現在付き合っていたり結婚しているパートナーがいるのに、昔の彼氏が夢に現れては心を乱されることってありませんか?
私まだ好きなのかな?後悔しているのかな?考え出すとキリがありませんし答えが出なくてなんだか悶々としてしまいます。今の彼氏に対する罪悪感もあるし、相談することも憚られるので余計なことを考えてしまいます。
元彼が夢の中に頻繁に出て来てしまう意味について紹介していきます。
元彼が夢に出て来てしまう4つの意味
シュチュエーションごとに元彼が夢に出て来てしまう意味について紹介していきます。
自分の夢の内容にどんな意味があるのかを理解して気持ちの整理をしましょう。
元彼に振られる夢:気持ちの整理をしている
元彼と付き合っている設定で振られてしまう夢をみた場合、元彼と別れたことに後悔している気持ちの表れの可能性があります。
元彼に振られた場合は元彼との復縁を願っているシンプルなパターン。
自分がフったのに元彼に振られる夢をみた場合は逆にフってしまったことで相手を傷つけていないか、相手に謝りたい、せめて友達に戻りたいなどと罪悪感の気持ちが夢として表れているのです。
元彼に振られることで自分を傷つけて痛みを負うことで罪悪感を解消しようとしています。
元彼といい雰囲気になっている夢:現実ではできないことをする
元彼とキスしている、されている、エッチ(セックスなど)なことをしている、デートをしている夢。これらは他の男との浮気を自分が自制している気持ちが強い時に見る夢です。
つまり、今の彼氏や旦那さん一筋で一途にいきていこうと強く思っていることの表れです。
現実世界では絶対にできないことの鬱憤を夢の中で脳が勝手に晴らしてくれています。
欲求不満と言えばそうなりますが、特に自分が浮気や刺激を求めているからそんな夢をみているのではなく、逆に本心では慎ましく一途であることを望んでいることの表れでしょう。
元彼と復縁する夢:予知夢・冷静に連絡を取るべきか思考中
元彼から電話がかかって来て縁を戻そうという話になったり、久しぶりに会って話をして縁を戻すなど復縁の夢を見るときは自分の願望や、元彼の男性があなたと会いたい・話したいと思っていることを予知する夢の可能性があります。
夢をみている主が復縁を願っている場合に見る確率が高く、深層心理では連絡などを取りたいと思っているでしょう。
そうでない場合は、「別れた」という現実を冷静に受け止めている段階ということの暗示でもあります。自分の心にはどちらの気持ちが存在しているのかを考え直して見るといいでしょう。
元彼が登場する怖い夢:相手のアプローチに期待している
元彼に襲われる夢や、怖い人に追いかけられて一緒に逃げる夢、事故に遭う夢など現実味のないSFチックな夢や命の危険を感じる夢は相手からの連絡や、相手がまだ自分のことを思っていて復縁を期待しているだろうなどと相手のアプローチに過度な期待をしている気持ちの表れです。
非現実的な内容であればあるほど、勘違いしているケースが多く、ただの妄想である可能性が高いです。
若い人や刺激的な生活を求めている人ほどよく見る傾向があるのであまり過度に期待ばかりして現実逃避をしないよう注意しましょう。
どうして人は夢を見るのか?
どうして人は夢をみてしまうのでしょうか?科学的に夢にどんな意味があり、脳が何を目的に人に夢を見せているのか、夢占いの観点ではなく、科学的な観点から夢の持つ特性についても知っていきましょう。
人が夢を見るのはレム睡眠の時
まず人が夢を見るのはレム睡眠の時と言われています。
レム睡眠は急速眼球運動を伴う睡眠で、眠りが浅い状態の時のことを言います。脳が活発に働いていて体が休んでいる状態の時です。
人は体と脳を交互に休ませレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し睡眠の質を保っています。
このレム睡眠の時間が長ければ長いほど人は夢を見やすくなります。
つまり眠りが浅い時間が長く、あまり深く眠れていない軽い睡眠障害が発生していることを意味しているものでもあります。
もし夢を毎日のように見ているのであればそれは、元彼云々の話ではなく寝具や睡眠前の行動に問題があるのかもしれません。
夢は無意味な記憶をつなげたもの
夢について研究している日本睡眠学会の学者の方々は夢には特に意味があるかどうかを断定することはできないとしています。
どうしてなんのために人間が夢を見ているかについてはまだ詳しいことはわかっていません。憶測の段階であれこれ言ってこの夢はこんな意味があるだとかいう占いにはなんの根拠もないのであまり深刻にならないようにとも話しています。
夢の正体はズバリ記憶!脳の中にしまわれている記憶が夢となってストーリーかされたものが夢であるとの考え方が有力です。
人間は寝ている時に記憶の整理をします。
実際に寝ている人と寝ていない人とでは記憶力の蓄積に差がありました。寝ている時に無駄な記憶を消去して整理することでより引き出しやすくしているのです。
その作業中に引き出された記憶に無理やりストーリーをつけて脳中で映像化されたものが夢であるという考え方です。
よりショッキングなシーンほど強く残る
心的外傷後ストレス障害(PTSD)やトラウマにも代表されるように、非常に心に深い傷を負ってしまった経験ほど夢に繰り返し出てきやすいという特徴があります。
戦争や自然災害や人的災害や事故・事件などに巻き込まれた経験のある人にもよく見られる現象です。
普段の生活の中でも喧嘩をしたシーンや、別れるなどのショッキングなシーンも深い心の傷となり夢に出やすい傾向があるでしょう。
これは自分の傷だけでなく感受性の高い人であれば人の傷まで夢に出てしまうこともあります。精神的に負担が大きくなっている証拠ですので誰か相談できる人がそばにいると楽になるでしょう。
元彼の夢を見た時の対処法
元彼の夢を見てしまった時の対処法について紹介していきます。
人に話した方がいいのか、誰にも言わない方がいいのか元彼に連絡して見るのかどの行動を選択することが最適なのかについて見ていきましょう。
悪い夢を見た時は人に話そう
今の彼氏と別れて元彼とよりを戻す夢など自分が望んでもいない悪い夢を見た時は誰か他の人に話すようにしましょう。
悪い夢は人に話す、いい夢は人には話さないというのが正しい対処法です。
いい夢は現実に、悪い夢は現実にならないというジンクスがありますので夢の内容によって人に話すかどうかを選択することが大切です。
話す人に注意
できるだけくだらない話でも付き合ってくれる友達を選んで話すようにしましょう。
真に受けるタイプの友達だと、変に話を広げられてしまって「あんたまだ元彼のこと好きなの!?」と拡散されてしまったり、「ガキじゃないんだから」とバカにされて気分を害すことに繋がります。
逆に本気で相談に乗ってくれるスピリチュアルな女性もめんどくさいので「うん、うん、大変だったね」と聞き流してくれるくらいドライの人が最適でしょう。
夢を書き起こす
あなたが元彼と縁を戻したいと考えている前提で述べさせていただきます。
元彼と縁を戻したいのであればいい夢をしっかり正夢に変えていくことが重要。そのために役立つのが夢を書き起こして夢の内容を明確に思い出すこと。
夢の中できていた服や、話したセリフの内容などを明確にして元彼とそんな出来事があったということに感謝します。
実際に元彼と夢の中であえて良い関係になれたことに先に感謝してしまうことが重要で、自分の望みが具現化したことに感謝することで潜在意識の中で陽の波長が生まれ、現実にもその夢が引き起こされる「引き寄せ効果」を生み出すことができます。
楽しみながら元彼との復縁にチャレンジすることが重要なポイントですので、マイナスの気持ちにならないように陽の感情を強く作りだして夢を正夢に変えていきましょう。
客観的に否定する
もし自分が元彼との復縁を求めていない場合、客観的に自分の奥底にあるかもしれない欲求や未練に対して明確に否定することが重要です。
”バーナム効果”という事象がありまして、これは客観的に専門家や他者から「あなたは自身があるかもしれないけれど深層心理で実は不安を抱えている」と言い切られてしまうと、自分の中でそれを否定することができずに、ズルズルと「そうかもしれない」と思い込み、その思い込みが実際に実現になったりすることをさす効果のことです。
結局は思い込みが自信に繋がり、自信が考え方に繋がって、考え方は言動に変わって、それが運命になるという流れです。
自分が迷っている状態はいかなる望みも引き寄せることができないので、強く思い込むことが第一歩です。
元彼との復縁を求めていない、現在の彼氏と幸せな生活を築きたいと考えているのであればそこを信じ込んで、「自分は今の彼と幸せになりたい!」「今の彼氏と絶対に幸せになる」と信じることから初めて運命を引き寄せましょう。
まとめ
夢は曖昧で人の心を惑わすものです。
変に夢を見ている時は感情や感覚がリアルで、ドキドキや興奮を錯覚して本当に相手のことが好きなのかと勘違いしてしまうので、元彼など特に好意を寄せやすい人物が登場してきた時はかなり心を惑わされます。
しかし本当に大事なものは現実にしかありません。現実が全てです。夢の世界の映像に惑わされて本当に大事なものを見誤らないように注意しましょう。
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