断乳後のケア方法を紹介!乳腺炎を起こさないために!

赤ちゃんが一人で歩けるようになって、離乳食も順調に進んできたら、次のステップとして断乳を考えるママも多いのではないでしょうか。断乳する為には、母乳を分泌している状態のおっぱいの、分泌を抑えなければいけません。

その為断乳時には、おっぱいのトラブルなどに注意をしながら断乳完了まで進めていく必要があり、きちんとしたケアが必要になります。 ここでは、断乳のケアや注意点についてまとめてみました。

断乳とは?

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断乳とは、ママの判断で授乳をやめる事をいいます。また、赤ちゃんが母乳を欲しがらなくなって自然に母乳が出なくなる事を卒乳といいます。断乳の場合には、まだ母乳を分泌しているおっぱいの分泌を抑える事になるので、様々なトラブルが起きやすい状態になります。

トラブルを避ける為にも、断乳時のケアを意識しながら断乳完了まで進めていきましょう。目安として、母乳の色が白色から透明に変わると断乳が完了になります。

断乳時のケア方法は?

うつ症状

断乳をするときに急に授乳をやめると、おっぱいがカチカチに張ってしまい、更に悪化すると乳腺炎を引き起こしてしまいます。おっぱいにトラブルが起きないようなケアをしながら、断乳完了まで進めていきましょう。

搾乳の間隔を空ける

母乳のサイクルは、乳腺に溜まっている母乳がなくなると、次の母乳を分泌し始めます。断乳を始めた頃は、母乳が溜まりおっぱいが張ってきますが、搾乳のし過ぎは、母乳の分泌を促す為、注意が必要です。

母乳の分泌量やおっぱいの状態によっても搾乳のペースは様々ですが、最初は出来るだけ1日1回を目安として搾乳するようにして、少しずつ2日、3日に1回へと間隔を伸ばしていきます。母乳が乳腺に溜まる時間が増える事で、次第に母乳の分泌量も減ってきます。

張りが強い時は圧抜きをする

断乳を始めた頃は特に、おっぱいに張りが強く出る事もあり、そのままにしておくと乳腺炎を起こす原因にもなります。おっぱいの張りが強い時には、5~6時間は空けるようにして、楽になる程度に少しだけ搾る「圧抜き」をします。

母乳の分泌を促さない為にも、搾りすぎないように注意しましょう。

張りがつらい時は冷やす

圧抜きをしてもおっぱいの張りがつらい時には、おっぱいを冷やすと母乳の分泌が抑えられて楽になります。

市販の冷却シートを使用したり、濡らしたおしぼりを幾つか保存袋等に入れて冷蔵庫で冷やしておくと、必用な時にすぐに使えて便利です。

乳首を刺激しないようにする

乳首を刺激すると、母乳の分泌を促します。母乳を搾るときには、乳首や乳頭で搾らないようにしましょう。

乳首を刺激しないように、おっぱい全体を両手で包み込むようにして、おにぎりを握るときのようなイメージで外側から優しく力を加えていくようにします。張りが強くて自分で搾れない時には、母乳外来や助産院を受診してサポートしてもらうようにしましょう。

断乳時の注意点

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断乳時には、おっぱいのトラブルを避ける為にも日常生活で、以下のような事に気を付けるようにしましょう。

高カロリー、高脂肪の食事は控える

高カロリー、高脂肪の食事を摂ると、母乳の質がドロドロになってしまいます。断乳時の乳腺に母乳が詰まりやすくなり、乳腺炎の原因にもなります。

和食を中心とした食事を心がけ、質の良いサラサラの母乳になるようにしましょう。

不安な時は専門のケアを受ける

母乳の分泌量が多い場合の断乳は、自分だけで母乳の分泌を抑制する事が難しい時もあります。搾乳した後の残乳や偏りが続くと、おっぱいのトラブルの原因にもなります。

残乳や偏りが気になる時は、母乳外来や助産院を受診してサポートしてもらうようにしましょう。

赤ちゃんのケアは?

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授乳は赤ちゃんとママのコミュニケーションの一つでもあります。赤ちゃんは、断乳して授乳のない生活に慣れるまでの間、不安定な状態になります。生活環境が変わる赤ちゃんへのケアも、大切にしたいですね。

寝付きやすい環境を心がける

断乳に慣れるまでは、夜泣きやぐずりが多くなる事もあります。ぐずりがひどい時には、麦茶等を飲ませて落ち着かせるようにしたり、昼間に沢山遊ばせて夜に寝付きやすくなるような工夫をしましょう。

中途半端に授乳をしない

断乳を決めたら、赤ちゃんが泣いておっぱいを欲しがっても、あげないようにしましょう。断乳の生活に慣れてくれば、赤ちゃんも受け入れられるようになります。

授乳をしたりしなかったりすると、赤ちゃんも戸惑い、反って可哀想な状態になります。断乳をすると決めたら、赤ちゃんの為にも授乳をしないようにしましょう。

コミュニケーションを多く取る

断乳の生活に慣れるまでは、夜泣きやぐずり等が多くなる場合もあります。授乳が無くなった赤ちゃんが安心できるように、スキンシップや赤ちゃんと遊ぶ時間等を、沢山作るようにしてあげましょう。

乳腺炎の症状とは?

子宮外妊娠 兆候

乳腺に母乳が詰まった状態のままでいると、炎症をおこして乳腺炎になってしまいます。乳腺炎になると、赤くなる、しこりが出来る、痛みがある、発熱等の症状が出ます。悪化すると、高熱が出る事もあります。

これらの症状が出た時には、症状によって適切な治療が必要になります。産婦人科や助産院を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

乳腺炎の予防法

乳腺炎にならないようにする為には、母乳が乳腺に詰まらないようにする事が重要です。その為には、質をの良い詰まりにくい母乳にする必要があります。水分が足りなかったり、高カロリーの食事や高脂肪の食事を摂ると、母乳がドロドロになってしまい、詰まりやすい母乳になってしまいます。野菜や魚を中心にした、バランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。

また、しこりやおっぱいの張りが強い時には、我慢し過ぎて悪化させないように、母乳外来や助産院で適切なケアを受けるようにしましょう。

乳腺炎の治療法

乳腺炎の症状や程度によっても異なりますが、軽い場合は、適切なマッサージで詰まっている乳腺を開通させる事で、治まってきます。

高熱が出たり悪化している場合は、症状に合った抗生物質や解熱鎮痛剤等の薬が処方されます。

断乳ケアにおすすめのハーブティー

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断乳時のトラブルを避ける為に、体の中からサポートしてくれる、おすすめのハーブティーを紹介します。

セージ

セージには、女性ホルモンのバランスを整える働きや、母乳の分泌を抑える働きがあるといわれています。おっぱいの張りを抑える効果もあります。

ペパーミント

ペパーミントには、リラックス効果があり、母乳の分泌を抑える働きもあるといわれています。

混合ハーブティー「卒乳ブレンド」

卒乳ブレンドには、母乳の分泌を抑える働きがある、5種類のハーブティーが含まれています。スムーズに断乳が出来るように妊産婦の専門家と共に開発された、断乳時のママのためのハーブティーです。

混合ハーブティー「ミルクスルーブレンド」

断乳時の乳腺の詰まりをサポートしてくれる、6種類のオーガニックハーブが混合されたハーブティーです。質の良いサラサラの母乳になり、断乳時のトラブルの対策としておすすめのハーブティーです。

まとめ

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断乳を始める時期が早ければ早い程、母乳の分泌の抑制も難しく、痛みや張りが苦しい事もあります。母乳の分泌量やおっぱいの状態によって、母乳外来や助産院のサポートを受けながら、断乳する事をおすすめします。

病院によっては、出産した人のみ母乳外来の対応をしていたり、母乳外来を行っていない事もあります。断乳を始める前に、母乳外来の対応がある病院や助産院を探しておく等の準備もしておくようにしましょう。

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