爪を早く伸ばす方法とは?食べ物や保湿について!

『爪、はやく伸びないかなあ…』とお悩みではないですか?『うっかり深爪して、日常生活で爪が使えなくなってしまった』『ネイルサロンの予約をしているのに爪が折れてしまった』などなど、爪を伸ばしたいと思う状況は様々です。

『でも爪ってそうそうすぐに伸びてくれないものじゃないの?』

とお思いの方、爪を早く伸ばす方法についてまとめましたので、実践してみてください。

まずは爪の事をおさらい!

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まずは、爪のことについて知っておきましょう。

爪はどのくらいのスピードで伸びるの?

一般的に爪の伸びる速度は1日に約0.1mmなんだそうです。

ということは10日で1mm、1ヶ月で3mmほどしか伸びないので、かなりスローペースといえます…。しかし、足の爪はさらに遅く1日で0.05mmなので手の爪は比較的早いのでは?と思えて来る気がします。

なぜ足より手の爪の方が足の爪より成長スピードが速いのでしょう。実は手の爪は足の爪に比べて刺激が多く、早く新しい爪を作ろうと優先的に栄養が回ってくるからなんです。

また、爪の伸びには新陳代謝が影響しているので、夏は伸びやすく冬は伸びにくいそうです。

爪が早く伸びる年齢のピークは10歳から15歳で、年を取るほど厚みを増し伸びにくくなるようです。ちなみにお年寄りの足の爪が分厚いのは、長年の足への負担が原因の老化現象といわれています。

爪の中にある白い半月は何?

爪をよく見てみると、根本に白い部分があるのが分かります。

これは爪半月(そうはんげつ)と呼ばれ、まだ未完成の爪です。ネイリストさんの間ではルヌーラと呼ばれ水分を多く含んでいるので白く見えるのですが、爪の伸びによって水分がなくなり透明になります。

人によって爪半月がよく見えていたり、そうでもなかったりします。爪半月がよく見えると爪が伸びるのが早いと言われています。また、爪半月が見えないと不健康と思ってる方も多いと思いますが、医療的根拠はなにもなく生まれつきの要素や遺伝の要素が高いことがわかっています。

詳しくは、爪の白い部分について!ないのはマズい?増えるのは病気なの?を読んでおきましょう。

爪の成分は何で出来てるの?

固い爪なので骨と同じでカルシウムで出来ていると思いがちですが、爪は皮膚の仲間です。

爪の主な成分は髪の毛と同じケラチンというたんぱく質で出来ていて、残りは炭素と水分ですが、白い部分はすでに硬化(死んだ組織)しています。

つまり、爪を伸ばそうと思って食生活を意識するとしたら、カルシウムではなくタンパク質を取る必要があるということですね。

爪を早く伸ばす方法

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爪を早く伸ばすにはどうすれば良いのかを紹介します。

指に刺激を与える

足の爪に比べ、指の爪の方が伸びるスピードは早くなります。これは、指の方が刺激が多いので新しい爪がつくられやすい事が原因です。

ならば、指に刺激を与えていれば当然伸びるのも早くなる、ということですよね?

例を挙げるとするならばパソコンのキーボード打ちや料理などがお勧めですが、爪がある程度伸びている場合は折れてしまう危険も伴います。折れないように注意しながらなるべく指先に刺激を与えましょう。

マッサージをする

爪を早く伸ばすために、マッサージはとても有効です。爪だけではなく指の形も美しくなりますので時間があるときこまめにマッサージしましょう。

方法は簡単。お風呂やお風呂上りなど、血流のいい時に爪を反対の指で挟むようにして押したりひねったりしてください。爪と指先をもむイメージでやるといいでしょう。

やってみると分かりますが、爪の周りがポカポカと暖かくなり血の巡りが良くなったことを感じます。血流が良くなることで爪が伸びる速度があがります。

また、縦長の爪にしたい場合は、2本の指で爪の横幅をつまむように狭めるとだんだん爪が細長くなります。併せてやってみると形もよくなり一石二鳥です。

特に道具がいらないマッサージなので、思い立った時に癖づけするようにしましょう。

爪を作る食べ物を食べる

爪はケラチンというタンパク質で出来ているのですが、タンパク質を爪に変えるためにはビタミンなどの栄養素も大切です。食事の時に以下の栄養素をきちんと意識すれば、爪の伸びるスピードを速める要素になりますので、ひとつひとつ確認してみましょう。

1.タンパク質

爪の主な成分であるタンパク質は、肉と魚に多く含まれます。脂肪が少ないものの方がタンパク質の割合が高いのでおすすめです。食材例としては

  • 納豆
  • ささみ
  • しらす
  • チーズ
  • 牛肉
  • まぐろ

が挙げられます。しらすを入れた納豆を1品付け加えたり、牛肉やささみを使ったメイン料理を食べる様意識すといいですね。

2.ビタミンA

ビタミンAもケラチンを作るのに大切な栄養素です。

ビタミンAが豊富な食べ物としては

  • レバー(鶏・豚)
  • うなぎ
  • にんじん
  • 卵黄

などに含まれています。特にダントツで鶏レバーに多く含まれますので、焼き鳥ではレバーを積極的に食べましょう。ビタミンAが不足すると、爪が乾燥して割れやすくなってしまいます。

3.ビタミンB2

ビタミンB2は、タンパク質をエネルギーに変える栄養素ですが、爪の細胞を再生させるのに必要な栄養素でもあります

  • うなぎ
  • 卵黄
  • 納豆

に含まれています。

4.鉄

鉄分といえば血を作る栄養素のイメージですよね。血は酸素を体に運ぶ役割があるので爪に酸素を運ぶためにも摂取したい栄養素です。

  • レバー
  • 納豆
  • ホウレンソウ
  • 切り干し大根

などに多く含まれます。

納豆、うなぎ、卵黄には爪を伸ばすために必要な栄養素が複数含まれていますので、爪を早く伸ばすにはこの3つの食材をメインに摂るといいと思います。

爪の保湿をする

爪や爪の周りの皮膚はとても乾燥しやすいので、爪を伸ばすためにも保湿は必須項目です。

保湿の方法にはどの様なものがあるのでしょうか。

1.キューティクルオイル

女性でネイルをされた事のある方は聞いた事がある方も多いのではないでしょうか。

キューティクルオイルとは、ネイルなどの後に塗る保湿オイルのことです。

マニキュアと同じ構造のボトルに入っていますので、蓋についている小さなハケで爪周りの皮膚に塗り保湿します。

キューティクルとは爪の甘皮部分を指し、甘皮の下部分で爪が作られるので甘皮を中心に保湿する事で爪の発育を促進する効果があります。

2.爪パック

爪パックとは、文字通り爪を保湿するためにするパックの事です。

顔などにするパックを爪に施すイメージが分かりやすいかと思います。

ドラックストアや通販で手軽に購入できますので、爪の保湿をしっかりして早く伸ばしたいという方におすすめです。

乾燥した爪は縦に線が入るので、自爪が乾燥していないかこまめにチェックしながら保湿しましょう。

爪を守る

今ある爪を守ることで、爪をはやく伸ばす事が出来ます。

1.爪の代わりに指の腹を使う

缶のタブや小銭を扱う際、爪を引っ掛ける事がありませんか?爪の強度が弱い場合には二枚爪になって剥がれてしまったりするので指の腹を使うことを心がけましょう。

せっかく伸びてきた爪が、タブをおこす時に割れてしまった…なんてことになったらがっかりしてしまいます。

2.ジェルネイルで補強する

爪が弱く、薄い人は伸びる前に割れてしまうことがあります。そんなときにはジェルネイルで爪を厚くし、補強することで綺麗に早く爪を伸ばす事が出来ます。

ジェルネイルは爪の補強以外にも、マニキュアの発色と艶が出やすい、長持ちしやすく爪を傷めにくいなどのメリットも併せもっていますので大変お勧めです。

ちなみに、深爪治療にもよくジェルネイルが使われています。爪を伸ばすだけではなく、ネイルベットと言われるピンク色の部分を増やす事によって美しい爪を作る事が出来ます。

爪を長く見せる

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ここまでがんばったのに、それでも爪が思う様に伸びない!という方は思い切って今ある爪を少しでも長く見せるように頑張りましょう。

ネイルで長く見せる

結婚式などのイベント用に爪を伸ばす必要があった方はネイルアートで爪を長く見せる事ができるので方法を紹介していきます。

1.爪の先端にラインストーンなどを置き、視線が爪先に集まる様にする

爪が短くても、爪先にストーンなどのワンポイントを置くことで深爪感が薄くなり爪と指を長く見せる事が出来ます。

逆に真ん中や根本にポイントを置いてしまうと、爪が短く見えるので注意しましょう。

2.カーブが深いフレンチネイルにする

フレンチネイルのカーブを深くし、自爪よりも深いラインでネイルアートをすると目の錯覚で爪を長く見せる事が出来ます。

3.スカルプチャーをつける

自爪に負担がかかりますが、アクリルの粉を使って人工爪を本当の爪につける『スカルプチャー』というネイルがあります。長さも自由に設定できますので、緊急時にはおすすめです。

甘皮を処理する

甘皮とは爪上皮(そうじょうひ)と呼ばれ、爪の根本と指の間に異物が入らない様に防いでいる皮膚組織です。しかし、甘皮はほおっておくと必要以上に広がってしまうので処理しておいた方がささくれなどにもならず安心です。

また、甘皮を取り除くと爪の面積が広がりますので爪が大きくなった印象を受けます。

爪が小さくなりすぎて違和感があるので伸ばしたい!と思う方はまず甘皮処理を行うと爪のイメージががらっと変わりますのでびっくりすると思います。

甘皮処理は自分でもできますが、間違った処理方法で傷になってしまう場合もありますので、出来ればネイルサロンで行いましょう。

最近は営業職などの男性の方も、清潔感を出すためネイルサロンで甘皮処理している方が多いそうです。

爪の形を変える

爪が逆台形のような形になっていると、ある一定の長さがあってもあまり長くすらっとした印象を受けません。

縦のラインを意識出来る様、スクエアオフといって角を少し削った長方形かラウンドというエッジをなるべく削り取る形で縦のラインを強調してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?爪を早く伸ばす方法がたくさんありましたね。ちょっと意外な方法もあったのではないでしょうか。

一概に爪を伸ばす方法、といっても様々な方法があります。『爪なんてそうそうすぐに伸びるものじゃない…』と落ち込む前に、方法をひとつづつ試してみるのもいいと思いますよ。

  
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