神経痛の症状を紹介!腕や足に発生する痛みの特徴は?

神経痛の症状は人に伝えようにも言葉にしにくく、とても辛いものです。神経痛の症状が続くと気分も落ち込んでしまい、気にしすぎてストレスを抱えてしまうことにもなりかねません。

神経痛の症状は日常生活の中でいかに予防するかが大切です。神経痛のことを理解して、痛みや体と上手く付き合っていくようにしましょう。

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神経痛とは

神経1

神経痛とは、なにかのきっかけや原因によって、体のすみずみにまで広がっている神経が刺激され、炎症することで感じる痛みのことです。末梢神経にあらわれる痛みを神経痛といいます。

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ヒトの神経

神経2

人間の神経は中枢神経と末梢神経の2つに分かれます。脳や脊髄などの神経を中枢神経といい、それ以外を末梢神経と便宜上分けられています。

中枢神経

脳や脊髄 本能や意思決定をする司令塔の役割を果たしています。

末梢神経

中枢神経以外の細かい神経をまとめて末梢神経と呼びます。中枢神経からの指令を受け取り、外部からの刺激を中枢に返す働きをしています。末梢神経はさらに自律神経系と体制神経系に分かれます。

・自律神経系

「交感神経と副交感神経」
内臓の働きを司り、機能をコントロールしています。

・体制神経系

「運動神経と感覚神経(知覚神経)」
体や内臓の筋肉や運動機能を司り、感覚や知覚(寒冷感、触覚、痛覚)を感じ、脳に伝えます。

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神経痛の種類と症状

神経3

末梢神経に起こる痛みをまとめて「神経痛」と呼びます。

末梢神経が炎症したり、圧迫されることで、ズキズキ、ビリビリ、ジンジン、ヒリヒリといわれるような鋭い痛み、焼けるような痛みがあります。発作的に強い痛みが出て、短時間でおさまりますが、「波がある」といわれるように、繰り返し襲ってくることもあります。発作と発作の間は痛みがないのも特徴です。

季節や気圧、天気の変化などが影響することもあります。また、原因が不明のものと、はっきりわかっているものがあります。

頭部神経痛

頭部に感じる痛みのなかで、神経痛によるものは2つあります。

・後頭神経痛

首の後ろから、後頭部、頭頂部にかけて広がっている感覚神経で、夜寝てる時にピリピリとした痛みを感じることが多いです。まくらなどで首の後ろ側を圧迫されることが原因ではないかと考えられます。

・三叉神経痛

三叉神経は顔の感覚を司っています。温度や痛み、触られたなどの感覚です。食べ物を噛んだり、洗顔や歯磨きなどをするとピリッと痛みます。

よく比較される顔面神経痛は、顔の筋肉を動かす神経が痛むものです。

眼窩神経痛

疲れ目、ドライアイなど眼精疲労などによって、目の奥やこめかみが痛むことがあります。ひどい場合は頭痛やめまい、吐き気を伴ないます。

舌咽神経痛

喉の奥や舌の奥が痛む珍しい病気です。

肋間神経痛

肋骨の骨と骨の間にある神経が痛む症状です。姿勢を悪くしていて神経が圧迫された時や、体を動かした時などにあらわれます。骨の変形などで圧迫される場合や、帯状疱疹が原因になることもあります。激しい痛みが特徴です。

坐骨神経痛

坐骨神経は背骨から出て、おしり、太ももの裏側、ふくらはぎ、足の裏、つま先にかけて走っていて、末梢神経の中で一番大きな神経です。

・腰椎椎間板ヘルニア

坐骨神経痛の原因で最も多く、腰から片側の足にかけて痛みやしびれがあらわれます。姿勢を悪くしていたり、スポーツなどで腰に負担がかかると、骨と骨の間にある椎間板が飛び出して、すぐ近くにある坐骨神経を圧迫することで症状が起こります。

・腰部脊柱管狭窄症

脊柱管は背骨の真ん中にあり、その中に神経が通っています。主に加齢によって脊柱管がつぶれて狭くなり、神経を圧迫します。腰を反る動作をすると痛みます。歩いているとしびれや痛みがでてきて、休憩すると良くなるのが特徴です。

大腿外側皮神経痛

太ももの前面と側面の皮膚の感覚を司る神経で、骨盤の歪み、きつい服やベルト、締め付ける下着、妊娠や肥満などで股関節を圧迫するとしびれや痛みがあらわれます。

手根管症候群

手の神経が通っている手根管という管の中で圧迫、刺激されると、手のひらや指先にしびれ・痛みなどの症状があらわれます。握ったり掴んだりといった動作が不便になります。小指はしびれないのが特徴です。

ヘルペス後神経痛(帯状疱疹後神経痛)

帯状疱疹の後遺症として、神経痛が起きることがあります。帯状疱疹にかかったときに神経を傷つけてしまうことが原因と考えられていて、発症後3ヶ月経っても痛みが残る場合をいいます。

高齢者に多く発症し、初期に重症な人ほど痛みが残りやすいといわれています。帯状疱疹については、帯状疱疹はうつるの?治療するには薬が効果的?の記事を参考にして下さい!

糖尿病神経症

糖尿病が原因で、手足がしびれたり痛むことがあります。糖尿病による神経痛は三大合併症の1つで、初期の頃からあらわれます。

高血糖の状態によって、神経が壊れて痛みやしびれがでます。症状が進むと壊れる神経もなくなり、痛みすら感じなくなってしまうので注意が必要な病気です。

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神経痛の対策

神経4

痛みがある時は安静にしましょう。なるべく痛みを感じないような楽な姿勢で横になり、呼吸を整えてリラックスします。くしゃみや咳などもなるべく負担がかからないような方法でそっとしましょう。体が冷えないようにします。

職業による腰痛などは、ついガマンしてしまいがちです。しかし、慢性化してしまう前に病院に行き、早期発見、早期治療につなげていきましょう。

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神経痛の予防

神経5

神経痛の症状はいつどこに発生するか分かりません。普段から健康的な生活を送るように心がけましょう。

ストレス

慢性疲労や睡眠不足でいると、ちょっとした痛みでも強く感じてしまいます。不安や心配を抱えていると、なんでもないようなことでも深刻に捉えすぎてしまい、ストレスや痛みに対して弱くなってしまいます。あまりくよくよせず、元気に過ごしてストレスをためないようにしましょう。

規則正しい生活

健康的で規則正しい生活を送ることは、痛みに対してもとても大切です。

高カロリーで脂っぽい食事を避け、早寝早起きでよい睡眠をとるようにしましょう。睡眠不足は痛みに対して過剰に反応します。適度な運動は体の柔軟性や体力の向上、肥満防止などにも有効です。

冬は体が冷えて痛みに敏感になったり、怪我をしやすくなります。寒い時こそ運動をして、こりをほぐし血行をよくし、冷え性を改善するように心がけましょう。喫煙や飲酒は控えましょう。

よい姿勢を保つ

姿勢を悪くしていると体のあちこちに負担がかかり、神経を圧迫します。座っている時は背筋を伸ばして、首や肩に負担がかからないようにしましょう。

猫背は胃や腸など消化に負担をかけるともいわれます。背骨にはたくさんの神経が通っているので、流れを止めないようによい姿勢をキープしましょう。

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まとめ

神経痛の症状についてまとめておきます。

神経痛は神経への刺激や炎症が痛みを引き起こす。
痛みはトラブルや異常を伝えるサインですが、原因がわからないことも多い。
神経痛は身体中どこにでも起こりうる。
糖尿病に心当たりがある人は、手足のしびれや痛みは初期症状かもしれない。
ストレスや冷え性を解消し、規則正しい生活を心がける。

骨や体を支えるために、適度な筋肉は必要です。日頃から体を動かすことに慣れていれば、不要な怪我や痛みを予防できます。普段はなんとも思わないですが、痛みがあると健康のありがたさを痛感します。この痛みを忘れないで、健康で元気な毎日を過ごせるように日頃から気をつけましょう。

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