染症を起こし、化膿、炎症を起こす事にもなりかねません。

とげが刺さったら一体どうしたら良いのでしょうか?

とげを抜く準備

まずとげが刺さったら、抜く前の準備をします。まずとげが刺さったら、綺麗に石鹸で手を洗ったり、消毒液で患部を拭く事が大切です。洗っている時に患部を、強く押したりしない様に、患部をそっと消毒します。

とげを抜くのに、用意するものはピンセットか毛抜きを用意します。それでは色々な方法をご紹介しましょう!ピンセットや毛抜き等は重曹等で洗浄するか、オキシドール等の消毒液で消毒しましょう!

つまんで引っ張る方向と、とげが刺さった方向を同じにするように、とげを抜くピンセットの方向を同じにする事が大切です。

方向が定かでない場合は、薄い紙やティッシュ等を滑らして、抵抗がより大きい方向が、とげの刺さっている方向になります。

とげを抜いた後は、雑菌が入らない様にして、オキシドール等で消毒をきちんとして、絆創膏などを張って患部を保護しておきましょう!

とげを抜く方法

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五円玉でとげを抜く方法

皆さんも財布の中に穴の開いた、5円玉の1つや2つはあると思います。この五円玉でとげを抜く方法を紹介します。まず五円玉を重曹等で綺麗に洗浄しましょう!綺麗な布で拭いて、五円玉の穴を患部にあてます。

五円玉の穴を利用するのですね。丁度患部が穴に盛り上がる様にあてて、周りを押すと皮膚が浮かびあがり、同時にとげが浮き出てきます。

浮き出てきた所を用意したピンセットか、毛抜きで抜き取ります。抜いた後はオキシドール等で消毒して、バンドエイドを張っておくと良いでしょう。

針でとげを抜く方法

針でとげを抜く方法は、少し痛い思いをすることになります。まず針を火にあぶり、消毒して雑菌がつかない様にします。その前に患部を氷水等で冷やします。すると患部が麻痺するのでその時に、表面の皮のとげが刺さったところの穴を少し拡げます。

するととげが顔を出しますので、それをピンセットか、毛抜きで抜き取ります。余り深くやると返って雑菌が入ったりする事になるので、表面の皮膚をやる程度にした方が良いです。

梅干しでとげを抜く方法

梅干しでとげを抜く方法は、梅干しの塩分を利用します。梅干しの皮の塩分を患部に押し付けて数分置くと、梅干しの塩分が皮膚の水分を抜き取るので、一時的に患部の水分が奪われて腫れが引きます。この腫れが引いた時に、ピンセットか毛抜きで抜き取ります。

小さいとげならピンセットや、毛抜きは必要ないかもしれません。抜いたら忘れずにオキシドール等で消毒して、雑菌が入らない様にしておきましょう!

蜂蜜でとげを抜く方法

蜂蜜のとげを抜く方法は、蜂蜜には抗菌作用があるので、とげを抜くにはとても良い方法かも知れません。蜂蜜をぬって10分ほどおくと、とげがでてきます。

また蜂蜜には皮膚の組織の再生作用もあるので、とても良い方法に思えますが、蜂蜜のアレルギーの方などは、アレルギーになってしまいますので、やめた方が良いと思います。

また乳幼児1歳までになる子供が、蜂蜜をなめるとポツリヌス菌を発症する可能性があります。正確には3週間から6ヶ月までの、まだ腸内環境が十分でない乳幼児には、蜂蜜はなめさせないでくださいね。

またお子様などは、蜂蜜なので患部をなめたりするお子様もいますので、とげが反対に口から入る事もあります。その点は注意をして対処してください。

野菜でとげを抜く方法

野菜のとげを抜く方法は、ニラやネギを適当に切ってもんで汁を出して、患部に張って1日程度おくと、とげが出てくるそうです。ニラやねぎは昔から皮膚疾患の薬草として、使われていました。とげが刺さる事で、皮膚の炎症を妨げる為のものでしょうか?

ニラやネギの汁でとげが出てくると言うのが、少し理解できませんが、とげが取れた人も居る様ですので、間違いないのでしょうね。

また里芋をすりおろして、患部に塗り付けると、サトイモがとげを吸い出してくれるので、簡単にとげが抜けるそうです。

里芋のぬめりのムチンは粘膜を保護して、細菌やウイルスに感染しにくくなるのですがこれは食べた時ですね。

里芋の皮を剥くときに手がかゆくなることがあります。これはシュウ酸カルシムの成分によるものです。このシュウ酸カルシウムは針状の結晶になっていて、皮膚に付着してかゆくなるそうですが、とげを抜くときにこのシュウ酸カルシウムが、とげを押し上げるのでしょうかね?

とげを抜いた後は忘れずにオキシドール等で消毒して、雑菌が入らない様にしておきましょうね。

バナナの皮でとげを抜く方法

バナナの皮でとげを抜く方法は、バナナの皮を絆創膏やテープで止めて、数十分おくとバナナの酵素の力で、皮膚が柔らかくなってとげが抜けるという事です。

バナナの皮には色々な利用方法がありますね。とげが抜けたら患部を消毒するのを忘れないでね。

ふやかしてとげを抜く方法

ふやかして、とげを抜く方法は、お風呂にゆっくりと入って、身体の皮膚を柔らかくします。身体の皮膚が柔らかくなると、とげの刺さった幹部もふやけて、とげが抜きやすくなります。

お風呂でなくてもお湯や蒸しタオルで、患部をふやかしてとげを抜いてもよいです。皮膚が膨張する事で、とげが出やすくなって、抜けると言う事です。

抜いた後は必ず消毒と雑菌が、入らない処置をしてくださいね。

吸いだし膏薬でとげを抜く方法

吸いだし膏薬を患部にあてて、とげを吸い出す方法です。吸出し膏薬なので、とげを吸い出してくれます。吸出し膏薬は魚の目、タコの目等を取るのに使用されるものです。これは膿を出し化膿を防ぐ薬です。膿を出す要領でとげを、出してくれるそうです。

絆創膏に吸出し膏薬を少し塗って、1日に2回~3回患部に張っておくと良いです。そうするととげを吸出してくれるので、とげが出てきたところをピンセットか、毛抜きで抜く方法です。

セロテープやガムテープでとげを抜く方法

セロテープやガムテープでとげを抜く方法は、患部にセロテープやガムテープを張って、剥がすととげがついてくる方法です。粘着力でとげも一緒についてくるとの事ですが、とげにも色々ありますので、小さなとげなら良いかもしれませんね。

とげを抜いた後は必ず、オキシドール等の消毒剤で患部を拭いて、雑菌の入らない様にしておくことが大切です。とげが抜けなくて一番危険なのは、雑菌が入って炎症をおこし化膿したり、破傷風になったりする事が、一番注意しなければいけない事ですので、くれぐれも消毒して、雑菌の入らない様にしておきましょうね。

とげが抜けなくなったら

医師

色々民間療法を書き並べましたが、どれも抜けそうで抜けない様な、感じの様に思えますが、実際にやって抜けた人達もいますので、抜けない時は運が悪かったと思って、外科に行って処置してもらう方が、破傷風等にならなくて、心配がありません。

とげも疎かにすると雑菌などが入って、破傷風等にかかる事もあります。お子様等は簡単な方法で、とげが抜けなかった場合は、外科に行って抜いてもらう方が、大事になりません。

私の経験上は患部を押して、ピンセットで取れていましたので、余り色々な方法を試した事はありません。

私達の皮膚の構造

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とげが刺さるのは表皮の部分だと思います。その表皮の部分の構造を知る事が大切です。表皮は0.3㎜ほどで、真皮の一番上にある表皮の一番底を、基底層と言います。

この基底層は1層になっていて、その上に有棘層は5~10層になっています。有棘層の上の顆粒層は2~3層になって、その上に角質があります。

角質は一定期間とどまって、垢となって剥がれ落ちていきます。角質層は0.02㎜で、セラミドを主成分とする、細胞間脂質が角質の細胞同士をつなぎ留め、セメントの様にブロック状に、重なり合って頑丈に接着しています。

私達の肌は新陳代謝によって、皮膚が生まれて剥がれ落ちます。その時にとげが皮膚に刺さる事で、とげは皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)によって、体外に押し出されます。そのサイクルは人によって違いますが大体28日~56日で再生されます。

60歳以上になると、このターンオーバーは90日以上なり、100日以上は珍しくありません。

免疫力のある大人なら、とげが刺さってもそのうちに出てくるはずですが、とげにも色々ありますので、一概にはいえません。

まとめ

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とげが抜けない為の、抜ける方法を色々見てきましたが、どれも科学的に証明されているものはありません。昔からこの様に言われてとげを、抜いてきたと言う事だと思います。実際にやって効果のあった人なかった人、それぞれですのでこれが絶対に、とげを抜く方法というものではありません。

またとげも奥深くに入り込んだときは、痛みも違いますし、化膿したりします。その為異物肉芽腫や、破傷風になる事もないとは言えませんので、心配な方やお子様などは、外科に行って診てもらうのが良いと思います。専門ですので、痛みもなく化膿しなくて、処置して頂けるとおもいます。

  
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