皆でいっしょにいても、何かふとした瞬間に下品だなという印象を与えてしまう人っていますよね。下品な言動というのは周囲に不快感を感じさせ、品性を疑われます。
そういった人は、どんなに人が良くてもあまり近づきたくなかったり、接したくないですよね。しかし、自分を省みてみると、自分自身の行為も下品なのかもしれないとふと心配になるのではないでしょうか。
この記事では、下品な人とはどういった特徴があるのか、なにを気をつけていきたいのかをご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
身近な人で下品だと思ってしまう原因ってどんなものがあるの?
身近な人で、何だかあの人は下品だなと感じることがありますよね。もちろんいやらしいことをしている訳ではなくて、みていて何だか不快だなと思われるような行動を取ってしまっている人です。
しかし、それを具体的に説明できる人は少ないのではないでしょうか。しかし、そういった特徴を知っているか知っていないかで、自分自身も下品な人にならないように心がけることができますよね。
それでは早速、下品な人にはどういった特徴があるのか見ていきましょう。
他の人の評価やうわさ話などに異常にこだわっている
皆でおしゃべりをしている時に、他の人のうわさ話などになることがありますよね。そういったうわさ話というのは、たいてい根拠がなく、いい話ではないことが多いです。しかし、どんな場所でもうわさの話題の時だけ生き生きとしている人がいますよね。
本当にそれが正しい情報かわからないのに、他人の事をうわさするのが楽しいからと話しているのは下品だと思われてしまいます。どんなに嫌いな人であっても、表に出さずにいるのが本当に上品な人ですよね。
もちろんほかの人の評価なども気になってしまうかもしれませんが、そこに固執することで、自分自身の評価も下がってしまいますよ。そういった気持を少し抑える努力をしてみましょう。
普通であれば身につけてあるはずの礼儀や一般常識がない
家に招いた時に靴を揃えなかったり、お年寄りに頑として席を譲らないなど、普通は身につけているはずの一般常識がない人って下品に思えますよね。特に、TPOをわきまえることができないのは下品を通り越して呆れられてしまいます。
また、本人がそういった礼儀などがないことに対して恥じていたり、反省しているのならばまだしも、なにも気づいておらずにお気楽にしていると周りからかなり反感を買ってしまいます。
小さい時に習うことができなかったのは仕方がないことですが、大人になるにつれて、自主的にそういった事を学ぶようにしましょう。後で恥ずかしい思いをするのはなによりも自分ですよ。
視線が不躾で遠慮なく見たり、避けたりしてしまう
障害者の方をあからさまに避けたり、高級バッグなどをガン見したりと、視線が不躾だったり、行動があからさまな人っていますよね。感情が素直に出てしまうのは仕方のないことですが、あまりにも失礼です。
自分とは少し違う人に対して、避けてしまう行動は仕方ないことですが、それでも自分が出来ることは何なのか、普通に接することが一番なのではないのかと考えられないのは人として駄目です。
また、自分が興味のあるものなどをあからさまに見るなど、あまりにも失礼です。その時に環状が顔に出てしまっていたらなおさらですよ。ぜひ、視線や行動を自分の感情のままに動かさないように考えて行動しましょう。
言葉遣いが悪かったり、態度が悪い
最後に一番良くないのが、言葉遣いです。なにも、昔の本のような話し方をしろと言うわけではありません。しかし、流行り言葉ばかり使っているのって何だか若作りのようで軽蔑されてしまいます。
また、言葉遣いが悪いと、所詮その程度の人間だと思われてしまいます。本当はもっと適切な言い方があるのに、相手への尊重などが示されていないと、話し相手も失望してしまいます。
また、言葉遣いと同様に、態度も同じです。どのような人であっても同じように丁寧に接するように心がけましょう。
無意識にしやすい下品だと見られやすい行動って?
下品な人の特徴について見ていきましたが、自分はそうではないと思った方も多いのではないでしょうか。しかし、無意識の内に下品というものは出てしまうものです。
特に、普通に生活している中で、この人は下品だなと思われやすい行動があります。本当は下品ではなくても、そういった行動をすることで誤解されてしまうのは非常に勿体無いですよね。
ぜひ、自分に当てはまるものがないか一度確認してみてくださいね。
鼻水などが出た時に噛むのではなくすすってしまう
まず最初に注意しておきたいのは、鼻水がでたときに、かまずにそのまますする人です。これは、ティッシュなどを持ち歩いていないような人だと思われてしまいますし、すすっている劣ってあまりいいものではないですよね。
特に花粉症の人などはマスクをとって、また噛むと更にひどくなってしまうので難しこともあるかもしれません。しかし、きちんとこまめに噛むようにしましょう。また、どうしてもすすってしまう時にも音を出さないようにしましょう。
こういった事をしないためには、すぐに出せるような位置にティッシュを入れましょう。また、あまり安いものだと鼻が荒れて、ティッシュを返って使いたくなくなってしまうので、鼻をいたわっているものを選ぶようにしましょう。
サービスや、クーポン情報にこだわる
次に、これは人によるものですが、サービスやクーポン情報に異常に拘る人です。しかし、これは価値観の問題で、クーポンを使うためにあらかじめ一緒に来ているのであれば使うのが良いことです。
また、そういったサービスなどは受けといておいたほうがお得だと考える人同士では問題はありません。自分自身がそういったサービスやクーポン情報に目がないと言う場合には、そういったものが好きな人であったり、それを見せても嫌われないような人と行くようにしましょう。
これはあくまでも価値観の問題ですが、クーポンなどを下品だと感じるような人にとっては、嫌われてしまう原因になってしまいます。また、大切なときなどにも、カッコつけたいのであればあまり使わないようにしましょう。
他の人の個人情報や大切なものを無理に見ようとする
次に、自分以外の人の携帯や、スケジュール帳などを見たがる人っていますよね。どんなに隠していても、後ろから、横から覗き見てくる人って本当に嫌がられてしまいます。
そういった物は、何かやましいものがなかったとしても、自分の大切なものなどがつまっています。そのため、見られてしまったら恥ずかしいという思いで隠している人も多いです。
そういったものを無理に覗き見るというのは、信頼関係が崩れていってしまいますし、それを少し見たところでなにも知ることは出来ません。気になるのは分かりますが、むしろその気になるところを話したくなるように誘導するようにしましょう。
身近なものが汚く、整理整頓なども苦手
何だか知らないけれど、整理整頓がとても苦手な人っていますよね。それだけならまだしも、身につけているものなどが小汚かったりすると、自分のものも管理することができない下品な人間だと思われてしまいます。
バッグや靴など、安物であったとしても、綺麗に保つことで使い続けることは出来ます。また、汚れがついた高いニットより、新品の安いニットのほうがきれいに見えますよね。
そういったバランスをきちんと考えて、身につけるようにしましょう。また、整理整頓が苦手なのであれば、どのようにすればきれいになるのか色々と工夫して、少しでも改善できるように努力しましょう。
どんなに取り繕っても振られてしまう女性の理由は下品だからって本当?
最初は仲良くやれるのに、なぜか振られる理由がいつも下品だから、ってどうしてなのか本当に分からないとお悩みの女性はいるのではないでしょうか。恋をしている段階なら可愛らしく思えた下品さも、だんだん付き合いが長くなってくるとイライラの原因になってしまいます。
しかし、どこが下品だと感じたのか分からないと改善しようがないですよね。また、女性らしくない大らかであると思っていたら、下品なだけだったこともあります。
ぜひ、自分はどれに当てはまっているのか一度チェックしてみて、改善するようにしましょう。
ざっくばらんになんでも話してくれるのと、汚い言葉を使うのは違う
なんでも話してくれるような関係って恋人同士で一番理想的ですよね。だんだん仲良くなればなるほど、敬語がとれて、少し悪口のようなことを言っても笑いになる関係はかなり気楽なのではないでしょうか。
しかし、そうだからといって、汚い言葉をバンバン使うのは違います。仲良くなって、お前と呼ばれてしまうと、彼氏からしてみれば、彼女を可愛い存在には思えなくなってしまいます。
なんでも話せる関係と、汚い言葉を使う関係というのは似ているかもしれませんが全く違います。どんなに仲良くなっても、彼氏に対して汚い言葉を使うことは止めるようにしましょう。
楽しそうに笑っても下品な笑い方は見ていて苦痛
よく笑う女の子が好きという話はよく聞きますよね。それを真に受けて、いつも笑っていたのに、どうして振られてしまったのかわからないという方はもしかすると、笑い方がいけなかったのかもしれません。
どんなに楽しそうに笑っていても、下品な笑い方というのはマイナスです。下品な笑い方というのは、大声を上げてゲラゲラ笑い続けたり、引き笑いをひきずったりと、見苦しいし、聞いててもあまりよくありません。
ただ微笑むだけが良いというわけではなく、本当に楽しそうに笑う方法を、女優さんなどから学んで実践するようにしましょう。
髪の毛や歯などを綺麗にしていないのはかなりマイナスポイント
すきになってくれたんだから、ありのままでいいと、結婚などを考え始めるとだんだん身だしなみも手抜きになってくるのではないでしょうか。特に服装などに気を使っていても、髪の毛や歯に意識が向いていない方もいるかもしれません。
しかし、そういった髪の毛などは特に男性が見ている所です。逆に服装に目を向けている人は少ないです。斜め上の努力をする前に、基本的なところを頑張って見るようにしましょう。
直ぐに結果がでないからこそ、こまめに努力を継続することが大切です。また、そういった頑張る姿を応援したくなりますよ。
音を立てて動く人は一緒に過ごせないと思われる
ドアを閉める時に、大きな音を出してないでしょうか。また、その人が動くとなぜか非常に物音がうるさいっていることってありますよね。
しかし、そういった物音がうるさい人と一緒にいるのって中々苦痛ですよね。なぜなら、落ち着くことが出来ませんし、そういった他人を考える事が出来ない姿勢が下品であると思われてしまいます。
そういった人と一緒に過ごすことが出来ないし、安心して癒やされることが出来ないと思われてしまいうと、下品であることを原因に振られてしまいます。
下品にならないために気をつけておきたいポイントって?
下品であると、恋人にも振られてしまう可能性がありますし、本来仲良くできる友人が離れていってしまうこともあります。そういった事がないように、何よりも、下品から抜け出す努力をしてみましょう。
最初は難しいことかもしれませんが、だんだん自分のものになっていきます。習慣が身につけば、意識しなくても実践することが出来るようになります。難しくてもあきらめることなく、自分のために努力していってくださいね。
口に出す言葉をキレイなものに心がける
まず最初に心がけておきたいのは、話す内容です。まずは、お前、あいつなどといった汚い言葉を使うのを止めてみましょう。小さな時からそのほうが話しやすいかもしれませんが、一度離れてみることです。
どのような話し方をすればいいのかは、女優さんなどを参考にするようにしましょう。この時に、バラエティに多く出るようなタイプではなく、清楚系と言われているような人をお手本にするのがおすすめです。
どういった言葉遣いが好まれるのか研究し、それを実践してみましょう。
他人のことをじっと見つめすぎない
次に、他の人のことを不躾にじっと見るのを止めましょう。ついつい視線がそっちにいってしまうかもしれませんが、その人を見るのではなく、そちらの景色をぼんやりを見るようにしましょう。
少し視界の中に入って確認することができれば、好奇心も満足するはずです。また、いつもはぼんやりと景色を見るように心がけましょう。そこから個を見るというよりは、大きな塊をみるようにしましょう。
なにを見ているのか分からない人というのは、アンニュイで、どこかミステリアスですよね。そんな人がなにを考えているのかは非常に気になるのではないでしょうか。
損得だけを基準にものを考えるのを止めてみる
これまで、物事を考える時の基準が損得だったひとはいないでしょうか。しかし、損得だけを基準にすることによって、人との信頼関係などはなくなってしまいます。もちろんそこに固執したいのであれば固執すればいいですが、それでは発展することは出来ません。
自分の人生において、本当に大切な軸とは何なのか見つめ直すようにしましょう。色々な決断をする際に、そういった軸を中心に考える事が非常に重要です。また、損得だけを考えると、それらが通用しない時に困ってしまいます。
損得のみしか見られない人は、心が貧しい人間であるという価値観を持ち、じぶんはより豊かな考え方をするようになりましょう。
最低限の教養や常識を身につける
最後に見ていきたいのが、最低限の教養や常識を身に着けましょう。最近はマナー教室などもありますが、そういった所に一度いってみるのもいいかもしれません。マナーだけではなく、交友関係も広がり、そこから色々学ぶことが出来ます。マナー教室だけでなく、他にも最近はフラワーアレンジメントなどもおすすめですよ。
最初は学ぶのがたいへんかもしれませんが、だんだん楽しくなっていきますよ。自分から学ぶことで、人から言われるよりも確実に学び、吸収することができていきます。最初は戸惑うことが多い事もあるかもしれませんが、ぜひ、挑戦してみてくださいね。
まとめ
これまで下品な人について見ていきましたが、普段の自分の行動は当てはまっていたでしょうか。本当は自分は下品な性質を持っていなくても、些細な事から他人には下品だというイメージを持たれてしまいます。
また、人によっては下品である自覚がなくても周りからそう思われてしまうこともあります。自覚することは難しいことかもしれませんが、家族などに聞いてみるなどして、ぜひ、自分自身が理想とする人間に近づくことが出来るように努力していってくださいね。
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