指に水泡が発生する5つの原因は?かゆみがあるのは病気?

指にいつの間にかブツブツとした水泡が出来ている?!何か怪我した事あったっけ・・・?と思い返してみても思い当たる節が無い時ありますよね。実は怪我などをしていなくてもふとした瞬間に水泡が出来る場合があるのです。

特に痛くないという人でも見た目として気持ち悪いですし、早く治したいですよね。詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

掌蹠膿疱症

GREEN_utukushiite-thumb-autox1000-18681

指の水疱が掌蹠膿疱症である可能性があります。

どんな病気なの?

手のひら、手の指、足の裏、足の指に無菌性の膿疱ができる皮膚病の一種です。症状が悪化すると合併症を引き起こし、物を持つ事が困難になる事があり、普段の日常生活を送るのに支障をきたします。

掌蹠膿疱症の症状

最初は赤い小さな水疱ができ周辺が赤くなりますが、徐々に黄色に変色していきます。水疱が出来ると痒みが伴いしばらくするとかさぶたになり治ります。

しかし膿疱が混在した状態で繰り返し水疱が出来るのが特徴的になります。出来る場所としては手のひらの中央や手の指の付け根、足の土踏まず、足の縁に多く発症します。まれに皮下や爪にも発症する事があります。

合併症

この掌蹠膿疱症は合併症を起こすので厄介です。骨関節炎の合併症を10~30%と高い割合で引き起こします

骨関節炎とは、関節軟骨の変性による疾患で鎖骨や胸中央の胸鎖肋関節などの関節が痛み、物を掴む事が困難になります。これを放置していると関節が変形してしまう事もあるので注意です。

掌蹠膿疱症の原因

残念ながら原因は解明されておらず、今のところ不明のままです。一説として病巣感染やアレルギーと言われています。統計的に慢性化膿性病巣が発症者の約3割を占めています。

慢性化膿性病巣とは、細菌によって感染が慢性的に現れる場所の事を言います。また、喫煙者に多い病気なのでその関連を研究している最中です。

詳しくは、掌蹠膿疱症の原因はストレス?治療方法も紹介!を読んでおきましょう。

治療について

専門医であれば外見だけで特徴的な箇所で確実に診断できますが、わかりにくい場合は真菌検査、皮膚生検を行います。

掌蹠膿疱症は細菌やウイルスが原因では無いので、抗生物質や抗真菌剤は効きません。原因がはっきりわかっていない今のところ、主に炎症を抑える事が一番の治療方法になりますのでステロイド剤やビタミンD3軟膏で治療していきます。塗り薬であまり効果がない場合は内服薬で治療していきます。

しかし、内服薬は強力なものなので効果が期待できる反面副作用があります。また、合併症を引き起こした場合は免疫抑制剤で治療を進めます。

スポンサーリンク

白癬(はくせん)

hands-1201826_960_720

白癬により、指の水疱が出来ている場合があります。

どんな病気なの?

真菌の一種の皮膚糸状菌・白癬菌が皮膚に感染して起こる皮膚感染症の1つです。発症する場所によって分類され、「体部白癬(たむし)」「股部白癬(いんきん)」「足白癬(水虫)」「爪白癬(爪水虫)」「頭部白癬(しらくも)」と呼ばれます。医学的には難しく言いますが、カッコ内で呼ぶ方が親しみあるのではないかと思います。

白癬の症状

症状は感染した場所によって現れ方が変わってきますが、共通した症状としては環状の紅班が現れます。その中心部は軽快傾向の為褐色系の色で、周辺は炎症が強く小水疱・丘疹ができます

白癬は激しい痒みがあるとイメージが強いと思いますが、痒みが現れない場合もあるので注意してください。

白癬の原因

原因は白癬菌の感染によるものです。感染する機会が多いと感度でも感染してしまいます。

特に白癬菌は高温で湿気の多い場所に生存しています。不潔にしていたり汗っかきの体質の人や、長靴や安全靴など蒸れやすい靴を着用している人が多く感染しています。

治療について

顕微鏡を使い直接鏡検をして特徴的な菌を検出出来れば、白癬菌に対して抗菌力のある抗真菌薬での治療になります。塗り薬で効果が見られない場合は内服治療を行います。

塗り薬でのメリットは症状の消失や菌の散布が抑えられるという事と、副作用が無いという事です。内服薬は広範囲で効果が効くので確実に病変に効きますし、治療効果が高い事がメリットですが、副作用があるというところがデメリットです。

  • 外用薬:イミダゾール系・アリルアミン系・ベンジルアミン系・チオカルバミン系・モルフォリン系があり、クリーム状の薬が多いです。
  • 内服薬:グリセオフルビン・アリルアミン系のテルビナフィンがあり、テルビアフィンは日拍的副作用が少ないですが定期的に血液検査を行わなければなりません。
スポンサーリンク

手湿疹・足湿疹

OZPA_948820141025151610_TP_V

湿疹により、手足の指に水疱が発生している場合もあります。

どんな病気なの?

手や足に接触する物質の刺激やアレルギーにより、手や足に炎症を起こしてしまうものです。

特に水を扱う人に多く発症し、常に水に触れる事の多い主婦がなりやすいので「主婦湿疹」とも呼ばれています。他にも調理師、美容師、医療関係、飲食店の従業員に多く発症しています。

湿疹の症状

手や足の皮膚が乾燥し、湿疹がや水疱ができ痒みを伴います。症状の現れ方としては2パターンあり、皮膚が荒れて乾燥しパックリひび割れる物と指の間に紅斑が発生して広範囲に広がっていく物です。

これらの症状が悪化しくると水疱ができ、痒みの他に痛みも現れます。水疱が破れるとそこがカサブタになり、更に範囲を広げてしまうという繰り返しになるので厄介です。

湿疹の原因

皮膚表面を保護する各層間脂質が少なくなったり元々少ない乾燥肌体質の人がなりやすい疾患です。

主に水・シャンプー・洗剤を毎日過剰に触れる事で各層間脂質や天然保湿因子が減ってしまい起こります。年中いつでも発症する人や、空気が乾燥する秋や冬の時期にだけ発症する人もいます。

また、体質的原因以外では化学物質や金属などのアレルギー反応によって発症する場合もあります。

治療について

一番は肌の保湿を高める事が大事になります。

よく間違った処置でひび割れた部分に絆創膏を貼っている人がいますが、これはひび割れている部分ではない乾燥している部分に粘着面が接してしまうので逆に悪化してしまう原因にも繋がってしまいます。ハンドクリームやワセリンなどを塗り保湿外用剤を塗っても治らない場合は、皮膚科などを受診するようにして下さい。

湿疹が出ている場所はとてもデリケートになっています。ですが水や洗剤やシャンプーなどに触れない生活は避ける事は難しいので、木綿手袋を着用した上にゴム手袋で水分に強くしましょう。直接幹部にゴム手袋を当てると、悪化してしまう場合があるので、必ず刺激の少ない手袋を着用してからにして下さい。

スポンサーリンク

汗疱

hands-1047634_960_720

指の水疱が汗疱による可能性があります。

どんな病気なの?

手のひらや手の指、足の指や足の裏に小さな水疱が多数現れる疾患です。

汗疱の症状

小さく透明な水疱が急に大量にできます。水疱が出現した最初の頃はとても痒く不快感が続きます。足に出来た場合白癬と勘違いされがちですが、汗疱には菌が存在しないので、他の場所に感染するという事はありません。

汗疱の特徴としては小さい水疱が無数に出来るという事です。小さな水疱同士がくっつき大豆の大きさにまでなることはありますが、発生した時から大きい物はありません。

また、1つだけ発生するという事は珍しく大体は無数に発生します。

汗疱の原因

残念ながら詳しい原因は明らかになっていません。夏場の時期や汗を多く掻く人に多い事から汗が影響を及ぼしているとも言われていますが確実ではありません。

食べ物や歯を治療した際に、金属を埋め込んでいる人のアレルギー反応とも言われています。詳しくは、汗疱の6つの原因とは?ストレスや病気の可能性も!を参考にしてください。

治療について

原因が解明されていないので有効な治療薬も見つかっていません。主にステロイド外用薬で治療していきます。アレルギーが原因の場合は抗アレルギー薬を使用します。

しかしこれは炎症自体を抑える為のもので完全に治すことは不可能だと言われています。また、歯科金属が原因の場合は、入れ替えをする必要があります。

スポンサーリンク

アレルギー性皮膚炎

OOK85_kusyami20150314132526_TP_V

アレルギー性の皮膚炎により、指に水疱が発生していることもあります。

どんな病気なの?

元々人間の体は外から侵入してくる異物を体外に排除する免疫機能があります。病気の原因になる菌やウイルスを排除する為に働く機能ですが、

何らかの原因で体には害が無い物に対して防御反応を起こすヒスタミンが大量に分泌されます。そうすると体のどこかしらに反応が現れ、皮膚に発症した場合アレルギー性皮膚炎となるのです。

アレルギー性皮膚炎の症状

痒みのある疾患が全身に現れます。その症状の現れ方は人それぞれ違い、長期間に渡って症状が現れたり一時的に現れいつの間にか治っている事が多いです。

しかしそれは治っている訳でなく何度も繰り返し症状が現れるのが特徴的です。主に赤みのあるブツブツとしたできものや水疱が多くみられます。

アレルギー性皮膚炎の原因

アレルギー原因となる物をアレルゲンと呼びますが、それは人の体質によってバラバラなので、これが原因という事は言えません。

エレルゲンとなる代表的な物は「花粉」「金属」「薬」「食べ物」「化粧品」「植物」になり、皮膚に接触する事で発症します。遺伝的なものもあれば、子供の頃は何も反応しなくても大人になってから急に反応する事もあります。

また、精神的に疲れている時やストレスを過度に感じる時は免疫力が低下するので反応してしまう場合があります。

治療について

何がアレルゲンかわかっている場合はその原因物質を肌に触れ無ように生活の中で改善していく事が大事になります。食べ物の場合は摂取しないようにしたり、ほこりや花粉が原因であればこまめに掃除をしたり空気清浄器を使用したりと、工夫をしていきましょう。

アレルゲンがわからず発症してしまった場合は、血液検査などをしてまず何のアレルギーなのかを調べます。ステロイド外用薬や抗アレルギー薬を処方してもらい炎症を抑え、悪化しないようにします。アレルギー性に関しては完治する事は無いので、発症したら薬による治療を続けていかなければなりません。

炎症が治まれば薬を塗ったり服用する事はありませんが、またアレルゲンに触れてしまうと発症してしまう事を忘れてはいけません。

スポンサーリンク

まとめ

指に出来る水疱と言っても色々原因があるのがわかりましたね。早く治す為には原因をいち早く見つける事が大事になります。特にアレルギー性の場合はアレルゲンとなっている物がわからなければ、何度も同じ症状が出てしまうのが怖いところです。

関連記事として、

手のひらに水疱が!かゆみや痛いと感じるのは病気?

指の皮がむける原因は?病気や予防方法について

指の腫れの原因を紹介!痛みやかゆみを感じるのは病気なの?

これらの記事も合わせてお読みください!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする