フリーターの末路を知って脱出しよう!20代・30代別に紹介!

「フリーター」には「組織に縛られず自由に生きる人」というイメージがあります。自分の夢や希望を実現するために、あえて定職に就かずフリーターでいる人もいます。でも、現実のフリーターの生活は決して楽なものではありません。

ほとんどのフリーターは低収入です。30代も半ばを過ぎると、働き口は限られてくるし、正社員に採用されるチャンスは少なくなります。高齢になっても、年金は頼りにできません。

フリーターの生活の実態とその末路、フリーターから脱け出す方法についてお伝えします。

フリーターはどんな生活をしているの?

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「フリーター」とは和製造語「フリーランス・アルバイター」の略語です。正職員・正社員以外の就労形態で働いている若者を指す言葉です。

[フリーターとは?]

フリーターとは、内閣府の定義では「学校を卒業した15歳から34歳の若者が対象で、契約職員・契約社員・派遣社員・アルバイト・パートタイマーなど非正規雇用で働いている人」です。現在は無職でも契約社員やパートタイマーなどで働く意志のある人も含みます。ただし、学生は含みません。高校生や大学生でアルバイトをしている人たちを、フリーターとは言いません。

ニートとは?

「ニート」とは「Not in Education,Empioyment or Training」の略です。「学校にも行かず、就職もせず職業訓練も受けない若者」の意味です。

ニートは働く意志のない若者

ニートとフリーターは混同されたり重なり合ったりすることがあります。しかし、基本的な大きな違いは、働く意志です。ニートは、どのような雇用形態であっても働く意志がありません。フリーターは非正規雇用の形態で働く意志のある人です。ですから、現在は無職でも非正規雇用の就職先を探している若者は、フリーターといいます。

中年フリーター・高齢フリーター

35歳以上のフリーターは、契約社員・契約職員・派遣社員・パートタイマーと呼ばれます。現在は「中年フリーター」といいます。60歳以上は高齢フリーターと呼ばれます。

[フリーターの平均的な収入は?]

フリーターの給与は、原則として時間給(時給)です。一般社員のように月給ではありません。賞与(ボーナス)も、ほとんどありません。あっても寸志程度です。「治験」のように1回毎に支払を受ける場合もあります。

年収は200万円以下が多い?

フリーターは時間給で収入を得ますから、時給の高い都市部と時給の低い地方とでは年収に差が出ます。1ヶ月に働く時間数・日数によっても収入に違いがあるので、フリーターの平均収入を出すのは難しくなります。

非正規雇用の労働者の70%は、年収200万円以下です。ですから、フリーターの多くが、年収200万円以下と考えられます。口コミ情報では年収60万~150万円くらいの人が多いといいます。1ヶ月120時間働いて、東京都内では月収12万~14万円、地方では月収10万円前後となります。貯金をする余裕など全くありません。

フリーターの時給は上がらない

フリーターの時給が飛躍的に上がる可能性はほとんどありません。時給が高くなれば契約を打切り、代わりに時給の安い新人を雇う会社が多いのです。

バイトリーダーの時給は高い

ただし、飲食業などの「バイトリーダー」になると、ある程度責任のある立場に置かれ正社員の代わりを務めるようになります。普通のパートの時給の1.5~1.6倍の時給が取れるようになります。

[フリーターと正社員の違いは?]

フリーターという就業形態を選ぶ理由は、人によって違います。「俳優や歌手になりたい・作家や画家になりたい」など自分の夢を実現するために、わざと定職に就かない人もいます。人間関係が苦手で組織に縛られたくないためにフリーターになる人もいます。バブル経済という好況期には、このタイプのフリーターが多くいました。

しかし、バブルがはじけた後の長期不況やリーマンショックによる世界同時不況によって、就職氷河期と呼ばれる就職難の社会になりました。就職活動に失敗して正社員・正職員になれずフリーターになる人もいます。職場の人間関係など様々な理由で転職を繰り返すうちに、正規雇用されなくなりフリーターになってしまう人もいます。

フリーターは勤続年数による増収がない

正社員は勤続年数とともに給料が上昇します。日本の企業(会社)では賞与も生活給の一部ですから、賞与も勤続年数とともに増加します。会社の業績によって賞与が増加する可能性もあります。正社員は勤続年数によって収入が増加します。

フリーターは勤続年数による増収はわずかです。もちろん、賞与もありません。年齢が高くなっても、収入は若い頃と変わりません。むしろ、年齢が高くなると雇用条件が悪くなり、若い頃より収入が減る可能性もあります。生活レベルは低くなるばかりです。

生涯賃金の格差が大きい

20代前半では、フリーターと正社員の月収は大差ありません。むしろ、時給の高いフリーターは正社員より月収が多くなる可能性もあります。しかし、20代後半以降、正社員とフリーターの収入の格差は大きくなるばかりです。今でも多くの会社(企業)に退職金制度がありますから、正社員は定年退職時にかなりまとまった金額の退職金を受け取れます。正社員の生涯賃金はフリーターの生涯賃金よりもはるかに多くなります。

正社員は社会経験やキャリアを積める

正社員・正職員は社会経験を積み重ね、キャリアを高めることができます。キャリアを積んで昇進・昇給することができますし、転職活動するにも有利です。フリーターは社会経験は豊かになりますが、職歴やキャリアにならない可能性があります。

フリーターは社会保障がない

大企業でも中小企業でも、普通の会社では社会保障制度が整っています。健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険・介護保険の保険があります。健康保険や厚生年金保険などの保険料も、会社が半分負担します。定年退職後無職になっても65歳から厚生年金(基礎年金を含む)を受け取ることができます。公務員ならば、共済年金(基礎年金を含む)を受給できます。

厚生年金や共済年金は年収によって金額に差がありますが、男性は月額平均16万から17万円、女性は月額平均10万円前後を受け取れます。

フリーターは国民健康保険に全額個人負担で加入する

フリーターは正規雇用ではないので、個人で国民健康保険や国民年金に加入することになります。全額個人負担なので、正社員・正職員の健康保険料に比較して国民健康保険料は高いと言えます。保険料は年収や地域によって異なります。

フリーターは国民年金に全額個人負担で加入する

日本人は満20歳~満60歳まで国民年金に加入して、国民年金保険料を支払う義務があります。国民年金保険料は平成30年度は月額16,340円で、毎年70円ずつ増額されます。20歳~60歳まで毎月欠かさず国民年金保険料を納め続けると、65歳から月額65,542円を受け取れます。

国民年金と国民健康保険の保険料は負担が大きい

フリーターの月収は12万~14万円(都内)ですから、国民年金と国民健康保険の保険料はかなり大きい負担となります。フリーターの多くが国民年金の保険料を滞納しています。国民年金は25年間加入していないと年金の受給資格が得られません。65歳になっても、1円も年金が受け取れない可能性があります。

国民健康保険に加入していないフリーターも少なくありません。健康保険に加入していないと、医療費は全額個人負担となりますから、うっかり病気にもなれません。

フリーターは社会的信用が低い

フリーターは正規雇用の社員や職員に比べると、社会人として社会的信用が低くなります。フリーターは収入の保証がないので、自動車などを購入するためにローンが組めません。アパートの賃貸契約をする時に、断られる可能性があります。「社会的地位が低い」と感じるフリーターも少なくありません。

フリーターを続けていると、どうなるの?

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10代20代のフリーターは親もまだ現役世代ですから、親と同居すれば生活に困ることはありません。アルバイトやパートや派遣で稼いだお金を小遣いにして、気楽な生活を送れます。しかし、親が定年退職して年金生活に入ると、フリーターの子供の面倒を見る余裕はなくなります。フリーターには結婚して家庭を築く経済力がありません。親が亡くなると一人ぼっちです。高齢になったフリーターの生活は不安に満ちて惨めです。

フリーターの人生は悲惨です。フリーターの末路は、心はボロボロで食べることにも不自由する日々です。

[フリーターは年齢とともに生活が悪化する]

10代20代の人は男性でも女性でも体力も気力もありますから、長期アルバイトでも短期アルバイトでもバイト先はいくらでもあります。仕事でミスをしても「若いから」許してもらえます。親も現役世代で、フリーターの子供の生活を支えてくれます。

20代後半から30代に入ると、正規雇用の会社員や職員になった友人たちと生活レベルに大きな差ができます。友人と生活も話も合わなくなり、付き合うのが難しくなります。

中年フリーターは絶望が増す

35歳以上は中年フリーターです。30代40代になっても、職歴がありません。長期アルバイトならば、職種によっては仕事に必要なスキルや知識を向上させる可能性はあります。でも、たいていのアルバイト先が、単純作業・深夜労働・立仕事などの肉体労働です。

親は定年退職して年金生活に入り、フリーター自身も生活の苦しさを感じるようになります。親が亡くなると、フリーターの生活を援助してくれる人がなくなります。親が借りていた公営住宅に同居していた場合は、住むところも無くなります。年収も低いままで、貯金はゼロ。普通の庶民の生活を諦めて、絶望が身も心も支配します。

高齢になるにつれてバイト先がなくなる

40代~50代になると、会社の業績によっては第一番にリストラ対象となります。派遣社員ならば「派遣切り」の対象になります。体力が落ちているので、バイトに応募しても不採用になる可能性が高くなります。アルバイト先が減っていきます。

社会に受け入れられず悲惨絶望指数の星が増えていく

高学歴でも就職に失敗して、高齢フリーター高齢ニートになってしまう人がいます。高齢フリーターや高齢ニートは社会のパラサイトとなり、社会に受け入れてもらえない人たちです。悲惨絶望指数の星が増えるばかりで、虚しい悲惨な人生です。

[フリーターの末路として考えられることは?]

フリーターの末路として考えらる可能性は、いくつかあります。

①正社員・正職員に採用される

最も理想的なパターンは、長期アルバイトをして経験を積み、実績を認められて正規雇用の会社員・職員に採用されることです。就職に失敗しても、スキルや知識や経験を積める可能性がある長期アルバイトを続けて、自分を会社に必要な人間と認められるようにします。

ただし、これは30歳が限度です。よほど優秀・有能な人でなければ、30歳過ぎてバイト・パートや派遣社員から正社員に採用される可能性は極めて低くなります。

②親に面倒を見てもらう

親が高収入で資産(家など)があれば、子どもはフリーターで気楽に暮らせます。職場の人間関係など面倒なことに煩わされることもなく、自由に気に入ったバイト先で働けます。短期バイトを次から次へと行い、いろいろな経験をすることもできます。親が亡くなった後も、遺産を喰いつぶして生活できます。

親の年金で生活する

資産家でなくても現役で仕事をしている親と同居すれば、フリーターでも生活に困りません。親が退職しても、親の年金と貯金で生活します。生活レベルは少し落ちる可能性はありますが、フリーターは生活費を心配せず、自分の小遣いさえ稼げばいいのです。

フリーターは社会人としては社会的地位が低いので、家では親に横暴に振る舞う傾向があります。親の年金で暮らしているのに、親に感謝しません。

③正社員になれず、バイト先を転々とする

30歳過ぎまでフリーターをしていると、正社員・正職員になれる可能性は極めて低くなります。中途採用する場合、20代の人には若さ・熱意・行動力・適応力・将来性を求めます。しかし、30歳以上の人には、即戦力となる知識やスキル・経験や人脈・リーダーシップ・マネジメント能力を期待します。30歳になると未経験分野への適応力が大きく低下するので、同じ未経験なら20代の人を採用します。30歳以上の人には経験を活かすことを期待して採用します。

30歳過ぎまでフリーターを続けると、その後もアルバイト先を転々とすることになります。体力の衰えとともにバイト先が減ります。派遣会社に登録していても、条件の良い派遣先は少なくなります。やがて、仕事先がなくなります。

④親の死または結婚が転機になる

「バイト生活をやめてフリーターから正社員になろう」と決意するきっかけは、親の死または結婚したい相手ができた時です。

親が死んだ時は手遅れ

親が死んで自分で生活費を稼ぐ必要に迫られて、「給料の安定している職場の正社員・正職員になろう」と決意する人は少なくありません。でも、普通親が亡くなるのは、フリーターが30代後半以降です。前述のように、正社員になるには遅すぎます。

結婚は転機になる?

「結婚したい」と思う人と出会うのは、たいてい20代です。フリーターのような低収入で不安定な暮らしでは、男性は結婚することができません。結婚を真剣に考えれば、正規に就職する決意をします。20代であれば、正社員に採用される可能性があります。

女性は、結婚相手が正社員・正職員であればフリーターのままでも問題ありません。「主婦のパートタイマー」になるだけです。しかし、出産や育児のことを考えれば、社会保障がしっかりしている正社員になることをオススメします。

男性でも女性でも20代であれば、結婚は転機になります。

⑤年金はゼロ、生活保護も当てにできない

前述したように、フリーターの収入には国民年金の保険料(約16,000円)は大きな負担です。ニートはもちろん、フリーターの多くが国民年金の保険料を滞納しています。65歳になっても、年金はもらえません。

正規雇用の人たちは、年金と退職金と貯金で老後の暮らしを安定させることができます。節約生活になる可能性はありますが、絶望することはありません。

ニートやフリーターは「年金よりも生活保護を受ける方が得」と考えています。しかし、年金制度も将来が不安なのに、生活保護の制度が万全である保証はありません。現在、単身高齢者の生活保護費は地方によって異なりますが、7万~8万円です。最低限の生活費ですが、将来減額する可能性もあるのです。

しかも、高齢ニートや高齢フリーターが生活保護を受けようとしても、容易には認めてもらえません。高齢になって無収入という絶望生活の可能性があります。

⑥人生をムダにする

就職に失敗したり転職を繰り返したりしてフリーターになった人も、自由を満喫しようとしてフリーターになった人も、人生に夢も目標も持っていません。人生をムダにしています。

きちんと定職に就いた人たちは仕事に追われながらも、仕事で成果を挙げて満足します。結婚して良い家庭を築き、家族を幸福にするという目標を達成します。仕事をしながら、自分の才能を伸ばしたり夢を実現させたりします。老後の暮らしは質素でも安定しています。充実した人生です。人生を楽しむことができます。

フリーターの生活はムダな時間が多くなります。パチンコやオンラインゲームで過ごす時間が少なくありません。ニートで「ひきこもり」の人は、貴重な人生を無為に過ごします。中年フリーターは生活費を稼ぐためにバイト先を掛け持ちするダブルワークで時間を費やし、身も心もボロボロになります。人生に夢や希望を持ったり、人生を楽しんだりする余裕など全くありません。まさに絶望生活です。

フリーターから脱け出そう!

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フリーターの末路は男性も女性も悲惨です。男性は結婚することができません。社会的地位も社会的信用も低く、人並みの日常生活を送るだけの収入もありません。年齢が高くなるにつれて不安感や孤独感が増し、身も心も絶望が支配するようになります。

フリーターから脱け出す方法はあります。フリーターから脱け出す転機は30歳までです。バイト生活の気楽さ自由さは捨てがたいものがありますが、30歳を超える前に正規に就職することをオススメします。自分の人生を変えられるのは、自分だけです。

[20代フリーターの就職]

新卒で企業に就職することに失敗して既卒になると、バイトや派遣で働くしかありません。フリーターになるしか方法がないのです。でも、大丈夫。バイト先を選んで知識やスキルを身につければ、正社員として採用される可能性は大です。

①アルバイトや派遣で職歴を積める職種を選ぶ

まず、「どのような仕事に就きたいか」希望の職種を選びます。希望の職種とは「アルバイトや派遣で職歴を積める仕事」という意味です。

看護師や経理士などの資格は有力な武器になりますから、フリーターをしながら資格を取得することはオススメです。でも資格を取得しただけでは、就職できません。「資格のある経験者」を求める職場が多いのです。そこで、資格を取得する時も、アルバイトや派遣で経験を積むことのできる資格を選びます。

「アルバイトや派遣で職歴・経験を積むことができて、しかも経験者に偏らない」職種が、既卒のフリーターには有利です。

②アルバイトや派遣で職歴と経験を積む

職種を決め必要な資格やスキルを取得したら、アルバイトや派遣で働きます。アルバイトや派遣で働いて、職歴を作ったり経験を積んだりします。現場ではできるだけ積極的に働いて、いろいろな仕事をさせてもらうようにします。就職活動でアッピールできます。

アルバイトから正社員に採用される業界

アルバイト先や派遣先で実力や実績を示すと、そのまま正社員に採用される可能性もあります。外食産業・カラオケ店・ガソリンスタンドなどの接客業、フランチャイズ展開をする業界の直営店、ベンチャー企業・出版社・編集プロダクション・デザイン事務所などは、アルバイトの男女を正規に採用することが多いと言えます。

③中小企業を狙う

中小企業は大企業と異なり、年功序列の制度が崩れています。人手不足・人材不足を解消するために、中途採用で積極的に優秀な人間を集めようとしています。中小企業でも堅実な経営を行い、安定している企業は少なくありません。アルバイトや派遣で職歴と経験を積んだら、中小企業をターゲットにして、採用試験を受けまくります。

一度や二度の失敗にめげないで、「自分を求める会社」に出会うまで採用試験・採用面接を受け続けます。その時、「即戦力になる」ことをアッピールします。人材紹介会社に登録して、就職先を紹介してもらうのも良い方法です。

有名大学を卒業した高学歴の人は中小企業を嫌ったり見下したりしますが、大企業は新卒のための就職市場と割り切ります。即戦力となる人材を求める中小企業に活路を見出します。

[30代以上のフリーターの就職]

30歳を過ぎてもフリーターを続けていると、正規の社員・職員に採用されることは難しくなります。就職を焦ると、ブラック企業に勤めて悲惨な目に遭います。30歳以上の人がフリーターから脱け出す方法は、①急拡大して大量採用を行っている企業に就職する ②自分で起業する のどちらかです。

①急拡大して大量採用を行っている企業に就職する

急成長して急拡大している企業は「猫の手も借りたい」ほど忙しく、人手不足です。大量採用をして人手を確保しようとします。大量採用では採用基準が甘くなるので、既卒で職歴のないフリーターでも正社員として採用される可能性があります。

バイト採用でもOKする

急成長・急拡大している企業はアルバイトも募集しています。アルバイトでも採用されれば、現場で積極的に働いて「やる気がある」「仕事ができる」ことを示すことができます。急成長して人材不足になっている企業は、人材確保に貪欲です。アルバイトから正社員に登用される可能性があります。

ブラック企業の可能性もある

大量採用する就職先はブラック企業の可能性があります。会社の内容や雇用条件・就労規則などに十分気をつける必要があります。

②自分で起業する

自分の知識・スキル・経験・人脈などをフルに活用すれば、資本がなくても起業することができます。インターネットを利用して販売や便利屋などの商売をすることができます。親の援助や自分の体力のあるうちに、起業することをオススメします。

[フリーター就職支援サイトを活用する]

ネットには、フリーターの就職を支援するサイトがいくつもあります。就職支援サイトでは履歴書の書き方から指導してくれます。ネットを活用して、正社員としての就職先を見つけることができます。サイトにはフリーターの転職活動記などの記事も載っていますから、参考になります。

まとめ フリーターの末路は悲惨で絶望的

フリーターは気楽で自由に思われますが、気ままな人生を楽しめるのは10代20代だけです。親が現役で働いている間は、親と同居すれば生活費の心配は要りません。でも、フリーターの収入は何年経っても変わりません。年収100万~200万円の低収入のままです。むしろ年齢が高くなるにつれてバイト先も減り、収入も減ります。親が年金暮らしになったり死んだりすると、フリーターの収入では普通の日常生活を送るのも難しくなります。フリーターの男性は結婚もできません。

フリーターは社会保障も受けられません。低収入なので、国民年金や国民健康保険の保険料を支払えない人が少なくありません。高齢になっても年金を受け取れず、健康保険もないので病気になっても治療を受けられません。生活保護を受けるのも難しいようです。

フリーターは人生の夢も目標もなく、ただ生きているだけになります。フリーターの末路は身も心もボロボロになり、絶望するだけです。悲惨な人生です。

フリーターは30歳すぎると正社員として就職できる可能性は極めて低くなります。フリーターから脱け出すのは30歳前です。アルバイトや派遣で職歴や経験を積み、即戦力になることをアッピールして正規の社員・職員として採用されるようにします。自分の人生を変えられるのは自分だけです。

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