熱中症による下痢の対処法は?原因や症状を紹介!

梅雨が明けて徐々に暑くなってくると心配なのが熱中症ですよね。軽度の熱中症ですと毎年何万人という人がかかっていますし、自分もいつ発症してもおかしくないのです。

熱中症を引き起こさない為には、事前に予防や対策を知っておく事が大事になります。

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熱中症とは?

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熱中症とは暑い環境の下で長時間過ごす事によって起こる、健康障害の事です。人間の体の中では絶えずに心臓や脳が働いているので、熱が発生されています。体の一定の熱よりも上がりすぎてしまった場合は、自律神経の働きによって末梢神経を広げ皮膚に多くの血液を流し、血流を活発化させる事によって体外へと熱を放出させます。また、汗を出す事によっても体の熱を下げる作用があります。

しかし、長い時間暑い環境の下にいると熱を下げる働きが乱れてしまい、体に熱がこもってしまいます。汗の調節も出来なくなり、急激に汗をかいてしまうので体の水分や塩分が少なくなってしまい熱中症を引き起こすのです。

熱中症の種類

熱中症と言っても様々な種類がある事をご存じでしたか?

●熱失神

皮膚の血管が拡張する事によって、血圧が低下して起こります。直射日光の下で長時間行動している人や、高温の室内に居続ける人に多く見られます。症状としては「めまい」「失神」「顔面蒼白」

●熱痙攣(ねつけいれん)

汗が大量に出ている時に水だけを補給していると体の塩分が少なくなってしまい、足や腕などの筋肉に痙攣を起こします。症状としては「筋肉痛」「痙攣」「攣るような感覚」

●熱疲労

汗が大量に出ているにも関わらず、水分補給を全く行っていないと脱水症状になります。この熱疲労が熱中症患者で一番多いです。症状としては「倦怠感」「頭痛」「吐き気」「嘔吐」

●熱射病

体の温度が高くなるので中枢機能に異常が起こり、意識障害を起こします。症状としては「意識障害」「反応が鈍くなる」「言語障害」「ふらつき」

熱中症はⅠ度(軽症)・Ⅱ度(中等症)・Ⅲ度(重症)に分類されています。

Ⅰ度:熱痙攣・熱失神

無理に動かさずに水分補給を欠かさず行い、日蔭などで休みましょう。体を冷やす事も忘れないようにして下さい。

Ⅱ度:熱疲労

病院などでの治療が必要になります。

Ⅲ度:熱射病

個人での移動は危険なので救急車で救命医療施設に移動して治療をする必要があります。

熱中症の原因

熱中症になる原因は主に自分の周りの環境自分の体の状態に分けられます。

環境によるもの

熱中症になるのは夏場が多く、急に温度が高くなる時に多く起こります。例えばクーラーなどでガンガンに冷やした室内で作業していた人が、温度の高い室外に出て長時間作業をした時です。体は冷えているから大丈夫だろうと思うかもしれませんが、急激に温度が変わると体の機能が追い付かずにとても危険なのです。

温度がそれほど高く無い時でも湿度が高いと汗の蒸発が出来ずに体の熱を発散できない状態になります。そうすると体の温度が高くなり熱中症になります。

日差しが強い時間帯に外に長時間いると熱中症になります。夏場の一番日差しが強い時間帯は午前10時頃~午後1時から2時頃にかけてです。統計的にこの時間帯に熱中症になる人が多いとわかっています。また、梅雨が明けてまだ暑さに慣れていない7月や8月にかかる人も多いようです。

クーラーの効いている室内にいても日差しが強い場所に長時間いると熱中症になる事があります。

体の状態によるもの

激しい運動をして体の中に普段よりも熱が溜まっている時、無理して暑い場所にいると熱中症になります。また、疲れが溜まっていたり寝不足や病気などで体調がすぐれない時は、健康体の時よりも体のリズムが崩れているので熱中症になりやすいです。

体が衰えてきた65歳以上の高齢者の熱中症もとても増えています。肥満体質な人や糖尿病などの持病がある人の熱中症患者も増えています。

環境によるものと体の状態によるもの、どちらか片方でも当てはまると熱中症になる可能性がありますが、2つの状況が重なる時に大幅に熱中症にかかる可能性が高くなります。また、年齢別で見てみると10代の人はスポーツや学校での外授業の時、20代から50代までは仕事中の外出先、60代以上は日常生活や室内で熱中症になっているようです。

熱中症の予防

熱中症は重症になると命に関わるとても怖いものです。普段の生活で予防を心がけて下さい。

●体を丈夫に!

まずは暑さに負けない体を維持するという事です。睡眠不足や疲労が溜まっている状態ですと熱中症にかかわらず何か病気になりやすいものです。偏った食事をせずにバランスの良い食事をして、睡眠をしっかり取りましょう。

●水分補給はこまめに!

体の温度調節をすつ為に汗は欠かせないものです。しかし体の中に水分が無い状態ですと汗も作れずに体の温度が上昇し続けて熱中症になりやすくなります。自分では気が付いていなくても少しの汗はかいているものなのです。ですので、特に喉が渇いていないと思っていても水分補給を行うようにしましょう。

ここで注意して頂きたいのが、普通のお水だけを補給していると体に必要な塩分などが補われず、熱痙攣を起こしてしまう場合があります。お水だけでなく、スポーツドリンクを飲むと塩分や糖分も一緒に補給できるのでそちらも飲むようにして下さい。

●気温と湿度をチェックする!

必ず気温と湿度を確認して、今自分がどんな環境にいるかを把握しておきましょう。涼しい屋内にいるからといって安心してはいけません。湿度が高くなると汗が蒸発しにくくなり体の温度調節がスムーズに行われなくなります。

風通しなどを良くして湿度が高くなるのを防ぎましょう。また、このくらいの温度ならまだ耐えられると冷房を使わないでいると熱中症になります。適度な温度で過ごして下さい。

●服を工夫する!

汗が発散されやすい衣装を着て、通気性の良い生地の服を着用しましょう。

●冷却グッズを使用する!

今は持ち運べる冷却グッズなどがたくさんあります。外出する時に携帯したり寝るときに使用すると良いです。冷房だけですと体調が悪くなってしまう場合もあるので、冷却グッズなどを一緒に活用するのもオススメです。

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水分補給の注意点

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熱中症対策で一番大事とも言える水分補給ですが、飲んで良い物や悪い物があるのを知っていましたか?

甘い飲み物はほどほどに

甘い飲み物や清涼飲料水などは味もあって美味しいですし、冷やしておくとついゴクゴク飲んでしまいますよね。しかしこれらの飲み物には大量の糖分が入っているので、体の中の血糖値が上がってしまいます。大量に摂取してしまうと急性糖尿病になってしまう場合があります。

急性糖尿病になってしまうと、水分を補給しているはずなのに喉が渇いた感じがしたり、体にだるさを感じたりします。ジュースなどを飲んではいけないわけでは無いので、飲む時は量を考えて飲むようにして下さい。水分補給として最適なのはスポーツドリンクです。

~飲み方~

飲み物を冷やし過ぎた物を補給すると胃に良くないので、ほどよく冷たくする程度にして飲みましょう。また、水分を一気に体の中に流し込むと胃液が薄くなり消化作用が働かなくなるのでゆっくり飲みましょう。

アルコールは逆効果

暑い日のビールはとても美味しくてついつい沢山飲んでしまいがちですが、飲み方を考えないと熱中症になってしまうかもしれないのです。

アルコールの中でも特にビールにはカリウムが多く含まれており利尿作用が強く、飲んだビールの量と元々体の中にあった水分も一緒に排出してしまうのです。アルコールは水分補給にはまったく向いておらず、逆に体の水分も一緒に体の外に出してしまうという状態になるのす。

しかし美味しい物は美味しいですしやめられない人もいると思うので、もし気分が悪くなった場合はスポーツドリンクで水分を摂って下さい。

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夏場の下痢の原因は・・・

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下痢の原因としては食中り、風邪、ストレスなどが考えられますが、熱中症対策が原因で下痢になっている可能性があるのです。

水分補給

熱中症対策として欠かせない水分補給ですが、それが原因で下痢になっている場合もあるのです。水分補給をする時に何も入っていないお水だけを飲んでいると、塩分やミネラルが不足します。体の塩分とミネラルは汗と一緒に体外に出てしまうので、体にはそれらが不足してしまいます。ただでさえ体の中の塩分やミネラルが不足している状態なのに、お水だけを補給してしまうと更に薄くなってしまうのです。

すると体は少しでも塩分やミネラルを濃い状態に保とうと、入ってきた水分を外に出そうとする作用が働くので、腹痛や下痢といった症状が出てしまうのです。

ですので、お水だけを大量に補給してもあまり意味が無いという事です。体内の濃度を保つためにも、塩分やミネラルを含んだ飲み物で水分補給をしてあげると正しい熱中症対策になりますし、下痢などを起こさなくて済むようになります。

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まとめ

いかがでしたでしたか?知っているようで知らなかった事もあったのではないでしょうか。

熱中症対策で一番大事な水分補給に関して大事な事は

  • お水だけでなく塩分ミネラルを含んだ飲み物で水分補給
  • 特に喉が渇いていなくても数時間置きにコップ1杯の水分補給をする
  • 甘い飲み物はほどほどにする
  • できればアルコールは控えめに

という事がわかって頂けたでしょうか。また、間違った水分補給を行ってしまうと下痢になってしまうという事にビックリですね。熱中症で下痢になっているのか、水分補給で下痢になっているのか判断が大事になります。

この記事で予防や対策方法を書いているので、それを参考にして楽しい夏を過ごしましょう。

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