痩せると話題の夜ヨーグルト!一番効果が上がる方法は?

美容と健康、ダイエットのためにヨーグルトを食べるのは今や常識。でもヨーグルトをいつ食べるかによってその効果が違うことをご存知でしたか?朝に食べる人が多いと思いますが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌によりお腹の調子を整える効果が一番高い時間帯は実は夜に食べることなのです。

ヨーグルトのどこが健康にいいのか?

オーガニックヨーグルト
出典:http://www.foodnavigator-usa.com

ヨーグルトは牛乳に乳酸菌を加えて発酵させた食品です。

このため、ヨーグルトには脂肪の燃焼を助けるカルシウムが豊富です。乳酸菌の作用によって他の食品よりもカルシウムの吸収率が高いので、ダイエットや骨粗しょう症予防にとても効果的です。

また、ヨーグルトに多く含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やして腸内環境のバランスを整えます。腸内環境が整うと頑固な便秘も解消されるため、便秘に阻まれがちなダイエットが成功出来たり、吹き出物が減ってつるつるの美肌になることに繋がります。

そのうえ、免疫力が高まって風邪をひきにくくなったりインフルエンザを予防したり、花粉症などのアレルギーの症状を軽減したりといいことずくめなのです。

どのタイミングで食べればいいのか?

時計時間
出典:http://www.ctgoodjobs.hk

ではその健康に良いヨーグルトはどのタイミングで食べるのが最適でしょうか?

朝食代わりに朝食べる人が多いと思いますが、実は夜食べることによってヨーグルトの健康効果はより高まるのです。

実は腸は夜の22時から2時までの間にもっとも活発に動きます。このため、この時間を腸のゴールデンタイムと呼んでいます。このゴールデンタイムに腸は一番活発に消化吸収活動を行うので、 夜にヨーグルトを食べて乳酸菌を腸に送ることにより、より腸の働きを助けてあげることができるのです。

乳酸菌は胃酸に弱いので、夕食を食べて胃酸が弱まった後にヨーグルトを食べるとより乳酸菌のダメージが少なく、より多くの乳酸菌が腸に届けられることになります。

また、食後から就寝までには3時間ほどあけて、ゴールデンタイム中に就寝するのが理想的です。

どのくらいの量をどんなふうに?

ヨーグルト
出典:http://pixabay.com

ヨーグルトの一日の摂取量は200gくらいが良いとされています。プレーンヨーグルトの1パックが大体400~500gくらいなので、その半分くらい・・・結構な量になりますね。

とてもヨーグルトだけで食べきれない方は野菜のドレッシングにしたり、味噌汁やスープに入れてみたり、調味料代わりに使ってみたりといろいろ工夫してみましょう。

また、整腸作用を高めるにはオリゴ糖や水溶性の食物繊維を含む食品を一緒に摂ると効果的です。具体的にオリゴ糖を多く含む食品はタマネギ等の野菜や豆類やハチミツなどがあります。また水溶性の食物繊維を含む食品は果物、海藻、こんにゃく、大根おろしなどです。ヨーグルトに混ぜると合わないようなものはおかずとして別に食べて、すぐヨーグルトを食べると同じ効果が得られるでしょう。

他にも、500Wのレンジで40秒から1分ほど温めたホットヨーグルトも乳酸菌の力を高めるのでおすすめです。この場合、あまり高い温度だと乳酸菌が死んでしまうので、お風呂の適温と同じくらいの40℃前後になるよう気を付けます。レンジによって加熱状況が異なるので時間やワット数を調節してください。

ヨーグルトって種類がたくさんあるけど・・・

ヨーグルト種類
出典:http://www.seriouseats.com

今、スーパーにはいろんな種類のヨーグルトが売っていて、いったいどれを食べたらいいのか悩んでしまいますよね。

そこで重要なのが「自分に合ったヨーグルトを見つける」ことです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は30種類以上あり、メーカーによりその種類はさまざまです。それに対し、私たちの腸内環境も人によって千差万別。このため、自分に合うヨーグルトは人それぞれなのです。

自分に合うヨーグルトを見つけるには、まず同じ種類のヨーグルトを2週間食べ続けます。この結果、便秘が解消すればこのヨーグルトは自分に合っているといえます。もし便秘が解消しなければ、そのヨーグルトは自分に合っていないので、他の種類のヨーグルトを2週間試してみましょう。

これを繰り返して一番自分に合うヨーグルトを見つけましょう。

腸内の善玉菌は同じ菌ばかりお腹にあると怠けて働きが鈍ったりするので、朝と夜と別々のメーカーのヨーグルトを100gずつ食べるのもお勧めだそうです。

まとめ

腸内環境を整えて、身体の調子を良くしてくれるヨーグルトは本当に優れた健康食品ですね。

ヨーグルトの健康効果をより高めるために

1.腸のゴールデンタイムの夜にヨーグルトを200g食べる(または朝と夜に別々のメーカーのヨーグルトを100gずつ食べる)

2.オリゴ糖や水溶性食物繊維を多く含んだ食品と一緒に食べる

3.ホットヨーグルトにして食べて吸収率アップをはかる

4.自分の体質に合ったヨーグルトを見つける

ということがとても有効なようです。

夜にヨーグルトを食べることは腸内環境を整えるだけでなく、カルシウムの摂取にもつながるので骨も丈夫にしてくれます。加齢につれて骨粗しょう症の心配が出てくる女性にはピッタリの生活習慣になりますね。

是非みなさんも今日から試してみてはいかがでしょうか?

  
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