妊娠初期の流産の原因とは?予防方法も合わせて紹介!

生理が止まったら、「ひょっとして妊娠?」と期待とうれしさが入り混じります。早い人でしたら、つわりなどの体調の変化も始まっている頃です。検査薬を使って反応があった後にお医者さんにかかってみて妊娠が確定します。

でも、この妊娠の始まりが実は妊娠で最も流産の全体の9割が集中するという流産が多い時期でもありとても重要で神経を使う時期なのです。流産ってどうして起こるのでしょうか?流産を防ぐ方法はあるのでしょうか?

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流産について

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まずは、流産がどういったものなのかを知っておきましょう。

流産とは?

そもそも流産ってどういうことなのでしょうか?流産というのは、妊娠21週までの時期に胎児が子宮の中で死んでしまっておなかの中で育たなかったり、お腹の中から流れ出てしまったりすることをいいます。受精はしたものの着床できなかった状態も含まれます。人工妊娠中絶は流産には含まれません。

22週目以降は流産とは言わず早産となります。蛇足ながら、早産とは日本では妊娠22週目以降から妊娠36週6日までの出産をいいます。早産の場合、赤ちゃんの命は取り留められることもあります。

ところで妊娠周期の数え方ですが、日本では一般的に最終月経の第1日目を妊娠0日目として、一般的に最終月経の第1日目を妊娠0日目として、40週0日が出産予定日として決めております。つまり妊娠○○週というのは生理の最後の日からの時間、という事なのです。ちなみに妊娠初期というのは15週までの期間を指します。

流産は妊婦さんのおよそ15%位が経験するといわれております。10人に1~2人が経験してしまうものですから、意外と経験される方は多いといってもいいかもしれません。ただ、3回以上流産を経験している場合には習慣流産といい、医師の診断が必要な場合があります。

流産が起きる原因は?

流産の原因としては、受精卵や胎児に何らかの染色体異常がある場合が6割から7割ぐらいです。母体に問題がある場合としては、痩せすぎや喫煙などの悪い生活習慣、子宮の奇形や黄体化ホルモン不足、子宮内膜の機能不全、高プロラクチン血症などが挙げられます。

母体に問題がある場合には医師の診察や治療が必要となりますが、前述のとおり10人に1~2人が経験するものですので、流産が繰り返されるまでは心配する必要が無いといえます。

妊娠初期の流産の症状は?

妊娠初期の流産の症状としては、ズバリ不正出血が挙げられます。生理の時のような、あるいは茶色から鮮血の赤まで人によってまたはその時の症状によって違いますが、流産にはなにがしらの出血があります。この時に受精卵が流れてしまう事もあります。

その他もしかしたらある症状としては、腹痛・腰痛・つわりの軽減あるいはまったくなくなってしまうことがあります。その他の症状として、基礎体温が下がったりおなかの張りが出たりすることがあります。

しかし、必ずしもこれらの症状が出るとは限りません。特に、腹痛が絶対にありそうなイメージがありますが、不正出血が起こってもお腹の痛みが起こらない事は良くあります。

もし、妊娠の兆候が見られた後に出血があった場合には速やかに医師に相談してください。流産している可能性がありますし、子宮内の内容物の除去のような流産後の処置が必要な場合があります。とにもかくにも一度医師の診断を受けて下さい。

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流産の予防法とは?

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流産の原因は、先にも述べたとおり受精卵や胎児に染色体異常などの問題があることが多いため、妊娠してからの対処はほとんどできないといっていいかもしれません。10人に1~2人という確率からしても、もともと何かしらの染色体異常が確率として発生しやすいものかもしれません。

ただ、ママの体が準備できていなくて流産しやすいのではないかという見方をする医師も少なからずいます。過剰なダイエットで栄養失調におちいっているママさんはかなり多くいます。だからこそ、体調を整え赤ちゃんを迎え入れられるようにしましょう。

葉酸を妊娠前からしっかり摂る

ただし、その染色体異常を起こしているのが葉酸不足かもしれません。葉酸というのは、ビタミンMとかビタミンB9、プテロイルグルタミン酸とも呼ばれるビタミンBの仲間で、細胞分裂に使われ別名血をつくるビタミンと言われる大切な栄養素です。

推奨量が 一般の成人で240μgです。妊娠の可能性のある女性は、一日あたり 400μgも必要になります。この葉酸が体の中に足りなくなると、胎児に神経管閉鎖障害が起こって最悪の場合は死んでしまいます。また、無脳児の発生のリスクが高まります。さらには最近ダウン症を防ぐ効能がある可能性が示唆されました。

このような胎児を作らないために体が拒否を起こすのかもしれません。健康な赤ちゃんを妊娠したいのであれば、妊娠の前に十分な葉酸をしっかり摂る必要があります。緑黄色野菜、特に葉物野菜や果物、豆類、レバーをしっかりと食べましょう。

平成10年度の国民栄養調査データで、20~30歳代の女性では1日平均約300μgの葉酸をとっていることがわかっています。60~70歳代の女性では1日平均約400μgとっていたことがわかりましたが、野菜類を多く摂っていたことがわかりました。毎日しっかりと野菜を摂ればわざわざサプリを取る必要はありません。

しかしながらあくまでも不足した場合の事であって、たくさん摂ったからよい赤ちゃんが生まれるわけではありません。上限量が 1,000 μgで、それ以上摂っても効果が変わらないどころか過剰症という病気を引き起こすかもしれません。

ビタミンEを摂る

また、血行促進や黄体ホルモンの分泌を促すのにビタミンEが有効です。人間での知見はあまりないのですが家畜ではビタミンE不足が流産を引き起こすことがわかっております。妊娠前、妊娠中に過剰症にならないぐらいの範囲でしっかり摂ることが重要です。

これらビタミンの仲間である葉酸やビタミンEは、妊娠後期までしっかりと『不足しない』ように摂取する必要があります。しかし、あくまでも『不足しない』のを念頭にすべきであり、摂れば摂るほど健康になったり流産を防げたりするわけではありません。

体を冷やさない

ビタミンの摂取以外で流産を防ぐ方法としては体を冷やさないことが上げられます。冷え症が不妊・流産につながると東洋医学では考えられております。

夏ならば、妊娠前後のエアコンの効きすぎを防ぐために上着や毛布をしっかりと装備したり、冬ならば手足や首・頭などの末端が冷えないように防寒用具を着こんだりして寒くないようにすべきです。

また、温かいスープや飲み物を飲んで体を冷やさないようにして下さい。もちろん、熱くしすぎるのは問題です。

飲酒・喫煙をしない

妊娠しようとするときや妊娠時には、飲酒や喫煙をやめた方が無難です。どちらも中枢神経を刺激し、胎児の神経の成長を妨げます。できればパパもやめた方が良いかもしれません。

ママの妊娠前の喫煙の影響だけでなく、パパの喫煙の影響も可能性として考えられます。出産後赤ちゃんに悪い影響しか与えませんのでこれを機にやめてしまったほうが無難かもしれません。

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まとめ

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妊娠初期には流産が起こりやすいことが歴史的や医学的にわかっております。その理由の多くとしては、受精卵や胎児に原因があることが医学的にわかっております。

しかしながら、卵子や精子を作るのは親であります。できる事ならば生活習慣を正して赤ちゃんを問題なく受け入れられるようにする必要があます。葉酸不足やビタミンE不足を解消し、なるべく親の生活習慣が問題の染色体異常を防ぎましょう。

それでも流産が続くようでしたら、医学的・科学的に総合的に医師に診断して頂き治療をすべきです。

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