小顔に、憧れて色々と工夫をしている人はたくさんいるようですね。
もしかしたら、一度は自分の「顔が長い」とか「大きい」とか悩んだことがあるのではないでしょうか。
今日は、顏が長く見えてしまう原因と対処の方法をお伝えいたしますね。ひとくちに、顏が長いといっても原因は思ったより、たくさんあるようです。
では、1つずつ見ていき、改善をしていきましょう。
顔が長くなる(見える)原因
顔が長くなってしまった原因は、たくさんあるようですが、その原因をいくつかに分けてみました。
顔が大きく見えことも含めて、詳しく原因別に見ていきますね。
顔の骨の歪み
顔を含む頭蓋骨を見てみると、全部で15種類の23個で構成されています。
顔の骨の歪みとは、簡単に言うと、こうした頭蓋骨の一部である顔の骨が少しづつ時間をかけてズレていった結果、顔の輪郭が変形してしまうことです。少しづつ骨がズレていくと結果として、頭蓋骨の表面を包むように構成されている筋肉のバランスが崩れてしまいます。
このように、頭蓋骨に含まれる顔の骨のわずかなズレを放置してしまうと、顔の血流が滞り、老廃物がたまることで、いわゆる「大きな顔」になってしまうのですね。
筋肉のコリ
顔が長いと悩んでいる人の中には、顏が大きいと悩んでいることが含まれているのではないかと思います。
実は、顏が長いことは姿勢と深い関係があるのですね。毎日のパソコン作業や、横向き寝などで肩が前に入ることがありますが、そうすると首が前に出てしまった状態が長い時間続いてしまいますので、その場所がコリ固まってしまいます。
長時間の同じ姿勢というのは、代謝を促すリンパが滞ってしまうので、老廃物等が流れにくくなり、むくみが現れることで、一時的に大きい顔になってしまうのです。(見えてしまうのです)
しかし、一時的なコリ等も長い間放置してしまうと慢性化してしまい、なかなか筋肉をほぐすことが難しくなってしまいますので「コリだから大丈夫」などと油断すると他のいろんな症状が出てきてしまい、大変なことになってしまいます。
特に、仕事やプライベート等で、パソコン作業を長時間しなければいけない人は、1時間に1回は肩や首を回すなど、ほぐせる範囲で休憩を取ることも必要でパソコン作業などの、デスクワークが続いたり、表情に力が入るなどして、顔の筋肉が緊張している人の場合には、おでこや前頭部までも凝り固まっている可能性があります。
ストレス
仕事や私生活などで、身体がストレスを感じてしまうと、無意識に歯を食いしばったり、歯ぎしりをしてしまいます。
また、虫歯や効き側での片方だけの頬の酷使というのは、筋肉のバランスが崩れてしまい、その結果として、エラが目立ってしまい顔が長く、大きな顔の原因になってしまうのです。
そのような噛み締める行為が長期に及ぶと、噛むための筋肉(咬筋)や、あごの筋肉が発達してしまうことで大きな顔や長い顔になってしまうのです。
適度な運動や気分転換で、ストレスを和らげる工夫をしていきたいですね。
冷え
冷えというのは、女性にとって万病の元であるゆえに大敵ですよね。
しかし今は、どこに行ってもエアコンがあるので、思った以上に身体が冷えているものです。
そんな身体が冷えてしまうことは、血液の循環を悪くして、必要な酸素や栄養が行き渡らなくなるだけでなく、リンパの流れが滞ってしまうので結果として、顏が長くなってしまい、大きな顔になってしまうのですね。
むくみ
冷えにも通じることですが、水分の過剰摂取が問題になります。
脳こうそくなどを防ぐ意味では、寝る前にコップ一杯の水分をとるのが理想的ですが、翌朝のむくみの原因にならないかと心配になりますね。
しかし、寝る前の水分補給は大切なので、摂取量としてはコップ一杯(200㎜L程度)を意識するようにしましょう。
塩分の過剰摂取もむくみの原因となりますので、塩辛いものを食べすぎないようにしましょう。また、日によって顔が長くなったり、戻るなど大きさが日々変化するようでしたら、むくみが原因の可能性が高いです。
肥満
日々の生活習慣で、少しづつ増えていく体重は、気付くと顔が長く大きくなっていることがあります。
顔が変わるほど、脂肪が増えていることなので、すっきりと生活習慣を切り替えて、病気を防ぐ必要がありますね。
運動の他に、食生活の見直しが効果を出しますので、血流促進効果があり、脂肪分解を促進させる食品として生姜やにんにく、黒コショウ、唐辛子などを積極的に摂取できるようにしましょう。
果物が欲しい時には、柑橘系では比較的糖分の少ないグレープフルーツなどが良いでしょう。
表情筋の衰え
喜怒哀楽の表現が大人になると減っていきますね。表情筋の約70~80%が使われていない状態だといいます。表情筋が衰えても、顏が下にたるんでいき、その結果として顔が大きく見えたり、縦に長く見えるようになっていきます。
友人との会話や、挨拶の時の笑顔など、意識をして顔の筋肉を使うようにしましょう。はっきりと言葉を発するということを意識するだけでも、かなり変わってきますから試してみる価値はありそうですね。
表情筋を全体的に鍛えることが目的なので、引き締めとは違ってきます。頬が引き締まりすぎたら、顏がくぼんだり、きつい顔になるなど、よけいに顔が長いことが強調されるので、適度に行うようにしましょう。
顔を大きくしてしまう意外な原因
顔が長く見える原因としては、つい顔ばかりに目が行ってしまいますが、予想も出来なかった場所が原因となることもあるようです。
その原因についても少し触れていきますね。
骨盤のゆがみ
実は、骨盤が原因となることは多いのです。
骨盤のゆがみと聞くと、顔からの距離があるのにと不思議に思う人がいるかもしれませんが、元々骨盤というのは背骨の基礎になっている部分なのです。
家を建てる時にも、基礎工事がしっかりとしていないと後から欠陥住宅として大変な問題に発展していきますよね。
それと同じで、大切な基礎が不安定になると背骨も歪んでしまうので、その結果として下方で支えをなくしてしまう頭蓋骨やお顔周囲の骨が歪んでくるのです。
体幹を鍛えるというのは、普段から意識をしていきたいものです。しかし、不安定なその状態を放置していると、骨盤が広がっていき、頭蓋骨や頬骨、鼻骨、さらにはエラ部分までが横に開いてくるようになります。
自分で骨盤が歪んでいるかどうかを知りたいときには、仰向けに寝てみて腰部にげんこつが入るくらいの隙間ができているかを確認してみたり、両足のかかと付近が浮いているなどでチェックをしてみます。(あくまでも目安です。)
その際に、当てはまる人は、骨盤の歪みが生じている可能性がありますので、姿勢を意識するように改善していきましょう。
顔の長さを改善する方法
一番安全な方法としては、顏が長く見えないように工夫をすることですね。
ファッションなどで、視覚効果を狙った改善を試してみましょう。
ヘアメイク
顔が長くて大きい場合には、相手の視線をそらして悩みを解消していきましょう。
髪型を選ぶときには、視線を縦ではなく横に持って行けるようにするため、バランスのとりやすいショートやボブがよく似合います。
前髪を作ったり、まとめ髪にするなど 縦の視覚を作らないようにします。メイクの場合には、シェーディングを顔の上下である、おでこと顎だけにします。そうすると見た時に、錯覚を味方にして、顏が小さく感じるので、効果的に見せましょう。
あとは、眉を下げたり、下まつげを使って、出来るだけ口と目の位置を近付けましょう。(小顔効果になります。)
マッサージ
顔のコリ、筋肉のコリ、ストレスなどは、身体を冷やさないようにして、リンパを優しくマッサージするのも効果があります。
冷え、むくみ、肥満はリンパマッサージの他に、食生活の改善が望ましいです。それでも、早く顔が長いことを解決しようとするには、最終手段として整体などで顔の骨を動かしてもらうことや、美容整形があります。
整体
きちんとした整体師さんもいらっしゃいますが、直接顔の骨を動かすわけですから、全く痛みがないわけではありません。
それから、持続時間が永遠ではないので、やはり生活習慣を改善していかないと、またズレてしまう可能性があります。
自分に合う整体師さんを探すためにも情報を収集してから施術を受けるようにしましょう。
美容整形
最後に美容整形ですが、こちらは大きく分けて3つほどが考えられます。
1.骨を削る
頬の骨を直接、削ってしまいます。そうすることで、顏の横幅をなくすので、小顔効果が期待できます。
口からの施術なので、顏の表面からは傷が見えないことがメリットですね。こちらは、80万円~150万円と病院によっては、独自の技法があるために料金に差があるようです。
次のバッカルファット(頬脂肪)を除去してもらう方法とセットで行うこともあります。
脂肪を取る
顔の上にある頬や、顏の下にある顎などの脂肪を直接、吸引して取ってしまいます。こちらも基本的には、口の中から手術を行いますので、顏の表面からは傷が見えないようです。
特に、バッカルファット(頬脂肪)といって、頬の奥深い部分の脂肪にアプローチしていきます。バッカルファット(頬脂肪)は、脂肪組織が通常よりも多いことが原因に繋がるようです。
こちらは、頬骨が20万円~のところが多いようです。両方をすると40万円を軽く超えてしまうので、経済力が必要になるようですね。
ちなみに二重あごの場合には、15万円~など、少し手が届きやすくなるものの、やはり経済力が必要なので、そのあたりをクリアできるようでしたら、顏が長いことに悩まなくても良い日を送ることが出来そうです。
リフト術
こちらは、特殊な糸で顔の内側から上に引っ張り上げて、たるみで顔が長くなった部分の解消へと導いてくれます。
糸の本数や、種類によって料金の違いがありますが20万円~が多いので、本数や自分のなりたい顔のデザインを相談して決めていきましょう。
どちらかと言えば、安全面では安心かもしれませんね。ただ、どの美容整形も、病院によって独自の方法があるために、価格にバラつきがあります。
施術を受ける際には、クリニック探しをして、手術の内容と副作用、今後のこと等をよく話し合っておきましょう。
まとめ
では、今日のまとめです。
- 片側だけで噛む習慣のある人は、顔の輪郭が変形してしまうことがある
- 顔が長いのは、顔の血流が滞ったり老廃物がたまるので、マッサージも効果的
- ストレスや、肥満、姿勢など、身体を冷やしたり老廃物が滞るなどが原因の場合には、生活習慣を改善する必要もある
- 視覚効果を狙って、ヘアメイクで工夫すると気になる顔の大きさや長さが改善する
- 整体は、直接骨に影響を与えるが、姿勢など生活習慣を改善しないともとに戻る可能性が高い
- 美容整形は、経済力が必要で、大きく分けて3種類あるので、医師とよく話し合う
他にも、当てはまりそうな原因となることが色々ありますが、加齢は別として毎日の生活習慣が病気だけでなく、美容にも関係してくるので、これを機会に食生活などを見直すのも良いですね。