こむら返りの対処法を紹介!予防するにはどうすれば!

一度経験すると、怖くてもう二度となりたくないこむら返り・・・。痛くて痛くてびっくりしますよね。実は誰でもなる可能性のあるこむら返り。

こむら返りにも原因があります。原因を知って、予防し、なってしまったら上手に対処しましょう。

コレが原因!こむら返り!

こむら帰り
出典:http://www.kidneybuzz.com

こむら返りと言うと、聞きなれない人もいるかもしれませんが、簡単に言うと「激しくふくらはぎがつっている」状態です。

筋肉が急激に収縮することを「つる」と言います。こむら返りがふくらはぎに多く起きる症状ですが、実際は足首・ふともも・足の裏・肩など筋肉のあるところならどこでも起こる可能性があります。

では、一体なにが原因でこむら返りは起こるのでしょうか?

1、筋肉疲労

2、運動不足

3、水分不足

4、ミネラル不足

5、ビタミンB1不足

が主な原因だと考えられています。数多くあるミネラルの中でも足がつる原因はマグネシウム不足があげられます。

この二つが不足してしまうのは、運動をする人、妊婦さんなどが多いです。

運動すると汗となってミネラル分が出て行ってしまうからです。妊婦さんは、おなかの中の赤ちゃんに栄養素がいってしまうので不足してしまいます。

またとても珍しいケースですが、血流の悪くなる病気にかかっている人も、こむら返りがよく起きるそうです。

こむら返りの予防法!

アーモンド

一回なってしまうと、筋肉の痛みが翌日まで続くこむら返り・・・できればなる前に予防してましょう。

前の項目で紹介したマグネシウム・ビタミンB1を積極的に摂取することは予防のひとつです。

マグネシウム・・・アーモンド・わかめ・ひじき・しらすなど

ビタミンB1・・・たまご・豚肉・牛乳・豆類

などを日々の食生活で心がけることが予防になります。

また、アキレスけんのばしなどのストレッチを日々行う事も重要な予防になります。さらにこむら返りは通常、冬に起こりやすいです。寒くて体全体が緊張し、血行不良になるからです。ですが、冷房を使いすぎてしまって体が冷えれば夏にも起こります。

以上のことから、下肢を冷やさないということも重要な予防になることがわかります。

こむら返りに東洋医学!?

脚

あまりこむら返りだけで病院に行く方は少ないと思いますが、手軽に生活に取り入れられる対処法もあります。

東洋医学の漢方とツボ押しです。漢方の中には、こむら返りや体のつりによく効くものがあるそうです。

有名なもので「芍薬甘草湯」です。これは筋肉の緊張をほぐし、つりやこむら返りで生じてしまった痛みを緩和してくれる効果もあります。

こむら返りに効くツボ押しですが「足三里」と言う場所です。膝の下に太い骨があり、その骨の外側のひざ下5cmくらいのところにあります。そこをじんわりゆっくり指圧してみましょう。

また、足の裏の中央に「足心」という場所があります。ここもマッサージをしておくと足がつりにくくなります。

こむら返り!なってしまった時の対処法。

こむら返り 対処
出典:http://www.womansday.com

寝ている時にも襲ってくるこむら返り。原因は筋肉の異常収縮なので、それを逆に伸ばすことが重要です。周りに人がいれば、足の裏側から押し戻してもらいましょう。

周りに人がいない場合は、膝を伸ばし、つま先をゆっくり立てます。ふくらはぎが伸びますのでゆっくり行ってください。
近くに長座して足裏がつけられる壁があれば、足裏を押しつけてふくらはぎを伸ばしましょう。

もし何か衣料品を使いたい場合は、温湿布にしましょう。温める方がこむら返りには効果的です。

こむら返りが終わったあとは、とにかく痛みが強いので、足全体を優しくなでるようにマッサージしましょう。ふくらはぎを下から上に優しく手のひらでなであがるたけでも効果は抜群です。

また、アキレス腱のばし運動を日ごろ行っておくと良いでしょう。

眠っている時に起こるこむら返り

こむら返り 眠る

寝ている時に起こるこむら返りは、繰り返す事もあります。そうすると睡眠障害が起きる事もあります。

寝ている時に起きるつりやこむら返りは、発汗や冷えによる血行不良だと思われます。睡眠中は、普通の状態でも血行不良になりやすいので、足もつりやすいのです。

夏はエアコンをつけたままで寝てしまったりすると足が冷え過ぎてしまい、つりやすくなってしまいます。そして、寝ている時は思っているより汗をかいているので、寝る前にコップ一杯のお水を飲み、ストレッチをし、足元をあたためて
寝ると、睡眠中のこむら返りを予防することができます。

まとめ

以上にご紹介したこむら返りの原因、予防、対処法をしっかり覚えて
こむら返りのない生活を送りましょう。

また、こむら返りはごくまれに糖尿病・甲状腺の病気・腎臓疾患・肝硬変・脳閉塞・椎間板ヘルニアと言うコワイ病気の症状の時もあります。あまりにも長く足のつりや、こむら返りが続く場合は、楽観視せずに一度病院にかかってみることも一つの手段かもしれません。

急に襲ってくるこむら返り、もう二度となりたくないですよね。今までこむら返りになったことが無い人も、こむら返りの予防は健康に良いものばかりなので、ぜひやってみてください。

  
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