無毛症について知ろう!種類や症状、原因について!治療法や合併症についても紹介!遺伝は関係あるの?

無毛症とは、読んで字のごとく「毛のない状態、もしくは毛がない病気」のことを言います。これに悩む方は多く、さらに諦めている方もしばしばいるらしいですが、まだ諦めるには早いです。

これには根気よく治療を続けることによって回復することもあるので、今回はこの無毛症について深く掘り下げたいと思います。

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無毛症とは何か?

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では、まず無毛症とは何か、どういう病気かというところを見ていこうと思います。

毛がない、もしくは毛が少ない病気

無毛症とは読んで字のごとく毛がない、もしくは毛が少ない病気のことを指しています。これには様々な要因が挙げられますが、主に先天性と後天性に分かれることもわかっています。先天性、つまり生まれつき毛が少ない、もしくはない状態で生まれてくるものと、後天性、生まれた後に何らかの原因によって毛が少なくなる、もしくはなくなることを指しています。

先天性と後天性に分かれるとは言いましたが、先天性という括りの中でも幾つかの症状に分かれることがあります。まずはこの先天性無毛症について見ていこうと思います

先天性無毛症

文字どおり生まれつき髪の毛が少ない、もしくはない状態の病気を指しています。しかしその中でも症状や病気の過程にばらつきがあったりします。これには大きく「遺伝」というものが関わってきます。先天性なので遺伝という部分は拭えないでしょう。

先天性無毛症は大きく分けて「全頭無毛症」というものと「限局性無毛症」という2つのものがあります。

先天性の中でも大まかに分けるのであれば上記の2つが主であるのが一般的です。遺伝の関係でもこれらに分けられる原因というのはまだ深くはわかっていません。ですが現実的に二種類あることをご理解してください。

全頭無毛症

全頭無毛症というのは、頭部の毛、つまり頭の部分にあたる毛が全てないということを指す無毛症のことを言います。これの場合に関しては髪の毛の遺伝子というもの全体に問題があるということがわかっています。

この全頭無毛症の方の場合は、他の部分の毛も全て生えていなかったり、また生えてくることもなく、生えていたとしても非常に少ないということが挙げられます。

全頭無毛症は髪の毛だけに関わらず、全ての部分の毛に関して遺伝的に生えるということに関して問題が生じているということがわかっています。

ですが、諦めてはいけません。この全頭無毛症の方の場合、思春期になると生えるという毛もあります。他の部分の毛が生えなくなるということもありますが、全ての毛に言えるということではないということです。

基本的に言えば思春期になった後に生える毛は生えることが多いというデータがあります。例えば、陰部の毛や脇の毛などの部分にあたる毛はこの全頭無毛症を患っている方でも生えてくることが多いということがわかっています。

限局性無毛症

限局性無毛症というのは、頭部の毛全てが生えてこてこないというわけではなく、頭部の毛の一部分か生えてこてこないという病気のことを指しています。つまり頭の毛の中でも一部の毛だけが生えない、もしくは生えていないということですね。

この限局性無毛症という病気も遺伝によるものが強いく発生すると言われていて、主に皮膚の疾患というものを生まれながらに抱えているという人に発生しやすいと言う見解があります。

生まれて間もない頃に髪が抜ける人もいる

先天性無毛症の方に限って言えることですが、生まれてすぐは髪の毛が普通の状態で生えて生まれていても、数ヶ月経った頃に髪の毛が抜けてしまうという方もいると言われています。

この場合に限って言えることではありますが、このように生まれてすぐは生えているけれど、その後数ヶ月経ってから抜け落ちてしまうという症状の場合はその後、二度と生えてこない場合が多いとも言われています。

これについては、よくわかっていないところが大きいです。もちろん抜け落ちる原因というものは遺伝性の皮膚の疾患であるのはわかっていますが、それ以上のことはわかっていないというのが現段階であるのです。

親が無毛症の場合は子供も無毛症になる可能性が高い

親が無毛症である場合はその子供も無毛症になりやすいという傾向があります。その中でも特に、母親側が無毛症の場合はその子供も無毛症になる確率は高く、その確率は約70%以上で、その子供に無毛症が現れるというデータがあります。

遺伝性の強い無毛症の場合は特にその遺伝子を受け継ぎやすく母親の場合は父親の場合よりもさらに確率は上がるというもので、先天性の場合は遺伝が多く関係しているということがわかります。

無毛症と並行して現れる症状

無毛症を発病している場合、無毛症の症状、つまり髪の毛や全身の毛が生えないという症状以外にも別の症状が現れるということがわかっています。これは可能性の話であって確実に現れるということではありませんが、無毛症を患っている方が並行して起こりうる可能性のある症状というものがあるのも事実ではあります。

主に挙げられるものが、爪や歯などです。この部分が十分に発達、または成長しないことがあるということがわかっています。そして他にも精神的な面においても発達の遅れなどがしばしば見られることがあるということです。

毛だけではなく、他の部分にも疾患が現れるというのはとても辛いことであるのがわかりますね。

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先天性無毛症の原因疾患とは?

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では、先天性無毛症の原因疾患について見ていきたいと思います。

割合的には「限局性無毛症」の方が多い

ここで先天性の無毛症を発症させるものに関係のある疾患というものをあげるのですが、多くの場合は体の一部の毛が生えないといった限局性無毛症になることがほとんどであって、上記で述べた全頭無毛症になることというのは稀であるということが挙げらえるのです。

それを踏まえた上でご説明しようと思います。

脂腺母斑

脂腺母斑というものは、生まれた際、もしくは幼児期に現れるもので、その症状は黄色い母斑、厳密に言うとアザのようなものを指します。

乳幼児期から見られるものが多く、黄色いアザのようなものが目立ち特にアザという以外は問題はないのですが、思春期を過ぎたあたり、つまり第二次性徴が始まるあたりにこのアザがデコボコするようになるのが特徴的であり、さらに色も黄色から褐色を帯びてくるようになります。

そして身体が成長するのと同時にアザも大きくなっていきます。この脂腺母斑が頭に現れていると、その部分に毛が生えない、つまり無毛になるという限局性無毛症になるといういうことがわかっています。

つまり総括するとアザが原因で、その部分が無毛になるということですね。

合併症の発症の可能性もある

脂腺母斑というものが、列序性を帯びている、つまり順番に並ぶような形で現れている場合には、痙攣や神経伝達、神経系列の疾患を患う可能性があるということがわかっています。

またその他にも目の部分や口の部分、骨にも先天的な異常が現れることもあり、様々な合併症を伴うことがあるのが特徴として挙げられます。

上記でも述べたように発達障害などもそのうちに含まれます。毛の疾患だけではなく他の合併症も現れるというのも稀な病気ではありますね。

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先天性無毛症の治療法について

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では、先天性無毛症の治療法について述べたいと思います。

外科的手術

先天せ無毛症の治療法としては外科的な手術が主となっています。この病気を治療するにあたってこの治療法が最も有効な手段であることがわかっています。そのわけについては、脂腺母斑にあります。

脂腺母斑は成長するにつれてそのアザのようなものがデコボコするように、コブ状のようになっていくのが特徴的であり、それが癌化する恐れがあるからだとも言われています。

なので、外科的手術で行うことはアザとなる部分の切除を行います。つまり取り除くということですね。アザ部分にあたるところを切除し縫合するという形がこの脂腺母斑の治療で撮られる形となります。縫合部分が頭皮である場合はその縫合部分に髪の毛が再生されるということはありませんが、癌化することを未然に防ぐということに関して言えば最も有効的であるといえるでしょう。

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その他の先天性の無毛症について

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では、ここでは他に挙げられる先天性の稀な無毛症について触れましょう。

外陰無毛症

先天性の無毛症で外陰無毛症というものがあります。これは何かと言いますと、通常、思春期になると第二次性徴が開始され、陰毛などが生えてきますが、これについては体内の副腎と呼ばれる箇所が思春期の訪れによって男性ホルモンというものを発生されるのが主な特徴と言えるのですが、これが何らかの原因により男性ホルモンが分泌されない、もしくは分泌量が著しく少ない状態であることに雨よって、その部分の毛が生えてこない、また非常に少なくなるということがあります。

この病気のことを俗に外陰無毛症と言います。これも先天性の無毛症の一つであり、原因はホルモンにあります。ホルモン異常は色々と原因がありますがこれの原因は色々と要因があります。

また、ホルモンバランスの崩れ、つまり男性ホルモンが思春期、第二次性徴に分泌されないことによって上記で述べた部分だけでなく他の部位の毛や他の疾患を発症するということもあります。ホルモンは身体にとってとても重要な役割を果たす部分と言えますので、その男性ホルモンが必要な時に必要な分、分泌されないということは身体のあらゆる部分に異常を来す恐れがあるということに繋がるというわけです。

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後天性無毛症について

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上記では先天性について述べてきましたが、ここからは後天性について述べようと思います。

後天性無毛症の一つ、症候性脱毛症

先天性の無毛症では遺伝子などや皮膚の病気が原因により生まれながらにして毛が生えてこない、もしくは一部の毛がない状態を表すというものでしたが、後天性では生まれた時には特に異常は見られないものの、何らかの原因によって生後に無毛症になってしまうというものの病気を挙げたいと思います。

まずは後天性無毛症の一つ、最も多いものである症候性脱毛症について触れたいと思います。

症候性脱毛症とは何か?

症候性脱毛症というものは、色々な病気や疾患によって起きる脱毛症のことであり、その中でも詳しく説明すると3つの部類に分けることができる病気であります。

1つ目は感染症によるもの、そして2つ目は薬剤によるもの、また薬剤の副作用によるもの、そして3つ目は全身性疾患によるもの、この3つに分けることができます。

それぞれの症状で対処法や治療法が変わってきますのでしっかりと見ていきましょう。

この脱毛症の大きな特徴と言えるものが、上記で述べた3つの原因というものによって、毛のサイクルというものに異常が発生し、髪の毛や他の部分の毛が抜けてしまう、俗に言う休止期が増えるということによって起こるとされています。

感染症による脱毛症:真菌感染症

1つ目に挙げられるもので感染症というものがあります。その感染症の中で具体的に挙げるならば、真菌感染症というものが挙げられます。

真菌感染症とは何かと言いますと、真菌、つまりカビや酵母などの部類の菌によって引き起こされる感染症のことを言います。

真菌というものは空気中を漂っていることが多く、その真菌が肌に触れたりや、肺などに入ることで発症すると言われています。

この病気は他人に移ることもなく、また重症化することも少ないと言われている症状であることも特徴的であるといえるでしょう。

そして大きな特徴は、ゆっくりと時間をかけて進行するという点で、自覚症状というものがほとんど現れないというのが1つ挙げられます。さらに、真菌を殺すのは他の細菌を殺すことよりもさらに困難であることから、完全に治療するのにはかなりの時間がかかるとも言われています。

薬剤による脱毛症:化学療法剤

2つ目に挙げられるもので薬剤による脱毛症があります。これは化学療法剤ともいうもので、化合物を自然にあるものだけではなく、科学的に合成をするということによって作り出された薬のことを総称して化学療法剤と言います。

この薬には「抗がん剤」や「抗腫瘍剤」「抗生物質」などの薬が挙げられます。よく抗がん剤治療で髪の毛が抜けるなどのことを聞いたことがあると思われますが、それがこの化学療法剤による脱毛症なの1つなのです。

一般的にいうなら、これらの薬の効果というものはかなり強いものであって、長い期間の使用により脱毛が進行するとされています。化学療法剤を使用することで髪の毛だけではなく、まつ毛なども抜けることがあるらしいとうデータも存在します。

俗にこういうものは癌治療や腫瘍の治療に使われるものであり一般的には使用されないものでありますが、抗生物質などの薬は通常の風邪、ウイルス感染などにも使用されます。しかし、その期間は大体が3から5にち程度、長くても一週間ですので髪の毛が抜ける程度のものではないとされています。

全身性疾患による脱毛症:全身性エリテマトーデス

3つ目に挙げられるもので、全身性疾患による脱毛症があります。これの1つに全身性エリテマトーデスというものがあります。これを略語でSLEと俗に呼ばれることがあり、難病の1つに指定されているものです。患者数も全国に6万人から10万人ほどいるとされいてかなり多いといえるでしょう。原因については現段階では解明はされておらず、主な症状は免疫のシステムが自分の身体を攻撃して傷つけてしまうということが挙げられます。

これにより、身体全体に色々な炎症が発症し、発熱、倦怠感など色々な全恣意性疾患が起こるようになります。

脱毛はその中の1つとして数えられているものです。一貫してこの病気が脱毛だけではなく全身の様々な疾患につながる一部として考えていただければと思います。

詳しくは、エリテマトーデスとは?原因・症状・治療法・経過について知ろう!を参考にしてください!

全身性疾患による脱毛症:内分泌性疾患

全身性疾患の中にもう一つ内分泌性疾患という症状が挙げられます。この内分泌性疾患というのは内分泌代謝疾患とも言われており、身体の様々な機能を管理するという内分泌代謝、俗に言うホルモンが何らかの原因によって生成されなくなってしまったり、過剰に生成されたりする状態のことを指しています。

ホルモンを生成する場所は多々あります。挙げるなら、甲状腺や膵臓、脂肪などが挙げられます。これらの臓器で問題が発生し、起こりうるものであり、代表的なものに糖尿病などや骨粗しょう症、高血圧などが挙げられます。

これらの症状を発症することによって、全身の疾患を起こしてしまい最終的に脱毛症になり、脱毛を促進させてしまうという結果に至ります。

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まとめ

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では総括に入ります。

先天性と後天性で原因がきっぱり分かれる

上記で述べてきたように、先天性と後天性で原因がきっぱりと別れるというのがわかります。

後天性のものはウイルスや薬剤、そして他の病気が原因で起こりうるものであり先天性のような遺伝子や皮膚の病気とは全く別物になります。

特に先天性などは遺伝性が強いものでありますので、親がなっている場合は高確率でその遺伝子を引き継いでしまうことが挙げられます。

直せる無毛症もありますので、早めの治療が必要不可欠となります。特に後天性の場合は元の病気となるものを直せばまた生えてくるものも多いので、早めの診察と治療を心がけましょう。

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