ふと、鏡をみると自分のあごが二重になっていることに気づいてショックを受けた経験のある方も多いとおもいます。顔全体はシャープなのに、二重顎だと太っているように感じてしまいますよね。
また、笑った時や下を向いた時だけ、二重あごになってしまうという方も少なくないはずです。これってもしかして、二重あごになる前兆かも・・・と不安になってしまいますよね。
今回は、二重あごについての記事を書いています。二重顎が気になって仕方ない人や、なんとかしたいとお考えの人はぜひ読んでみてください。
二重あごになる原因
まずは、どのようなことが原因で二重あごになるのかを紹介します。原因を知ることで、二重顎になるのを防ぐことができます。
あごの筋力の低下
食事の際に、あまり噛まない人は二重顎になる原因となってしまいます。
噛む回数が少ないことで、あごの筋力が低下することが要因です。人間は噛むことで、あごの筋肉を鍛えているのです。
また柔らかい食事ばかりをして、あごを使用する機会が少ないと、筋力は低下してしまいます。特に近年は、固いものを食べる機会は減っており、あごの力が低下している人はすくなくありません。
また日本人は発音の際に、舌骨筋という筋肉を使用する言葉が少ないために二重顎になりやすいとされています。そうして、筋肉が衰えることで、むくみが発生しやすくなることも二重顎につながるとされています。
肥満体質
もちろん二重顎になることは、体全体が太ったことが原因である場合が一番多いといえます。
特にあごの部分は、他の部位と比べて脂肪がつきやすいのです。なので太り始めに、顎から脂肪が付き始めて、二重顎になるという人も少なくありません。
また、皮脂脂肪が増える事でリンパが滞ってしまい、むくみやセルライトなどがあごに溜まってしまうことも大きな原因といえます。
なんにせよ、肥満を改善しなければ二重顎を防ぐのも難しいといえます。
姿勢の悪さ
姿勢と二重あごって関係あるの?と思う人もいるかもしれませんが、姿勢が悪いと二重顎になりやすくなってしまうのです。
特に最近は、スマートフォンを使用している人が多く、下を向く機会が増えました。そうなると、あごの皮が引っ張られることになり、徐々に下に垂れていってしまうのです。
さらに、ついつい同じ姿勢でいることが多くなってしまい、筋肉が硬くなることで血行不良が起きてしまい、老廃物がたまりやすくなることも原因と考えられています。
口呼吸
あなたは、息の仕方を意識したことがありますか?鼻ではなく、口呼吸している人は二重顎に原因になっている可能性があるので注意してください。
口で呼吸をすることで、少しづつ口角が下がっていき、顔の下半分の皮が垂れてくることになります。さらに、口で息をしていると、前のめりの姿勢になってしまいがちになり、姿勢の悪さへと繋がって、原因③のようなことがおき兼ねません。
そのほかにも、口呼吸は虫歯が発生しやすくなったり、口臭が悪化したりとあまり良いことはありません。なるべく改善するようにしましょう。
加齢
年をとることで、二重顎になっていく人は多くいます。
年をとると、体からコラーゲンが不足するので、肌にハリやツヤがどんどん少なくなっていきます。さらに、新陳代謝も低下して、肌や顎にたまった老廃物を排出できなくなるので、二重顎になってしまうです。
さらに、顎の筋力低下も起こってしまい、噛む力も弱くなるのでどんどん顎の皮が下がっていき、二重顎になってしまうのです。
歯の噛み合わせが悪い
虫歯や親知らずを抜くなどの行為により、歯の噛み合わせがずれてしまった状態を放置していると、二重顎になる場合があります。
これは、原因①の筋力の低下につながることになってしまうのですが、噛み合わせが悪いことにより、顎の筋肉をうまく使えなくなってしまうのです。それにより二重顎が発生してしまいます。
食事の際にいつもと違う噛み合わせを感じたり、歯に違和感を感じるなどの場合は、すぐに病院へ行くようにしましょう。
二重顎の改善方法
では、どのようにすれば二重顎を改善できるのかを紹介します。まだ二重顎になっていない人も予防をすることができるの試してみましょう。
顔の筋肉を鍛える
出典:http://imgbuddy.com
二重顎を改善するために、顔の体操をして顎の筋力をつけましょう。
誰でもできる簡単な方法を紹介します。
1、真上を向いて口を閉じ、5秒キープします。
2、そのまま舌を上に出して、5秒間維持します。
3、舌を引っ込めます。
4、そのまま真正面を向きます。
以上です。簡単ですよね?実際にやってみると、顎の皮膚が引っ張られているのを感じることができます。
次は簡単に、リンパの流れを活性化させる方法を紹介します。リンパを活性化させて、老廃物を排出できるようにしましょう。
1、背筋を伸ばして真正面を向きます。
2、そのままゆっくり右を向くように首を動かします。
3、そのまま5秒間キープします。
4、そしてゆっくり顔を真正面にもってきます。
5、これを左側も行います。
以上です。これもやってみると、首の部分の皮が引っ張られるような感覚になるとおもいます。首付近には、リンパの線が多く流れているので、刺激してあげる必要があるのです。
この二つを継続して行うことで、顎の筋力をつける効果とリンパの流れを良くすることができます。いきなり効果が現れることは少ないですが、長い目でみて根気強く続けましょう!
良く噛むようにする
毎回の食事の際に、噛む回数を意識して、よく噛むようにしましょう。
噛むことで、顎の筋肉を刺激することが必要になってきます。顎を使う場面というのは、日常では食事くらいのものです。せっかくの顎の筋肉を使うので、なるべく筋肉を刺激するようにしましょう。
また柔らかいもの食事よりも、固いものを食べるようにしましょう。顎の力をより強く使う方が二重顎には効果があるといえます。また、常に顎の力を使うようにガムを噛むのも良いでしょう。
さらに、よく噛むことで満腹中枢を刺激することになるので、肥満になるのを防ぐ効果もあるので、二重顎に効果的といえます。
口角が上がるように生活をする
普段の生活で口角が上がるのを意識するようにしましょう。口角が上がる事といえば、よく笑うことです!
口角が上がることで、顎の皮が上に引っ張られることになるので、顎がたるみにくくなります。逆に、怒ったり悲しんだりすると、口角が下がってきて皮がたるむ原因になります。
無意識のうちに、二重顎ができる原因になるので、楽しくよく笑うような生活をすることで二重あごを改善できるになります。
ツボを押して改善
二重顎に効果のあるツボを押して改善しましょう。ツボは暇さえあれば押せるのでどんな効果があるかを知っておきましょう。
・頬車(きょうしゃ)
出典:http://sp.acupressure.jp
エラの出っ張った付近にあるツボです。顔のたるみに効果があります。
・上廉泉(かみれんせん)
出典:http://www.tubodiet.com
顎の先の下に位置するツボです。首や顔のたるみ全般に効果があります。
以上になります。お風呂に入っている最中や休憩中など、ふとした時に押してみるようにしましょう。
まとめ
二重あごになる原因
・顎の筋力が低下している
・肥満により顎に脂肪がたまっている
・姿勢が悪く、顔の皮が下がってきている
・口で呼吸することで口角が下がっている
・加齢によりむくみが生じやすくなっている
・歯の噛み合わせが悪く、筋力が低下している
二重あごの解消方法
・顔の体操をして筋力をつける
・よく噛んで、顎の筋肉を使うようにする
・笑って口角をあげるようにする
・ツボを押してみる
以上が今回の記事のまとめになります。
二重あごは、主にあごの筋肉のたるみが原因となっています。普段から意識して顎を使うようにしましょう。また、二重あごの人、も継続して改善方法を試していけば少しづつ効果が現れます。二重顎だと諦めずに努力するようにしましょう。