栄養豊富なグリーンピースを食べて健康になる方法

グリーンピースってどんなイメージですか?焼売の上にのっかってる。チャーハンやピラフに入って食べにくい。ミックスベジタブルの中身のひとつ?あれって彩りでしょ?と思っている方や嫌いで食べない人も多いのでは?でもそんなグリーンピースは実はとても栄養豊富な食べ物なのです。

グリーンピースってどんな食べ物?

グリンピース

出典:http://www.theguardian.com

グリーンピースはさやえんどう豆が完全に熟す前の実のことです。
エンドウは、若い芽を食べる「豆苗(とうみょう)」、若い状態でさやごと食べる「サヤエンドウ」、未成熟な実を食べる「グリーンピース」、完熟した「えんどう豆」と種類や成熟過程によって呼び方が変わってきます。

未成熟とはいえ、グリーンピースにはたんぱく質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、鉄分やカリウムやモリブデンなどのミネラル、食物繊維など、豊富な栄養素が含まれているのです。

特に食物繊維は不溶性食物繊維がほとんどで、これは腸内の老廃物を吸収し、便秘を解消して体外に排出する役割があり、ダイエットに適した食物と言えるでしょう。

グリーンピースの栄養素はどんないいことがあるの?

ファミリー

出典:http://pixshark.com

グリーンピースに含まれるたんぱく質は美しい毛髪や皮膚などの身体の部分を作るのに欠かせない栄養素です。

■ビタミンA
粘膜を健康に保ち、感染の予防に役立ちます。

■ビタミンB1
疲労回復や肩こり・めまいなどの症状を改善します。

■ビタミンB2
「発育のビタミン」と言われ、成長を促進し、皮膚や髪、爪などの細胞の再生にかかわります。

■ビタミンB6
動脈硬化や脂肪肝を予防し、神経機能を正常化させるほか、つわりを抑える効果もあります。

■ビタミンC
美肌・美白のほか、免疫力が高まることにより、風邪などの予防効果があります。

■ビタミンE
強い抗酸化作用によって活性酸素の働きを抑えてガンなどの生活習慣病の予防に効果があります。

■ビタミンK
正常な血液の凝固に不可欠で胎児の成長のためにも妊婦には絶対必要な栄養素です。

■鉄分
血液が体のすみずみまで酸素を運搬したり、筋肉が収縮したり、コラーゲンを合成したりするのを助ける働きがあります。 鉄不足は貧血を招くうえ、筋力低下の原因にもなります。

■カリウム
体内の余分な塩分を排出する役目があります。

■モリデブン
肝臓や腎臓に多く存在し、体内での代謝や体の中に入った有害物質を分解する酵素の成分として必要なミネラルです。鉄分の働きを高め、造血に関わる作用があることから、「血のミネラル」とも言われています。
このような大変身体に良い栄養素がバランスよく摂れるのがグリーンピースなのです。

グリーンピースの美味しい食べ方

グリンピースご飯

出典:http://japanesefood.about.com

グリーンピースの旬は4~6月。缶詰や冷凍食品で一年中食べられますが、この時期のグリーンピースは甘く、瑞々しく、グリーンピースのイメージを覆す美味しさなのです。旬のグリーンピースは必ずさやつきのものを買ってください。グリーンピースはさやから出すとすぐに固くなってしまいます。さやつきの柔らかいもの買って調理する直前にさやから出すことが、旬のグリーンピースの美味しさを楽しむ最大のコツです。ちょっと面倒なさやむきはお子さんなど家族みんなを巻き込んでやると時間短縮できるかも知れません。

また、美味しいグリーンピースの見分け方には次の点に気を付けて買ってください。
・さやの緑が濃くはりがあるもの
・実がしっかり入っているもの
・粒の大きさがそろっているもの
・粒がふっくらしているもの
・ひげがピンと張っているもの

一般的な食べ方は塩茹でです。さやから出したグリーンピースをたっぷりの沸騰したお湯に塩を入れて茹で、やや硬めのところで火を止めてそのまま冷めるまで置いておきます。そのまま冷ましておくことによって、しわにならないぷっくりしたグリーンピースを味わうことが出来ます。

これを酒と塩で炊いたごはんに混ぜて豆ごはんにしても良し。サラダなどいろんな料理のトッピングにするも良し。美味しい食べ方を工夫してみてください。

グリーンピース嫌いには

グリンピーススープ

出典:http://www.chow.com

こんなに栄養があるのが分かっていてもどうしてもグリーンピースが嫌いな方、きっといますよね?

レシピサイトのクックパッドにはグリーンピース嫌いの人のためのレシピがいろいろ載っています。
例えば
・片栗粉をつけてからりとするまで炒めて塩を振る
・ブレンダ―で細かく砕いて牛乳、コンソメ、小麦粉、コーンスターチと混ぜて細切りにしてオーブンで焼く(プリッツ)
・うぐいす餡を作る
・玉ねぎと一緒にバターで炒めて牛乳、コンソメで煮込んでミキサーにかけてスープにする

何かチャレンジして自分の食べられるレパートリーを増やしてみてはいかがでしょう。なんといっても食べないのはもったいない栄養たっぷりのグリーンピースなのですから。

栄養豊富なグリーンピースの魅力はいかがでしたか?

ただの彩りや付け合わせ程度に思っていたグリーンピースが、たんぱく質やビタミン、ミネラルといった栄養素が豊富にバランス良く含まれている健康にいい食材だったなんてとても意外だったのではないでしょうか?
栄養豊富なグリーンピースを健康な生活を送るために早速毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?

  
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