お子さんがまだ小さいけれど、習い事をさせたい…、でも何を習わせたらいいのか分からない…。等など、習い事ひとつでもママにとっては悩み事ですね。何がいいのか?いつ頃からがいいのか?効果は?費用も含め、いろんな視点からご紹介しましょう。
小さいお子さんの習い事っていいの?
まず、習い事を始めると簡単に言っても生活のスタイルが変わってしまうことを頭に入れてあげましょう。
大人なら「習い事=何時間かは拘束される」ということが理解できますが、お子さんにはわかりません。ママと遊ぶ時間が少なくなることがわからないのです。始めてもママと離れてしまう不安があったり、疲れて家では グッタリとしてしまう…等など生活リズムも変化します。
お付き合いするママも大変です。習い事を始める前にはそういう変化にも対応できる心の準備も大切ですね。
小さいころからのほうがいいの?
いろんな習い事の体験教室などを見て、自分の子どもより小さいお子さんが元気に頑張っている姿を見たら、「もっと早くがよかったのかも…」とか「もう遅いのでは…」などと考えるママもおられるようですが、小さいお子さんの習い事はタイミングです。
そんな体験を通してお子さんが興味を持つかどうかが大切です。
ママがどんなに習わせたい!と思ってもお子さんが興味をもたなければ、習い事は苦痛でしかありませんし、伸びる可能性も低いでしょう。あくまでも小さいお子さんという設定ですが、無理に習い事してもいいことは余りありませんね。
ただ、興味を持った場合の吸収力は素晴らしいものです。本人がやってみたい!と思ったらまずは少しづつ始めていきましょう。
興味を持っても、いきなり生活のスタイルがガラッと変わってしまうと、始めは興味を持っても飽きてきたり、他のことが出来なくなってそれが嫌で習い事自体が苦痛になってしまい、「もう行きたくない」ってなってしまう場合があります。
少しづつ、コントロールしながら生活スタイルを整えながら始めてあげると長続きしやすいでしょう。
親御さんが習い事をさせたい理由は?
お子さんに習い事をと思う理由はたくさんありますが、やはりいろんな知識の習得、運動神経を伸ばしたい、感性を伸ばしたいということでしょうか?
分野の違いはありますが、小さい頃から習うことでそのチカラを身につけたり、特別なものではなくても、その習い事を通して学べる挨拶・礼儀や家族以外と接することはお子さんにとって、貴重な経験となります。
人気の習い事はどういうのがあるの?
では、子供の習い事で人気のものを紹介します。
1位 水泳
男女問わず根強い人気があります。運動神経を発達させるだけではなく、ぜんそくなどの持病があるお子さんにも効果があると言われています。(お医者さまに通われているなら、必ず相談してからにしましょう)
全身を使う運動なので、体力作りにも最適と言われていますし、学校に上がってからの水泳の授業が苦痛にならない、水が怖くなくなるなどのメリットもありますね。
費用的には水着とゴーグルぐらいの準備で済むのも始めやすい理由だといえるでしょう。
月謝:3,000~
2位 ピアノ(楽器系)
コツコツと練習をして少しづつ上達していくという過程が集中力を高める、落ち着いて行動する等という風に評価されています。
また発表会があるので、一人で舞台にあがるということで度胸がつくなどというメリットもあるようです。ご家族で演奏会を開いたりと、ご家庭で楽しむことが出来たりすることもお子さんには楽しいと感じるようです。
費用は楽器を用意しないといけませんが、初めはお子さま向けのもので、なるべく負担がかからない程度から始めていくといいでしょう。
月謝:4,000~
3位 英語(語学)
習い事としての英語教育の大切さは大人だけではなく、子どもたちにも広がっていますね。小さいころからのほうが、苦手意識が少なく、吸収力が早いので幼稚園や低学年くらいから始めるのがいいタイミングとも言われています。
費用は教室で用意されるもので十分でしょう。お子さんが興味を持てば、本などを一緒に見にいくのも楽しい時間になるでしょう。
月謝:2,500~
4位 サッカー(野球・柔道・体操)
最近では女子サッカーの活躍により、男の子だけではなく女の子にも人気で習い事を始める人口も増えています。
体力づくりはもちろん効果がありますが、チームプレイをすることで協調性や社会などを養える、礼儀正しくなった等のメリットをあげる人が多いようです。スポーツを通して泣き虫だった子がそういう時にも我慢したりできるようになるなど、成長する姿を見ることができるとママ・パパの評価もいいようです。
費用は最初は動きやすいもので十分でしょう。そのチームごとに決まりがあるので、最初に確認しておきましょう。
月謝:無料or3,000~
5位 学習塾(パソコン)
ピアノと同じように、集中力を養ったりということや、少しづつ上達していく楽しみということは勉強にも言えます。
小学校高学年くらいからは、進学塾に通うお子さんが多いようですが、まだ幼稚園や小学校の低学年という頃の学習塾は、勉強をするという習慣づけや計算に慣れる、論理的に物事を考えるチカラをつける事に効果があり、評価されています。
パソコンは今は皆さんが持たれているパソコンで十分でしょう。慣れてきたらパパ・ママの旧式のものを譲ってあげるといいでしょう。
月謝:2,500~
※月謝はあくまでも平均ですので、お住まいの地域で確認してください
始められる年齢は何歳くらいからなの?
何でもいきなり始められるわけではありません。年齢に合った習い事を行うようにしましょう。
0歳~:学習塾・英語教室・劇団(赤ちゃん)
語学を学ぶというよりは耳で慣れるという具合でしょう。赤ちゃんのモデルなどもこの時期に登録されています。
登録するのに費用が発生する場合もあありますので、確認しておきましょう。
0歳6か月~:水泳
まずはママ・パパと一緒にプールで水に慣れることから始めることが多いようですが、親御さんは別室で見ているだけという教室もあります。
どのように始めるのか、確認しておきましょう。
1歳6か月~:体操教室
まずは寝転がったり、ゴロゴロしたりと身体を動かすところから始める教室が多いようです。
コーチといわれる方は何人くらいおられるのか、子どもとコーチの割合や怪我をした時の体勢などは確認しておきましょう。
2歳~:芸術教室
物を見たり、感触を楽しんだりと感覚を磨くような事や、出来る事から実際に絵をかいたり、モノを作成するなど教室によって進め方はいろいろあるようです。
最初に確認しておくとお子さんも安心してスタートできるでしょう。
3歳~:サッカー・劇団(子ども)・ピアノ・新体操
運動する為の基礎体力、考えるチカラなど、基本的なことが自分で出来るようになってからがいいタイミングだといわれています。運
動の場合はどれも一緒ですが、怪我の時などの体勢は確認しておきましょう。
こんな習わせ方は注意しましょう
ママ・パパの夢の押しつけや、たくさんの習い事の掛け持ちなどでお子さんが疲れきってしまう…と、いうようなことのないようにしましょう。習い事をするには費用的にも負担が0ではありません。
続けていくことを考えて、急に家庭の事情で辞めてしまうといったことでお子さんに不信感が芽生えたりすることにならないよう、計画を練って始めは体験などからゆっくりと負担にならないように始めてあげるといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?習い事といっても本当に幅広く、お住まいの地域にはもっと興味のあるものがあるかもしれません。金額的にも地域活動でされているような事なら無料やそれに近いものもあるでしょう。安ければいいというものでも無いですし、高いと効果があるものでもありません。
お子さまが小さい頃はいかに興味を持ち、楽しく学べるか?が大切ですし、続けることによって個性や才能を伸ばしたり、成長出来たり、苦手な分野を克服出来るきっかけになったりするかもしれません。ただそれに一喜一憂しすぎることなく、いろんな世界を見せてあげられるようになったら素敵ですね。ママ・パパとしてはお子さんの成長を大きな心で見守ってあげましょう。
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