浪費癖を治す方法はある?一種の病気だということを知ろう!{治らない人必見!}

皆さんは日頃どういう風にお金を使っていますか? ご家族を持っている方なら毎日切り詰めて生活している方がほとんどでしょう。

「浪費癖」という言葉は恐らく皆さんご存知でしょう。ですが、自分は大丈夫と思っていませんか? この浪費癖は誰にでもなる可能性のあるものです。人は一歩踏み外せば誰にでも落ちる闇というものがあるのです。今回はそんな怖い闇である「浪費癖」について触れていこうと思います。

浪費癖って何?

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では、恐らくご存知だとは思いますが初歩的なことから見ていきましょう。

お金を使い過ぎる

浪費癖とは、文字通りの意味で浪費の癖があることを言います。お金を使うのは何もものだけではありません。買い物はもちろん、ギャンブル、旅行やお酒、そして異性遊びなど、その幅は広いもので一概に物を買うことだけには限りません。

通常に買う程度なら問題はないでしょう。自分で範囲内でお金使うのは浪費癖にははいりません。高い買い物をするからと言って浪費癖とも言えないでしょう。浪費癖の定義というのは結構曖昧なところもありますが、つまり言ってしまえば「使い過ぎてしまう」というところにあると思います。

これは軽視してはいけない問題となっているもので、この浪費癖が原因で離婚する方々も少なくはありません。借金をしてまで浪費する癖が抜けない方ははっきり言って浪費癖の典型でしょう。これは決して「癖」程度の問題では済まない場合もあります。借金までしてお金を使うというのは生きる上で問題があると言わざるを得ないことです。

精神病の一種と言える

浪費癖というと一見「ああその程度か」と思ってしまうかもしれませんが、これははっきり言って精神的な病気の一種と言えます。意思の強さ弱さとかいう問題のレベルを遥かに超える領域の話なのです。

タバコのニコチン依存症が一番いい例えであると言えます。あれはニコチンの依存によるものでやめられないのは意思の強さはほとんど関係ありません。だからこそ今では禁煙外来というものが設置され禁煙を頑張ってやめる努力をしているのです。

これはお金を使うことに依存しているということがまず挙げられます。もっと掘り下げて言うと、幸福ホルモンと不安、安心、このキーワードが大きく関わっています。もう一つはストレスと言うものです。これが浪費癖の大きな要因となっているのは間違い無いでしょう。

人は生きる上で必ずストレスを受けます。ストレスのない日常なんていうのははっきり言ってありません。皆さんは何かしらのストレスに毎日晒され続けています。しかしある程度のストレスというのは日常的に生きる上で欠かせなものでもあるのです。

しかし過度のストレスというのは精神を蝕む原因です。それがやがては不安などに襲われる方向にもつながっていきます。不安を解消する、ストレスを発散する、そうしていないと不安で仕方がない、などいうことと、あとそれに欲が上乗せされているということですね。

これははっきり言って精神病の一種であると言えるでしょう。意思の強さでどうこうできるレベルを超えている場合は病院で適切な治療を行うのが先決ですが、正直そこまで行くレベルの浪費癖というのは稀でもあります。何百何千万と借金をしてまで浪費するのは少ないと思います。ですが、生活費を削ってまで浪費する癖があるというのも十分に浪費癖と言えます。

そんな方にオススメする浪費癖の治し方というのを今回はじっくりとご説明しようと思います。

浪費癖と依存症でもある

精神病の一種でもありますが、同時にそれは依存症を意味します。物を買うなら買い物依存症、パチンコや競馬などならギャンブル依存という具合に依存性のある浪費も浪費癖に入ります。我慢できないというのは意思の弱さも入りますが、半分は精神的な囚われの病気でもあります。

まずは自分がどの程度の浪費癖があるのかを把握するところから始める必要があります。買うこと自体に幸せを感じるという人は典型的な買い物依存症の浪費癖があります。買っても使っていない物ばかり、買い物をすると幸せ感があるなどは浪費癖でも危ないレベルです。

なぜならそれははっきり言って自覚していないことが多いからです。自分ではそんなに買っていないと思い込んでいる場合が多いというのも言えるでしょう。なのでまずは自覚することが大事です。レシートや家のものなどを細かくチェックしてどの程度の期間でどの程度の買い物をしているのか、それ以外の場合も、どの程度の期間でどの程度のお金を使っているのかきっちりとメモをするなどして、まずは自分がどの程度の浪費癖があるのかを確認する必要がありますので、それを試してみましょう。

依存症になってしまえばはっきり言って自力で治すのは難しくなります。病院へ通いお薬や心理療法を使ってゆっくりと治して行くか、入院するレベルになります。なのでそうなる前にまずはチェックしてみましょう。

浪費癖を治す方法

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では、具体的に自分がどの程度の浪費癖があるのかわかったら、あとは治す実践に移すだけです。ここでは具体的な治す方法の一覧をまとめましたので実践してみてください。

家計簿やお小遣い帳を作成する

主婦の方は家計簿をつけている方も多いと思いますが、独り身の方でも家計簿、もしくはお小遣い帳などを作成してみるのは初歩的な療法の一つと言えるでしょう。浪費癖が軽い内であるならばこの方法はかなり効果的であると言えます。

毎月の入出金はどのくらいなのかを細かくメモすることによって、どれだけのお金があって、どれだけのお金が使えるのか、そしてどこでどれだけのお金を使ったのかというのを明確にメモすることによって、自制心が生まれ、きちんとお金の管理ができるようになります。

頭だけで整理するというのは限りなく難しいことなので、家計簿やお小遣い帳などを作成し、細かくメモすることで細い部分まできちんと把握できるようになります。

しかし、気をつけておいて欲しいのが、このお小遣い帳や家計簿などは結構細かく書かなければならないので、「面倒臭い」などの理由から続けられない人も少なくはありません。

ですがよく考えて下さい。後々のことを思うのであれば、その場の面倒臭さなど取るに足りないことでしょう。お金を使いすぎて借金塗れになり、自己破産などしてしまった時のことや、依存症になってしまい入院しなければ治らないなどの症状までに陥ってしまった時のことを考えると今は頑張って続ける意味はあると思います。

しっかりと続けることが大事です。モチベーションの維持などに有効なのが、最近ではスマートフォンのアプリやタブレットのアプリ、そして市販の本屋などでも色々なものがありますので自分の気に入った家計簿やお小遣い帳を購入して書いたり、アプリなどは記入して行くとモチベーションの向上にも繋がるでしょう。

お金を使うことを以外の趣味などを持つ

楽しみや幸せなどを得るために買い物やお金を使うことを目的としてしまう癖がある方が浪費癖と言えるので、お金を使う以外のもの、つまり趣味や楽しみなどを模索してみるのがいいでしょう。もちろんお金を使う以外のものです。

この世の中にはたくさんのもので溢れていますので、自分の知らないこともたくさんあります。今では情報収集もネット社会なので集め易い利点があります。ネット上にはたくさんの情報で溢れていますので何か違う趣味などを探してみてはどうでしょうか?

お金を必要以上に消費することで、日頃のストレスや不安などを払拭しようと考えている方が浪費癖のある方のほとんどであるはずなのでそこを改善してみましょう。浪費癖というのはお金を必要以上に消費することに嬉しさや喜びを感じていることが一番の要因ですので、それを自覚していない方が多いはずです。

まずは自覚して、それから遠ざかることが重要ですので、お金を使わなくても楽しめるものを探しましょう。日常的に買い物を癖としている方やお金を使うことを日課としている方は他の楽しみをみつけることによってそこから脱却できることが証明されています。

ただ、すぐに実践できるかどうかと言えばやはり簡単ではありません。日常的にお金を使うことをやってきた人からすれば翌日からピタリとそれがなくなるかと言えばそうではないでしょう。これには強い意思が必要となってきます。欲を抑えるというのは限りなく難しいものですし、簡単なことではありません。ですがよく考えてみて下さい。ほとんどの方がそうやって我慢をして毎日を生きています。ストレスの発散方法については買い物やお金を使うのではなく別の方法をまずは模索することから、姿勢が大事です。そしてやると決めたからにはそれを持続する意志が必要となってきます。

大人なのですからそれは当然として持っておくべきであると思いますで、そこは努力して欲しいと思います。

買い物リストを作成してそれ以外の物は買わない

浪費癖のある方の典型として余計な物を買うというのがあります。「これは便利だ」とか「これは必要だ」と思って買って、帰ってから結局必要ないと気づくこともしばしばあるはずです。それは必要でないものを購入してしまうことにあるので、それをセーブするために買い物リストを買い物に行く前に作成することが大事です。

これは本当に必要なものなのかをしっかりと考え、吟味した上でリスト以外のものは買わないという強い意思を持って買い物に臨みましょう。

もし欲しいものを買い物で見つけてしまった場合でも絶対に買わないという強い意思が必要となってきます。リストを作成してもついつい買ってしまう方もいるでしょう。それはもう自分で制御するしかないので、リストを作成したらそれ以外は買わないという強い意思を持って買い物をしましょう。

必要な分のお金だけを持ち歩くようにする

お金というのは有限ですので、無限には使えませんし、限界があります。欲しいもの、つまり物欲は誰にでもありますし、生きて行く上で拭えないものとしてつきまとうでしょう。上記でリストを作ってもついつい別のものを買ってしまうという方は、買い物に必要な分だけのお金だけを入れて買い物をするようにするのが一番だと思います。

ついついお金を持っていると要らないものまで買ってしまうのはありがちな話です。これは浪費癖のある人だけではなくそうでない人でもついつい余計なものを買ってしまうというのは少なくはありません。なので、その場合は必要な分だけ、つまり必要最低限の金額だけを財布に入れて買い物に行くと、それリスト以外のもののお金はないので変えないということになります。我慢以前にないものは買えないので必然的にセーブできるということですね。

こうして徐々に余計なものを買うという癖を直して行くのもいいリハビリになるでしょう。

意思、我慢する意思を強く持つこと

メンタル的な話になりますが、まずはこれが全てに共通する点になってくると思います。子供でよくいう我慢ができず駄々をこねるなどの行為は大人は普通しないですので、まずは我慢をするという強い意思を持つことが大事です。

我慢ができない方の典型は借金をしてまで買い物したりお金を使って自己破産するタイプです。これはとても危険なので、まずは意思を強く持つことです。絶対にしないと思ったらそれを貫いて下さい。人間には色々なストレス発散方法がありますので、お金に頼ってはいけません。大人としての自覚を持たないと子供や、次世代の若い世代に示しがつかなくもなりかねないのでしっかりとした自覚と、意思を持つようにしましょう。

これはすぐに実践できるものではありません。我慢というのは誰にでも辛いものです。ですが、徐々に慣らしていけばなんてことはありません。まずは自分が欲しいと思ったものを一つずつ我慢して行くことです。少しずつ徐々に減らしていけば必ず最後には消えて無くなるので努力をしてみましょう。それで治らなければ病院に入院して強制的に隔離されてしまうことになります。そうならないためにも早期に自分で自覚し、実践してみて下さい。

クレジットカードを持たない、もしくは使用しない

クレジットカードを普段から多用している方はお金の感覚というものに疎くなってしまう傾向があります。クレジットカードはいわゆる借金のようなものなのですが、カード限度額が多ければ多いほど、知らず知らずの内にかなりの金額を使っていたなんてこともあります。

気づけば来月の支払いができないなんてことも経験したことがある方もいるのではないでしょうか? 今はネット上の買い物でもクレジットカードで簡単に買えてしまう時代です。つまり外に行かなくても買い物はできてしまうということで、家にいてもお金を使うというのは大変危険であり、浪費癖の一番の原因にもなります。

なのでできるだけクレジットカードは使用しない、もしくは持たないという選択肢を取ってもいいかもしれません。特にすでに浪費癖である人ならばクレジットカードは持たないようにしましょう。なくても生活はできますし、不便もありません。これも最終的には我慢ということになり意思の強さに繋がりますが、初めから持っていなければ問題はないので、もう持っている人で浪費癖のある方はなるべく使わないように心がけましょう。

お金のあり方を考えて、必要な項目に分ける

お金の管理というのは重要です。特に無計画で給料が入れば管理せずにあるだけ使ってしまうという人は要注意です。

なのでそういう方はお金の管理というものをしっかりと分別することがだいじです。

つまり、簡単にいうと「絶対に必要なお金」例えば、家賃、食費、光熱費、保険や年金、携帯料金など、毎月必ず必要になるお金をまず分けます、そして次に「貯金」です。貯金は必ずするようにしましょう。塵も積もれば山となるという言葉があるように毎月少しずつでもいいので貯金するようにしてできるだけ余分に使うお金というのを減らしましょう。

そして残った「自由なお金」というのをできる限り限度を決めて分別するようにしましょう。

こうすることによって、お金の管理という面で今月は自由なお金がこれだけあるというのが明確にわかるので、自然にセーブができるようになります。もちろんこれは我慢というのがあってこそですが、まずは限度を決めて自由なお金を使うようにしましょう。これは上記であげたリストを作ること、そして必要最低限のお金以外は持ち歩かないなどの方法も使ってできる限り我慢しましょう。

これにより浪費癖というのがある程度回復してくるはずです。

しかし浪費癖というのは今日明日いきなり治るものではありません。特に長年浪費し続けてきた方ならばかなり厳しいことでしょう。なので周りのサポートというのも必要になってくるかもしれません。

自分の浪費癖の度合いによっては病院へ行かなければならない可能性もあります。お金を使わなければ不安で不安で仕方ない、お金を使うことによって幸福感や喜びがあり、それを失うとパニックになるなどの症状が出る場合はこれは確実に精神的な面でケアが必要ですので病院、具体的には心療内科や精神科で診察を受けてお薬と心理療法で徐々に治していく必要があるでしょう。

まとめ

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では総括に入ります。

順序立てて、ゆっくりと。強い意思を持つ

まずは自分がどの程度の浪費癖があるのかを把握し、そして上記であげたものを順に実践してみていってください。

少しずつというのが重要です。いきなりは変えられませんので強い意思というのを持ちつつ、頑張って持続していくことが大事になってきますので、浪費癖の傾向がある人や浪費癖の人は是非実践しみてください。

  
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