これまで、もみあげのお手入れは、女性よりも男性がするものだというイメージが強くあったのではないでしょうか?
しかし、実は女性においても、印象が大きく変わる“要・お手入れ”の部分でもあるのです。実際に、最近では、すでにムダ毛のお手入れとして、もみあげにも気を配り、キレイに整えている女性がかなり増えているようです。
その反面、「もみあげが濃くて恥ずかしいけれど、どう処理して良いのかわからない」といった悩みを抱えている人も多いのだとか…。そこで、女性のもみあげによる印象の変化や、お手入れ方法をご紹介します!
もみあげをお手入れするメリット
男性だけでなく、女性にも、うれしいメリットがたくさんあります。これまであまりもみあげを意識していなかった人も、見る価値アリです!キレイになるための秘密が隠されているもみあげのお手入れによるメリットを、早速見ていきましょう。
スッキリ小顔効果
「小顔=キレイの必須条件」が常識になってきた今、もみあげのお手入れで小顔効果が得られるとしたら、女性にとってはかなり嬉しい情報なのではないでしょうか。
もみあげがある場所は、耳の少し前あたり。正面から見たときに、ちょうど輪郭がふっくら曲線を描くピークの位置にあります。
髪の毛だと、輪郭全体をカバーできるかもしれませんが、もみあげの場合、ちょこんと、見える程度です。すなわちこれは、「ここに輪郭がありますよ」と言っているようなもの。この絶妙な位置にもみあげがたくましく存在してしまうと、さらに顔の輪郭が膨張しているように錯覚し、顔が大きく見えてしまうのです。
キレイにお手入れすることで、すっきりとした小顔効果が狙えるならば、ぜひチャレンジしてみたいと思いませんか?
透明感・清潔感が増す
実は意外と周りの人に見られているもみあげ。特に男性は、女性のあまりにも立派なもみあげにげんなりしてしまう人もいるのだとか…。いつの時代も、男性は、女性に「女性らしさ」を求めるものなのですね。
男性目線だけでなく、ヘアスタイルをアップにしたり、髪をさりげなく耳にかけたとき、手の行き届いたキレイなもみあげがちらりとのぞく女性には、同じ女性同士でもハッとするのではないでしょうか。
さらに、お手入れによって、肌もトーンアップするので、透明感や清潔感がアップし、うんと印象が明るくなります。また、明るいお肌は、毎日のメイクタイムを、今よりもずっと楽しいものに変えてくれるはずです!
欠点ばかりを気にしながら、どんよりした気持ちでメイクするよりも、キレイになっていく自分の姿を楽しみながらメイクする方が、ファンデーションのノリもピタッと良くなるような気がします。
何より、「隅々まで身体のお手入れをしている」という事実だけで、女性ならではの清潔感や上品さがアップするのではないでしょうか。
ニキビが出来にくくなる
もみあげが濃くて悩んでいる人は、すでに経験したことあるかもしれません。もみあげの部分は、洗顔料やシャンプー等のすすぎ残しが原因で、アクネ菌が発生し、ニキビができやすい場所でもあるのです。
また、頭皮のニキビと同じように、もみあげのニキビは気付きにくいため、赤く炎症したニキビや、ニキビ跡になってしまってから気付くケースも多いようです。もみあげのお手入れは、そういったすすぎ残しによるニキビ発生の可能性を、大幅に軽減してくれます。
ただでさえ濃くて悩んでいるもみあげに、ニキビなんて出来てしまった日には、女性としてテンションが下がってしまう一方です。そうならないためにも、きちんとお手入れをして、キレイなお肌を保っていたいものですね。
形は?長さは?~女性のもみあげのお手入れ方法~
女性のもみあげにも理想的な長さや形があります。また、お手入れ方法も様々です。自分にあったお手入れ方法を探してみましょう。
理想的な形・長さ
ヘアスタイルのように「これがいい!」と明確なイメージでお手入れしにくいのが、もみあげのお手入れにおける最大の難点です。処理するにしても、形や長さが分からなければお手入れできません。
まず、女性のもみあげは“薄く、短く”が理想的だと言われています。よく言われる理想的な長さは、耳たぶに届くか届かないか位の長さですが、私が実際に試してみたところ、耳の穴の下部あたりが、顔もスッキリ見え、不自然ではないベストな長さでした。顔の形によっても似合う長さが異なるかもしれません。
また、もみあげの薄い女性は、全部処理してしまっても違和感はないですが、濃い人は、「処理する」と言うより、「薄くする」とイメージしてお手入れすれば、自然に仕上がります。
次に、形ですが、顔側にあたるラインが真っ直ぐな直線で、先端に向かうほど細くすると良いでしょう。なんとなく丸みをおびた逆三角形のような形です。こちらも、長さ同様、髪型によって似合う形も変わってくるかもしれませんので、様子を見ながらベストな形を探してみるのもいいですね。
お手入れ方法
<理容院での顔そり>
もみあげと聞くと、髪の毛からつながっているイメージからか、ついつい美容院へ相談したくなるところですが、カミソリを使って処理できるのは、「美容師」ではなく、「理容師」です。
入りにくいイメージの理容院ですが、女性理容師に担当してもらえるお店も多いようなので、事前に調べて行くと、安心してお店へ入れます。さらに、理容院では、うなじの処理も行っているので、もみあげのお手入れのついでに、うなじもキレイにしてもらい女子力アップするのもオススメです。
また、「美容院」では、カミソリを使うことはできませんが、ヘアスタイルのプロである美容師に、自分に似合うもみあげの長さや形を相談してみるのも良いかもしれません。他にも、明るめのヘアカラーにする場合は、もみあげ部分も丁寧にカラーリングしてもらうことで、多少目立ちにくくすることは可能です。
<脱毛サロンで処理してもらう>
少し前の時代と比べ、脱毛の価格もかなり低くなってきました。いろいろな脱毛種類の中でも、光脱毛は、肌への負担も少なく済むので、一度、サロンで相談してみましょう。
また、全身脱毛ではなくても、「もみあげだけ」など狭い範囲のみの脱毛プランがあるお店もありますので、自分にあったプランで脱毛できるお店選びをすると良いでしょう。
これを気に、全身脱毛するも良し、現在すでに脱毛サロンへ通っている人は、もみあげ部分の追加脱毛の相談をしてみるのも手です!あるいは、脱毛しようか悩んでいる人は、範囲の狭いもみあげで試してみる、というのも良いかもしれません。
何より、脱毛サロンでのもみあげのお手入れは、自然な毛量や形に整えられることが大きなメリットです。少し費用はかさむかもしれませんが、ちょっと頑張って奮発できれば、プロの脱毛技術に勝るものはありません。
<自分で処理する>
自己処理の方法として、「カミソリを使う方法」と「電気シェーバーを使う方法」がありますが、ここでは、電気シェーバーをおすすめします。
もみあげの濃い人がカミソリを使って自己処理すると、顔全体の産毛もこまめに手入れしなければなりません。また、肌の負担が大きく肌荒れの原因にもなります。一方、電気シェーバーの場合、自己処理の方法としてもっとも負担を少なくできるので、カミソリよりも比較的安心です。
【髪留め/アイブロウまたはアイライナー/電気シェーバー/コーム】この4点が準備ができたら、早速お手入れをしてみましょう。
①もみあげ部分を出すように髪を耳にかけます。髪の長さが中途半端で、左右の髪の毛が下りてくる場合は、ピンなどで留めましょう。
②コームでもみあげを整え、アイライナーやアイブロウを使って、仕上がりの長さや形の印をつけます。
③電気シェーバーを上から下へ動かし、もみあげを沿ります。(※上から下へ動かすことが、肌を傷めないコツです!)
④処理した箇所のアフターケアも忘れずに。引き締め効果のある化粧水やシェービング用のアフターローションで、お肌をいたわってあげましょう。
しかし、もみあげは、目の横に位置していることから、自分では鏡越しでも確認するのが難しく、自己処理でのお手入れは、失敗のリスクも伴います。手先が不器用で心配な人は、プロにお任せしてしまった方が安心かもしれません。
お手入れ以外の心がけ
時代が変わり、今は社会で女性が活躍できる場が大幅に増えました。自分の能力を活かし、社会に貢献できる喜びは、何ものにも代え難いものです。
しかし、その反面、働き過ぎによるストレスや、食生活の乱れが、ホルモンバランスの乱れを招き、体毛が濃くなる女性が増加しています。体毛が濃くなると、もみあげもまた、濃くなってしまうのですね。
特に、真面目で、頑張る人ほど、「ここで勝ち抜いてやる!」「男性に劣らないように頑張らなければ!」という気持ちが大きく、競争社会での上司や部下との人間関係や、自分のスキルとポジショニング間のフラストレーションに頭を悩ませるようです。
お手入れに頼るだけでなく、頑張りすぎず、できるだけストレスフリーに過ごせるよう心がけることで、おしとやかな女性らしさが、より一層増すかもしれません。働く女性のみなさん、息抜き上手になりましょう♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?意外と奥が深い、女性のもみあげのお手入れ。顔の印象や全体の雰囲気までガラリと変わってしまいます。
普段のスキンケアや、ボディケア、ネイルケアの一貫として取り入れれば、さらに輝けることは間違いなさそうです!これまで、恥ずかしくて人に相談できなかったという人も、この機会に思い切ってお手入れしてみてはいかがでしょうか?
自分でも気づかないタイミングで、ふと髪をかき上げたとき、気になるあの人をドキリとさせてしまう、なんて嬉しいハプニングも待っているかもしれません!
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