女性不信な男性の特徴とは？原因やアプローチ方法を紹介！

あなたの周囲に女性との結婚をしない独身の男性はいませんか？結婚をしない理由あるいは女性とお付き合いしない理由は、親の介護といった家族の事情であったり、金銭的に余裕が無いという事情だったりと、人それぞれ様々でしょう。

そんな中で、近年になって増えている理由の一つに、女性不信が挙げられます。もしかしたら、あなたの周囲の男性が独身なのは、女性を信じられないことが原因なのかもしれません。

肉食女子や草食男子という言葉が一般化しているように、恋愛に積極的な女性が増えている一方で、恋愛に踏み出せない男性も増えています。そこで今回は、好きになった男性や気になる男性が、女性不信である男性だった場合のアプローチ方法などについて、ご紹介したいと思います。

この記事の目次

1 女性不信である男性の特徴
2 男性が女性不信に陥る原因
3 女性不信の男性に対するアプローチ方法
4 まとめ

女性不信である男性の特徴

まずは、どのような男性が女性不信なのでしょうか？女性不信の男性と言っても、あくまでも内面の問題ですので、外見から女性不信の男性を判別することは難しいでしょう。しかしながら、心のあり様は、ときに行動などに現れることがあります。

そこで、女性不信の男性に見られる特徴について、ご紹介したいと思います。

ネガティブな考え方をする

女性不信である男性の特徴の一つとして、ネガティブな考え方であったり、物事を否定的に捉える傾向があります。

女性不信である男性は、物事に対して良い面に目線が向かず、どうしても悪い面ばかりに目が行ってしまうのです。物事に対する考え方や評価の基準が、いわゆる減点方式であって、加点方式ではないのですね。

基本的な考え方がネガティブであると、それは女性不信というよりも、もはや人間不信と言えるかもしれません。周囲の男性が批判的な態度ばかりとっているようならば、その男性は女性不信・人間不信なのかもしれません。

恋愛や結婚に否定的な言動をする

恋愛や結婚だけでなく、世の中に存在する出来事は成功か失敗かのいずれかで、成否の確率は50％で半々と言えます。

しかしながら、女性不信の男性はネガティブな考え方をするためか、失敗を引き寄せてしまう言動をしている傾向があります。例えば、「どのみち、良い女性なんていないよ」あるいは「恋愛や結婚なんて、最終的には別れるものだよ」といった具合に、女性とのお付き合いに対して否定的な言葉を並べます。

本来、恋愛や結婚は「この人は素敵な女性かもしれない」あるいは「この女性とならより良い関係を築けるはず」というように希望やポジティブな感情が生じますが、女性不信の男性は意識的にしろ無意識的にしろ、女性とのお付き合いに対する希望や意欲が無いのです。むしろ、そこには女性に対する疑念だったり、極度に失敗を恐れる心があったりするのです。

感情を表に出さずに抑制的である

女性不信である男性に良く見られる特徴の一つとして、感情表現にとても抑制的で、感情に抑揚がないタイプの男性が挙げられます。

恋愛や結婚においては、全てまでとは言わずとも男女の間で感情を共有することが多くなります。しかしながら、女性不信である男性は、このような男女間の感情の共有を拒絶するような傾向があるのです。そのため、良く言えば冷静沈着と言えるかもしれませんが、意識的にしろ無意識的しろ女性不信である男性は感情表現に抑制的で、喜怒哀楽という感情が欠けたような振る舞いをします。

周囲の男性にこのような傾向が見られる場合は、その男性は女性不信であるかもしれませんよ。

孤独を好み自分だけの世界に籠りがちである

女性不信である男性の全てがそうではありませんが、女性不信の男性は孤独を好んでおり、自分だけの世界に籠りがちな傾向があります。

例えば、休日や休憩中になると、自分の趣味などの世界に入り込んでしまい、周囲とのコミュニケーションを避けるような行動をするような男性が該当します。

女性不信というよりも人間不信に通じるものがありますが、自分の世界に入り込んでしまえば、相手を傷つけることもなく、自分が傷つけられることもないからです。

会社の休憩中に、周りの人との会話を避けがちで、スマホや携帯型オーディオなどで音楽ばかり聞いているような男子は、もしかしたら女性不信なのかもしれませんね。

自分からパートナーを遠ざけてしまう

女性不信だからといって、恋人や結婚相手が欲しくないわけではありません。女性不信である男性の中にも、心の片隅で彼女が欲しいと思っていたり、結婚願望があったりする人もいます。

しかしながら、女性不信である男性はお付き合いした当初あるいは結婚した当初こそ、パートナーとの関係を深めようと努力しますが、その関係が深くなるに連れて自分からパートナーとの距離を保とうとしたり、パートナーを遠ざけるような行動をとることがあります。

結局のところ、パートナーを欲する気持ちと女性を心の底から信じられない気持ちのうち、後者が勝ってしまうのです。恋活・婚活している女性や婚約者・結婚相手である女性からずれば許しがたい行動ですが、女性不信である男性は心のあり様に従って行動したまでなのですね。

男性が女性不信に陥る原因

このような特徴や傾向が女性不信である男性に見受けられるわけですが、どうして女性不信となる男性が現れるのでしょうか？男性が女性を信じられなくなる原因について、ご紹介したいと思います。

過去における女性との間の酷い経験・体験

男性が女性不信に陥る典型的な原因が、過去にお付き合いをしていた女性に酷い仕打ちをされた経験や酷い失恋体験がトラウマとなっていることです。

例えば、過去にお付き合いをしていた女性に理由も分からずに他人のいる前で振られたという経験だったり、片思いしていた女性が女子だけの会話で男性のことを酷く罵倒していたのを偶然聞いてしまった場合などは、いずれも女性に対して好意を抱いていただけに裏切られた思いが生じてトラウマになったとしてもおかしくないでしょう。このような経験や体験がきっかけとなって、女性不信に陥る男性は少なくないようです。

このような形で女性を信じられなくなった男性は、たとえ表面上は女性や女の子達と普通に会話をしていても、それはビジネス上あるいは社会的な組織の人間関係を円滑に運ぶための必要性に迫られてのものです。そのため、感情が抑制的であったり、休憩中やランチ中に必要以上の会話をすることは少ないでしょう。

男性の思い描く理想と現実の違い

一般的な傾向として、男性は女性に対して母性に溢れるイメージを思い描き、高い理想を求めます。すなわち、自分に対して優しく包み込んでくれて、一途で浮気をすることもなく、それでいて炊事洗濯などの水準が高く家庭的な女性というのが、男性が女性に求める理想的なイメージと言えるでしょう。女性からすれば、自分勝手な理想を押し付けるなと思ってしまいますが、このような理想を持っている男性は少なくありません。

一方で、現実の女性は男性の思い描く理想像に比べると、より現実的で本音と建前を使い分けます。女性も男性と同様に厳しい世の中を生きているのですから、男性とそれほど変わるはずがありません。むしろ、女性のほうが子供を産み育てるという大変な生理的機能を有していることから、男性よりも現実的にならざるを得ません。

しかしながら、男性は思い描く女性の理想像に対して、そのような女性の現実的な側面を突き付けられることで、勝手にショックを受けてしまうのですね。通常は、それでも男性が現実を徐々に受け入れていくわけですが、中には立ち直れずに女性不信に陥ってしまう男性もいるのです。

男性の評価基準がお金である

全ての女性がそうであるわけではありませんが、中には男性の評価基準として年収を第一とする女性もいることは事実です。そして、このような年収第一の女性と出会いによって、男性が女性不信に陥ることもあるのです。というのも、このような女性は往々にして、年収の高い男性には良い顔をして、年収の低い男性に対しては人格を否定するような対応をとるからです。

このような場面は、婚活パーティーなどでしばしば見受けられ、最初の質問で年収の額を聞かれるとうんざりするという男性も少なくないようです。結果として、男性は恋愛や結婚にたいして否定的な考えに至るようになります。

ちなみに、男性の中にも全てではありませんが、女性の容姿を最大の評価基準とする人がいますのでお互い様とも言えますね。

家庭環境に問題がある

過去の女性との間のトラウマと同様に、男性が女性不信に陥る典型的な原因として挙げられるのが、家庭環境に問題があることです。家庭環境問題がある場合、恋愛や結婚について否定的だったり、パートナーとの距離を遠目に保とうとするような傾向が現れます。

ただし、一口に家庭環境の問題と言っても、様々な態様がありますので、具体的に取り上げてみたいと思います。

母親との関係が悪い

子供にとって最も身近な女性が母親であることは、説明するまでもないでしょう。

そのような立場の母親が子供である男性に対して過干渉であることで、次第に男性と母親との関係が悪化することにより、男性にとっては女性が信じられなくなることがあるかもしれません。

また、母親が父親と離婚しており、父親とは別の男を作っていたという事情があれば、母親に対して嫌悪感を抱いて女性不信となってしまう可能性を否定することはできないでしょう。

家庭環境に女性が存在しない

両親の離婚や早い段階での母親との死別などの事情から、家庭環境に女性の存在がない状態で育てられた場合、女性不信あるいは女性恐怖症といった症状が現われる可能性があります。

女性優位の家庭環境

逆に父親が不在であったり、女系家族で祖母や母親の家庭内での地位が圧倒的に高い場合など、女だらけな女性優位の家庭環境で男性の地位が抑圧されている事情があると、無意識的に女性不信あるいは女性恐怖症といった考え方が身についている可能性があるかもしれません。

また、姉や妹などがややキツイ性格の持ち主だった場合に、家庭で男に対する忌憚のない評価や悪口を聞かされていると、身近で女性の裏表を目撃することになり、他の女性に対しても裏表があるのだろうと女性不信の種が男性に植え付けられているかもしれません。

女性不信の男性に対するアプローチ方法

ここまで見てきたように、女性不信である男性の特徴や原因は多岐にわたります。それでは、もし好きになってしまった男性や気になる男性が女性不信かもしれない場合に、どのようにすれば振り向かせることができるのでしょうか？そこで、女性不信の男性に対するアプローチ方法について、ご紹介したいと思います。

時間をかけて関係を構築する

過去にお付き合いをしていた女性に酷い仕打ちをされた経験や酷い失恋体験がトラウマとなっていることが原因となって女性不信となっている男性を好きになってしまった場合は、あせらずに時間をかけて関係を築いていく必要があります。

まずは、女性不信の男性をすぐに彼氏にしたいというような結果を求めすぎないことが大切で、女性の側にも時間がかかることについての覚悟が必要となります。徐々に一緒に過ごす時間を増やしていきながら、少しずつお互いの距離を縮めていきましょう。

そして、意識すべきは人によって態度を変えないなど、男女問わずに好まれる女性になることでしょう。感情が安定して穏やかな女性となることが、女性不信の男性の閉じた心を開かせることにつながるのです。

とはいっても、男性の言動を全て受け入れるということではありません。女性には女性の考えがありますから、男性の考えに理解を示しつつ言葉がきつくなりすぎないように、違う視点や考え方があることを伝えていけば良いでしょう。

首尾一貫した考え方と態度

理想と現実の違いにショックを受けたことが原因となって女性不信となってしまった男性を好きになってしまった場合は、終始首尾一貫した考え方や態度を示すことが有効かもしれません。

極端な本音と建前の使い分けをすることは避けて、女性自身の言葉や行動に首尾一貫した考え方が反映されていることを示すことで、女性不信である男性にも女性の言動に論理性を見出すことができ、女性の言動の理由についても理解することができるようになるでしょう。

そもそも男性の脳は、感性に優れた女性の脳よりもロジカルで論理性があるとされています。そして、女性の本音と建前の使い分けにも首尾一貫した理由があれば、意外と男性も理解して受け入れてしまうでしょう。

しっかりとした金銭感覚を示す

男性の評価基準がお金である女性に出会うことが原因で女性不信となってしまった男性を好きになってしまった場合は、しっかりとした金銭感覚の持ち主であることを示すことが有効なアプローチ方法となるでしょう。

というのも、年収第一主義の女性は結局のところ男性の収入で好き勝手したいだけなのではないかという疑念が女性不信の根本的な原因となっているからです。

ランチはお弁当で節約していることを示したり、デートは公園や海辺の散歩などの遊びに誘ってみたりすることで、金銭感覚がキチンとしていることをアピールすると良いかもしれません。

家庭環境が原因の場合は難しい

家庭環境が原因となって女性不信となってしまった男性を好きになってしまった場合、女性不信の男性を振り向かせることは難しいかもしれません。

というのも、家庭環境以外の原因で女性不信となっている場合は、ある程度の年齢に至るまでは普通に育っており、女性を信じる余地が十分に残されているのに対して、家庭環境が原因となって女性不信となった男性は幼少時から女性に対する不信感や恐怖感を刷り込まれているので、女性を信じる心の余地が少ないからです。

もちろん、このような男性が全て女性を不幸せにするというわけではありません。しかしながら、幼少時からの女性に対する考え方を矯正することが非常に難しいことも事実ですから、仮にお付き合いするようになったとしても男性と女性の間には埋めがたい溝が存在しており、女性の幸せという観点からすると疑問符がついてしまいます。