乾燥した時期になると、手や肌より目立つ唇の乾燥。
冬場になるとリップクリームが手放せないし、リップクリームを塗ってもすぐに荒れてボロボロになっちゃう。こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
毎年冬になるのが嫌でしょうがないですよね。しっかりとケアしてもやっぱり唇が乾燥してカサカサになってしまうのはいったいなぜなのか!唇が乾燥する原因と改善方法について書きましたので、お悩みの方はぜひ読んでみてください!
唇が乾燥する原因
唇が乾燥するには様々な原因があります。日常生活で避けられるものも多くあるので、原因に心当たりのある人はなるべく避けるようにしましょう!
1、水分不足
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唇も体の一部ですから、当然体が水分不足になると乾燥してしまいます。意外と唇が乾いていることが水分不足だと知っている人が少ないのも特徴です。特に冬場などはあまり喉が乾かないので、水分補給をすることが少ないために唇が乾燥している場合が多いのです。
また、唇を舐めるくせがある人は要注意です。唇を舐めることで潤った気がしますが、その水分は一瞬で蒸発してなくなります。その時に唇の内側の水分も一緒に奪われてしまうために乾燥してしまいます。さらに唇には外部からの刺激を守るための油膜という膜があります。唇を舐めてしまうと、この油膜も徐々に薄くなっていくので乾きやすくなってしまい、ガサガサになるというわけです。
癖になってしまっているために、なかなか辞めるのは難しいですがカサカサの唇を改善したいのであれば辞める努力をしましょう!
2、口呼吸をしている
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普段の呼吸を鼻ではなく口でしている人は唇がカサカサしやすくなるといえます。口で呼吸をしていると、息を吐いた時に含まれる水分が唇に付着して一瞬で蒸発します。このとき唇を舐めた時と同じように、内側の水分も奪ってしまいます。
さらに呼吸をしているためにこの状態が常に続いてしまうので、乾燥しやすいといえます。寝ている時にいびきをかく人は口呼吸の可能性が高いといえます。
3、食事
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食事が原因で唇が乾燥している場合があります。唇というのはとても刺激に弱い場所です。香辛料を多く含むものやコーヒーなどは唇に負担がかかってしまうため、すぐに乾燥してしまいます。
また食事は口から摂取するため、刺激物が付着したままといったこともあるので注意が必要です。特に調味料などをたくさん使う人は口に残りやすいので気をつけましょう。
さらに偏った食事をして体のビタミンが不足すると、唇の粘膜や細胞を健康な状態に保てなくなります。
特に唇は他の部分よりも皮膚が薄いので、影響を受けやすい場所といえます。刺激物は避けて、バランスの良い食事を心がけましょう。
4、過度のリップクリームの使用
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唇が乾いたらリップクリームを塗って潤そうとしますよね。でもリップクリームが原因で唇が乾燥する場合もあります。唇がガサガサしている人は周りの目を気にするがあまりに、何度もリップクリームを塗ってしまう場合があります。
過度の使用をすると、唇の粘膜を傷つけてしまい乾燥しやすい唇になってしまうのです。唇は刺激に弱いので何度もリップクリームを塗る行為は逆効果になるので辞めましょう。
5、寝るときの姿勢
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寝るときの姿勢がうつ伏せの人は注意しましょう!唇がガサガサになりやすい傾向にあります。うつ伏せで寝ると、唇が枕や布団と擦れることで刺激を受けてしまいます。
寝ているときに乾燥してしまうとその状態が続いてしまうので、1日に一気にカサカサになるといったこともあるので、寝るときの姿勢を意識するようにしてください。
6、胃の機能が低下している
唇が荒れるのと胃って関係あるの?なんて思う人もいるかも知れませんが、胃と唇には深い関係があります。
胃の状態が悪いと唇に症状として現れたりすることもあり、上の唇は胃、下の唇は腸の状態をあらわしています。また胃が弱っていると体の抵抗力が落ちており、唇が刺激を受けた時に荒れたりしやすいのです。
実は唇のケアばかりしていても、カサカサが治らないのは胃が荒れているといったこともあるので注意してください。
7、ティッシュで拭きすぎている
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ご飯を食べている時に、事あるごとに口をティッシュで拭いたりしている人は乾燥した唇になりやすいといえます。上記のように唇は薄く外部からの刺激に弱い場所です。
それにも関わらず何度も拭くという行為は唇にとっては負担が強すぎるわけです。さらにティッシュなどは、表面がザラついており(目には見えないが実はざらついている)拭きすぎは避けた方が賢明といえます。
また、拭くことで保湿成分や油分も一緒に奪う場合もあるので、拭く際は擦らずに優しく押し当てる様にして汚れをとりましょう。
8、過度の歯磨き粉の使用
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歯磨きをする際に歯ブラシに目一杯歯磨き粉をつけているという人は気をつけましょう。歯磨き粉をつけすぎています。
歯磨き粉に含まれている成分は唇に付着しやすく、表面上は取れたように見えて、残っているということがよくあります。これが残ったままだと唇の乾燥につながってしまうのです。
歯磨き粉は、5mm前後あれば十分だといわれているので、これより多く使用している人は使う量を減らしましょう!
9、紫外線
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唇は他の場所と比べてメラニン色素の量が非常に少ないのです。メラニン色素は紫外線からの刺激を防ぐ役割があるのですが、唇は分泌量が少ないため紫外線の影響をモロに受けてしまうのです。
足や手などは紫外線の影響を受ける黒くなり焼けたのがわかるのですが、メラニン色素のない唇ではわかりくいのです。夏場に唇が乾燥してしまうのは大抵が紫外線の影響によるものです。
10、ストレス
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唇だけでなく、肌や目など様々な部位に乾燥をもたらすのがストレスです。
ストレスは血行不良・新陳代謝の低下・ホルモンバランスの崩れなどを引き起こし、体から保湿成分や潤いを失わせていきます。
ストレスがたまった状態だと、改善するのにも時間がかかってしまいます。全く感じないようにするのは難しいですが、うまく発散させるように心がけましょう。
乾燥したカサカサ唇の改善方法
毎年冬になるとこの唇をどうにかしたいと思っている人に、改善方法をご紹介します。夏の間にしっかりと改善して、冬には潤った唇を手に入れましょう!
1、正しいリップクリームの使い方
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リップクリームというのは、本来唇が荒れるのを防ぐために使う物なので、カサカサになってから塗るというのは、一時的に潤いを与えているだけで改善にはならない場合が多いのです。
唇の状態をみて、その時の状態に合ったリップクリームを選ぶ必要があります。
・唇がカサカサになっているとき
この場合はもうすでに乾燥して症状が出始めているので、「治療」が目的のリップクリームを選ばなければなりません。普通のリップクリームが売っている場所ではなく、医薬品コーナーにあるものを選んでください。
・唇がまだ健全な時
こちらは予防が目的なので通常のリップクリームで良いのですが、できれば紫外線を防ぐ効果のあるものを選んでください。紫外線が原因で唇が荒れるのを防ぐことができます。このタイプのリップクリームを使うときは、唇が荒れている時に使用すると負担になるので健全な状態の時だけにしてください。
このように状態によってリップクリームを使い分けることでカサカサ唇を防ぐことができます。
また、正しいリップクリームの使い方は、横に使うのではなく縦に使うのが正解です。唇には縦のスジが入っており小さな溝があります。この溝部分もしっかり塗ることができるので、縦塗りが良いとされているのです。
塗る際は押し付けるようにこするのでなく、優しくゆっくり塗ることで負担をかけずに塗ることができます。唇がカサカサになって薄皮が剥がれかかっている時は剥がしてはいけません。剥がすことで症状が悪化する可能性が高くなります。
2、ビタミンを摂取する
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食事からビタミンを摂取することで、内部から唇に潤いをもたらすことができます。
どのようなものを摂取すれば良いかというと、粘膜の健康を維持する「ビタミンB2」唇の免疫力を高めてくれる「ビタミンC」の2つを摂取する必要があります。
(ビタミンB2) 豚肉・うなぎ・納豆・まいたけetc
(ビタミンC) パセリ・アセロラ・ゆず・ゴーヤetc
この二つの成分をバランス良く摂取しましょう。また、上記のように刺激物はなるべく控えてよく噛んで食べることを意識してください。
3、睡眠中に改善する
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まず睡眠中は乾燥しやすいので、寝室に加湿器を設置することをオススメします。特に冬場は空気も乾燥しやすく、暖房をつけていると唇が荒れやすくなります。加湿器がない場合は濡れたタオルを寝室に置いているだけでも、水分が蒸発して保湿効果があります。
またマスクを着用して寝ると、口周りが保湿されるのでかなりの効果が期待できます。特に寝ている最中に口呼吸をしている人は、マスクの内部の湿度が高まるのでカサカサ唇の予防と改善が同時に行えます。マスクをして寝ると喉の痛みの改善、美肌効果など良いことが多いので普段からマスクをして寝るのもいいかと思います。
唇が乾燥いているからといってリップクリームを塗ってから寝る人がいますが、その際は保湿メインの負担が少ないものを使用しましょう。
4、血行をよくする
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基本的に体温が低いと、血の流れが悪くなりカサカサ唇を改善するのに時間がかかってしまいます。新陳代謝が悪くなってしまって、ターンオーバー機能が狂ってしまいやすくなるためです。
唇にマッサージをしてあげることで血行が良くすることができるので、簡単なマッサージ方法を紹介します!
1、薬用リップクリームやワセリンを唇に塗る
2、指の腹の部分を使ってくるくる回しながら優しくマッサージします
3、上唇の端から端まで行った後、下唇も同様に行います
4、あまり強すぎると逆効果なので、人差し指か薬指の使用をオススメします
以上です!簡単に誰でもできますので、テレビを見ている時や、お風呂に入っているときなどに試してみてください!
5、はちみつパック
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実ははちみつは唇にとても良い効果があります。保湿効果や古い角質を落としてくれる効果、またビタミンBも含まれおりカサカサ唇の改善にはもってこいなのです。
はちみつパックのやり方はとても簡単です。
1、はちみつを唇にのせます
2、ラップを用意して口のサイズに切ります
3、真ん中に切り込みをいれて息ができるようにします
4、はちみつの乗った唇の上にかぶせてパックします
5、10分たったら取り除きます
以上です。とても簡単ですよね。お風呂から出た後などは、角質が柔らかくなっているので、効き目も抜群です!注意点としては、負担になるので10分以上はしないことと、はちみつを唇にのせるときに擦らないことです。騙されたと思って試してみてください!
唇が乾燥しているだけと思ったら
ただの乾燥だと思ったら病気になっていて、症状としてカサカサになっているなんてこともあります。唇がカサカサになる病気を紹介しますので、いつまでも治らない人は病気の可能性を疑ってください。
①接触性口唇炎
こちらはリップクリームや口紅などにアレルギーが含まれるものが唇などに接触することで起こる炎症です。自分のアレルギーが何のアレルギーか把握している人は避けやすいのですが、発症してしまった場合、原因がわかりにくいのが特徴です。アレルギーは改善が難しく、日常で避けなければならないので、唇が急に荒れだした時は注意してください。
②口唇ヘルペス
ウイルスが原因で発症してしまう病気です。口唇ヘルペスは人に感染してしまう恐れがあるので、感染した場合は注意が必要です。薬での治療になり、早期発見であればあるほど回復が早くなります。上記のような原因も特にないのに、急に唇が乾燥してカサカサになった場合は口唇ヘルペスの疑いが高いといえます。その場合はすぐに病院へ行きましょう。
まとめ
唇が乾燥する原因
・水分不足によるため
・口呼吸により唇が乾燥している
・食事により唇に負担がかかっている
・リップクリームの過度の使用により唇に負担がかかっている
・うつ伏せで寝て唇がこすれている
・胃の機能が低下している
・ティッシュで拭きすぎて唇の油分や保湿成分を奪っている
・歯磨き粉のつけすぎ
・紫外線によるもの
・ストレスによるもの
カサカサ唇の改善方法
・状況によってリップクリームを使い分ける
・正しくリップクリームを塗る
・ビタミンを摂取する
・寝ているときにマスクをする
・寝室を保湿する
・血行を良くする
・はちみつパックをためす
唇が乾燥する病気
・接触性口唇炎
・口唇ヘルペス
以上が今回の記事のまとめです。唇が乾燥する原因はたくさんあります。特に日常に潜んでいる小さなことが原因になったりもするので、改善したい人は気をつけましょう。また唇が乾燥していない人も予防することができるので、改善方法を是非試してみてください!