前立腺の痛みの原因とは?病気の可能性や治療法について

なにかおしっこをしているときに痛みがあったり残尿感があるけれど、とくに日常生活でそれほど支障をきたしているわけでもないし大丈夫か、などと楽観的に考えていらっしゃると後悔するかもしれません。そのちょっとした違和感も病気である可能性があります。知識をつければ排尿するごとに痛みを感じるような思いをしないで済むかもしれません。

もし残尿感、痛みに心当たりがある方がいらっしゃいましたらぜひ目を通してください。

前立腺の痛みは炎症によるもの?

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前立腺は、精子を作ったり、射精や排尿を手助けるする重要な役割を持っています。膀胱のすぐ近くに位置していて、親指と人差し指の先端をくっつけたときにできる空洞ほどの大きさがあります。

前立腺のなかには尿道が通っていて、なにか異常があると尿を出すときに痛みを感じたり、残尿感が残ります。前立腺にも、前立腺肥大症や前立腺がんなどの深刻な病気がありますが、もっともベターで10代からでも発症する可能性が高い病気に「前立腺炎」というものがあるのです。

前立腺炎

前立腺が炎症を起こしている状態です。痛みがあります。症状としましては、おもにおしっこをしたときに痛みを感じることであったり、回数が多くなったり、逆におしっこがしずらくなったりすることが挙げられます。

精巣や性器だけでなく、ときに腰などが痛むこともあります。前立腺炎は10代から発症しうる病気です。40度を越える熱が出ることもあるので、注意が必要です。男性の25パーセントから50パーセントは経験すると言われており、とても身近な病気といえます。細菌感染で発症するものと原因があきらかでないけれど発症してしまう場合との二種類があります。

慢性前立腺炎

日本ではあまり研究が進んでおらず、具体的な治療法が定まっていないことが現状にあります。投薬治療に効果がない場合、TURFという外科手術を行い前立腺が突出している箇所を切り取る治療で対応する場合もあります。負担も少なく、その日のうちに手術し、退院できることもあるようです。

・慢性細菌前立腺炎

のちほど紹介しますが、急性細菌前立腺炎の後遺症のようなものであり、発熱などが起こることはないのですが、下腹部に違和感が残ります。前立腺は膀胱と隣り合わせのため、炎症を起こすと膀胱を刺激し、膀胱炎になったときのような症状が慢性化するのです。

ときに尿道や陰部にも違和感が生じます。

・慢性非細菌前立腺炎

前立腺炎になったときと同じ症状なのですが、原因と思しき細菌が見つからず、白血球だけが見つかる場合があります。炎症になる原因はわかっておりません。治療が長期的になり、再発を繰り返す可能性が高いです。ただ「クラミジア」や「マイコプラズマ」などの性病から発症しているかもしれません。

運動不足やストレス、同じ姿勢をずっと保っていることで骨盤内の血の流れが悪くなることで発症することも考えられます。

急性前立腺炎

こちらの前立腺は、急性なだけあって、突然高熱がでたり頻尿感、排尿の痛みを感じる炎症です。尿検査では白血球が多く見られます。治療は抗生物質ではあまり効果がなく、点滴が効果的です。一週間ほどで治ると言われております。

前立腺の痛み、炎症以外の可能性

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前立腺炎とひとくちにくくってもその中身を詳しく調べるとさまざまな種類があることがわかりました。細菌によって炎症を起こすものや、一度細菌に感染し、それがきっかけで慢性的に前立腺炎の症状が続いてしまう場合など、あるいは原因があきらかでないものまであります。

10代から掛かりうる身近な病だからこそ、しっかりと目を向けなければなりません。

ただ次は、前立腺炎以外の原因もご紹介させていただきたいと思います。その病気以外にも全膣線が痛くなることがあるのです。

前立腺痛

前立腺炎などのように排尿時の痛みや残尿感があります。けれど検査をしても白血球や細菌がみつからない場合、この前立腺炎である可能性が高いです。原因は主に前立腺が座り方がわるいせいで圧迫されていたり、偏った食事や睡眠不足であったり、ストレスであったりさまざまです。ですが、医学的な根拠はあまりなく、たしかな原因が今のところあまり解明されておりません。

・治療

非細菌性の前立腺炎と同様、炎症を抑える「セルトニン錠」や漢方薬が処方される場合があります。しかし満足な効果が得られないこともあります。

水分を多く取ると患部を尿で洗うことが出来ると言われていて、痛みの改善に繋がるといわれています。ほかにもマッサージがよいとされています。

前立腺肥大症

こちらは50代前後の男性がかかりやすい病気と言われております。

加齢が原因でホルモンのバランスを崩し、前立腺の内側にある「内線」に腫瘍ができ、それが肥大していき排尿を妨げてしまいます。それには不快感が生じます。

昭和30年代ごろまでは、高齢になるにつれて前立腺は萎縮していくものだったのですが、食文化が向上したことや欧米化が原因で今では、80歳を迎えるまでにおよそ80パーセントの男性が前立腺肥大症になる可能性があるといわれております。

前立腺肥大症の原因は、ホルモンのバランスが崩れるというところにあるのですが、加齢とともに具体的にどこが不調をきたしているか、ということはまだ明らかになっておりません。

遺伝的だといわれたり、アルコールの飲みすぎであるといわれたり、肥満が原因だといわれたり、さまざまな仮説が経ちますがまだ研究は未発展です。

・検査

前立腺肥大症になっているかどうか、病院に行かなければわかりません。

排尿障害の有無や、前立腺のサイズ、また前立腺がんではないかどうか、を調べる検査をする必要があります。

尿検査や血液検査、内視鏡検査をすることでそれがわかります、

・治療法

患者の年齢に合わせた治療があります。外科的手術を施すとその日のうちに帰宅できる場合もあります。この病気はとくに排尿のときに不都合がない場合、とくに治療の必要もありません。ただし、自己判断をするのではなく、医師との相談のうえで決まられることが賢明でしょう。

前立腺がん

前立腺がんは男性にのみできる病気です。前立腺は男性にしかないからです。もともとは高タンパク、高脂肪の食事が多い欧米人に心配されていたのですが、近年、日本の欧米化によって食生活が彼らと非常に類似するようになり、前立腺がんになる可能性が増えたのです。

病気が進行すると、排尿時の痛みや尿が出にくいといったこと、ほかにもトイレに行く回数が以前と比べて圧倒的に多くなる、などの症状があります。非常に前立腺炎や前立腺肥大症と似た症状であるといえます。血液検査で早期発見はできるようですが、特徴的な初期症状がほとんどみられないので注意が必要です。

がんの厄介なところは転移する可能性があるということです。前立腺がんが進行するとリンパ節に転移します。するとリンパの流れがわるくなり、下半身がむくみます。

放っておくとがん細胞はリンパを通り、体全身に行き渡ります。肺や肝臓にも遠隔転移することが多いにあるのです。ただ骨が痛むという症状があるようですので、残尿感や骨が痛い、といったことが重なっている方は一度病院に行かれるべきです。泌尿器科を受診し、PSA検査を受けてください。

前立腺炎の治療

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前立腺が傷む場合でも、すぐに治る場合や治ってもなかなか症状が改善されない場合、深刻な病気になっている可能性のある場合、などいろいろあることがわかりました。

治療法といいましてもまずは医者に行くことをおすすめします。なぜなら、深刻な病気も軽度のものも初期症状がほとんど同じであるからです。重い病気なら早期発見に持っていくことが重要ですし、軽度の場合でも最悪の状態でないか一度自分で知っておくほうが安心できるのではないでしょうか。

ここでは、前立線になにかしらの病気がある場合の抗生物質治療についてと、細菌によるものではない炎症を起こしている場合の治療法についてご紹介します。

抗生物質治療

前立腺炎にも細菌によるものやそうでないものもあり、なかには投薬治療が期待できないことがあります。

しかし細菌感染によって炎症を起こしている場合、細菌に合わせた投薬治療が行われ、症状が治まる場合もあります。期間はだいたい4~6週間です。しかし、慢性化している場合は投薬治療がほとんど効かない場合があり、治療に数ヶ月かかる場合もあるのです。

非細菌性の前立線の痛み

全ての医師が行うわけではないのですが、前立腺をマッサージしてあげると症状が和らぐ場合があるようです。

しかし多くは、炎症を抑える「セルトニン錠」を処方したり、漢方薬が出されます。ときに合併症をふせぐために抗生物質を処方される場合もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。前立腺については意外にも解明が難しく、医師でさえも色々と試行錯誤し、抗生物質を投与したりマッサージをしたり、ときに漢方薬を出したりと悩みながら治療していることがよくわかります。

それはやはり初期症状がすべて似通っていたり、なかには細菌をすべて取り除いているのに症状が続いてしまう、ということがそもそもの前立腺炎の原因をぼやかしてしまっているのかもしれません。自分でなんとかしようとしたり、放っておいたりすると状態がさらに悪くなり、なかには取り返しのつかない重病もありますのでまずは病院に行き、自分がどの病気に該当しているのか、というぐらいは明らかにしなければなりません。

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