さとり世代の特徴を知ろう!ゆとり世代との違いって何?

皆さんは、さとり世代という言葉を聞いたことありますか?この言葉は2013年に新語・流行語大賞としてノミネートされた新しい言葉で、まだ聞きなれていない方も多くいると思います。

世代を示す1つの言葉として用いられて、一般的に物欲がない若者世代のことを言います。ここでは、さとり世代とは何か、また特徴について詳しくご紹介します。

さとり世代について

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世代を表す言葉は新しく生まれ、ゆとり世代、バブル世代、団塊世代など・・・様々な世代を現す言葉があります。

ゆとり世代という言葉はメディアを通して一気に世間に広まりましたが、現代の若者を指す言葉はさとり世代と呼びます。このさとり世代とは何か概要をご紹介します。

さとり世代とは?

「さとり世代」とは1990年代の若者の気質を表した言葉です。最初にこの言葉が使われ始めたのは、掲示板2チャンネル内で山岡拓氏の著書『欲しがらない若者たち』を語るスレッドで誕生したと言われています。その後2013年に新語・流行語大賞にノミネートされてからメディアを通じて広まるようになりした。

この言葉は1990年代の若者たちは現実を悟っているように見えるという事から生まれました。さとり世代は物欲がない、恋愛に興味がない、旅行にいかないなど物に対して興味がないなどの特徴があります。

その背景には生まれた頃から不景気の環境であった為に、派手な暮らしを望むよりも平凡で安定した生活を望み、旅行や車などにお金を使うよりは貯金をしたいという傾向にあります。ゆとり教育を受けている世代でもある為、一般的には「ゆとり世代」とあまり変わりません。

さとり世代は物欲や出世欲など「これが欲しい」「あれがしたい」という欲がないのが特徴で、明らかに手が届きづらいものには努力をせずに諦めるといった傾向にあります。このような悟り世代の傾向は日本だけ特別に見られることではなく、経済成長している国では見られやすいと言われています。

悟りとは?

悟りの意味を辞書で調べると・・・

さとり【悟り・覚り】の意味  

1.物事の真の意味を知ること。理解。また、感づくこと。察知。
2.仏語。迷妄を払い去って生死を超えた永遠の真理を会得すること。
参照:goo辞書

このように、物事を深く理解している事を意味しています。インターネットを通じて情報を集め、現実の世界に対して理解を深め、大きな夢を抱くことはしません。さとり世代は現実主義者でもあると言えます。

さとり世代の年齢

さとり世代の年齢については諸説ありますが、1987年~1996年生まれという説もあれば、1990年代生まれ、ゆとり世代の次の世代という3つの説があります。若干の違いはあるものの、1990年代に生まれた若者達が対象とされています。

一方で似たような言葉である「ゆとり世代」の定義は、ゆとり教育という教育方法が実施された2002年~2010年の間に1年間でも義務教育を受けた人が対象になるので、ゆとり世代とさとり世代は時期がかぶっていたり、似ている傾向にあります。他にも似たような分類で「つくし世代」という言葉もありますが、どれも傾向や思想は似ているものです。

さとり世代と呼ばれる理由

この世代は幼い頃からインターネットの経験があり、スマートフォンやパソコン、タブレットなどのテクノロジーを使いこなしています。また、おもちゃやゲーム機などの新製品も登場した時代でもある為、様々なテクノロジーに触れて育ってきた時代であると言えます。

今ではインターネットで検索をかければ知りたい情報が瞬時に表示される時代です。彼らはインターネットを通して育ってきている事もあり、現実に関する知識が豊富にあり、ムダな努力や衝突は避ける傾向にあります。

また、さとり世代は物心がついた頃にはバブル崩壊しており不況であった事もあり、お金の消費に関する考え方がシビアです。休日は家で過ごす事が多く、ムダ使いをしなかったり、気の合わない人とは付き合わないといった事が多く見られます。

また、大きな夢を掲げることも少なく、高望みせずにムダがなく効率的に行われる物事を重視する傾向にあります。安くても質のいいものを好んだりコストパフォーマンスを気にします。他にも、ボランティアへの意識も高く、消費することに執着がない為、精神的な豊かさに価値を置く世代でもあります。

さとり世代の特徴について

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いつの時代でも若者世代は否定される立場にあり、大人から厳しい目で見られ必ず悪いことばかりが言われています。ゆとり世代の時もそうでしたが、時代の変化により若者の価値観が変わっていくのを見過ごせない大人がたくさんいるのです。

自分の時代の時と比べて今はこうだと今の風潮を現す言葉として「○○世代」が存在します。その為、悪いようなことばかりが特徴として挙げられますが、大人たちがさとり世代をどのように思っているのか、ここでは特徴についてご紹介します。

情熱さに欠ける

さとり世代の1つの特徴として、情熱さが欠けるという事が挙げられます。その為、周りからは「非常に冷静な人」や「一生懸命さにかける」と思われることも多くあります。大きな夢を抱くこともなく、たとえ就職をしたとしても出世欲も低く、ストレスが掛かれば次の職場へとすぐに転職したりします。

また、ストレスの少ないアルバイトで生活をして正社員になる希望を持たない若者たちもいます。会社では新入社員は経験がない分、その分情熱ややる気などを求める会社が多いです。その為、面接時に情熱さが欠けるようであれば、就職も厳しくなっていきます。また、何か大きな事をやり遂げるという情熱さに欠けるので、周りからはドライな人だと思われている可能性があります。

あまり恋愛に興味がない

熱意や情熱さに欠けている為、恋愛に対しても感心が薄いです。また、恋愛の傾向も蛋白になりやすく、相手の事を思って行動に出ることも少ないです。中には、結婚に対して願望を持っていない場合もあります。

恋愛から学べることは多くあり、人と付き合っていくことで、人間的にも磨かれていきます。人は十人十色であり、人それぞれの個性があり、考え方も行動も異なります。その為、人と上手に付き合っていくには、相手の事を考えたり受け入れる事が必要です。恋愛をする事で、喜怒哀楽様々な感情を学ぶこともできます。

恋愛経験が少なく、メンドクサイからといってすぐに恋を諦めてしまっているタイプの人は、考え方が幼いままであったり、自己中心的な考え方をするようになります。恋愛に一生懸命になれないと、心の成長が乏しくなる可能性もあるので、恋愛に興味をもって人間性を磨いていきましょう。

家にいたい

さとり世代は外出するよりも家にいたいと思う事が多いです。成長期にはバブルが崩壊して不況であった為に、外出することも少なかった事が影響していると考えられます。外に出ると、少なからずお金を使う必要がありますが、家にいれば消費を抑える事ができます。

また、外出しても面白いことはあまり見つけられないと思っている可能性もあります。例えば、映画を見に行くにしてもその分のお金を払うのであれば、TVやインターネットで興味のある番組を見たり、アプリ、ゲームを楽しんだり、DVDをインターネットで安く借りるという方法もあります。

家で何でも完結できる時代であり、外出よりも消費が抑えられ、落ち着く場所でもあるので、休みの日は家にいたいと思っています。家にいても家事を手伝ったりする事も少なく、いわゆるダラダラして過ごすため、周りの家族や同居人をイライラさせてしまう事もあります。

金銭感覚がしっかりしている

さとり世代は財布の紐が固く、消費に関してシビアに考えています。その為、レストランに行く事も少なく、人に奢るという事は滅多にありません。友達の誕生日にプレゼントを買うなどの出費はできるだけ避けたいとも考えています。

洋服を購入する時もブランドものにこだわらずにインターネットや店でも安くて質のいいものを購入する傾向にあります。周りからケチと思われる事もありますが、金銭感覚がしっかりしているとも言うことができます。

忍耐力がない

さとり世代は熱意に欠けるので、その分忍耐力もかけます。インターネットを通じてすぐに情報を集められる時代に生まれているので、待つという事をしなくても良かったのが忍耐力が欠けた原因になったと言えます。

遅刻をしたり、ミスをする事を上司や先輩たちに責められると「仕事を辞めたい」と思い始めます。継続して我慢したり努力することを苦手とする傾向にあるので、嫌なことが続くと耐えられずに辞めるという選択をします。その為、転職や仕事が長続きしづらい傾向にあり、ニートやフリーターの多い世代とも言えます。

人付き合いが浅い

人間関係に関しては、なかなか打ち解けられない傾向にあります。人見知りという人も多く、人付き合いが苦手です。仕事で先輩や上司に注意されると、苦手意識を持ってしまい距離をとってしまう人も少なくありません。少し否定されたからといって我慢できないのは忍耐力にかけてしまい、幼稚な行動にも取れます。

しかし、一度心を許した相手とは連携が強く絆も深い傾向にあるので、人間関係の構築に時間が掛かるだけとも言えます。

目立つことが嫌い

さとり世代は目立つことを嫌う傾向にあります。人と違った派手な格好をしたり、人前に出て喋るといったことに苦手意識を持っています。特別に目立つことをする必要はありませんが、自分の意見を人にきちんと伝えられるようになることは社会人として重要です。

まずは、人と話して人の話をよく聞き吸収し、会話力を磨き、自分の価値観を少しずつ周りに話せるようになると、どんな場面でも生かすことが出来ます。

欲があまりない

物欲が低いので「働いてもっと稼げるようになりたい」「出世したい」という欲も低いです。バブル世代など他の世代の大人たちは、物を買うことに喜びを感じ、高いブランドなどを身にまとうことにセレブ的な感覚をもち、それにステータスを感じる人が多くいました。

自分の働いたお金以上に使ってしまったり、計画性なく使うような浪費家は問題ですが、物欲に欠けると仕事に対するやる気もかけてしまいます。「車を買いたいから仕事を頑張る」「旅行にいきたいから仕事の量を増やす」など、プライベートで何か成し遂げたいことがある為に仕事のモチベーションがあがる人もいます。

また、大人になってきちんとした金銭感覚を持っていないと、お金の使い方が分からないなどのトラブルが出てくる可能性もあります。また、安定した収入がないと安定した生活を望む意欲も沸かずに、生涯独身で暮らそうという考え方をし始めます。

好奇心が旺盛ではない

外の世界に興味がないので、何かに熱中して打ちこむようなことがあまりありません。趣味といえば、ゲームやビデオ鑑賞など家で出来るようなことを好みます。好奇心が旺盛な人は、1つの物事に対して、もっと知りたいという欲が働き、打ち込むことができます。

ゆとり世代は、インターネットで何でも完結しようとするので、周りから「冷めている」や「やる気がない」と思われてしまいがちです。インターネットで調べられる情報はたくさんありますが、外に出て自分の身を持って知るということも重要です。

自ら挑んで体験をすることで、それが自信へと繋がり、そこからまた出来ることを探し出すことが出来ます。外の世界で何かに夢中になれることを探すには、身近な趣味から探してみるのがオススメです。

マイペース

マイペースで自分のペースを貫きたいと思っている為、人からプレッシャーをかけられて焦らされるのをとにかく嫌います。自分のペースで物事を進めれる時もありますが、様々な人が関係している仕事の場所では、自分のペースで物事を運ぶのは難しいです。

それは、自分のペースで行う事で、周りのペースが乱れて周りに迷惑がかかる事もあるからです。その時々の状況にあわせたペースは、周りの状況をよく見たり、周りから焦らされて直すことができるものです。

自分のペースを崩してスピードを上げていくという事は自分自身の成長にも繋がります。「このままではいけない」とどこかで気付かないと、いつまでたっても自分のペースを崩すことができずに周りからお荷物だと思われてしまう可能性があります。

現実主義者

人は現実主義者と理想主義者に大きく分けることができ、悟り世代は現実主義者が多い傾向にあると言えます。一般的に女性は現実主義者で男性が理想主義者になりやすいのですが、さとり世代は男性でも現実主義者が多いと言えます。

現実主義者は臆病で堅実で、何か新しい事にチャレンジしようとする精神にかけます。新しいチャレンジにはリスクがつきものです。リスクばかりを考え始めると、より臆病になり「やっぱり挑戦しないで今の生活のままでいよう」という考えに辿り付きます。また、計画的でもあるので、旅行に行く際にはしっかりとプランを立てて行動します。

将来の目標が特にない

現実主義者である為、将来の目標が特にありません。目標はあった方がいいと思っていても、どのようにして決めていいのかが分からないのです。そんな時は、まず人生でやりたくないことを書き出してみることが大切で、その後にやりたい事を書き出して見ましょう。

例えば、一般企業に勤めたくないと思った人は、独立したりフリーとして働く選択肢があります。このように、企業に勤めなくても働く方法はたくさんあるのです。嫌な事を書き出して、自分の目標を見つけ、それに向かって努力をする事が重要です。

目標が見つかったのにも関わらず、お金がないや何かしら言い訳をして逃れているといつまで経っても成し遂げることは出来ません。

人の話をあまり信じない

人の話をあまり信じない傾向にある為、詐欺などの手口にひっかかりにくいです。インターネットで情報を集めている為、現在の犯罪の手口などにも詳しく、特に他人のうまい誘いにのることはありません。

人を疑う性質を備えている為、すぐに人を信用することはなく、今の時代には適していると言えます。しかし、人の話をあまり信じないため、人間関係の構築に時間がかかり仕事場で上司や先輩と仲良くするのが難しい時もあります。仕事場などこれから長く付き合う人や一度身を任せた企業に関しては信頼関係を築く努力をすることが重要です。

家族と非常に仲がいい

さとり世代は親子関係が非常によく、親や兄弟と仲いい傾向にあります。家族の事は信用していて、外に出ても家族の話ばかりをするようになります。家族の絆が深いことは、とてもいい事ですが、この事が原因となって、親離れできない子供も増えてきています。

仕事を休むときに本人の変わりに親が連絡して仕事を休んだりといつまで経っても独立できずに、曲がった形の親子関係に気付くことが出来ません。1人暮らしを始めたり、早いうちから親離れをさせないと、社会に馴染んでいくのも難しいのかもしれません。

ストレスを感じやすい

社会に出ると、様々な理不尽な事に遭遇します。例えば、自分が携わっていたプロジェクトが数ヶ月で終了したり、構築したプログラムがすぐに不要になったり、指示書どおりに作ったデザインにやり直しがかかったりなど、様々な事が発生します。

職場に勤めるという事は、誰かの指示通りに動いていればいいわけではなく、本当にこれでいいのか自分で考えて進めていかなければいけません。たとえ、自分で納得して進めていったにも関わらず、結果としてダメになってしまう場合もありますが、それを判断するのも会社の判断になります。

その為、会社に属して働くという事は、自分が思ったとおりに働ける場所ではないのです。その為、様々なストレスがかかります。悟り世代はストレスに対する耐久が低いため、少しの事で「もういやだ」と弱音を吐いてしまいます。自分が本当にやりたい事があるのであれば、自分で起業したりフリーで働くのがオススメです。

コミュニケーション能力が低い

あまり人の事を信用しない為、相手の話を深く聞くこともなく、コミュニケーション能力が低い傾向にあります。コミュニケーションとは相手の話をよく聞いて、それに対して興味をもって質問をなげかけたり、自分の話をして成り立つものです。

しかし、もともと相手や相手の話に興味を示さないのであれば、特にその話題について会話する必要がありません。コミュニケーション能力が低いと社会人になる時に苦労します。会社に入るときには面接が必ずあり、自分のアピールを上手に出来ない人は採用が難しくなります。また、社会に入ったとしてもなかなか、仲間が出きずに孤立してしまう可能性もあります。

おわりに

さとり世代とは1990年代に生まれた若者を対象とした、彼らの特徴を表す言葉です。さとり世代は物欲がないと言われていますが、現実主義者でインターネットの知識にも長けている人が多いです。

大人たちは、自分の世代と比べて「これは違う」と否定ばかりせずに、彼らの独創性や知識を伸ばせるような環境を作る必要があるかもしれません。

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