漫画などでもよく「愛が重い」という表現のキャラクターがいます。
物語の世界だとうまく主人公などがツッコミを入れているので救われる部分があるのですが、現実世界のそれはもっと強烈で、相手の気持ちを冷ましてしまうこともあります。
そんな男女が思う彼氏・彼女に思わず「愛が重くてうざい」と感じる瞬間についてまとめました。
また、もし愛が重いと感じた時はどう対処すればいいのでしょうか?その対処法についてもご紹介しますのでぜひ参考にしてカップルの関係が壊れてしまわないようにうまく修復していきましょう。
「愛が重い」と感じる彼氏の特徴
男性に愛が重いと感じることがあると思います。
過保護だったり、異常に彼女のことが好きだったり、あまりにも行きすぎた愛情表現に思わず引いてしまいます。
女性が男性に「重い」と感じた瞬間と、「重い」と感じる人の共通点いついて紹介します。
嫉妬深い
自分が愛している女性の気持ちが常に自分に向いていないと気が済まないタイプの男性です。
カップルになりたての頃に特に発生しやすい感情で、独占欲が強いということでもあります。
ちょっと他の男性と話した。連絡を取った。集団に男性が混ざっていたというだけで必要以上に嫉妬して女性にメンドくさがられます。
心配性
心配しているということで相手に「恩着せがましい」「うるさい」「求めてない」「相手を信頼・信用していない」と感じさせてしまうことがあります。
あまり自分本位に相手が求めていない心配を押し付けてしまうと、嫌われてしまうかもしれません。
中には「そのままお父さんになっても子供に対しても心配性で苦労しそう」という意見もありました。過剰に心配性なことでいろんな面で相手に不安にさせてしまうようですね。
自分に自信がない
彼女は本当に自分のことが好きなのか?今の状態で本当に自分の気持ちは伝わっているだろうか?と自信がないことで不安になり、納得いくまで過剰に相手に愛情を伝えようとしてしまいます。
この自信がないことが原因で、相手に「重い」と感じさせる行動を取ってしまっています。
彼女が他との男性会話している時に異常に気にしてしまったり、嫉妬や心配してしまうのも自分に自信がないことの表れです。
自分の気持ちばかりを優先させている
彼女のことが好きすぎて彼女にどう喜んでもらおうか、そう考えて「彼女のために」と意識しているかもしれませんが、その行動が全部「自分のためでもある」ということは忘れてはいけません。
「喜んでほしい」だった気持ちが、相手が思っていたほど喜んでいなかった時に「自分はこんなに君のためを思って行動したのに」と感情が裏返り負の感情になってしまいます。
まだやってあげて自己満足で終わるのであればいいですが、相手の感情まで求め出すとそれは重いものになってしまいます。
恋愛に慣れていない
特に愛が重いと思われてしまう男性は、初恋や片思いの女性と交際に発展した場合など、恋愛経験初心者に多い傾向があります。
初めて両思いになれた喜びや、感動から相手に過剰に愛を与えてしまったり、求めてしまったりします。
これは嫉妬や束縛に繋がり関係を悪くしてしまうのです。
自立していない
自立していない相手に依存しがちな男性も女性に「重い」と感じられてしまうシーンが多くなります。
自分が暇になるとすぐに相手に連絡を送る、なんでも彼女と一緒にいないと気が済まないなど、このような男性を犬系男子とも言います。
「愛が重くてめんどくさい」と感じている女性は適度に自立している「猫系男子」が好きなので普段はあまり構ってくれないのに、稀にデレたり、送り迎えなどをすると好感が高まります。
彼氏に「愛が重い」と感じた瞬間
「(今何してるの?)(今日何食べるの?)(明日どこ行くの?)などと頻繁にラインを送ってきては行動や今いる場所を確認してくるとき」
「プレゼントが手作りの何か。自分の場合は絵本だった。絵本作家でもないのに。」
「待ち受けが自分(彼女)の顔だった。」
「刺青に自分(彼女)の名前が入っている」
今まで付き合った彼氏に「愛が重い」と感じたことがある女性の割合は4〜5割とほぼ半数の女性が男性に対して重いと感じたことがあるという結果が出ています。
そんな女性たちは男性の愛に重さを感じた時に「うざい」「キモい」「うっとうしい」「怖い」「先が心配」と感じています。
「愛が重い」と感じる彼女の特徴
男性が女性に「愛が重い」と感じる瞬間はどのようなものでしょうか?
重いと思われてしまう女性の特徴と、男性が重いと感じる瞬間についてまとめました。
すぐに会いたいと言ってくる
昨日会ったばかりなのに次の日には会いたいと彼氏に懇願する。
週に3回はデートをしないと気が済まない。など頻繁に男性に合うことやデートをすることを要求する人は重いと思われてしまいます。
彼女以外の友達や人付き合いをして人脈を広げたいと考えている男性に特に嫌厭されてしまうでしょう。
メンヘラ
メンヘラは2ちゃん用語でにちゃんねらーがメンタルヘルス板で話をしている人をメンヘラーと揶揄したことから始まり、現在では心に何かしらの病を抱えていたり、病のような精神状態を持ち合わせている人をメンヘラと呼びます。
特徴としては自傷行為をしている人や、相手の携帯を見る人、隠れて男性を追跡する人、ヒステリックで感情的な人が当てはまります。
一様にしてネガティブでSNSでもマイナスの発言をしてしまうという特徴があります。
携帯をチェックしてくる
相手の携帯電話をチェックして男性の浮気などを過剰に気にしてくるという特徴もあります。
男性と同様、不安や束縛という意識が強いためにこれらの行動に繋がってしまうのでしょう。
男性も女性も相手のことが好きすぎて、心配する不安の感情が強くなってしまう傾向にあるようです。
結婚や子作りへの意欲が強い
男性の気持ちを置いてけぼりにして、話を先に先に進めて結婚や子作りの話に発展させてしまうと、男性に重いと思われてしまうというおともしばしばあります。
女性は特に男性よりも結婚観が強い傾向にあるため、男性側も女性の身体的なタイムリミットや賞味期限のことを考えて、早めに結婚などの話を意欲的に進めていくべきだと思いますが、ここの差が男女のすれ違いの大きな原因にもなっています。
めちゃくちゃ尽くしてくる
尽くされるのは男性としても悪い気分にはならないはずですが、その行為が常軌を逸している時に重いと感じることがあるようです。
毎日弁当を作ってくれて、しかもデコレーションまでされている。
家事、料理身の回りのことを全てしてくれる。
これらの行為は全て上記の結婚を連想させてしまい、マイナスの評価に繋がってしまうこともあります。
さらにお母さんのように感じてしまって、恋愛対象として見れないことにも繋がるとの意見もありました。
男性が女性に重いと感じる瞬間
「キスマークをつけてくる」
「過去の恋愛の話についてしつこく聞いてくる」
「いきなり家にゼクシイが置いてあった」
「なんども電話をかけてくる、大した用事でもないのに留守電まで入れる」
「自分のことをどれくらい好きか聞いてくる」
など、一方的に相手の気持ちが盛り上がっている時に男性も重いと感じてしまう傾向にあるようです。
重いと思われてしまうライン
若い年齢の男子女子はどの程度までのレベルで相手の愛に重さを感じるようになるのでしょうか?
とある例をあげてその行為を重いと感じるかどうかの比率で重いと思われてしまう行動のラインを理解しましょう。
手紙
重いと感じる男性・・・5%
重いと感じる女性・・・15、5%
手紙は女性が送る場合にはそこまで重い評価には繋がらないようですが、男性からの手紙は重いと感じる女性が多いようです。
男性は女性に対しては手紙ではなく、プレゼントや行動でお返しをしてあげるのが最適かもしれません。
アルバムのプレゼント
重いと感じる男性・・・30%
重いと感じる女性・・・28、5%
アルバムの出来によってはさらにこの数字は上がる可能性も高いでしょう。実際にもらって引いてしまった人も多いですが、重いと感じない人はむしろかなり嬉しく相手の性格をしっかり考慮してプレゼントをすることが重要です。
ラインの文章が長文
重いと感じる男性・・・38%
重いと感じる女性・・・42%
ラインの長文に関しては、長文になるなら電話にしろ。
や数回に分けてキャッチボールの中で小出しにすればいいのに、一気に言いたいことをラインなどで長文で送るのは読む気をなくす。
などの意見がありました。
何件も連続で連絡をする
重いと感じる男性・・・重いと感じる意見多数
重いと感じる女性・・・重いと感じる意見多数
手軽に取れる連絡手段なのでついつい連投してしまうこともありますが、さすがに電話やラインなどのメッセージが10件以上連続で通知がきている時は重いと感じてしまうようです。
内容にもよるという意見もありましたのでその内訳を話すと、緊急の用事である、ただの報告のみの連絡で小分けにして連投している、相手が酔っていて正気ではない、こっちが数日間無視しているという状況がある場合は仕方ないという意見も多数見られました。
しかし構って欲しい内容で、なにしてるの?浮気してるの?どこにいるの?などの内容のないただの質問が連続で入れられている場合は重いと多くの人が回答しています。
「愛が重い」人の対処法は?
では愛が重いと感じた時の彼氏彼女の対処法について紹介します。
重い愛は体に毒ですので、早めに対策してお互いに良好な関係を築けるようにしましょう。
早めに別れる
付き合ってから豹変してあまりにも愛が重いと感じる行動や言動を繰り返している人とは早めに別れることが吉です。
場合によってはストーカーになってしまうこともあります。
ズルズルと付き合いを継続して別れ話を先送りにしていると、どんどん相手の気持ちは加速して円満に別れるとができなくなる可能性があります。
先に求めている関係性を伝える
自分が目指している関係性を相手に伝えることで、事故やうざいと感じる問題を防ぐことができます。
相手には相手の恋愛観があるので、それを壊したり、他の概念や価値観を教えてあげないと相手はどんどん固執した自分の価値観のみで恋愛を行ってしまいます。
お互いに自立して支え合う関係性を自分は求めている。カップルだからと言って束縛したり、イチャイチャし合う関係は好きじゃない。など、自分が嫌いなカップルモデルと求めているモデルを1度共有すると関係は回復しやすいでしょう。
愛を伝える
「愛が重い」と感じてしまう関係性は、お互いの求めている愛の伝え方や感じ方に差があり、どちらか一方が足りない、自分は愛されていないと感じる時にすれ違いとなり問題が発生します。
お互いに十分だと思うラインにまで愛が感じられていないので不安や心配の感情が強くなってしまいます。
ですので、相手に重いと感じるようになったタイミングで逆に相手に愛情を伝えることでお互いの関係が深まっていく傾向にあります。
愛が重いと思われないための対策法
相手に重いと思われないように対策方法を紹介します。
重いと思われてしまう行動は黒歴史にもなります。自己嫌悪になることも少なくないので、そうならないように注意しましょう。
強要しない
相手に自分の理想を強要しないことです。
それとなくこういう関係性についてどう思うのか、自分が理想とする像について語り合うのは重要なことですが、あくまでそれは自分の理想を語っているのであって、それを相手に求めてはいけません。
特に自分の趣味を相手に押し付けたり、連絡するように強要することは自分勝手な愛の重さにも繋がります。
自分の「カップルなら普通」と相手の普通が違うことをしっかり認識して、相手の意見も尊重しましょう。
自立する
愛が重くならないためには自立することが重要です。
必要以上に干渉せず、一人の人間としてそれぞれが生活する中で共存するという考え方です。
どうしても彼氏彼女の関係になると、相手は自分のもの。という意識が芽生えて依存するようになってしまいます。
そうならないように最低限、頻繁に連絡をしなくても成立する関係性やお互いの仕事や生活にまで口を出さないという自立した関係を築けるようになりましょう。
信頼・尊敬できる関係性を目指す
上記の自立や強要しないで関係性を維持するために重要になってくるのが信頼や尊敬という相手をリスペクトする関係性になります。
愛を重いと感じる人は連絡を取っていなくても繋がっていると感じられたり、相手も同じように思ってくれると信じられる関係性に魅力を感じている人が多いので、相手を信頼して関係を構築できるように精神的にも自立しましょう。
まとめ
相手のことを好きだとどうしても愛は重くなってしまいがちです。
これを原因に破局に陥ってしまったカップルがいったいどれほどいるでしょうか。めんどくさいから別れたという身勝手にも聞こえる言葉は若者に多く聞かれます。
重い愛情の話を人に言いふらしてしまう軽い人間もどうかと思いますが、カップルでいい関係性を築いてお互いに尊敬できるカップル関係を構築しましょう。
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