深爪の治し方について!手と足、それぞれの改善方法!

細長く整った爪が彩鮮やかに光っていたら素敵ですね。顔ももちろんですが、手もトラブルがあると人前で気がひけるものです。接客業では手先の美しさを要求されます。男女を問わず、小さく丸まった爪というのは何だか違和感があります。

ただ外見が好ましくないだけではなく、爪の中を守る層が欠けているため感染に弱く、トラブルも多いのです。深爪の治し方をご紹介します!

手の深爪を治そう

深爪

一番、人の目につきやすい手の爪は美しくありたい、誰もがそう願います。急に生え変わるわけではありませんが、じっくりと取り組んで美しい爪を手に入れましょう。

噛み癖をやめましょう

深爪はいきなりなるものではありません。噛み癖で深爪になっている人の場合、指の本数は限られています。止めたいのに、止められない。長い間のふとした習慣がそうさせるのです。

爪を噛む、というのは幼児的な癖です。寂しい時、緊張した時、考え事をした時、何だか指を噛んでしまう。みっともないのは分かっていても止められない。それが、癖というものです。

だいたい噛む指は決まっていますから、そこだけテープで巻きましょう。テープの粘着が爪の生育を邪魔するのでガーゼを1枚、薄く巻いてテープで固定します。もし、それでも他の指を噛みたくなったら、ストレスを減らす対策も同時に行ってみましょう。

ストレスがあるから、噛むという解消システムは変える必要があります。これはカウンセリングの領域になりますので、気の合うカウンセラーを探して一緒に考えてもらいましょう。

テープで噛まないように保護し、噛みたくなるストレス因子を見つけて除外し、ストレスがあるから噛んでしまう自分を矯正する。この3本立てで新しい爪が伸びるころには、新しい自分と出会えるはずです。

手荒れを保護

主婦に多い、洗剤による手荒れから爪が侵食されて形を損なうケースです。爪がささくれ立ったり、割れかけたりするので爪切りで整えているうちに短くなった、というものです。

この場合は全ての指が深爪になり、爪を補強しようとして塗ったマニキュアで更に悪化するという難しいタイプです。塗ったマニキュアを落とすときに使うリムーバーは爪を酸化させるほどの剥離力を持っています。この場合、逆効果になります。

職業から手荒れが絶えない場合も、このタイプの深爪になります。短い爪を要求される医療・介護現場においては手指アルコールを頻繁に使います。常に水を使う調理業界も同じ環境です。仕事中は保護するのが難しいかもしれませんが、せめて終業後はしっかりと保湿クリームを塗って爪の生え際をいたわってください。

爪のギザギザ部も寝る前にしっかり保湿クリームを塗って、綿手袋をして眠りましょう。夜間の修復ホルモンに治してもらう方法です。

爪切りを使わず、爪用の紙やすりで爪先を整えましょう。割れにくくなり、安心して爪を伸ばせます。

細菌から守る

何だか爪が分厚くなって、きれいに生えそろわない。ついつい切り込んでしまって、いつも短くなってしまう・・・こんな方は一度、皮膚科の受診をお勧めします。

何かの細菌に感染していて爪が変質しているかもしれないからです。典型的なのは爪の水虫です。足の爪を切っていて感染するのですが、足の爪はあまり気がつかないのでいつの間にか感染するケースはよくあります。

この細菌の特定は皮膚科でないと、できません。自己判断で薬局で購入するのは止めましょう。菌の種類によっては逆効果で一気に悪化することさえあります。

もし病院で細菌による感染が認められたら、治療が始まります。そのときに深爪についてのケアも相談しましょう。その菌に対応するアドバイスをもらうのです。

足の深爪を治そう

足の小指 骨折

冬は目立たない足の爪ですが、夏になるとサンダルから爪が見えてしまいます。プールサイドではなおの事、足の爪だってペティキュアで光らせるよう頑張りましょう。

巻き爪を解消する

体重がかかる足の先には、どうしても爪先を圧力がかかります。その上に靴にはめこんで夕方にはむくみまで出るのですから、爪が変形しやすくなるのです。

巻き爪の苦痛は深刻です。皮膚科で切除してもらいに行くのに勇気がいります。少しでも爪が靴に当たらないよう、極限まで短く切ってしまいます。これが巻き爪によってできる深爪です。全ての指ではありませんが、だいたいは親指です。

昔はペンチを爪と肉の間に差し込んで、巻きこんだ部分を切り取りました。今では麻酔もすれば、切るのではなくてレーザーで処置してくれます。激痛を覚悟しないと巻き爪をなくせない時代は終わりました。

後は巻き爪を予防するケアを自分でできます。病院でも指導してもらえますが、エステでもお手入れ相談にのってくれます。

親指の巻き爪が靴に当たるところにコットンを置きます。シリコンでもかまいません。緩衝材を入れて爪が靴に当たらないようにしてあげましょう。今では巻き爪用のいろんなアイデア商品が売られています。自分に合った商品を見つけて、爪を深く切らなくてはならない理由は解消してください。

選びたい靴

足先全体に体重がかかるヒール類は爪の大敵です。食い込んでくるのが辛くて、つい切り込んでしまいます。深爪が解消されるまで、ヒール類は控えましょう。

幅の広いローヒールなら無難ですが、角度によって爪先への圧迫はきつくなってしまいます。爪を一番、開放するのはサンダルでしょうか?深爪になってしまった方にとっては、違います。爪の下が出たままの指をむき出しにして歩くのは危険です。

もし、どこかに足先が当たってしまったら爪で保護されていない生の指は大きなケガをします。ですので、深爪にしている爪のあたりはコットンを当てて、しっかりと足先を包んだタイプの靴を履くのが正解です。

靴そのものが合っていないことから爪が窮屈で深く切ってしまうケースもあります。オリジナル・オーダーで靴の型を取って作ってもらうサービスもお勧めです。最初はカウンセリングや型作りで費用がかかりますが、一度作ると何足でも自分に合った靴が手に入ります。

安全に足の爪を伸ばすことができれば、こんなに安心なことはありません。足の深爪は手と違って洗剤で荒れることがないので解消の余地が大きいのです。

体重からまっすぐ重力がかかり、靴から周囲圧が加わります。靴を選ぶということで圧力の半分は変えることができるのです。妥協なく慎重に選びたいものです。

ストッキング対策

女性のストッキングは爪が引っかかると、すぐに電線は入ってはけなくなります。年間、それだけストッキングを購入するなめになることでしょう。それでも仕事で生足など通用しません。

それで、どうしても爪を短く切って深爪になります。どのストッキングも似たようなもので爪に勝てる素材などありません。

パンプス用の靴下をはいて、その上からストッキングをはきます。それで爪は絶対に引っかかりません。その場合、気をつけてほしいのは靴のサイズです。0.5センチ大きいサイズにしてください。靴下の厚みが加わると足全体を圧迫してしまうからです。

そのうち、爪はだんだん伸びてきます。ストッキングを破れない対策にして悠々と爪を伸ばしましょう。

綺麗な爪にするために

笑顔の女

爪は第二の皮膚と言われるくらいに全身症状を反映します。栄養が不足すると爪の状態が悪くなるのも、そのためです。身体の末端で血流が一番悪いところで頑張っている爪に栄養を与えましょう。

爪を育てる栄養

爪はケラチンというたんぱく質が変化してできたものです。ここで、どの栄養が爪の何に作用するのかをご説明します。

タンパク質は絶対に不可欠です。動物性たんぱく質も植物性タンパク質も偏りなく摂りましょう。動物性たんぱく質はトリや卵、赤身の肉や魚がお勧めです。動物性たんぱく質は爪に弾力性を与え、大豆などの植物性タンパク質は爪を丈夫にします。

ビタミンAは身体の輪郭になる上皮細胞を守り、ケラチンを作るのに必要な栄養です。トリレバーや豚レバーに入っています。

更に爪を補強するのがプロビタミンAです。緑黄色野菜に多く含まれているこの栄養は爪を硬くしてくれます。かぼちゃ・ニンジン・ブロッコリーなど色がはっきりした野菜です。

ビタミンB2は爪を丈夫にします。ウナギ、卵、大豆に含まれています。

ビタミンEが不足すると潤いと弾力を失って爪がパサついてしまいます。タラコ・アーモンド・ひまわり油に含まれているので、たっぷり摂りたいものです。

指先の血行を良くする

いくら栄養をたっぷり摂っても、爪まで運ぶのは血液の働きです。血行が滞れば爪は食べ物にありつけません。

冷え性の方に爪トラブルが多いのは、そのためです。せっかくの栄養をしっかり指先に届けるためにも血行を改善しましょう。衣類の素材で、温かくなるものも多く出回っています。足先が5本に分かれている靴下も使いましょう。

朝、起きたてにマッサージをすると爪の色が明るくなります。血行が改善された証です、やがて栄養がたっぷり届けられることでしょう。時々、お湯に手を浸して温めてみてください。爪に保湿する効果も加わって一石二鳥です。

一番、心臓から遠いのが爪です。外から温めて爪を強くして爪のトラブルを減らし、深爪から開放しましょう。

まとめ

深爪は数年ものの習慣です。誰も深くしてやろうと思ってなるものではありません。自分にとって何気ない日常の中にこそ、解決の糸口があります。

自分の生活ではなかなか気がつきにくいものですが、新しい習慣を取り入れてみることで別の視点から見直すことも可能です。長く美しい爪にマニキュアをしてストーンを輝かせている自分を想像してください。憧れやイメージこそが大きなモチベーションになります。深爪の治し方は、あなたを更にステージアップさせる方法でもあるのです。

男性にしても健康でしっかりした爪はビジネス社会で必要です。堂々と握手するビジネスシーンを実現させてください。

関連記事として、

爪の切り方について!きれいな形にするポイントとは?

爪の変形の原因とは?病気や治療方法の紹介!

爪の内出血の処置方法を紹介!痛みや血の量で変わる?

これらの記事も合わせてお読みください!

  
/* */
  
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする