待ちに待った春。降り注ぐ太陽の光。今年の春は雨が続いた毎日でしたが、ようやく太陽が見えて喜んでいるのは、私だけではないですよね。キラキラ太陽の光は、とても眩しい光で気持ちもわくわくしてしまいますが、みなさん、ここで少し我に返りましょう。
ちゃんと日焼け対策していますか?
日焼け対策で女性の皆さんが一番お手軽に出来る日焼け対策はズバリ、帽子に日傘に…そして最近ではUVカット加工が施された布地の洋服も出てきていますね。
こうした小物は皆さんのおしゃれなセンスにお任せして…今日は中でも一番お手軽にできる日焼け止め対策の方法と肌への負担の関係についてのお話をしたいと思います。
その日焼け対策大丈夫?それとも、ちょっとまった?
今の時期、皆さんの街中にあるドラッグストアに恭しく鎮座する日焼け止めクリーム・乳液・UVカットの入りのお化粧下地。
そうよ、あれ、あれ。あれは、一番目立つ場所に設置されてて、店頭ポップに飾り立てられているかと思います。その店頭ポップには「紫外線のダメージからお肌を守る」や「お肌の負担を少なくする」等書いてあります。
えっ?ちょっと待って?どうしてこの時期だけ太陽光=紫外線=ダメージになっているの?って思う方も多いはず。
太陽光=紫外線は一年中降り注いでいるけれど、紫外線が最も強くなるのは1年のうちで、5月~9月の4ヶ月間なのです。そしてその時間帯は10時から14時とされています。その時のケアを間違えてしまうと「ダメージ」に繋がってしまうのです。
「私は毎日日焼け対策をしているから、大丈夫!」って方も、「まだ日焼け対策してなかった!」って方も、少し聞いてください。日焼け止めクリーム・乳液・UVカットの入りのお化粧下地って、実は日焼け対策では一番お手軽なんですが、使い方を誤ると、とても怖い事になってしまうのです。
日焼け止めの使い方について、そこのあなた!その日焼け対策、大丈夫?それとも、ちょっとまった?今からじっくり、お話ししていきましょう。
紫外線は体にとってマイナスばかりではない!
出典:http://atlanticfertility.com
実は太陽光=紫外線はストレス発散もしてくれます。そしてビタミンDも作ってくれます。
ビタミンDは食事からでも作れますが、太陽の光を浴びるだけでもからの中で生成される、優れものの栄養素なのです。さらにビタミンDは免疫作用を高めたり、さまざまな病気の予防をしてくれる、とっても大切な栄養素です。
免疫効果が高くなれば、風邪もひきにくくなります。毎年、真夏のクーラーにあたり過ぎて体調がすぐれない方。そして、夏風邪をひいてフラフラになってしまう方。心当たりがある人は多くいると思います。
もしかしたらクーラーも原因かもしれませんが、太陽の光を過度に避けていることが原因の一つかもしれません。
病院でお薬をもらうのも大切ですが、休憩時間には太陽光=紫外線がストレス発散もしてくれるのを思い出して、気分転換に太陽の光を浴びてみてください。短時間でも太陽の光を浴びたらすっきりとして、午後からの仕事もはかどること間違いなしです。
気になる、SPF値のあれこれ。
SPF値とは紫外線防御指数のことであり、何種類もある紫外線のなかで、赤くヒリヒリする日焼けをいかに防げるかの数値です。肌に何も付けていない状態と比べて日焼けを何時間防ぐか、の値を表示したものであり、基本的にSPF値30の場合は、日焼けを約10時間防ぐ計算になります。
ここで、太陽光=紫外線がそんなに悪いものではないとお話をしましたが、では日焼け対策の仕方を間違えたら大変なことになるお話をしましょう。
先程にも書きましたが、紫外線が1年のうちで最も多いのは、5月から9月にかけてです。そしてその時間帯は朝の10時から昼の2時までの4時間です。その時間帯には、帽子に日傘にそして日焼け止め!となるかと思いますが、では本当にそうなのか考えてみましょう。
オフィスワークの方は毎朝の通勤時間の日差しもうんざりされるかと思いますが、オフィスワークをされる方はその時期・時間帯は社内にいますよね?あまり日差しには当たりません。
女性ならばどうしても効果が高い物の方に手が伸びてしまうのですが、オフィスワークの方が帽子に日傘にそして日焼け止めなど、本当はそこまでの重装備は必要がないのです。ですから、SPF値の高い日焼け止めはそもそも必要ではありません。
しかしやはり屋根等で太陽光を遮るものがない中を長時間通勤される方がいたならば、SPF値のなるべく低いものを使用し、日射病予防にも帽子や日傘を併用していくと良いでしょう。
では、どうしたら良いのだろう?
上記にも記載した通り、オフィスワークの方はSPF値の高い日焼け止めは必要にならないのです。
それでもどうしても効果が高い物が欲しい!と思う方!その考えは危険ですよ!
日焼け止めには紫外線散乱剤と紫外線吸収剤という成分が含まれています。簡単にメカニズムをお話しすれば、紫外線を散乱、反射させて日焼けを防止しているのと、太陽光を吸収して、エネルギーにかえて太陽光が肌に浸透するのを防止する働きをしてくれます。
そして数値が高いものは、紫外線を吸収する成分がSPF値の低い商品より多く入っています。その成分が肌に対して負担となり、それが近い将来のシミ・シワの原因になってしまうのです。
それにSPF値が高い商品の場合、商品によっては専門のクレンジングが必要になるのもあります。お肌へのダメージに対して、こする意味合いの強いクレンジングの更なるダメージ。
日焼け対策をしているのに、直接原因ではなくて間接的にシミ・シワの原因を作ってしまうのって、何だか嫌ですよね?そして、「海やプール」だったり「水辺の反射がある場所」に行かれる方はここではしっかりと対策をしてくださいね。
ここで怠ってしまうと皮膚へのダメージが大きくなり、肌を硬化させてしまう直接原因になってしまうのです。肌の硬化。それは覆うものがないお肌に直接紫外線があたり、お肌の老化を促していってしまうのです。
まとめ
どうでしょう?太陽光=紫外線はそんなにも悪いものではないでしょう?紫外線を浴びる時期・時間や過度な日焼け対策をや間違った日焼け対策をしなければ、全てが効果的に、そして健康的になる事間違いなしでしょう。今年の夏は、クーラー病で…なんて寂しい事を言わずに、お昼の休憩にはたまには屋上で10分程、ほっと一息。
そして休日には青い空の下、健康的に暑い夏を満喫してみてはいかがですか?