涙袋がない!あることのメリットやデメリット、作り方を紹介!

涙袋のある大きな目は、異性をときめかせるだけではなく、同性からも憧れの的となっています。最近では、「涙袋メイク」や「涙袋コスメ」といった言葉も行き交うほど、いわゆる“流行りの顔”の象徴と言えるかもしれません。

確かに、笑ったときにぷっくりと盛り上がる涙袋は、どこか幼さを感じつつも、不思議と色っぽさを感じるものです。

しかし、すべての人に涙袋があるわけではなく、一重の人や二重の人がいるように、涙袋がない人も大勢います。「自分にも涙袋があったらいいのに…」と願う女性が、実際にたくさんいるようです。

その願いを叶えることは、可能なのでしょうか?実は、涙袋がない人も、筋トレやマッサージで涙袋を手に入れることができると言われています。

そこで、ここでは、涙袋とはどういうものなのか、涙袋を作るにはどうすれば良いのかなどを、詳しくご紹介いたします。

涙袋について

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これほどまでに、涙袋について注目されているのは、テレビや雑誌などで、多くの人を魅了している俳優やモデルたちに、涙袋がある人が多いことも関係しています。男女ともに、憧れの的となっている芸能界の人をよく見てみると、涙袋がある人が多いのです。

涙袋は、別名「ホルモンタンク」あるいは「フェロモンタンク」と呼ばれているほど、女性の柔らかさを引き出してくれるパーツでもあります。

では、涙袋とは、一体どのような仕組みでできているのでしょうか?また、メリットやデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?早速見ていきましょう。

涙袋とは

「ホルモンタンク」「フェロモンタンク」とも呼ばれている涙袋ですが、実際に涙袋にホルモンやフェロモンが詰まっているわけではありません。なぜそのように呼ばれるようになったかは、人相学が大きく関係しているようです。

人相学では、良縁や子宝に恵まれる象徴として涙袋を解釈するため、性的な魅力を引き出す「女性ホルモン」や「女性フェロモン」と関連づけて、そう呼ばれるようになったようです。

では、実際の涙袋はどのようにできているのかというと、「筋肉」です。ぷっくりとしたその印象からは、脂肪のような気もしますが、目の周りには脂肪はなく、薄い皮膚と筋肉とで構成されています。

その筋肉が『眼輪筋』と呼ばれる、目の周囲を360°取り巻いている筋肉で、眼輪筋があることによって、私たちはまばたきができるのです。

涙袋は、眼輪筋の一部が笑ったときなどに、収縮することによってできた膨らみのことを示し、いわば「力こぶ」と同じようなものと言えるでしょう。

涙袋があることのメリット

涙袋があることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。何よりもまず一番にあげられるのは、目がパッチリと大きく見える点です。涙袋があることにより、目元に立体感が出るため、陰影がはっきりし、涙袋がない状態に比べると目が大きく見えます。

目が大きく見えるということは、本来よりも、頬から下の部分の面積が小さく見えるため、結果的に小顔効果につながることも、嬉しいメリットです。

次に、表情に女性らしい柔らかさが出るのも、メリットの一つと言えるでしょう。涙袋がない状態でも、すっきりとした印象になり、それはそれで知的な印象を与えるので、一概に「涙袋がなければ魅力的ではない」とは言い切れません。

すっきりと知的な印象を与える顔の魅力もあれば、女性らしい印象を与える顔の魅力もある、ということです。

さらに、大きなメリットと言えるのが、若々しく見えるという点です。涙袋がぷっくりと膨らむことで、小じわなども目立たなくなり、目元にハリがあるように印象づけます。実際に、涙袋は筋肉であることを考えても、「涙袋がある=眼輪筋が衰えていない(老化していない)」ということにつながります。

これらの様々なメリットを見ると、女性たちが涙袋のある目元に憧れるのも納得です。

涙袋があることのデメリット

それでは、涙袋があることによって生じるデメリットはあるのでしょうか。メリットであげた内容を見ると、デメリットの想像つくかもしれませんが、涙袋があることで、加齢による「筋肉の衰え」も生じます。

若いときには、涙袋があると可愛らしい印象を与えてくれますが、眼輪筋が衰えると、その他の顔の筋肉と同じように、たるんできます。すると、一気に老けた印象を与えてしまうのです。

涙袋がたるむと、涙袋ができる位置のさらに下がった箇所が膨らんでしまい、少し腫れぼったく疲れたように見えます。この膨らみは、涙袋ではなく「目袋」と呼ばれるもので、ある程度年齢を重ねた人に見られます。涙袋のある人は、しっかりとアイケアをする必要があると言えるでしょう。

また、「クマができたように見える」という悩みを抱えている人もいるようです。確かに、涙袋の膨らみが、影をつくるので、場合によってはそう感じることもあるでしょう。

涙袋の作り方は?

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このようなメリットとデメリットを踏まえたうえでも、涙袋が欲しいと思ったそこのあなた。実は、涙袋は筋トレやマッサージで作ることができると言われています。また、メイクで涙袋があるように仕上げることも可能です。

では、どのようにして涙袋を作ることができるのか、あるいはどのようなメイクをすると愛らしい涙袋メイクができるのか、早速見ていきましょう。

まずは、シミュレーションしてみよう!

いくら涙袋が魅力的な表情を生むと言っても、涙袋がすべての人に似合うかどうかは、別問題です。涙袋を実際に作る前に、鏡の前で涙袋ができたときの、自分の顔を確認してみましょう。

まず、アイプチなどについているプッシャーや、髪を留めるアメピンなどを使って、下まつげの生え際から、約5ミリ程度下がったところに押しあて、少し上に持ち上げます。このとき、無表情でやるよりも、笑って試してみると涙袋のラインも出やすくなるので、イメージしやすいかもしれません。

涙袋のできた顔が、本来の顔よりも表情豊かで柔らかいイメージになると感じたら、涙袋作りにチャレンジしてみましょう。

下まぶたの筋トレをする

まずは、下まぶたの筋肉を鍛えて、笑ったときに盛り上がる程度の筋肉をつけましょう。

<トレーニング その1>

  1. 両手をピースの形にして、中指が目頭側に、人差し指が目尻側にくるように軽くあてます。
  2. その状態で、眼球だけを上に向けます。
  3. まぶたを開けようとする力と、閉じようとする力を同時に働かせるイメージで、下まぶたを上に引き上げるようにします。ちょうどまぶしいと感じたとき、思わず目を細めてしまうような、あのイメージです。
  4. 1~3までの工程を1セットとし、1日に10セットを目安に行います。

<トレーニング その2>

  1. 両手をピースの形にしたら、人差し指と中指を閉じ、上まぶたにあてます。
  2. 上まぶたが下に降りてこないように、指で軽く押さえながら、下まぶたのみを使ってまばたきをします。
  3. 1~2までの工程を1セットとし、1日に10セットを目安に行います。

<トレーニング その3>

  1. 片目ずつ、下まぶたを使ってウインクをします。
  2. 左目が終わったら右目というように、「下まぶたウインク」を左右数回ずつ行います。

これらの筋トレで、実際にまったく涙袋がなかった人も、約3週間ほどで涙袋ができたという例もあるので、試してみる価値はありそうです。トレーニング<その1>と<その2>は、慣れてきたら、指の支え無しで挑戦すると、より効果的です。

マッサージをする

  1. ワセリンや肌滑りのよいアイクリームなどを、下まぶたにたっぷりと塗ります。
  2. ちょうど目の下側の骨の中央あたりに、人差しと中指をあてて上に軽く押し上げます。
  3. 涙袋が出るように押し上げたら、その状態で3~5秒キープします。
  4. 1~3までの工程を、目尻から目頭の方向に向けて繰り返してみましょう。

マッサージをするときは、くれぐれも爪で下まぶたを傷つけないように気をつけましょう。ワセリンやアイクリームをたっぷり使って行うことで、乾燥防止にもつながるため、一石二鳥です。上項目であげた筋トレの後に行うと、より効果的でしょう。

涙袋専用の美容液を使う

最近は、涙袋をぷっくりとさせる下まぶた専用の美容液も、数多く販売されています。ロールタイプのものから、チップタイプのものなど種類も豊富にあるので、好みの使用感に合わせて選ぶのも良いでしょう。

ヒアルロン酸やスクワランなど、メーカーごとに独自の成分を配合しており、効果もそれぞれ異なるようです。しかし、これらは「涙袋を作る」と言うよりは「涙袋ができやすい肌状態に整えるための美容液」と言う方が近いかもしれません。

目元の皮膚は薄いため、非常に乾燥しやすいのですが、下まぶたの乾燥は涙袋を作るうえでは大敵です。まずは、保湿し、下まぶたにハリを持たせることで、笑ったときにぷっくりと綺麗に盛り上がる下まぶたになるように整えましょう。

美容液を使用する際には、下まぶたを清潔にしておきましょう。また、かゆみやヒリつきなどを感じ、肌に合わない場合は、すぐに流水で洗い流し、使用を中止してください。

涙袋専用の美容液は、ドラッグストアやインターネットなどで購入することができます。実際に使用感を試してみたい場合は、ドラックストアなどに足を運んで、サンプルを手の甲に塗って確かめてみるのも良いでしょう。

メイクで涙袋があるように見せる

用意するものは、白やホワイトピンクなどのパールカラーアイシャドウ(艶感のあるものがおすすめ)、ブラウンのアイライナー、綿棒、明るめの色味のアイシャドウ、の4点です。

  1. 白またはホワイトピンクのパールカラーアイシャドウを、涙袋の幅をイメージして、やや太めに下まぶたに引きます。
  2. シャドウを引いた下側に、ブラウンのアイライナーで細く線を引き、綿棒でぼかします。こうすることによって、涙袋の影を作ります。
  3. アイライナーをぼかしたところが不自然にならないように、明るめのアイシャドウを上から乗せて完成です。

最近は、涙袋用のコスメとして、白やホワイトピンクのアイシャドウが、ペンシルチップで簡単に引けるようなコスメも販売しているので、それらを試すのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。目元で、顔の印象は随分異なります。ここで紹介した方法以外にも、美容整形外科で、下まぶたにヒアルロン酸を注入するといった方法もあります。

しかし、これは費用もそれなりにかかるので、経済的に余裕がある人は、試してみても良いかもしれません。

また、涙袋がない人でも、美しい人、印象的な目元の人はたくさんいます。涙袋だけではなく、雰囲気や立ち居振る舞いでも、その人の「美人度」を大きく左右するものです。

シミュレーションで、いまいち涙袋が似合わなかったという人も、そういったほかの部分で「美人度」をアップさせるのも、女子力を上げる方法の一つです。

大切なのは、自分の容姿を誇れるような自尊心を持ち、堂々と胸を張って生きていくということなのではないでしょうか。

  
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