スキンケアで使う基礎化粧品の正しい順番を紹介!

季節が変わる度に、洋服を着替えるように化粧品コーナーに立ち寄る私達。メイクアップの新色を目にした時は、とってもわくわくしますよね!

でも基礎化粧品となると、「お肌のくすみが気になる」とか、「お肌にシミが…」とか「乾燥がひどくなってきた!」とか少し考えてしまいますよね。そして、その度に買い足されていく基礎化粧品。

しかし結局、新しく買っても使い方が分からなかったといって、お部屋の隅で眠っていませんか?

今回は「新しく買い足したこの基礎化粧品、つける順番は?」を記事にしました。その都度悩んでいた新しく買い足したお化粧品の順番が、商品名にとらわれることなく、簡単に解決できる方法を書きました。

役割を知ることが、一番大事

ケア商品

基本的な基礎化粧品のつけ方は、ライン(シリーズ)で持つなら、いちばん簡単です。

顔を洗ったあとのスキンケアの順番は一般的に

・化粧水→乳液→美容液→クリーム

であったり、

・化粧水→美容液→乳液→クリーム

です。基本的に、メーカーの手順にのっとてケアしていくのが、一番正しいつけ方の順番となります。しかしラインで買わなかった場合、悩みますよね?

メーカーの中にも「乳液」が存在しないものがあったり、「美容液・クリーム」が一緒になっていたり…。こうした場合は、一体どうしよう?と思いがちですが、化粧品にはお互いの役目があります。そこを根本的に知れば、悩む必要がなくなるという訳です。

基本は、水分と油分

女性

お化粧品の基本は、充分に水分を与えたうえで油分で蓋をする、つまり水分と油分をうまくコントロールするという事です。

一般的にメーカーの順番とされる

・化粧水→乳液→美容液→クリーム

は、水分や潤う成分がお肌に滲みやすい順番を示しています。

一概にはいえませんが、基本的に女性の肌は20代の女性と70代の男性の水分と油分が同じ、とされています。それを元に考えますと、女性の肌は「常に乾いている」とされてます。

そうした事を念頭に考えると、「必要な水分を補給する事」が先決といえましょう。

その為には、まず水っぽい化粧品が一番にくる、と考えると理解できると思います。こうした順番を守ることでお肌にしっかりと浸透し、充分な効果を発揮するのです。

それぞれの役目。

下地

順番を知るのも大切でが、それぞれの役目を知る事も大切です。

・メイクおとし

一般的に、クレンジング剤といわれるものです。洗顔だけでは落としにくいメイク汚れを、お肌に負担をかけずにきちんと落とす事を目的としています。
タイプは、

・ジェルタイプ

・オイルタイプ

・クリームタイプ

・ローションタイプ

・シートタイプ

などがあり、使い方は様々です。メイクの状態や、状況、使う場所、用途を考えて使用するのをおススメします。また、メイクアップには専用のクレンジング剤をおススメします。

特にメイクアップクレンジングは、細部のメイク落としになるので、余計な摩擦が簡単にくすみに変わってしまいます。余計な摩擦でくすみを引き起こさないためにも、必ず部位にあったクレンジングを使用しましょう。

※まつげのエクステンション、いわゆるまつエクですが、このまつエクをしている時こそ専用のクレンジング剤が必要になってきます。まつエクに使用される接着剤は、いわゆるボンドの様なものです。油分の沢山あるクレンジング剤ですと、その油分をしっかり溶かしてしまうので、一般的には水溶性のクレンジング剤が良いとされます。

・洗顔料

一番の目的は、素肌の汚れを落とし肌を清潔に保つことです。

洗顔料には

・洗顔フォーム

・洗顔せっけん

・洗顔パウダー

・液状洗顔料

などがあり、使い方は様々です。お肌の状態や、状況、使う場所、用途を考えて使用するのをおススメします。使用前には、しっかりと手指を洗い清潔にし、こめかみ等が現れるようにして、顔を洗い始めます。

・化粧水

洗顔後の素肌に、まず一番につける基礎化粧品です。この化粧水の目的は、保湿力とキメを整えること。洗顔後のお肌は水分も油分も全て落ちている、不安定な状態です。

素早く水分・油分を補う事で保湿力とキメを整え、その後に続く基礎化粧品が浸透しやすい状態に整える事が出来ます。

・マッサージ料

一番の目的は、顔の血行を促進する基礎化粧品です。マッサージにより顔色もよくなり、同時にお肌のくすみや乾燥を改善させます。

毎日の事を考えると億劫になりがちですが、このお手入れの差が年齢と共にはっきりと出てきます。美しい肌を保つには適度な刺激が必要となりますが、「優しく・丁寧に」がポイントです。

・乳液

一番の目的は、お肌に「なめらかさ」をもたらし、お肌の水分の蒸発を防ぐ事が目的の基礎化粧品のことです。また化粧品メーカーの表示の仕方は様々です。大体は、とろみのある乳白色のクリーム状で、少量で顔全体にのばせれます。

乳液は、朝と夜では目的が異なります。

・朝の目的:ファンデーションの密着性や、伸びをよくする効果を期待します。

・夜の目的:次の基礎化粧品であるクリーム等の密着性をアップし、就寝中の水分の蒸発を防ぐ効果を期待します。

・マスク、パック

一枚の紙状及び、乾いたらはがすタイプのシートを使用します。一番の目的は、お肌から蒸発する水分をお肌の上にとどめ、潤い成分をお肌へと届けるために使用します。マスク、パックには、

・シートタイプ

・ジェル

・クリームタイプ

・乾いたらはがすピールオフタイプ

などがあり、使い方は様々です。お肌の状態や、状況、使う場所、用途を考えて使用するのをおススメします。

・収れん化粧水

あまり聞きなれない、この基礎化粧品!一番の目的は、毛穴をキュッと引きしめる事を得意とし、清涼感のある使用感をもたらしてくれます。

使い方はとってもカンタンですが、少し変わっています。収れん化粧水は、

・洗顔後→化粧水→乳液→収れん化粧水

これが、一般的な使用順序です。清涼感が広がる付け心地ですので、暑い夏には頼もしい化粧水かもしれませんね!

・美容液

基礎化粧品の中でも、特別なケアが期待できるのがこの美容液になります。

「しわをケアしたい」や「ここにシミが…」等のちょっとした悩みや、集中的にケアしたい箇所がある方におススメです。

美容液といっても種類も効果も様々です。

潤いやアンチエイジング、シミシワや美白等、それぞれに効果を求めるならば、それにあった有効成分が入っている美容液を購入しましょう。美容液は、本来は少量で効果は大きく期待できる、優秀な基礎化粧品といえます。

濃縮された有効成分を無駄にしないためにも、目的にあった集中的なケアをしていきましょう。

・クリーム

一番の目的は、お肌の乾燥を防ぎ、潤いを与える基礎化粧品です。

このクリームは、

・マッサージコールドクリーム

・モイスチャークリーム

・その他のクリーム

と、3つに分類しています。特に油分が多く、水分や有効成分が逃げないための「蓋」の役割をしています。

以上が、基礎化粧品の役割になります。それぞれの役目を把握して適切なモノを使用しましょう。

甘えない肌へ!

女子

目的や役割をしれば、新たにお化粧品を購入しても、もう怖いものなし!

しかし、メーカーによっては順番が違っている場合もありますので、悩んだらお店の人に必ず相談をしてください。

そして特に大切なのは、年齢にあった基礎化粧品を使う事です。

基礎化粧品の中には、とても有効成分の高い化粧品もあります。それは、失いがちな水分と油分を浸透させるために作られています。そうした浸透性の高い、しかも成分の高い化粧品を、10代の肌に使用するのは、あまりおススメできません。

理由は、若い肌に甘えを与えてしまうからです。

私達のお肌には、汗と皮脂で作られる特別で、しかも自然なクリームが毎日出来上がっています。それを皮脂膜といいますが、この皮脂膜は年齢や環境によってバランスが崩れてしまいます。

だからといって、年齢以上の基礎化粧品としてのラインを使うのは控えましょう。また、決められた容量を守りましょう。

必要以上につけると、その後の化粧品がつけにくくなってしまいます。そうなると、最後につけるファンデーションの仕上がりに均一感がうまれず、ムラや化粧くずれの直接原因になってしまいます。

気温が高くなるとどうしてもTゾーンは汗をかいたり、日焼けがしやすい部分でもあります。こうした事を含めても基礎化粧品は、均一に薄くきれいに伸ばすのが一番のポイントです。

まとめ

どうでしたか?
知ってしまえば、必要以上に悩まなくても大丈夫なのが基礎化粧品。これを読んで、気になっていたあの商品を、今から買いに行ってみてはいかがですか?

そして、スキンケアに使う商品を正しい順番で使用してください!

  
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