手のひらがぶつぶつになる病気って?症状や対策方法を紹介!

みなさん、ある日突然、手のひらにぶつぶつができていた、なんて経験ありますか?虫に刺されたわけでもないのにかゆみに襲われたり、ぶつぶつをつぶしてしまったりしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、手のぶつぶつにはどのようなものがあって、ぶつぶつができないようにするにはどのような対策を講じる必要があるのかをお伝えできればと思います。手のぶつぶつにお悩みの方だけでなく、万が一手にぶつぶつが出来てしまったときに備えて、適切な対処ができるように、ぜひとも一読いただければ幸いです。

異汗性湿疹

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異汗性湿疹は、春先から夏にかけての温かい時期に発症しやすい湿疹で、一度できてしまうと徐々に悪化してしまうものを指します。

異汗性湿疹の原因

手のひらだけではありませんが、人間は体温を一定に保つために、体が熱くなったときに汗をかきます。運動した後はもちろん、極度の緊張状態に陥っている場合は、汗をかきやすい傾向にあります。汗は、体中にある汗腺から出ますが、手のひらにも感染があります。

そして、汗の量が多くなってしまうと、汗腺から汗が上手に排出されず、皮膚の間にたまります。この汗の塊が湿疹として表れるのが異汗性湿疹です。ですから、手のひらの異汗性湿疹の原因は大量の汗にあります。ですから、汗っかきの方、緊張しいの方は、異汗性湿疹を発症するリスクが高いといえます。

症状

異汗性湿疹の症状としましては、強いかゆみが挙げられます。そのため、異汗性湿疹を発症するとかゆみに耐えきれなくなってしまい、最終的には湿疹をつぶしてしまいます。

しかし、湿疹のできた個所は、他の箇所と比べて湿疹ができやすくなっていますので、一度湿疹をつぶすと、同じ場所から新しい湿疹ができてしまいます。また、手のひらに複数湿疹があり、それをつぶしてしまった際に、近くの湿疹が融合してさらに大きな湿疹となってしまう場合がありますので、かきむしらないことが症状を悪化させないためには必要です。

さらに、湿疹がつぶれた部分は他の部分より乾燥しており、そこに新しい皮膚が再生してしまうと、その部分が潤いのない肌となってしまいます。そのため、湿疹をつぶすとかさかさ肌の原因となってしまいます。女性の方は特に、手荒れを気にしている方も多いことと思いますから、注意が必要です。

治療

まず挙げられるのは、皮膚科での診療に基づいて処方される、薬品であるステロイドを用いた治療です。

ステロイドとは、腎臓でつくられるホルモンの1つです。ステロイドを使用すると、手のひらで発生している湿疹を抑え込んでくれるので、比較的短期間に治療が終了します。しかし、ステロイドには副作用が多いため、適量の使用が重要となってきます。また、ステロイド治療によって湿疹が抑えられたら、湿疹によって乾燥してしまった手に潤いをもたせるために、尿素の含まれたクリームで手の保湿を施します。

また、手の汗の量を正常に保つために、塩化アルミ二ウムを用いた治療がなされる場合があります。塩化アルミニウムは薬局で売られている汗の出る量を控えさせる製品にも使用されているので、手軽に購入することができます。

塩化アルミニウムが手に塗られると、手のひらにある汗腺が刺激され、閉じた状態になります。そのため、汗のでる量が抑えられ、異汗性湿疹の発症する可能性を下げてくれます。しかし、直接塩化アルミニウムを手のひらに塗ってしまうと、手のひらに炎症が起きてしまい、手荒れの原因となってしまいます。ですから、塩化アルミニウムを直接使用する場合は、薬剤師の方の指示に従って正しく使用しましょう。

対策

まず、異汗性湿疹の最大の原因は、沢山汗をかいてしまうことにあります。ですから、少しでも汗を出さないようにすることが大切となります。ですが、そのために運動を全くしなくなってしまっては、別の病気になってしまったりすることもあり得ますから、神経的な汗を控える生活をすべきでしょう。

具体的には、緊張状態に頻繁に陥らないことです。もちろん、学校や仕事の中で、精神的に追い詰められることや、緊張してしまうこともあるでしょう。しかし、緊張をして手に汗を大量に書いてしまっては異汗性湿疹を防げませんし、異汗性湿疹が出来たことのストレスによって、さらなる異汗性湿疹を発症させる恐れもあります。

ですから、ストレスをためない生活が重要になってきます。

掌蹠膿疱症

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異汗性湿疹とよく似ているものとして、掌蹠膿疱症という病気があります。これは、手のひらに膿がたまった塊が大量にできてしまう病気です。

原因

掌蹠膿疱症の原因は、残念ながら現時点では判明していません。しかしながら、掌蹠膿疱症を発症しやすい方には以下のような特徴が挙げられます。

まずは、喫煙者であることが挙げられます。タバコの煙には、肺がん等を生じさせる発がん性物質が含まれていることが知られていますが、掌蹠膿疱症を発症される方の多くがタバコを日常的に吸っていることが明らかとなっています。しかし、全ての喫煙者の方が掌蹠膿疱症を発症するわけではありませんから、タバコが掌蹠膿疱症の具体的な原因であると断言することはできません。

また、掌蹠膿疱症を発症しやすい方は、慢性化膿性病巣を体質的に持っている方が多いです。この慢性化膿性病巣とは、漢字が示すように、慢性的に膿が出来やすい病巣をもっていることを指し、蓄膿症が代表されます。そして、蓄膿症の症状の前触れとして掌蹠膿疱症が生じてしまうケースが多いのです。

これも断定することができないのですが、皮膚に何らかのアレルギーを有している方は掌蹠膿疱症を発症しやすいともされます。アレルギー反応に伴って偶発的に掌蹠膿疱症が生じるケースがあるようです。

また、掌蹠膿疱症は、合併症を伴う場合があり、手首だけではありませんが、関節に炎症を伴うことがあるので注意が必要です。

治療方法

掌蹠膿疱症は、何らかのウイルスによるものではないため、抗生物質等の治療は行われず、異汗性湿疹と同様に、ステロイド軟こうを用いて、手のひらの炎症を抑えることが挙げられます。

しかし、原因が不明なだけに、適切な治療方法が確立されていないのが難点で、ステロイド軟こうでぶつぶつがなくなっても、また掌蹠膿疱症が生じる可能性があるため、根気よくこの病気と向き合う必要があります。

対策

上でも書いているように、掌蹠膿疱症の原因が特定されていないので、具体的な対策が挙げられません。しかし、膿ができるということは、体の中で何らかのアレルギー反応が起きていることが考えられるので、アレルギーを抑える生活を心がけることが、掌蹠膿疱症の対策として有効と考えます。

具体的には、自分のアレルギーの有無を検査したうえで、アレルギーの原因となるものを体の近くに置かない、取り込まないことが大切になります。

手にできる水虫

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また、手のひらのぶつぶつの原因としては、水虫があります。水虫は足にしか出来ない、と思われている方もいるかと思いますが、手のひらにも水虫ができてしまいます。

原因

本来、足にできやすいとされる水虫ですが、水虫の原因は白癬菌という菌が繁殖することで発症します。この菌は高温多湿の中で繁殖していく性質を有しており、靴下をはき、靴を履いていれば汗で蒸れますから、足のひらに水虫が多く発生してしまうのです。

手のひらは、手袋を日常的にしている人を除けば、比較的乾燥した状態にありますので、本来であれば白癬菌は発生しにくいといえます。しかし、手のひらに白癬菌が付着することを理由として、手に水虫ができてしまう場合があります。つまり、足に水虫をもっている方が、自分の手で足を触った際に、菌がうつってしまうのです。

また、自分の足の金だけでなく、公衆トイレの便座や、多くの人が手を触れるドアノブといったところにも、水虫の原因菌が付着していることがあります。そうすると、そのような個所を握ってしまうと、手のひらに水虫の原因菌が付着してしまうので、手のひらの水虫が発生してしまうのです。

治療法

手のひらの水虫の治療方法としては、足にできた水虫と同様、内服薬による治療と、軟膏等による薬を患部に塗ることが挙げられます。水虫の原因菌は繁殖力が強いため、なかなか完治するのが難しいのですが、内服薬等の開発によって、水虫を根治出来るようになっています。

対策

まず挙げられるのが、自分の足に水虫がある場合に、その水虫の治療をすることが挙げられます。手の水虫の主たる原因が足の水虫にある以上、足の水虫を治療しない限り、手のひらの水虫の危険を回避できないので、当然といえば当然の対策となります。

また、手洗いを徹底して、手の清潔を保つことも重要です。手のひらは、多くのものを触れますので、自分の周りで水虫の原因菌を有している人がいた場合、その人が触れたものを自分が触れることで、水虫の原因菌が付着してしまいます。ですから、ドアノブを触った後や公衆トイレに行った際は、石鹸を用いて手を洗いましょう。

まとめ

手のひらのぶつぶつの原因として挙げられるのが、異汗性湿疹です。これは手のひらの汗腺が何らかの原因で詰まってしまい、水ぶくれができてしまう症状です。治療にはステロイド軟こうを用いて、湿疹が収まったら保湿用の軟膏で手の潤いを保ちます。対策としては、手の汗を抑えるよう、極度の緊張を控えることです。

また、掌蹠膿疱症は、原因不明ではありますが、手のひらに膿の塊ができるもので、治療としては、異汗性湿疹と同様です。対策としては、原因が不明である以上直接的ではありませんが、アレルギーを起こさないことが挙げられます。

さらに、手の水虫の場合は、足に常駐している水虫の原因菌が手に付着する等が原因で発症するもので、対策としては手の清潔を保つこと等が挙げられます。

以上のように、手のぶつぶつには様々な種類がありますので、出来てしまった方は、皮膚科で診察を受けることが重要となります。

  
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