赤ちゃんを寝かしつける方法は?入眠の儀式を紹介!

産後の回復期のママの体は、普通に日常生活を送っていても、疲れが溜まりやすい状態です。そんな心身共に疲れ切ってしまっている時に、赤ちゃんの寝つきが悪いと、ついイライラしてしまう事もありますよね。

赤ちゃんによって個人差はありますが、出来るだけ赤ちゃんの寝つきが良くなるような、寝かしつけるコツについて紹介します。

赤ちゃんの睡眠時間はどれくらい?

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赤ちゃんによって睡眠時間の個人差が大きく、一度にたっぷりと睡眠を取る赤ちゃんもいれば、回数を分けてちょこちょこと寝る赤ちゃんもいます。一般的な赤ちゃんの睡眠についてまとめてみました。

新生児期の赤ちゃんの睡眠時間

一般的に、産後すぐの赤ちゃんは寝ている事が殆どで、授乳、睡眠、排便、排尿の繰り返しの生活なので、朝も夜も関係なく生活のリズムも定まっていません。

2~3時間置きに目を覚ます赤ちゃんが多いので、夜中の授乳もこのペースで必要となり、ママにとって大変な時期でもあります。赤ちゃんに合わせた生活の中で、ママも上手に休養を取るようにしましょう。

赤ちゃんの睡眠時間の個人差は大きいといわれていますが、平均すると、一日の睡眠時間は14~20時間位だといわれています。

生後1~3ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠時間

生後1~3ヶ月頃になると、1回に起きている時間が3時間程になってきます。

また、授乳の時に一度に飲める量が増えてくる為、眠る時間も増えてきます。この頃の赤ちゃんは眠りが浅く、目を覚ましやすい赤ちゃんが多いのが特徴です。

まだ睡眠のリズムが整っていない赤ちゃんが多い時期なので、出来るだけ赤ちゃんの睡眠のリズムに合わせてあげるようにしながら、ママも時間を見つけて、休養や睡眠を取るようにしましょう。

生後4~6ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠時間

生後4~6ヶ月頃の赤ちゃんは、1日のどこかで昼寝をして、夜もまとまった時間眠るようになります。朝と夜の区別がつき始めて、体内時計も発達してくる時期です。

朝は、カーテンを開けて部屋に日光を入れるようにしたり、夜は、暗く静かにして、朝と夜の区別を覚えさせるようにする事で、「夜は寝るものだ」という意識が赤ちゃんにも芽生えてくるようになります。

まれに、昼夜逆転してしまう赤ちゃんもいます。その場合には、朝はカーテンを開けて部屋に日光を入れて明るくして、「起きる時間」を意識させて起こし、夜は暗く静かな環境を作り、「寝る時間」を意識させるように繰り返し積み重ねて、生活のリズムを付けるようにしましょう。

始めは、なかなかスムーズにいかないかもしれませんが、根気よく繰り返し行う事で、赤ちゃんの昼夜逆転の生活も治ってきます。この時期の赤ちゃんの平均的な睡眠時間は13~16時間位だといわれています。

生後7~1歳位の赤ちゃん

生後7ヶ月頃を過ぎた赤ちゃんは、昼寝を沢山すると夜がなかなか寝付けなったりする赤ちゃんも出てきます。個人差が大きくありますが、動きもどんどん活発になってくるので、夜にまとまって長い時間眠る赤ちゃんが多くなってきます。

「夜泣き」や夕方になると泣き出す「黄昏泣き」をする赤ちゃんも出てきます。明確な原因は分かっていませんが、昼間に刺激を沢山受けて、脳が興奮状態になっていたり、新しい刺激や経験を処理出来ないまま不安定な状態になっていたり、様々な原因が考えられます。

しかし、それだけ赤ちゃんが心身共に成長している証なので、続くと大変な時期ですが、夜は出来るだけ早く寝る体制になって、リラックスする時間を作ってあげたり、赤ちゃんに合わせてあげるようにしましょう。

この時期の赤ちゃんの平均的な睡眠時間は、11~14時間位だといわれています。赤ちゃんの睡眠時間については、赤ちゃんの睡眠時間について!時期によって変わるの?の記事を参考にしてください。

赤ちゃんの寝かしつけ方のコツは?

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赤ちゃんによって睡眠時間や寝つき方に個人差はありますが、赤ちゃんが少しでも寝付きやすくなるコツを紹介します。赤ちゃんの好みに合いそうなものを見つけて参考にしてみて下さい。

抱っこをしながら軽く揺らす

優しくゆっくりとゆらゆらと揺らしながらママの腕に抱かれている安心感と、ママのお腹の中にいる時の揺れ方を思い出して、安心して眠りやすくなるといわれています。この時に背中やお尻の辺りを同じリズムで、軽くトントンしてあげるのも効果的です。

赤ちゃんのお腹を満たしてあげる

お腹が満たされていないと寝つきも悪くなります。たっぷりとミルクや母乳を飲ませてあげましょう。しかし、げっぷが出ていないと睡眠の妨げになるので、授乳は寝かしつける30分前までには終わらせるようにして、げっぷも出してから、寝かしつけるようにしましょう。

マッサージをする

寝かせた状態の赤ちゃんの足の裏やかかとを優しくマッサージしてあげましょう。足の裏やかかとには、眠気を誘うツボもあります。マッサージをする事で、体の血液循環も良くなり、気持ち良くなって寝つきやすくなります。

おくるみ抱っこをする

タオルや毛布等で、赤ちゃんをくるんで巻いた状態で抱っこをしてあげます。赤ちゃんを締め付け過ぎないように気を付けて、手足がゆったりとした状態のまま、包み込むように巻き付けます。赤ちゃんは、ママのお腹の中にいた姿勢と近い状態なので、安心して眠りやすくなりまります。

赤ちゃんの耳元でビニール袋をガサガサと音を出す

月齢の小さい赤ちゃん程効果があるといわれています。赤ちゃんの耳元でビニール袋をガサガサと音を立てると、泣き止んで眠る事があります。

大人にとっては、不快な音に感じるものですが、赤ちゃんにとっては、お腹の中にいる時に聞いていた音に近い音なので、安心して眠りやすくなるといわれています。

ママの臭いのするものをベッドや布団の側に置く

枕の下や赤ちゃんのシーツの下等にママの母乳のついたガーゼやタオルを置いておきます。ママの臭いがして安心して眠る事が出来ます。

置くときに、赤ちゃんの動きで顔にかかったりしないように置く場所は気を付けるようにしましょう。

赤ちゃんの入眠の儀式とは?

産後 手続き

生活のリズムがしっかりとつくまで、赤ちゃんには、寝る時間というそのものが分かりません赤ちゃんに「寝る時間」と覚えさせるためにも寝る前に必ず毎日行う「入眠の儀式」をするようにしましょう。

絵本を読む

赤ちゃんがまだ分からなくても、ママが優しい声でゆっくりと読み聞かせをする事で赤ちゃんはリラックスする事ができます。

リラックスできる音楽を流す

リラクゼーションの音楽やクラッシク等の音楽を流すと赤ちゃんの気分もリラックスして、寝つきやすくなります。音楽を流さなくても、ママが優しい声で子守歌を歌ってあげるのも効果的です。

寝る時間が来たら部屋を暗くする

朝起きたらしっかりと日光を部屋に入れて明るくして、夜寝るときは電気も消して、暗くて静かな環境を作るようにします。

寝る時間になったら添い寝をする

マも横になって、「寝る時間」だという事を意識させるようにしましょう。赤ちゃんは敏感なので、ママが寝かせようとしていると赤ちゃんにも伝わります。

出来るだけ、ママもそののまま一緒に寝ても大丈夫な位リラックスした状態で、赤ちゃんに添い寝をすると効果的です。赤ちゃんとの添い寝については、赤ちゃんと添い寝する方法は?メリット・デメリットについての記事を読んでおきましょう。

まとめ

体外受精

赤ちゃんの睡眠は、元々寝る時間が多かったり、ちょこちょこと寝るタイプだったり、赤ちゃんによって個人差が大きいものです。しかし、育児と家事の両立で疲労も蓄積しやすい時期に、出来るだけ早く寝付いてくれると助かるものです。日々成長する赤ちゃんは、毎日沢山の刺激や経験を重ねているので、不安な状態にもなりやすく、それが寝つきの悪さに関連する事もあります。

出来るだけ生活のリズムを整える事を心がけ、赤ちゃんのペースに合わせてながら、ママも時間を見つけて休養を取るようにしましょう。赤ちゃん時期限定の「寝かしつけ」の時間がストレスになるのでははなく、ママと赤ちゃんの貴重な時間になるようにしたいですね。

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