出産の立会いについて!夫と話し合って準備をしよう!

待ちに待った赤ちゃん。初めての出産ではパパが、二人目以降の出産ならパパだけでなく、お兄ちゃん・お姉ちゃんも誕生の瞬間を待ち望んでいます。

赤ちゃんをお迎えするスタイルはご家族によって様々です。

赤ちゃんの誕生の瞬間はとっても楽しみにしているけれど、ママの辛い表情は見ていられないというパパやご家族もいれば、誕生の幸せの瞬間をともに分かち合う「立ち会い出産」を希望する方もいると思います。

ここでは、立ち会い出産を決めるにあたり、確認しておきたいこと,取り組みたいこと、「家族立ち会い出産」をした実体験をご紹介したいと思います。

立ち会い出産を希望であるなら確認しておきたいこと

「立ち会い出産」をするにあたり、まず大事なのは「ママの気持ち」です。どのようなスタイルでだれに、どのように立ち会ってもらうか、しっかりイメージしておくことが大事です。

例えば、パパに立ち会って欲しいのか、二人目以降であれば、子どもたちとも喜びの瞬間を分かち合いたいのか。

また、スタイルとしては陣痛の時のみ近くで励ましてほしい・・・、出産の瞬間まですぐそばにいて欲しい・・・など、自分のイメージをしっかり持ち、理想の環境に近づけましょう。自分の希望をしっかりとかたちにすることで、少しでも出産に集中することができます。

まずは「ママの気持ち・理想の出産スタイル」を決めることが大切ですね。

パパとしっかり話し合いましょう。

子作り タイミング

男性は女性に比べ、痛みに弱く、また陣痛に苦しむママの姿を見ること自体が耐えられないという声もあります。

また、出産に立ち会ったことがきっかけで、ママを女性としてみられなくなり、場合によってはセックスレスになるご夫婦もいれば、それとは逆に女性として尊敬できるようになったというパパもいます。

出産に立ち会ったことで、ママに対しての想いに良くも悪くも変化があるようです。そういったことからも、パパの気持ちもしっかりと聞くことが大切ですね。また、パパだけでなく、家族で立ち会うとなると、陣痛に耐え出産するママをサポートする家族のリーダーは必然的にパパになります。

家族みんなでと希望しても、パパがそれを望まない場合、立ち会い出産は難しいかもしれません。

お兄ちゃん・お姉ちゃんのみが立ち会いたい場合、産院によってはパパでなくても成人した家族の付き添いで兄弟の立ち会いが可能な場合もあります。

子どもたちと喜びの瞬間を分かち合いたい時は、まずは産院への確認も必要ですね。

家族立ち会いが希望なら子供たちの希望を聞きましょう。

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一言に兄弟と言っても、年齢の差は様々です。子どもたちはよくわからないまま、興味本位で赤ちゃんの誕生を見てみたいということもあります。

パパと同様、ママの痛み苦しむ姿を見ていられない子や、血を見るのが怖い子、泣き出す子もいるかもしれませんね。

分娩室は生まれてくる赤ちゃんのために、清潔な空間となっていて、医療器具なども清潔なものが揃えられています。万が一、お子さんたちが、出産に驚き、パニックになり清潔でなければならないものを不潔にしてしまっては大変です!

お子さんたちにも、きちんとお話ししておくこと、また、まだ難しいお話しを理解できない年齢場合の、そういったときの対処の仕方もパパと話しあっておくことが大切ですね。

立ち会い希望を確認しても、出産のイメージがつきにくく、立ち会うつもりであっても直前で「やっぱり、無理・・・」という子もいます。

その場合、無理強いはしないようにしましょう。

産院に立ち会い出産可能か確認しましょう。

出産1

産院によっては立ち会いの人数に制限があったり、母親学級を一緒に受講し、お産の流れを事前に学習しておくことなど、立ち会い出産をするにあたりの条件があったりします。

立ち会わないつもりが、直前に気が変わって立ち会おうと思っても、そのような条件によっては立ち会えないこともあります。

産院に事前にしっかり確認しておきましょう。

立ち会い出産までにパパや家族でできること。

陣痛の痛みや辛さを実際に身を持って感じるのはママですが、それを見守る家族もやはり辛いものです。

妊娠中のママの体の変化や、赤ちゃんの成長をともに楽しむことが出産を迎えるママをサポートするための支えとなり、また、ご夫婦やご家族と出産についてコミニュケーションをとり、お互いの気持ちを知るいい機会にもなります。

ママの体の変化を一緒に感じましょう。

kuttuki

妊娠すると見た目の変化だけでなく、匂いに敏感になったり、つわりでしんどかったり、ママの体の変化は目まぐるしいものです。

しかし、この変化こそが、赤ちゃんの成長の証ですね。

胎動を感じられるようになると、家族も赤ちゃんをダイレクトに感じることができますね。

パパとお名前や赤ちゃんグッズのお話をしたり、上のお子さんには「あなたの時は、○○だったのよ。」と思い出話しをしながら、おなかの赤ちゃんをともに慈しみましょう。

可能であれば検診に一緒に行ってみましょう。

妊婦5

家族それぞれ、お仕事や、幼稚園、学校などで生活の時間は様々だと思いますが、可能であれば、一緒に検診に行き、心拍音や、エコーでリアルタイムで赤ちゃんを感じることができ、より実感が湧きます。

赤ちゃんのサイズを具体的に「うちにある○○のお人形の足のサイズくらいだね」などと具体的にイメージするのも楽しいですね。

 赤ちゃんの誕生のシュミレーションをしておきましょう。

無痛分娩

母親講座を一緒に受講したり、赤ちゃんの誕生にまつわる本を見たり、子どもさんには絵本を読んであげたり、お兄ちゃん・お姉ちゃんの時の出産の話しをするなどして、お産とはどのようなものか一緒に考えておきましょう。

出産や赤ちゃんに関したたくさんの本や絵本が出版されています。なかでも、リアルな写真でイメージしやすい「赤ちゃんの誕生」(あすなろ書房)、赤ちゃんの誕生を家族みんなで楽しみにしている様子が描かれた「あかちゃんのゆりかご」(偕成社)、ママの目線で赤ちゃんを慈しむ様子が描かれた「わたしのあかちゃん」(福音館)、「赤ちゃんのはなし」(福音館)などはおすすめです。

出産を見守ることはときに、辛いこともあると思います。陣痛の時はママは辛い表情になるけど、その辛さが強くなるほど、赤ちゃんに会える時が近づいていることを共通理解したいですね。

家族立ち会い出産の体験談

赤ちゃんのくつ

わたしは一人目の出産からパパの立ち会いが希望でした。その理由は、自分が苦しい時に甘えられる人がそばにいてくれたら心強いと思ったからです。

しかし、我が家の場合は、第一子・第二子の時は、陣痛に耐える私をかわいそうで見ていられないと、パパが立会いを拒否。パパは分娩室の外で我が子の誕生を待ちました。

第三子の妊娠が分かったときは子供たちとともにお産をしたいと思いました。

まずはパパに、家族みんなで立ち会い出産をしたいから、子供たちが賛成であれば、協力してくれるかを確認。

その後、子どもたちに弟の誕生に立会いたいか聞いたところ、「みんなで弟をお迎えしたい!」と即答でした。年齢的にみても、学校などで命の授業などを受けていて出産に対して、子どもなりの理解やイメージがあったため決断が早かったのだと思います。

立ち会い出産を決めたとき、長男は6年生。思春期に差しかかる難しいお年頃でしたが、弟誕生を今か今かと待ち望み、エコーで見る弟が楽しみで検診も一緒に行きたがりました。ともに、妊娠経過を知り、お産をサポートすることで女性に対して優しくできる心が育ってくれたと思います。

また、長女は2年生。ずっと末っ子で育ってきた甘えん坊でしたが、私の妊娠により、責任感と優しさがぐんと増したように思います。女の子なので、いつか自分が妊娠・出産したときにこの経験が役立ってくれると思います。

もちろん、パパもそんな子供たちのリーダーのように、重い荷物を持たせたらダメだよ。とか、家事を分担してママを助けようね。など子どもたちにいろいろな声掛けをしてくれ、上二人の誕生の話しや、名前の由来など話して聞かせていました。

そんな、家族のサポートを受けながら、予定日より2週間早く陣痛が始まりました。

パパは会社から飛んできて、子どもたちもタイミングよく学校から帰宅し、みんなで第三子の誕生の瞬間を分かち合うことができました。

生まれる間際まで、家族みんなが私の枕元に立ち、うちわで扇ぎ、「がんばれ!がんばれ!」と応援してくれました。

おかげで、辛くても弱音をはいてる場合じゃない!!ととても元気づけられました

今でも、第三子の誕生は家族みんなで話しができるいい思い出になっています。

ま と め

立ち会い出産をするには、ママだけの希望でなく、周りの人達の意見を聞くこともとても大切です。

誕生の瞬間を分かち合える感動の出来事ではありますが、出産の時のママは、周りに構っている余裕はなく、痛みのため表情がこわばったり、声が出てしまったりもします。また、排泄物が出てしまうこともあります。

様々なことをしっかりと考え、立ち会い出産を希望するかどうか考えましょう。

ほとんどの方たちが。「感動した」、「奥さんを大切にしようと思った」とおっしゃっていますが、立ち会い出産についても意見は様々です。

パパや家族の意見もしっかりと聞いてみんなで納得のいく素敵な出産ができたら嬉しいですね。

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