惚れっぽい人の心理状態や特徴を知ろう!直す方法はある?

男性でも女性でも「惚れっぽい」人がいますよね。すぐ恋してしまうタイプです。男性は女性より「一目惚れ」しやすいと言いますが、女子の中にも惚れっぽい女が少なくありません。

惚れっぽい人は常に恋をしているのですが、「熱しやすく冷めやすい」傾向があります。恋愛が長続きせず、結婚に到達するのは難しいようです。惚れっぽい人の特徴は男と女では多少異なります。

惚れっぽい人の心理と特徴、惚れっぽい性格の治し方と恋愛体質についてお伝えしますね。

惚れっぽい心理

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惚れっぽい原因には心理的な要因の他に生物的な本能や脳内物質(脳内の神経伝達物質)が関係しています。

[惚れっぽいとは?]

デジタル大辞泉の解説によれば、「惚れっぽい」とは「簡単に人に惚れること」です。

「惚れる」とは「ある異性がたまらなく好きになること」「その異性に夢中になって、他の人の事を考えなくなること」(国語辞典)です。

「惚れる」は異性だけに使う言葉ではありません。「男が男に惚れる」とか「この絵画に惚れた」と言います。「その人または物が大変気に入って、他の存在を忘れてしまう」という意味です。ただし、「惚れっぽい」は異性に対して使います。

[惚れっぽい原因]

出会った瞬間に相手をたまらなく好きになってしまうことを「一目惚れ」といいます。一目惚れには、お互いに惚れあってしまう場合や一方的に好きになる片思いの場合などいろいろなパターンがあります。

惚れっぽい原因としては、まず心理や本能や性格が考えられます。

①外見を重視すると惚れっぽくなる

男でも女でも恋愛対象の内面よりも外見を重視する人は、惚れっぽい・一目惚れしやすいようです。性格などの内面を理解するには時間がかかります。段階的に恋愛が進行します。

特に異性の外見の好みがはっきりしていると、惚れっぽくなります。背が高い・細面・丸顔・ショーユ顔・エキゾチックな顔など、見た目が好みの異性に会った途端に恋愛スイッチが入り「この人こそ理想の恋人」と思い込みます。

②本能が惚れっぽくさせる

惚れっぽくなるのは本能が関係している可能性があります。

女性は優秀な遺伝子を本能的に求める

女性は出産可能な期間はできるだけ優秀な遺伝子を求めます。優秀な子孫を残そうという種族保存の本能です。女性は直感的に自分の遺伝子とは異なる優秀な遺伝子を持つ男性を判別できるといいます。

遺伝子の差異が大きい男女の子は優秀

遺伝子の遠い(差異が大きい)男女の間に生まれた子供は、環境適応能力や免疫力が強く生存率が高いのです。優秀な子供を儲ける可能性のある男性に、女性は惚れっぽくなります。

男性は多様多種の遺伝子の組合せを求める

男性にも種族保存の本能があります。多種多様の遺伝子の組合せをつくることにより、より強くより優秀な子孫を残そうとします。次から次へと女性を求める惚れっぽい浮気な男性は、優秀な種をつくり出そうとしていると言えます。

③ドキドキ体験を一緒にすると惚れっぽくなる

男女が一緒にハラハラ・ドキドキする恐怖体験をすると、お互いに惚れっぽくなる傾向があります。「吊り橋体験」という心理学の実験では、一緒に吊り橋を渡るドキドキ感(恐怖)を経験した男女がお互いに惚れっぽくなるといいます。

疑似恋愛体験

恐怖によるハラハラ・ドキドキする感覚を異性に対するドキドキ・わくわくと勘違いする可能性があるのです。ドキドキ感を一緒に体験するとお互いに一目惚れしやすくなります。

恐怖・不安・緊張を感じて興奮すると神経伝達物質の1種であるアドレナリンが脳内に分泌されます。アドレナリンは恋愛ホルモンの1種で、異性に興奮した時にも分泌されます。

心拍数が高くなりアドレナリンの分泌が増えたことを、恋愛と勘違いする可能性があります。「疑似恋愛体験」ですから、すぐに気持ちが冷めてしまいます。

④ストレスが惚れっぽくする

人間はストレスが大きいと、「だれかに依存したい」「優しくしてほしい」「だれかに手を差し伸べてもらいたい」という心理になります。ストレスが溜まると、惚れっぽくなります。

失恋したり仕事で過労になったり対人関係で気疲れしたりした時は、惚れっぽくなります。「失恋直後はアタックするチャンス」というのは、失恋というストレスのためです。

⑤勘違いで惚れっぽい

「惚れっぽい」「一目惚れ」は、心理学では「勘違い」としています。

過去の恋愛経験が惚れっぽくする

過去の恋愛経験で「どうしても忘れられない人」がいると、惚れっぽくなる傾向があります。少しでもその人に似た部分があると、過去の恋人の良い記憶とオーバーラップする可能性があります。過去の記憶は美化される傾向がありますから、過去の恋人と再会した気分になる上に理想の恋人と思い込んでしまいます。

しかし、これは勘違いです。冷静になると過去の恋人の違いが次々に見えてきて、惚れた気持ちも冷めてしまいます。

思い込みが激しいと、勘違いする

惚れっぽい人は、相手の一部分を気に入ると理想の相手と思い込んでしまう傾向があります。これは勘違いですから、実際の姿が見えてきた途端に熱が冷めてしまいます。

素直で他人を信じやすい人は惚れっぽい傾向があります。懐疑的な疑い深い人は、めったに一目惚れすることはありません。

⑥ポジティブ思考は惚れっぽい

ポジティブ思考の人は男性でも女性でも、相手に振られることを気にしません。振られても気にしないで、どんどんアタックします。ネガティブ思考の人は相手に振られることを恐れます。好ましいと思う相手にもなかなかアタックしません。

[脳内物質が惚れっぽくする]

脳内に分泌される神経伝達物質のせいで惚れっぽくなる可能性があります。

PEA(フェニルエチルアミン)は、性的興奮と快感をもたらす脳内物質です。恋愛初期(惚れ始め)に恋愛スイッチを入れるために欠かせません。恋愛ホルモンの1種です。PEAの分泌が多いと、惚れっぽくなります。しかし、PEAの分泌は3~6ヶ月しか続きません。どんなに長くても3~4年で消滅します。PEAの分泌が終わるとともに、恋愛も消滅する可能性があります。

恋愛が続いている時は、幸せホルモン恋愛ホルモンのドーパミン・オキシトシン・セロトニンなどが分泌されています。

惚れっぽい人の特徴

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惚れっぽい人の特徴は、男性と女性では少し違います。もちろん共通点もあります。

[惚れっぽい男の特徴]

男性は女性よりも惚れっぽいといいます。一目惚れをする男性の確率は女性の25倍です。

①基本的に女好きでストライクゾーンが広い

惚れっぽい男性は自分自身の好みにこだわらず、どのような女性にも魅力を見出します。女性の好みのストライクゾーンが広いのです。同じようなタイプを好きになる男性もいますが、次々とタイプの違う女性に惚れてしまう男性が少なくありません。

モテると勘違いして、どんな女にも声をかける

惚れっぽい男は「自分はモテる」と勘違いしています。「自分を好きにならない女はいない」と思い込んでいます。目の前にいる女性を好きになり、気軽に声をかけます。

②寂しがり屋で独りでいるのが苦手

惚れっぽい男は、女性に「支えてほしい」「理解して認めてもらいたい」「優しく慰めてほしい」と思っています。独りでいる寂しさに耐えられず、相手を求めています。惚れっぽい男性の中には結婚願望の強い男がいます。

③ちょっとした親切を恋愛感情と勘違いする

惚れっぽい男性は「自分はモテる」という自信を持っています。しかもストライクゾーンが広いので、どんな女性にも魅力を感じます。そこで、女性が当然の親切をしただけでも、「この女性は自分に気がある」と勘違いしてしまいます。

会社など職場の同僚の女子が仕事を手伝ったり相談に乗ったりすると、ビジネス上の親切や好意なのに恋愛感情と勘違いします。勘違いして、相手の女性を恋愛対象と見て惚れてしまいます。

④ポジティブ思考で立ち直りが早い

惚れっぽい男性は勘違いしやすく、どんな女性にも魅力を感じます。ですから、自分自身の理想と違う女性や性格的に合わない女性に惚れることが少なくありません。中には婚約者や夫がいる女性もいます。当然、その恋愛は失敗に終わります。

惚れっぽい男はポジティブ思考なので、失敗にめげません。失恋してもすぐ立ち直り、次の恋愛対象に向かってアタックします。いつまでも失恋した女性にこだわりません。ですから、惚れっぽい男は、ストーカーになったり失恋した女性にしつこくつきまとったりする可能性はありません。

⑤常に恋愛のドキドキ感を感じていたい

惚れっぽい男性は恋愛自体が好きです。恋愛することが生活の張りになっています。恋愛している時のドキドキ感やわくわく感が好きで、仕事などの原動力にもなっています。

また、惚れっぽい男は「彼女がいない」ことを気にします。常に恋愛していないと不安で寂しくてたまらないのです。

⑥浮気する可能性が大きい

惚れっぽい男は「熱しやすく冷めやすい」恋愛傾向があります。恋愛関係が深くなって安定した状態に入ったり結婚したりすると、他の女性に目移りする可能性が大です。たいていの男性は、恋人や妻以外の女性に魅力を感じても、自制して行動に移りません。でも、惚れっぽい男性は魅力を感じた女性にアタックせずにはいられないのです。

[惚れっぽい女の特徴]

惚れっぽい女性は、少し関わりを持っただけの男性を簡単に好きになってしまいます。友達など周りの人たちが「なぜ?」と首を傾げることが少なくありません。

①イケメン大好き・流行大好き

惚れっぽい女性は男性の外見に魅かれます。イケメン大好きです。中にはブサイクな男が好きというブス専の女子もいます。どちらにしても、見た目だけで男を好きになってしまうのです。特に男子の顔に魅かれます。自分の好みの顔の男を見ると、すぐ恋愛スイッチが入ってしまいます。

惚れっぽい女性は流行に敏感です。男性のタイプにも流行があります。男をトレンドファッションのように考えています。彼氏にするのは「流行のイメージのある今時男子」という恋愛傾向です。

外見重視でも流行重視でも、男の中身は後からになります。「彼氏にしたら、とんでもない男だとわかった」ということもあります。その時は、次の男性へ目を向けます。

②寂しがり屋で依存性が強い

惚れっぽい女性は寂しがり屋で、常にだれかに傍にいてもらいたいと思っています。「かまってチャン」タイプの女の子です。生まれたてのヒヨコのように、寂しい時に傍にいた男性を好きになってヒョコヒョコついて行ってしまいます。

惚れっぽい女性は男性に対する依存性が強く、いつも彼氏にすがりついていたいのです。すがりつける男ならだれでも好きになってしまいます。だれか男性と恋愛していないと、不安でたまらないのです。恋愛依存傾向があります。

彼氏を束縛する可能性

寂しがり屋で依存性が強いので、彼氏を束縛する傾向があります。頻繁にデートしたがったり、ひっきりなしに携帯電話やメールをしたりします。恋愛初期はいいのですが、時間が経つと男性は束縛が重荷になります。恋愛が破綻します。すると、女性は独りではいられないので、すぐに次の彼氏を見つけます。

世話を焼きすぎる

彼氏を束縛するパターンには、「世話焼き女」があります。依存症の裏返しですが、これも男性をうんざりさせる可能性があります。また、女に依存する恋愛対象外のダメ男子に惚れてしまう可能性もあります。

③好みのタイプのストライクゾーンが広い

ストライクゾーンが広いのは、惚れっぽい男女の共通点です。好みのタイプの男性の幅が広いのです。女性の友人が恋愛対象外とする男性でも、簡単に好きになります。好きになる理由も「優しくしてくれた」「可愛いと言ってくれた」という何でもないことが多いのです。

好奇心が強い

惚れっぽい女性は好奇心旺盛です。好奇心が恋愛に向かうと、いろいろな男性に興味を持って片端から付き合いたくなります。恋愛感情とは少し違うのですが、本人は気づきません。

④男性の長所ばかり見る

惚れっぽい女性は、彼氏になる男性の長所を見つけることが上手です。短時間で相手の良いところを見抜く直感的な力があります。

しかし、相手の男性の短所・欠点には目を向けません。友達が忠告しても、自分に関係のないマイナスポイントは全く気にしません。「付き合って楽しいから、ニートでもいいの」と言うほどです。まさに「あばたも笑窪」の恋愛傾向です。

付き合ううちに彼氏の短所・欠点が見えてきます。そうなると、相手の長所や良い所まで嫌になってしまい、彼氏と別れることになります。

⑤ちょっとした親切を勘違いする

勘違いしやすいのも惚れっぽい男女の共通点です。惚れっぽい女性は男性のちょっとした親切を「彼は私に気がある」と勘違いし、恋愛対象にしてアタックします。「職場の飲み会で飲み物を頼んでくれた」「失敗した時、慰めの言葉をかけてくれた」などというありふれた親切や好意を恋愛感情と勘違いするのです。

惚れっぽい女性は自分自身が男性にモテることを自覚しています。自信もあります。だから、「どんな男性でも自分に好意を持っている」と思い込んでいます。「きっかけさえあれば、好意は恋の感情に変わる」と信じ込んでいます。

⑥ロマンチスト

惚れっぽい女性はロマンチストです。いくつになっても夢見る女の子で、少女漫画のようなシチュエーションに憧れています。「ビルの入口でぶつかった」など、どんなシチュエーションで彼氏と出会っても「運命の出会い」と思い込みます。あらゆる事象を「運命」と名付けて美化してしまいます。出会いのシチュエーション別に頭の中で「運命のストーリー」を作り上げ、勝手に恋愛モードに入ります。

⑦失敗しても反省しない

ポジィティブ思考も、惚れっぽい男女の共通点です。ポジティブ思考はとても良いことですが、反省を伴わないと同じ失敗を繰り返す可能性が大です。

恋愛に失敗は付きものです。失敗を重ねて本当の恋にたどり着くことが多いのです。でも、恋愛で成功するためには、失敗した理由を見極めて反省する必要があります。

惚れっぽい女性は失恋の痛手をポジティブ思考で乗り越えますが、反省をしません。すぐに元気を取り戻して次の男性にアプローチします。でも、同じ失敗を繰り返すことが少なくありません。

⑧恋愛体質である

惚れっぽい女性には「恋愛体質」が多いようです。常に恋愛していたいタイプです。恋愛体質の女性は自分に自信があり、自分の魅力をよく知っています。恋愛テクニックにも長けていますから、男性を上手にコントロールします。行動力があり、男性に積極的にアプローチします。しかし、熱しやすく冷めやすいので、思っていたことと違うとすぐ嫌いになります。

常に自分ファーストで、自分の気持ちを優先させます。相手の立場や感情を考えません。相手の男性に恋人・婚約者・妻があっても構わずアタックします。

⑨恋愛経験が少ない

惚れっぽい女性の中には、過去に恋愛経験が少ない人がいます。中学・高校を女子高で過ごした女の子は、男性と接触する機会が少ないので恋愛のチャンスも多くありません。

男性と付き合う経験が少ないと、男性に対して免疫がありません。男性のちょっとした優しい言葉や親切を「好きだ」というサインと誤解します。「男性からボディタッチされた・男性と会話が弾んだ」というだけで、舞い上がってしまいます。勝手に男性を恋愛対象にして、「恋をしている」と思い込みます。中には、病気としか思えないほど惚れっぽい「動物タイプ」の女子もいます。

女子高育ち・女子高マインド

女子高育ちでなくても女子高マインドの女子がいます。男性と二人きりになると意識過剰になります。俺様タイプや女性経験豊かなプレイボーイタイプの男性をすぐ好きになる傾向があります。男性から「好きだ」と告白されると有頂天になり、恋愛対象外のダメ男子でも拒否できません。女子高マインドは大人になっても続きます。

惚れっぽいのを直すには?

couple-2655295_960_720星空のカップル

人を好きになることは良いことです。でも、惚れっぽくて飽きやすいと、本当に幸せな恋愛はできません。恋愛関係が深くなっても、お互いに他の人に心を奪われてしまう可能性もあります。自分が惚れっぽいことに悩み、惚れっぽさを改善したいと思うのは女性が多いようです。

しかし、一目惚れした男女が結婚しても、離婚率は10%以下という統計があります。一目惚れでもお互いの真価を見抜くことができれば、幸せなカップルになれるようです。

[惚れっぽさの改善方法]

惚れっぽい男性にも女性にも共通する惚れっぽさの改善方法・惚れっぽい性格の対策です。

①「どんな交際をしたいのか?」を考える

相手の異性と「どのような交際をしたいのか?」をよく考えます。軽い遊びのノリで付き合うのか、結婚まで視野に入れた交際なのか、交際の目的によって相手の選び方も変わってきます。最初から結婚まで考えなくても真剣な恋愛関係を望むならば、相手がだれでもいいというわけにはいきません。

異性を見て胸がときめいたら、「自分はどのような相手とどのような交際をしたいのか?」ということを思い出します。思い出すことが、惚れっぽさのストッパーになります。

②相手の本質をよく見る

惚れっぽい人は「好きかも?」と思った次の瞬間には、恋心が燃え盛ります。燃え上がる気持ちを抑えて、相手の本質を見抜くようによく観察します。

相手の友人関係・仕事の取り組み方・普段の生活など、本気で恋愛関係になるためには知りたいことが沢山あります。また、相手が「好きだ」という態度を示したら、自分のどこが気に入ったのかを良く考えます。「都合のいい女」だから気に入っている可能性もあります。

好きになった理由を考える

好きになってしまったら燃え上がる気持ちを抑えて、相手を好きになった理由を良く考えて書き出してみます。文字にすると気持ちが整理しやすくなります。自己分析には良い方法です。相手を冷静に見ることができます。

相手の良さを改めて認識して恋愛関係を深めることも、長所と思っていたことが短所とわかって交際を見直すこともできます。

以前の恋人と比べてみる

惚れっぽい人は同じ失敗を繰り返す傾向があります。好きな相手ができたら、以前に惚れた人と比べてみます。新しい恋人の良さを改めて発見し、気持ちを深めることができます。あるいは、以前失敗した相手と似たような部分があったり、昔の恋人より劣っている点が見つかったりする可能性もあります。交際を見直す方がいい場合もあります。

③異性が多く集まる場所には行かないようにする

惚れっぽい性格が改善できるまでは、異性が大勢集まる場所や多くの異性と交流できるパーティーなどは避けるようにします。

惚れっぽい人は多くの異性が集まっていると、どうしても目移りしてしまいます。

④一途な性格になる

惚れっぽい人は恋愛以外でも気が多い傾向があります。多趣味だったり、次々仕事を変えたり流行を追いかけたりします。普段の生活から一途になるようにします。趣味も仕事も何事も一つの事に熱意を注ぎます。

⑤ドキドキ感を勘違いしない

男女の友達グループでピクニックやキャンプに行ったりして、陽気に騒ぐと気分が高揚します。スポーツやゲームをして、わくわく感やドキドキ感が生じることがあります。心拍数が高くなるのです。惚れっぽい人は、心拍数の高まりによるドキドキ感を恋のときめきのドキドキと勘違いする傾向があります。「好きになった」と錯覚する可能性があります。

「好きになったのかも」と思う相手を冷静に見て、好きになる理由をよく考えます。

[惚れっぽい女性の改善方法]

女性の場合は、前述の「惚れっぽさの改善方法」につけ加える惚れっぽさの対策があります。

①友人や家族に相談する

惚れっぽい女性は好きな彼氏ができたら、親しい女友達や家族(母親・姉妹・叔母)に相談します。彼氏になる以前の「あの男性を好きになったのかも」と思う段階でかまいません。

「その男性をどうして好きになったのか?」「いつ好きになったのか?」「男性を好きになったポイント」などを、親しい友達や家族に話すと心が落ち着きます。友人や家族は客観的に見ることができるので、惚れっぽい女性が見えなくなっている点に気づかせてくれます。女性本人も冷静になって、相手の男性を考えるようになります。

②自分の理想像をはっきりさせる

惚れっぽい女性はストライクゾーンが広いのですが、「本当に恋人にしたいのはこういう男性」という理想を持っています。恋人の理想像がはっきりすると、寂しさなどでフラッと好きになることが抑えられます。

理想像・好みのタイプをはっきりさせるためには、文字に書くことが良い方法です。外見の理想だけではなく、性格や仕事(例えば事務系専門職・理工系専門職など)や生活の仕方等も具体的に書き出します。自分の考えや気持ちが整理できます。

③「惚れる」よりは「惚れられる」ようにする

惚れっぽい女性は常に恋愛に飢えている状態です。「肉食系女子」とか「動物タイプ」と呼ばれる理由です。

男は狩人で「女を追いかけたい」というのが男性心理です。男を追いかけるのではなく、男に追いかけられるようにします。惚れるよりも惚れられるようにするのです。自分に近寄って来ない女性に興味を持つのが男性心理です。男性は惚れた女性を大事にします。「お姫様扱い」する男性もいます。男性に惚れられて大事にされると、恋愛に飢える暇もありません。

「待つ」ことにトライする

男性が惚れて追いかけるようになるために、女性は自分の魅力をアッピールしながら待つことが大事です。惚れっぽい女性は「待つ」ことにトライして、恋愛に飢えた態度を示さないようにします。

④恋のステップはゆっくりと進む

惚れっぽい女性は、「好き!」と思った途端に周りが見えなくなる可能性があります。恋愛体質で自分ファーストですから、相手の男性や男性の恋人・家族を振り廻してしまいます。

相手の男性を好きになったら、自分の思いが本当に恋なのか確かめるようにします。相手の男性の生活・性格・考え方をよく知るようにします。恋のステップはゆっくり進む方が、良い恋愛ができます。

まとめ 惚れっぽいのは寂しいから

「惚れっぽい」とは「簡単にある人を好きでたまらなくなること」です。男性は女性よりも惚れっぽいようですが、自分の惚れっぽさに悩むのは女性の方が多くなります。

惚れっぽい原因はいくつかあります。男女ともに見た目を重視すると惚れっぽくなります。種族保存の本能から、優秀な遺伝子の組合せを子孫に残すために惚れっぽくなります。心理学では惚れっぽいのは勘違いとしています。心拍数が高くアドレナリンの分泌が増えるドキドキ感を、恋愛のときめきのドキドキ感と勘違いします。ちょつとしたことで、相手を理想の恋人・運命の人と勘違いします。

惚れっぽい人の特徴は男性と女性で少し異なりますが、共通点も少なくありません。惚れっぽい男女は恋愛自体が好きです。いつも恋愛していたいのです。好きになる相手のストライクゾーンが広く、だれにでも魅力を見出します。ポジティブ思考で、失恋を恐れません。失恋してもすぐ立ち直り、次の恋愛対象にアタックします。

惚れっぽい人は男性も女性も寂しがり屋です。独りでいることに耐えられないのです。いつも恋人に傍にいて優しくしてもらいたいのです。ストレスが大きいと、だれかに支えてほしくなります。失恋すると、ストレスのために惚れっぽくなります。本当に好きな相手を得ることができれば、幸福になれます。

異性に惚れることは素晴らしいことです。冷静に相手の本質を見抜くようにすれば、本当に良い恋愛ができます。

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