告白の方法には、直接伝えるものや、メール、ラインなどのツールを使ったものなど、様々ありますよね。昔は告白と言えば直接伝えるのが主流でしたが、今ではラインやメールを使った方法も増えているようです。また、直接話さなくても声を届けられる電話での告白方法もありますよ。
しかし、直接会わない電話での告白では、気持ちが伝わりにくい、断られやすいなど、心配事も多いですよね。そこで、電話告白のメリット・デメリットと、電話告白を成功させる秘訣についてご紹介しましょう。
電話告白はアリ?ナシ?
まず、告白の手段として電話を使う方法がアリかナシか?というところから見ていきましょう。
男女ともに半数近くが「アリ」と回答
これは、人によって判断が分かれます。せっかく告白されるなら直接言ってほしい、という人もいれば、会うときまずいので電話の方がよいという人もいるでしょう。また、本当は直接会って告白したいけれど、あがり症なので電話の方が言いたいことを伝えられる、という人もいるかも知れません。
マイナビウーマンの調査で面白い結果が出ていたのでご紹介しましょう。調査によれば、女性の半数近くに当たる47%の人が、電話告白はアリだと回答しています。そして男性ではさらに多く、6割近い58.7%もの人が、電話告白に対してアリという回答をしていますよ。いまや、電話告白は告白の手段として十分に通用するということが分かりますね。
告白と言えば直接会って言うもの、という考えにこだわらず、自分の気持ちを最も伝えられる方法として電話告白を検討してみるのもよいかも知れません。
電話で告白するメリットとデメリット
電話告白には、メリットもあればデメリットもあります。ではまず、電話で告白するメリットについてご紹介しましょう。
電話告白のメリット
冷静になれる
たとえばあがり症の人は、どんなに気持ちは真剣でも、相手を目の前にしてしまうと言いたいことをほとんど伝えることが出来ずに終わってしまう可能性があります。せっかく勇気を出して告白したのに、それではもったいないですよね。
その点、電話なら面と向かって話すわけではないので、緊張が抑えやすく、きちんと話ができるというメリットがあるのです。
気まずくなりにくい
告白する方も、散々悩んで出した答えでしょうが、告白される方も悩みます。素直に告白を受け入れるだけでもある程度未来のことを考えて悩むでしょうし、ましてや断る場合なら、相手を傷つけない方法を考えて、さらに悩んでしまうでしょう。
そして、悩んで出した答えでも、返事をした時、少なからず気まずくなってしまうことも確かです。しかし電話告白なら、直接顔を合わせていないので、気まずさが軽減されるというわけですね。
電話告白のデメリット
直接会うよりは断られやすい
電話での告白は直接会うよりも手軽ですし、ある程度気持ちを伝えやすい方法ですが、直接会っていない分、やはり直接会っての告白よりは気持ちが伝わりにくくなります。また、メールやLINEよりは断りにくいでしょうが、直接告白されるよりも断りやすい状況を作ってしまってもいるのです。
対面は、どちらにとってもかなりのプレッシャーですから、その分告白を断りにくい状況にもできます。仮に気持ちがなかったとしても、考えてくれるくらいの時間はもらえるかも知れません。即答フルのは抵抗があるためです。
付き合っている感じがしない
電話告白をしてすぐにデートするならばよいですが、会うまでにしばらく時間がかかる場合には、告白を受け入れた相手の方も、あまり付き合っているという実感がわきにくいのも難点です。もちろん、1度告白を受け入れてくれた以上、簡単に関係を解消されることはないでしょう。
しかし、せっかくOKしてくれた相手を不安にさせてしまったり、最悪の場合心変わりしてしまうきっかけにもなりますから、告白したら次に会う約束を取り付けるなどして、できるだけ早めに会う時間を作るとよいでしょう。
電話告白の成功率は?
では、電話告白の成功率はどうでしょうか?
成功率は五分五分
電話告白がアリかナシかというのは人によって判断が分かれるので難しいところですが、成功率は五分五分と言ったところでしょうか。
やはり最も成功しやすいのは直接会っての告白でしょう。相手の目を見て離せるため、気持ちの伝わりやすさや断りにくさなどを考えても、最も成功しやすいと考えられます。
一方、手軽に告白できる手段であるメールやLINEを使った告白は、対面ではないですし、相手の気持ちも伝わりにくいので失敗しやすいと言えます。相手の「好き」という気持ちが固まっている場合にはよいですが、そうでなければ告白によって関係が改善するのは難しいでしょう。
その点、直接相手の声を聞いて会話する電話告白の方が成功しやすいと言えそうですが、相手の気持ちが伝わりにくいのは同じですし、会っていないから断りやすいと思われてしまっては意味がありません。
直接告白するよりは成功率は低め
ですから、メールやLINEでの告白よりは多少成功率を期待できるものの、やはり直接会っての告白よりは成功率は低いものとなりそうです。電話告白なら○○%成功するからおすすめ!という風には言えないでしょう。
成功率を上げる秘訣
では、電話告白で成功を掴むためには、一体どうしたらよいのでしょうか?抑えるべきポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
入念な準備をする
いくら気持ちがこもっているとは言え、思いも寄らない人から突然告白されたら、相手は戸惑ってしまいます。勢いで断られてしまうリスクもありますよ。
ですから、告白をするなら事前に計画を練り、時間をかけて準備しましょう。告白した時の成功率を上げるためには、告白した時点で、「そろそろ告白されるかも?」という気持ちに相手をさせておくことです。そのためには、およそ3か月が必要だと言われていますよ。
最初の1か月は、ひたすら相手に話しかけます。と言っても、うるさく話しかけるのではなく、挨拶程度でよいでしょう。欠かすことなく、毎日続けます。そして、2か月目は積極的に話しかけていきます。飲み物の差し入れをしてり、「なにかほしいものある?」などと話しかけて、相手との会話を作ることが重要ですよ。
自然に会話できるようになったら、3か月目は仕上げです。今度は、あえて会話をしないようにしましょう。これまで頻繁に話していた人が急に話しかけなくなると、相手は気になります。もちろん、この時点で好意を抱かれていなければスルーされてしまうかも知れませんが、相手が気にするそぶりを見せたら可能性アリと考えましょう。
相手の変化を見て、いけそうだと思ったタイミングで、「今晩電話してもいい?」といったように切り出します。これで、相手は告白を想定するでしょう。
相手の反応を見極める
もしも好きな人とLINEやメールなどのやりとりをする仲ならば、返信の多さで相手の気持ちを測ることができます。これまでよりも積極的に返事をくれるようになったら、相手の中で存在感が増していると考えてよいでしょう。特に、嫌なことや落ち込んだこと、うれしかったことなど、感情的な内容を送ってくれることが増えたら、気心を許している証拠ですよ。
おすすめのセリフで成功率UP
電話告白する場合には、セリフも重要です。
断ってもよい雰囲気を作る
まず、告白を事前に匂わせている場合から紹介しましょう。ポイントとなるセリフは「断られるかも知れないけど」です。こうすることで、断るという選択肢もあることを相手に伝え、緊張感をほぐすことができます。絶対に断れない雰囲気の中での告白は、とても緊張しますからね。
また、断ってもよいという安心感を与えることで、両思いの相手であればOKしてくれますし、片思いだった場合でも、即断るのではなく保留にしてくれる可能性もありますよ。
相手の性格に合わせる
好きになる相手の性格は様々です。サバサバしていて、すぐに返事をくれる人もいれば、なかなか返事をくれない人もいるでしょう。そこで、性格別におすすめのセリフをご紹介します。
優柔不断タイプの人は、なかなか答えを出してくれません。いつまでも待っているのも辛いので、少し推しの強いセリフを使うのがポイントです。それは、「わたしのことを嫌いにならないでほしい」ということです。優柔不断な人は、このセリフに押されて、気持ちをあなたの方へ引き寄せることができます。もちろん、期限を切って、きちんと返事をもらうようにしましょう。
もしも期限までに返事がもらえなければ、黙って引き下がるのではなく「嫌いになった?」とダメ押しをします。こう言われてしまっては、優柔不断な人は返事するしかないからですね。
一方、遊び慣れている人に告白するなら、告白する側が強い態度を取る必要があります。相手に主導権を握られてしまっては、適当にごまかされてしまうかも知れません。
そのため、「遊びじゃない」「ダメなら諦める」ということをしっかり伝えましょう。遊び上手な相手の場合、告白をしても上手くかわされて、はっきりとした返事もないままずるずると関係を持ってしまう可能性もあります。遊ばれて傷つかないためにも、自分の態度を揺るぎないものにしておきましょう。
まとめ
このように、電話告白にはメリットもあればデメリットもあります。成功率も、直接会っての告白に比べれば、決して高いとは言えません。しかし、本当は会って告白したくても、遠距離恋愛で片思い、となれば会う機会は少なくなります。いきなり告白するのも怖いですよね。そんな時は電話告白が役に立つわけです。
それでも、成功率を上げる方法はありますし、おすすめのフレーズもあります。そうした情報を駆使して成功率を上げれば、可能性は広がります。そして何より大切なのは、どんな方法で告白するかではなく、いかに相手のことを想い、自分の本気度を伝えたかということです。
どんな方法を使っても、告白を受けてもらえれば勝ちです。直接会った方が気持ちを伝えられる人もいれば、電話やメールの方が上手く気持ちを伝えられる人もいます。自分に合った方法で本気のアプローチをすることが、後悔しない素敵な告白のためには大切ですよ。
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