歩いていると足の裏に痛みを感じて、「魚の目」が出来ていたという経験はありませんか?足の裏に発生するので、歩く度に痛みを感じてしまうので嫌になりますよね。
出来ることなら、魚の目を発生させないようにするのが一番でしょう。そもそも魚の目といのうは、どういった原因で発生するのでしょうか?
今回は魚の目についての記事を書いています。魚の目を予防したい人や、早く治したいという方はぜひ読んでみてください!
魚の目とは
まずは、魚の目がどういったものなのかを知っておきましょう。
◆症状
魚の目の症状について紹介します。
魚の目ができると
- 強い痛み
- 皮膚の硬化
- 赤くなる
- 中央に芯ができる
といった症状が現れます。汗をかきやすい部分では、柔くて痛みのない魚の目ができることもあります。また、魚の目は足の裏だけに発生するのも特徴です。
◆タコとの違い
魚の目とよく間違えられるのが「タコ」です。
タコは、皮膚が硬化するのは同じですが魚の目の様に芯が発生しません。さらに、足の裏以外にも発生することがあり、足の指に多く発生します。足以外にも、おしりや手にできることもあります。
タコの状態だと痛みは発生しませんが、放置して症状が負担が加わりすぎると、痛みができることがあります。
魚の目の原因
では、どういった原因で魚の目が発生するのかを紹介します。
◆足の裏に継続的に負担がかかる
魚の目が出来る原因として、足の裏に負担が長時間かかってしまうことが原因になります。一部に圧力が加わり続けてしまうと、皮膚が体を守ろうと働いて角質を厚くしてしまうためです。
足の裏に負担がかかる原因として、
- 履いている靴のサイズが合っていない
- 先が細いハイヒールを履く機会が多い
- 長時間立ち仕事をすることが多い
- 姿勢や歩き方が悪い
といったことが挙げられます。
摩擦や圧力が加わりやすい人が魚の目を発症させやすいのです。特に女性の方で、ハイヒールを履いたまま長時間立ち仕事をしている人は少なくありません。そういった方は、魚の目が出来やすいので日頃からしっかりケアをする必要があります。
◆血行不良である
基本的には足の裏に負担がかかることで魚の目が発生するのですが、血の流れが悪い人の方が魚の目になりやすいといえます。血行不良だと、水分や栄養素を十分に行き届けられなくなることが原因になります。
水分が不足すると、皮膚が乾燥して硬くなりやすいので魚の目が発生しやすくなるのです。さらに、皮膚でのターンオーバーが起きにくくなるので、古い角質を排出できなくなってしまうことで、魚の目が発生しやすくなります。
血行不良になる原因としては、
- 偏った食生活
- 過度のストレス
- 運動不足
などが挙げられます。血行不良は健康にも良くないので、なるべく改善するようにしましょう。血行不良を改善する方法は、血行を促進するための7つの方法!今日から健康な生活を!の記事に詳しく書いてあります。
魚の目の対処方法
では、魚の目が発生した場合はどのような対処をすれば良いのか紹介します。
◆靴を見直す
普段履いている靴が原因である場合は、靴を見直す必要があります。靴を替えないと、圧力がかかってしまうので、いつまでたっても魚の目が治らないうえに症状が悪化する恐れがあります。
靴を選ぶ際は、むくみが発生している夕方は避けて休日の昼に買いにいくのが一番良いでしょう。出来れば、店員さんに相談して自分に合った形やサイズを選んでもらうことが大切です。
また、姿勢の悪さが原因の場合もあるので、歩く際に一部に負担がかかるようであれば見直す必要があります。
◆パッドを貼る
魚の目に気が付いたら魚の目専用のパッドを購入して、負担を減らすようにしましょう。
パッドには様々な種類のものがあり、
- ジェルタイプ
- クッション性に優れているタイプ
- 水分を多く含んでいるタイプ
- 肌に対して低刺激のタイプ
などが人気のようです。自分の生活に合ったタイプのパッドを選びましょう。薬局に売ってあるので、店員さんに相談してみるのも良いでしょう。
パッドを貼ることで、痛みを和らげて症状が悪化するのを防ぐことが出来ます。魚の目に気がついたらすぐにパッドを購入してください。放置したまま生活するは避けましょう。
◆代謝を良くする
魚の目は硬くなった角質層なので、代謝を良くすることで、自分で治すことも可能になります。
代謝を良くする方法としては、
- 睡眠をしっかり取る
- 食生活の改善
- 入浴で血行を促進する
- 体を動かす
- ストレスを溜めない
といったことが挙げられます。また、魚の目ができる前から代謝を良くすることで、予防することも出来ます。普段の生活を見直して、規則正しい生活を送りましょう。
◆削ってはいけない
魚の目が発生した際に、硬くなっている皮膚を削って治そうとする人は少なくありません。しかし、魚の目を削っても症状が改善されることはないので、絶対にやめましょう。
むしろ、削ることで症状が悪化する恐れもあります。痛みが和らぐこともないので、削る行為はしないようにしてください。
魚の目の治し方
では、魚の目を治すにはどうすれば良いのか紹介します。
◆自分で治す場合
魚の目の症状がひどく無い場合は、自宅で治療することができます。魚の目が小さい場合は、薬局で魚の目専用の薬を使用することで治療することが可能です。薬には、塗り薬タイプや絆創膏のタイプなどがあります。
薬を使用することで、厚くなった皮膚を柔らかくふやかして芯を除去するという方法になります。早期に対応することが出来れば、2週間前後で芯が取れて魚の目を治療することが可能です。
注意点としては、魚の目周辺の健康な皮膚までも柔らかくしてしまうことです。そうなると傷つけやすくなってしまうので気をつけましょう。
ただし、魚の目があまりにも痛む場合や、症状が一向に改善されない場合は病院へ行きましょう。
◆皮膚科へ行く
分厚くなってしまい激しい痛みのある魚の目は、皮膚科へ行って治療しましょう。
魚の目を芯を除去する外科的な治療が主になります。魚の目によって分厚くなった皮膚を柔らかくしてから、レーザーやメスで切除をするといった治療になります。切除と聞くと、激しい痛みを想像してしまいますが、ほとんど痛みは無く治療の時間も長くかかりません。
皮膚科へ行っても、魚の目があまり大きく無い場合は塗り薬を使っての治療を行う場合があります。
まとめ
魚の目の症状
・激しい痛みを感じる
・皮膚が固くなる
・赤くなることがる
・中央に芯ができる
魚の目とタコの違い
・魚の目は芯が発生する
・魚の目は足の裏にしか出来ない
魚の目の原因
・足の裏に負担がかかっている
・血行不良である
魚の目の対処方法
・靴を見直す
・パッドを貼る
・代謝を良くする
・削らない
魚の目の治し方
・自分で治す
・皮膚科へ行く
以上が今回の記事のまとめになります。
魚の目は初期の段階であれば、自分で治すことも可能です。足の裏に違和感を感じたらすぐに対処して、症状が悪化するのを防ぐようにしましょう。魚の目が出来てしまっても放置をしている人は多くいますが、改善されることは無いことを覚えておきましょう!
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